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本記事では、ウォークインクローゼットにLEDテープライトを使って間接照明をDIYで導入した方法について解説します。
寝室およびウォークインクローゼットのWEB内覧会の記事はこちら。
間接照明を導入したウォークインクローゼット
間接照明を導入したウォークインクローゼットがこちら。

新邸のウォークインクローゼット

新邸のウォークインクローゼット
収納部分の上と中段に間接照明をDIYで導入しました。
住友林業との打ち合わせ時には、妻が、

ユナイテッドアローズみたいなウォークインクローゼットにしたい…!
と意気込んでいましたが、広さはともかく、雰囲気としてはそれなりに近付けた気がしますが、どうでしょうか?笑

ユナイテッドアローズの店舗(出典:ユナイテッドアローズ)

ユナイテッドアローズの店舗(出典:ユナイテッドアローズ)

比べる相手が悪い気も…笑
間接照明ON/OFFで比較してみましょう(左右にスライドできます)。




収納部分は住友林業クレストの造作収納
クローゼットの収納には、住友林業クレストの造作収納CCSクロゼットシリーズを採用しています。
CCSクロゼットは、意匠性に優れているのに加えて、収納タイプ(パイプや引き出し、可動棚など)を自由に組み合わせることができ、幅も自由に調整ができるので空間を最大限有効活用できます。

住友林業以外のハウスメーカーの場合は、似たような造作収納があると思いますし、市販品でもIKEAのPAXのような自由にカスタマイズできる収納がありますので、検討してみてください。

IKEAのPAX(出典:IKEA)

のウォークインクローゼットでも、CCSクロゼットに間接照明が追加されています。

住友林業の浜田山第一展示場
もともとCCSクロゼットには、間接照明のオプション設定はないので、現場加工と思われます。

間接照明はDIY
収納内に設置した間接照明は、LEDテープライトを使って、引き渡し後にkikorist夫がDIYで取り付けました。

DIYで取り付けた間接照明

ちなみにLEDテープライトを使った間接照明DIYには、電気工事士の資格は不要です。 100V以上の電圧を扱う場合は、電気工事士の資格が必要ですが、LEDテープライトは5Vから最大でも24V。電源もコンセントからACアダプタで取得するので、電気工事をすることもありません。
間接照明導入のために用意したもの
LEDテープライトとACアダプタ
まず、肝心なLEDテープライトですが、こちらのCOBタイプのLEDテープライトを用意しました。 カラーは電球色。調色機能なしのタイプです。
LEDテープライトには、SMD(Surface Mount Device)とCOB(Chip On Board)の2種類があります どちらも同じLEDテープライトですが、構造や光り方が異なります。

上がCOBタイプ、下がSMDタイプのLEDテープ

上がCOBタイプ、下がSMDタイプのLEDテープ
のに対し、SMDタイプのLEDテープライトはチップが載っている部分だけが光っているのが分かります(正確にはCOBもLEDチップがあるのですが、高密度で並べられています)。 SMDタイプのLEDテープライトのほうが安価ですが、使う場所によってはLEDの光源(粒)が気になる場合もあるため、今回はCOBタイプを選択しました。


また、注意すべき点として、LEDテープライトの動作電圧と消費電力があります。 LEDテープライトは商品によって動作電圧が異なり、大きく分けて5V、12V、24Vの3種類があります。電圧が高いほど、LEDテープライトを長くすることができます。 5VのLEDテープはUSBと同じ電圧のため、USB充電器で動作させることができますが、長さはせいぜい1~2m。12VのLEDテープであれば5m程度、それ以上は24VのLEDテープでないと動作が難しい。

商品にACアダプタが同梱されていれば問題ないですが、ACアダプタが同梱されていない商品の場合は、対応電圧・消費電力をチェックしてそれにあわせたACアダプタも購入する必要があります。 今回使用したLEDテープライトは24Vタイプで、ACアダプタは付いてきません。

このLEDテープは消費電力は7~8W/mということなので、5m使った場合の消費電力は8W×5m=40W。これを24Vで動作させるので、必要な電流値は45W÷24V=1.67Aとなります。 余裕を見て24V 3AのACアダプタを用意しました。
LEDテープライトには、DCジャックが付いているので、ACアダプタと接続できます。


DCジャックはこのコネクタ

このLEDライトの明るさを調整したい場合は、ACアダプタとLEDテープの間に調光スイッチを挟みます。

ダイヤルを回せば明るさを調整できます。カチッとクリックがあるまで回すとOFFにできます。 また、今回、ACアダプタからのケーブルを分岐させるためにこのような分岐DCジャックを使っています。


間接照明の電源&スイッチ
これでテープLEDを点灯させる準備が整いましたが、今度はスイッチのON/OFFをどうするか。 調光スイッチのダイヤルを最小にすればOFFになりますが、間接照明を付けるためにわざわざダイヤル操作をしたくありません。 kikorist邸の場合は、ダウンライトと連動して、LEDテープライトが点灯するようにしました。

LEDテープの点灯イメージ

ダウンライト連動のコンセント

ほとんどの方は、ダウンライト連動コンセントなんて設置していないと思いますので、そういった場合にオススメなのが、Switchbot人感センサーとSwitchbotプラグの組み合わせ。
は電池動作が可能な人感センサー。Switchbot人感センサーが反応すると、Swithbotプラグの電源が入れるようにすれば、ほぼ同じ動作が実現できます。 SwirchbotプラグにLEDテープライトのACアダプタを取り付ければOK。

アルミ製のLEDケース
続いてLEDテープライトの取り付けには、書斎と同じくアルミ製のLEDケースを使用しました。

使用したLEDケース

長さは50cmですが、自由に連結して好きな長さで使うことができます。金切りノコがあれば、簡単に切断が可能です。
固定用の金具も付いていますが、ビスで固定するのが面倒だったので、3Mの強力両面テープで取り付けました。

配線コード
LEDテープは一定間隔で自由にカットして、好みの長さで使えます。 実は余ったLEDテープも再利用することが可能。ただし、ACアダプタに繋げたり、LEDテープから分岐させるための配線コード(もしくはDCジャックのメス)が必要です。 コードは、プラスとマイナスの2本使用するため、2本1セットになったダブルコードが便利です。

2本1組になったダブルコード

延長や分岐は下記のように接続します。延長するときは直列、分岐させるときは並列に繋ぎます。

LEDテープライトの接続方法

赤がプラスで黒がマイナス。LEDテープライトにも「+」「-」が書いてあるので見れば分かります。
配線計画
続いて実際の取り付けについて解説します。 kikorist邸のウォークインクローゼットは下記の間取りになっています。

ウォークインクローゼットの間取り

2ゾーンにわけて間接照明を計画

紫ゾーンの配線その1
今回コンセントやACアダプタを隠すために枕棚の上(天井)にコンセントを設置しましたが、もちろん床付近の壁コンセントから上方向に配線することも可能。
枕棚から下に配線を通すためにホールソーと電動ドリルを使って穴を開けています。

枕棚に空けた穴

LEDテープを通すためにエンドパネルに穴を開けた

配線コードは上から木目調テープを貼り付け
オーク色もあります。
近くで見てもテープが貼ってあることはほとんど分からないと思います。 枕棚で2分岐させた先は下記のように接続しています。

紫ゾーンの配線その2

紫ゾーンの配線

。 LEDテープの配線作業よりも、収納に穴を開けたり、LEDケースをカットしたりといった工作に時間がかかります。
本記事のまとめ
本記事では、ウォークインクローゼットに施工したLEDテープライトを使った間接照明について解説しました。

新邸のウォークインクローゼット

DIYで取り付けた間接照明

とはいえ、コストもそれほどかけずに(今回は工具を除けば1万8,000円程度)間接照明を実現できるのでオススメのDIYです。
- LEDテープライト5m(Amazon):2,599円×2
- 24V 3A ACアダプタ ×2(Amazon):2,399円×2
- DCジャック2分岐コード2個入り(Amazon):699円
- DCジャック延長ケーブル2m2個入り(Amazon):829円
- エーモン ダブルコード4m(Amazon):241円
- 調光スイッチ2個入り(Amazon):1,199円
- アルミ製ケース0.5×20(Aliexpress):4,261円
- 木目調テープ(Amazon):1,067円
カットのみで、ACアダプタにDCジャックで繋ぐだけであれば簡単に出来るので、挑戦してみてはいかがでしょうか。 ちなみに、もっと簡単に間接照明を取り付けることができる、テレビボードやテレビ裏の間接照明についても今後解説する予定です(アレクサで制御できるようにします)。 参考になれば幸いです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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