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私たちkikorist夫婦は、都内で3階建てのビルトインガレージ付きの注文住宅を住友林業で建築しました。
ビルトインガレージを計画するにあたって困ったのが情報の少なさ。ビルトインガレージやガレージシャッターについて、施主目線の情報が意外に少ないのです。
私たちと同じように実際の使い勝手やどんな点に注意すればいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回kikorist夫婦と同じくビルトインガレージ付きの注文住宅をウィザースホームで建てた施主のポン酢ハウスさん(以下ポン酢さん)に、ビルトインガレージのこだわりについて色々お伺いしました。
ポン酢さんのビルトインガレージは、どちらかといえば実用性一辺倒のkikorist邸とは異なり、「愛車を魅せる」という明確な目的を持った素敵なビルトインガレージになっています。
それを実現するためのビルトインガレージ愛にあふれたポン酢さんのこだわりは、きっと今後ビルトインガレージを検討される方のお役に立つはずです。
参考にしていただければと思います。
ビルトインガレージ付きの注文住宅を建てた理由
本日はよろしくお願いします!
TwitterのDMでお声がけさせていただき、快く対談を引き受けていただいてありがとうございます。
こちらこそです!
約150坪の土地に3階建て3LDKのお家を建てたポン酢ハウスと申します。
ハウスメーカーはウィザースホームで、延べ床面積はビルトインガレージを入れて49.77坪です。間取りは3LDKとなっています。
ルームツアー動画をYoutubeに上げているので、家の紹介はそちらを見ていただいたほうが分かりやすいかもしれません。
Youtubeの動画を拝見しましたが、とっても素敵なおうちです。
床がウォルナットなのも親近感が湧きますし、何といってもリビングから見えるガレージが最高ですね。
ポン酢さんが建てた土地150坪というのはかなり広いと思うのですが(kikorist邸の土地の5倍…)、あえてビルトインガレージを作られたのは理由があるのでしょうか?
マイホーム計画当初は、
①鑑賞用のビルトインガレージ
②作業用の別棟ガレージの2つを作る予定でした!
しかし、家づくりを進めるにつれ膨れ上がる費用…。
わかりみが深い…。
注文住宅はあれもこれもとやってるとすぐ予算が跳ね上がりますよね。
予算オーバーのため、一旦②別棟ガレージは諦めましたが、将来的には建てられるように土地を確保した結果このような土地の広さになってしまいました笑
将来のことも考えた土地選択だったんですね。
一度に完成させなくても、徐々に充実させていけるのも注文住宅の楽しみと言えますよね。
夫の要望で、後々は2連棟または3連棟のガレージを建てる予定です!
(夫は整備士資格も持っています)
鑑賞や整備したいというというのは、そもそもご主人が車がお好きなんですね。
ポン酢さんも車はお好きなんですか?
盗難防止の観点からもビルトインガレージは魅力的でした!
一部夫の影響もありますが、今までにマニュアル車2台乗っていた経験もあるくらいには車が大好きです!
そして車を整備している夫を眺めるのも大好きです!!!(聞いてない)
確かに雨や紫外線だけでなく、盗難防止やいたずらといった被害からも愛車を守れるのはビルトインガレージの大きなメリットです。
そして、車もご主人も大好きなんですね(うらやましい)笑
ご夫婦ともに車好きだからこそのビルトインガレージ…。こだわりも凄そう…。
kikoristさんはなぜビルトインガレージを採用したんですか?
うちの土地は30坪しかなく、敷地条件的に専用の駐車場スペースを作ると、建物を建てるスペースがかなり削られてしまうんです。
そういった事情で都内の戸建ては駐車スペースは建物の下に作ることが多く、それならガレージシャッターも付けてビルトインガレージにしちゃおうと。
ポン酢さんほどではないですが、車も好きだったのも大きいです。
常に愛車を綺麗な状態で保管できますから。
採用したビルトインガレージのスペック
ポン酢さんのビルトインガレージについて伺っていきたいと思います。
まずは、ガレージ部分の、縦横高さ、間口を教えてください。
ガレージの寸法は実測値でこのようになっています。
【ガレージ内】幅3,480mm×高さ2,820mm×奥行5,650mm
【間口】幅3,100mm×高さ2,520mm
kikorist邸のガレージと比べると、高さと奥行はほぼ同じ、横方向が一回り(0.5マス分)大きいんですね。
この横幅にしたのには理由があるんでしょうか?
特に指定したわけではなく、設計士さんにお任せしたのですが、一般的な優先駐車場スペースと同程度のサイズになっているとのことです。
妊娠中に何度か優先駐車場を利用したことがあったので、広さに不安はありませんでした!
なるほど!!
優先駐車場のサイズを参考にすることで楽に乗り降りできるってことですね。
それは頭がいい!!
うちは、ちょうど今妻が妊娠していて、乗り降りが辛そうです。そして、ガレージのサイズをギリギリで設計しているので、ヒンジドアが全開にできないんです。
産まれてくるのが双子ということもあって、スライドドアの新型ヴェルファイアに乗り換え予定です。ディーラーで旧型アルファードの試乗車を借りてガレージに入れてみたら、後席への乗り降りのしやすさに感動。
奥行きは元々NXよりも一回りRXでも入るように設計してもらったのでアルファード・ヴェルファイアでも問題ないのですが、ミニバンはバックドアが大きいので、車庫入れしたままでバックドアは開きません。
妊婦や子供の乗り降りまで考えてガレージを作らなかったのはちょっと後悔ポイントです。
まさか双子が生まれるとは…。
とはいえ、室内のスペースを考えるとガレージをこれ以上広くもできないんですが。
うちはヴェロッサという車なんですが、セダンタイプの愛車を入れても余裕を持って乗り降りすることができます。
確かに写真を拝見するとかなり余裕がありますよね。
羨ましすぎます…!
ビルトインガレージでこだわったこと
このポン酢さんのガレージで、目に付くのが大きな窓ですけど、これはリビングの窓でしょうか?
この窓はリビングです!
ソファに座った時にすぐ横に車が見えるようになっています。
ソファの位置まで計算してるのは凄すぎますw
このような本がありまして、こちらをかなり参考にさせてもらいました!ちなみに上の本は2014年発売のもので、約10年前からガレージハウスへの憧れを抱いていました。
10年の恋というわけですね…!
こんな雑誌があるなんて恥ずかしながら知りませんでした。
この家なんてリフトがスライドして車を出し入れできるんです!!!
頭おかしい人たちが建てたお家のアイデアがいっぱいです!!!(褒めてる)
ポン酢ハウスのビルトインガレージのこだわりは、この窓です。
ポイントは、掃き出し窓などではなくFIX窓にしたことと、ホイールまで見えるようにガラスを床付けにしたことです。
立ち上がりの床があるとガレージと室内で高低差がある分、見切れてしまいそうですもんね。
そうなんです。そういった点では、車が水没してしまうリスクはもちろん、基礎に高さが必要な土地も(車が室内から見えづらいため)すべて却下となるので、土地探しは慎重に行いました。
こちらは打ち合わせ当初の図面ですが、南側に2つ窓がありますよね。
ライティングで空間を演出したいということで窓無しに変更してもらいました(あわせてリビング側のFIX窓も一回り大きくしています)。これによって、昼間でも日光に左右されず、ショールームのような魅せ方ができます。
また、日が当たらないので車の塗装にも優しいですね。
窓から入る日光は、室内から鑑賞する場合はマイナスになるということですね。
また、特に旧車だと塗幕が紫外線に弱いですし、ご主人のこだわりは理にかなってますね。
うちはこだわりといえば、ガレージの軒天を木目調にしたことと、将来電気自動車にしたときのためにV2Hの配管を仕込んでおいたことくらいでしょうか。
ガレージ内まで木目天井なのはおしゃれ過ぎますね!!!
あとは、ガレージ内に工具や洗車道具を置ける収納を設けたこと。
これは便利で良かったです。
kikoristさんのガレージは実用性高めなのに対して、うちは収納などの一切を排除して魅せることに全振りしたガレージですね。
そうなんです。
ポン酢さんのような鑑賞できるガレージ羨ましすぎます。
あとは勾配についてもかな〜り細かく要望しました。
「可能な限り緩やかにお願いします!!!水勾配に必要な最低ラインでお願いします!!!」と。
それはどうしてですか?
勾配がきついと車高が低いのでバンパーを擦ってしまいます笑
車は車高が低いほうがカッコいいですが、擦ってしまうのは悩みどころですよね。
うちはさすがに勾配まで気が回らず、ハウスメーカーに任せちゃいました。