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ピックアップ記事
本記事では、ウォークインクローゼットにLEDテープライトを使って間接照明をDIYで導入した方法について解説します。
寝室およびウォークインクローゼットのWEB内覧会の記事はこちら。
間接照明を導入したウォークインクローゼット
間接照明を導入したウォークインクローゼットがこちら。
収納部分の上と中段に間接照明をDIYで導入しました。
住友林業との打ち合わせ時には、妻が、
kikorist妻
ユナイテッドアローズみたいなウォークインクローゼットにしたい…!
と意気込んでいましたが、広さはともかく、雰囲気としてはそれなりに近付けた気がしますが、どうでしょうか?笑
kikorist夫
比べる相手が悪い気も…笑
間接照明ON/OFFで比較してみましょう(左右にスライドできます)。
照明があるかないかで雰囲気がかなり違うことが分かります。
kikorist妻
照明効果って凄い!!
kikorist夫
ちなみにクローゼットの中にある黒いボックスはカメラやレンズをカビから守る防湿庫です。
収納部分は住友林業クレストの造作収納
クローゼットの収納には、住友林業クレストの造作収納CCSクロゼットシリーズを採用しています。 CCSクロゼットは、意匠性に優れているのに加えて、収納タイプ(パイプや引き出し、可動棚など)を自由に組み合わせることができ、幅も自由に調整ができるので空間を最大限有効活用できます。kikorist妻
提案工事(いわゆるオプション)となるため、費用はかかりますがオススメです。
kikorist妻
PAXも色々付けるとクレストと値段はそんなに変わらないですが…
kikorist夫
費用は15万程度はかかるのでは?(クローゼットは別)
間接照明はDIY
収納内に設置した間接照明は、LEDテープライトを使って、引き渡し後にkikorist夫がDIYで取り付けました。間接照明を導入することで、ウォークインクローゼットがオシャレな空間になるほか、暗くなりがちな収納内部を照らす実用性もあります。書斎にも間接照明を導入していますが、書斎と異なり、ウォークインクローゼットはアレクサで音声コントロールしたり、調光する必要がないので、使っているLEDテープライトやコントローラーなどが異なります。kikorist夫
詳しい取り付け方法や使った商品などを以下で解説します。
間接照明導入のために用意したもの
LEDテープライトとACアダプタ
まず、肝心なLEDテープライトですが、こちらのCOBタイプのLEDテープライトを用意しました。カラーは電球色。調色機能なしのタイプです。 LEDテープライトには、SMD(Surface Mount Device)とCOB(Chip On Board)の2種類がありますどちらも同じLEDテープライトですが、構造や光り方が異なります。
kikorist夫
COBタイプのLEDテープライトのデメリットとして、価格がSMDタイプよりも高いほか、LEDチップの数が多いので、消費電力や発熱が大きいなどがあります。
kikorist妻
直接目に入る部分でなければ、SMDタイプでも問題ない場合もあります。光が拡散するようにカバーを付けたりも有効。適材適所で使い分けるのがオススメ。
kikorist夫
USB電源でない場合は、基本的にACアダプタが必要です。
kikorist夫
COBタイプは消費電力も大きいので、5mの長さでも24V動作が必要と思われます。(24V動作にすると同じ消費電力でも電流は12Vの半分で済むので…。)
LEDテープライトには、DCジャックが付いているので、ACアダプタと接続できます。
kikorist夫
DCジャックはこのようなコネクタです。外径5.5mm 内径2.1mmの規格が一般的に使われています。
kikorist妻
LEDテープの終端にもDCジャック(オス)が付いているので、DCジャックを使ってLEDテープを連結していくこともできます。
kikorist妻
調光スイッチは必須ではありませんが、明るすぎる場合や消費電力を抑えたいときに使うのがオススメ。
kikorist夫
使い方は後程解説します。
kikorist妻
なお、分岐ケーブルより手前に(=ACアダプタ寄りに)調光スイッチを挟むと、LEDテープ全体の調光が可能ですし、分岐ケーブルより後ろに調光スイッチを挟むと、調光スイッチより下流のLEDテープのみが調光されるようになります。後者のような使い方をすることはあまりありませんが…。
間接照明の電源&スイッチ
これでテープLEDを点灯させる準備が整いましたが、今度はスイッチのON/OFFをどうするか。調光スイッチのダイヤルを最小にすればOFFになりますが、間接照明を付けるためにわざわざダイヤル操作をしたくありません。 kikorist邸の場合は、ダウンライトと連動して、LEDテープライトが点灯するようにしました。 具体的には、ウォークインクローゼットの枕棚の上にダウンライト連動のコンセントを設置。人感センサーが反応してダウンライトが点灯すると、コンセントが通電します。LEDテープライトのACアダプタをこのコンセントに刺しておけば、ダウンライトにあわせてLEDテープライトが点灯・消灯するという仕組みです。kikorist夫
コンセントの打ち合わせ時に計画していたからこそ実現出来た内容。
Switchbot人感センサーは電池動作が可能な人感センサー。Switchbot人感センサーが反応すると、Swithbotプラグの電源が入れるようにすれば、ほぼ同じ動作が実現できます。 SwirchbotプラグにLEDテープライトのACアダプタを取り付ければOK。
kikorist夫
Switchbot人感センサーの動作には、Bluetooth範囲内にSwitchBot Hub miniが必要です。
アルミ製のLEDケース
続いてLEDテープライトの取り付けには、書斎と同じくアルミ製のLEDケースを使用しました。 乳白色のカバーが付いているので、LEDテープが丸見えにならず、また光を柔らかく拡散してくれます。kikorist夫
国内ではなかなかいいものが見つからず、Aliexpress(中国の海外向け通販モール)で購入しました。
固定用の金具も付いていますが、ビスで固定するのが面倒だったので、3Mの強力両面テープで取り付けました。
kikorist妻
裏面一面に張らなくても、両端と中央の3か所だけで十分。
配線コード
LEDテープは一定間隔で自由にカットして、好みの長さで使えます。実は余ったLEDテープも再利用することが可能。ただし、ACアダプタに繋げたり、LEDテープから分岐させるための配線コード(もしくはDCジャックのメス)が必要です。コードは、プラスとマイナスの2本使用するため、2本1セットになったダブルコードが便利です。kikorist夫
コードはどちらをプラス、マイナスに使っても問題ありませんが、通常は赤や白をプラス、黒をマイナスとして利用します。
kikorist夫
100均でも手に入る半田ゴテがあれば、誰でも簡単にできます(ほかにワイヤーストリッパー、絶縁用のビニールテープがあると便利)。
配線計画
続いて実際の取り付けについて解説します。 kikorist邸のウォークインクローゼットは下記の間取りになっています。 左上にパイプスペースがあるので、1つの電源・LEDテープで間接照明を実現することは難しいと判断。そこで、収納部を下記のように2つのゾーンに分けることとし、間接照明の電源となるコンセントもぞれぞれ用意(もちろんACアダプタも2つ必要です)。 まずは緑のゾーンの配線計画。エンドパネルがある関係で、枕棚の上で2分岐させています。 枕棚の上で分岐させる場合は、分岐用のDCジャックを使い、枕棚の下で分岐させる場合や延長する場合、3分割になるような場合はダブルコードを半田付けして処理しています。今回コンセントやACアダプタを隠すために枕棚の上(天井)にコンセントを設置しましたが、もちろん床付近の壁コンセントから上方向に配線することも可能。枕棚から下に配線を通すためにホールソーと電動ドリルを使って穴を開けています。 間にあるエンドパネルもLEDテープを通すために、穴を開けています。 下から上にダブルコードを配線している場所は、木目調のテープで配線を隠しています。
オーク色もあります。
近くで見てもテープが貼ってあることはほとんど分からないと思います。枕棚で2分岐させた先は下記のように接続しています。 上のパースでは分かりやすくするためになくしていますが、可動棚の左半分には姿見付きの扉があります。扉で中が隠れるので、枕棚からの配線を通す穴は可動棚内に開けました。ここからさらに3分岐させていいます。続いて紫のゾーンの配線計画。エンドパネルなどがある関係上、枕棚の上で配線を2分岐させています。 事前にLEDテープライトを取り付ける部分の長さを測り、LEDテープライトを購入。
kikorist夫
今回は5mのLEDテープライトを2つ使用してちょうど使い切るくらいでした。
作業時間は合計で4時間程度。 LEDテープの配線作業よりも、収納に穴を開けたり、LEDケースをカットしたりといった工作に時間がかかります。
本記事のまとめ
本記事では、ウォークインクローゼットに施工したLEDテープライトを使った間接照明について解説しました。 ウォークインクローゼットでは、LEDテープを取り付ける場所が複雑だったために、分岐させたり、ダブルコードで延長したり、収納に穴を開けたりと、少し難易度の高いDIYとなりました。kikorist夫
LEDテープの配線方法さえ分かっていれば、それほど難しいことをやっているわけではないのですが…。
kikorist妻
私たちが参考にした住友林業の施主ブログの一覧はこちら。
既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。
既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。
kikorist夫
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