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自宅の玄関に、Switchbotスマートロックと指紋認証パッドを導入しました。
本記事では、Switchbotスマートロックを採用した理由、メリット/デメリット、取り付けと実際の使い勝手についてレビューします。

結論から言えば、超便利!!&快適。導入して大正解でした。
- Switchbotスマートロックを採用した理由
- Switchbotスマートロックの取り付け方法
- Switchbotスマートロックの使い勝手
- Switchbotスマートロックのメリット/デメリット
人気のスマートロック4モデルの徹底比較はこちらの記事にまとめています。
購入したSwitchbotスマートロック
今回購入したのは、Switchbotスマートロック本体×2と指紋認証パッド。
自宅の玄関ドアは1ドア2ロック(ダブルロックやツインロックとも言う)のため、Switchbotスマートロック本体が2つ必要です。

お得な「本体+指紋認証パッドのセット品」に「本体単品」を追加購入して揃えました。



Switchbotスマートロックを採用した理由
Switchbotスマートロックを採用した理由は大きく分けて4つあります。
- LIXILジエスタ2のサムターンロックに適合するアダプタが購入可能
- 指紋認証・暗唱番号・カードタッチなど解錠方法が豊富
- ツインロックモードの使い勝手が便利
- Wi-Fi経由のリモート操作に対応させるためのハブミニを既に保有
① LIXILジエスタ2のサムターンロックに適合するアダプタが購入可能
スマートロックを取り付けるにあたっては、「物理的に自宅玄関ドアのサムターンに適合すること」「スマートロック取り付けに必要なスペースを確保できること」が大前提です。
私たちの自宅の玄関は、LIXILのジエスタ2という玄関ドアですが、サムターンが一般的なツマミ形状ではなく円形の特殊形状です。

この円形のサムターンに対応可能なのは、現状Switchbotスマートロックまたはセサミ5の2択です。


Switchbotスマートロックは公式オンラインショップでジエスタ2対応アダプターが販売されており即納できるのに対して、セサミ5はオーダーメイドでの製作になるため、Switchbotスマートロックを選択しました。

② 指紋認証・暗唱番号・カードタッチなど解錠方法が豊富
Switchbotは様々な解錠方法に対応しています。
- スマホウィジェット ※要ハブミニ/ハブ2
- アプリ操作
- Apple Watch
- 音声コントロールト ※要ハブミニ/ハブ2
- リモート操作 ※要ハブミニ/ハブ2
- NFCタグ
- NFCカード ※要指紋認証パッド
- 指紋認証 ※要指紋認証パッド
- 暗証番号 ※要指紋認証パッド/キーパッド
- 物理キー
ドアに近づくだけで解錠できるハンズフリー解錠こそ対応していないものの、それ以外はほとんど全ての解錠方法に対応しています。

現状のハンズフリー解錠は、バックグラウンドでの動作の安定性や電波/位置情報の把握に課題があるようなので、非対応はそれほど大きな問題ではないと考えました。

アプリのアップデートで対応するようになる可能性もあるし。
特に、スマートフォンを家に置き忘れても解錠できる指紋認証や暗証番号での解錠に対応しているのは高ポイントでした。


いちいちアプリを操作する手間もないし、そもそも一度設定してしまえばスマホも不要なため、スマホや鍵を持たせたくない小さな子供でも安心。
Switchbotスマートロックの周辺機器にはキーパッドと指紋認証パッドの2つがあります。キーパッドは暗証番号とNFCカードでのタッチに対応し、指紋認証パッドはそれらに加えて指紋認証機能が追加された上位モデルです。



どうせ購入するなら指紋認証パッドがオススメ。

私たちも普段解錠するときは、指紋認証しか使っていません。
指紋認証パッド/キーパッドにはNFCカードタッチでの解錠にも対応しており、標準でNFCカードキーが1枚付属します。


クレジットカードサイズだから、財布などにも入れやすい。
1枚だけでは足りないという場合、付属品同様のSwitchbot純正カードを買い足すことも可能ですが、汎用のNFCカード(MIFARE規格)を使用することもできます。



汎用カードなら1枚あたり200円弱。
これなら実家などにも気軽に送れます。
もちろん、スマートロックを取り付けても元から玄関ドアに付属するスマートキーや物理キーで施錠・解錠することは可能です。

少し話が反れましたが、指紋認証や暗証番号など便利な解錠方法に対応していることが、Switchbotスマートロック対応の決め手になりました。
③ ツインロックモードの使い勝手が便利
前述の通り、我が家の玄関ドアは1ドア2ロック(ダブルロック/ツインロックとも言います)です。
この場合、2つあるサムターンにそれぞれスマートロックを取り付けることになりますが、2つあるスマートロックをそれぞれいちいち操作するのは面倒です。
そこで、1動作で2つのスマートロックを操作できるのがツインロックモードです。
ツインロックモードを設定すると、アプリ上では2つのロックが1つのグループとして扱われます。

Switchbotスマートロックのツインロックモードが優れているのは、手動解錠連動という機能です。

通常、ドアを室内側から開ける場合は、Switchbotスマートロックのノブを手で回して開けます(スマートキーを持っている場合はドアにあるボタンを押せば2ロックとも解錠されます)。


いちいちアプリ操作とか面倒なので手で回します。
スマートロックを取り付けていない2ロックドアを手動で解錠する場合は、上下2つのサムターンの操作が必要ですが、Switchbotスマートロックで手動解錠連動を設定している場合は、どちらかのサムターンを回せば、自動的にもう片方も施錠・解錠されるようになります。

機能名は手動「解錠」連動ですが、手動での施錠も連動します。
この手動解錠連動機能が非常に便利で、よく考えられているなと感じました。

ちなみに、セサミ5のようにそもそもツインロックモードに対応していない(2023年11月時点)スマートロックもあるので注意。
④ Wi-Fi経由のリモート操作に対応させるためのハブミニを既に保有
スマートロックは、スマホとBluetoothで接続して設定・解錠します。
Bluetoothが届かない場所からスマートロックを操作するためには、スマートロックとハブをBluetoothで繋げて、ハブを通してWi-Fiに繋げる必要があります。


例えば、SwitchbotスマートロックはSwitchbotハブミニやハブ2、セサミ5はWi-Fiモジュール、といった各スマートロックに対応したハブを用意する必要があります。

私の場合、Switchbotハブミニを温湿度計のデータ取得やスマートリモコンとして使うためにあらかじめ所有していたので、新たにハブを買い足す必要がありませんでした。

スマートロックもSwitchbotアプリで管理できるので、無駄にアプリを増やさなくて済むのも地味なメリット。
Switchbotスマートロック/指紋認証パッドの付属品
Switchbotスマートロックの付属品
Switchbotスマートロックの付属品がこちら。


工具や電池など必要なものは一通り揃っており、付属のサムターンホルダーで問題なければ追加で買い足すものはありません。
付属のサムターンホルダーはLIXILジエスタ2には使えないので、公式オンラインショップからジエスタ2用のサムターンホルダーを購入しました。


サムターンホルダーは工具なしで簡単に交換が可能です。
Switchbot指紋認証パッドの付属品がこちら。


指紋認証パッドも電池含めて付属品は全て揃っているため、追加で必要な工具はありません(外壁などに木ネジで肯定する場合はドリルやドライバーなどが必要)。
Switchbotスマートロック/指紋認証パッドの取り付けと設定方法
Switchbotスマートロックの取り付け方法

実際に自宅の玄関ドア(LIXILジエスタ2)を取り付けてみました。
まずは、サムターンの高さにあわせて、本体の高さを調整します。

ベースプレートの両面テープを剥がし、玄関ドアに固定します。Switchbotスマートロックの向きは縦でも横でも構いませんが、私の場合は横向きに取り付けました。

両面テープで貼り付ける前に、付属のクリーナーで設置場所の汚れをふき取りましょう。


玄関ドアのサムターンとSwitchbotスマートロックのサムターンホルダーがしっかり噛み合っていることが分かります。
Switchbotスマートロックと並行になるドア枠に開閉検知用のマグネットを両面テープで取り付けます。

下のサムターンも同様に取り付ければ、玄関ドア内側の作業は完了です。

Switchbot指紋認証パッドの取り付け方法
Switchbot指紋認証パッドは、取付金具を玄関ドアの外側などに両面テープまたは木ネジで固定し、取り付け金具に指紋認証パッド本体を引っ掛けるように固定します。

両面テープで固定するだけなので非常に簡単。

指紋認証パッドには適度な傾きがあって、押しやすくなっています。

Switchbotスマートロックの設定方法
接続はBluetooth
SwitchbotスマートロックとSwitchbot指紋認証パッドは、初期設定はスマートフォンとBluetoothで接続して行います。

リモート操作や施錠解錠履歴の閲覧はWi-Fi経由で可能ですが、初期設定やロックの設定変更はWi-Fi経由は不可です。
デバイスの追加/ツインロックモードの設定
Switchbotアプリを起動して、機器追加からSwitchbotスマートロックとSwitchbot指紋認証パッドを追加し、紐づけを行います。

2ロックの場合は、Switchbotスマートロックを2つ登録し、「玄関のロック上」「玄関のロック下」のように分かりやすい名前を付けておきます。そして、設定のツインロックモードから、2つのロックが連動するように設定します。

下記のように上のロックをメインロック(マスター)として設定しました。

あわせて、手動解錠連動も設定しておきましょう。

自動施錠(オートロックの設定)
Switchbotスマートロックの自動施錠をONにすると、扉が閉まると自動で施錠される、いわゆるオートロックが有効になります。
オートロックを有効にすると、扉が閉まってからオートロックが作動するまでの時間を設定できます。


うちでは5秒に設定しましたが、基本は毎回自分で施錠してオートロックは忘れたとき用…ということであれば5分などでもいいと思います。
解錠後自動施錠は、解錠したが結局ドアを開けなかったときに、施錠忘れ防止のために自動で施錠してくれるという機能です。

ただし、ドアを開けっぱなしの状態でも、設定した時間が経過すると自動で施錠されてしまうので、荷物の出し入れなどで長時間ドアを開ける際は注意が必要。
アラート/通知設定
一定時間ドアが開放されていたり、施錠されていないと警告音がなるアラートの設定や、スマホに通知される設定(要ハブ)ができます。

通知設定では、電池残量が20%以下になると12時間ごとに通知されるので、電池切れリスクを最小化することができます。

クラウドサービス
クラウドサービスをONにして、ハブミニやハブ2を接続すると、外出先などBluetoothの届かない場所でもリモートで施錠・解錠の動作や履歴・通知などを確認できるようになります。

逆に、ハブミニやハブ2がない場合はリモート操作ができません。

NFC
Switchbotスマートロック1つにつき1枚のNFCタグが付属しています。
Switchbotアプリから設定を書き込んだNFCタグにスマートフォンをかざすことで施錠・解錠が出来るようになります。


NFCタグには、施錠か解錠かどちらかしか書き込みできないので、施錠と解錠の両方を行いたい場合は、NFCタグが2枚必要です。
NFCタグは、NTAG216(888バイト)というものであれば、汎用品でも利用可能。

指紋認証パッドの設定
指紋認証パッドを追加すると、パスコード(暗証番号)、指紋、NFCカードでの解錠が可能になります。

パスコードと暗証番号
パスコードと指紋それぞれ最大100個まで登録できます。

指紋は指や腕を怪我したときのために、左右それぞれの親指・人差し指中指を登録しました。
パスコードには、仮想パスワード機能というものがあり、最大20桁の仮想パスワードを入力が可能です。入力したパスワードの中の連続6桁が正しいのであれば、ドアを解錠できるというものです。
知らない人が隣にいる時、または知り合いを連れて帰宅の時でも、安心·安全。パスワードの覗き見防止に最適です。

細かい配慮が嬉しい。
NFCカード
NFCカードは1枚付属しますが、複数枚欲しい場合は純正品かMIFARE規格のカードを追加で購入すればOK。


続いて各種設定を見ていきます。
取り外しアラート
指紋認証パッドは、金具に引っ掛けてあるだけなのでいたずらなどで持ち去られる可能性があります。
そういった場合に備えて、指紋認証パッドが金具から取り外されると警告音や通知を出すことが出来ます。


細かいところまで考えられてる!
これ以外にも、Switchbotスマートロックは使い勝手がよく考えらえているなと感じる部分が多数あるので、使い勝手を紹介していきます。
Switchbotスマートロックの使い勝手
結論。
めちゃくちゃ便利です!!!
導入してよかったぁぁぁぁ!!!(心の叫び)
鍵を気にせず外出できるようになった
もともと我が家は玄関ドアに電気錠を設定していたので、スマートキーを携帯していれば、車のようにドアノブのボタンをプッシュするだけで施錠・解錠はできたのですが、鍵を持たなくても施解錠できるのは非常に便利です。
- 内側から開けるとき…手動でサムターン解錠(連動で解錠)
- 外側から開けるとき…指紋認証
- オートロック…ドア開閉後5秒

急な不具合や故障、電池切れなどはありえるので、スマートキーや物理キーは携帯したほうがいいと思うけど…

家に家族がいるなら仮にそういったトラブルがあっても内側から開けられるから、鍵なしで外出しちゃいます。
指紋認証でスムーズな解錠
指紋認証で解錠する様子を動画で撮影してみました。
指紋認証部分に指を当てるとすぐに認証され、ロックが解除されます。
待たされるということもなく、驚くほどスムーズです。
オートロックで鍵の閉め忘れ防止/セキュリティ向上
鍵をあまり気にしないで外出できるのに加えて、オートロックも積極的に利用できるようになりました。
ジエスタ2の電気錠にもオートロック設定はあるのですが、鍵を持たずに外に出て締め出しになってしまう可能性が高いため、設定していませんでした。

Switchbotスマートロックであれば、鍵がなくても指紋認証や暗証番号で外から開けられるからオートロックを設定してもある程度安心(繰り返しですが、鍵は念のため持って出ることを水推奨)。
電池残量通知でバッテリー切れリスクを低減
Switchbotスマートロックと指紋認証パッドには、電池残量が20%以下になるとスマホに通知してくれる機能があります(アプリでも残量を確認可能)。
電池持ちは1日の開閉回数に依存しますが、約180日とされており、バッテリーが完全に切れる前に電池交換が可能です。

スマートロックの電池にはCR123Aという、カメラ用のリチウム電池が使われており、単3乾電池のようにコンビニですぐに買うといったようなことができないので、事前にAmazonや楽天で予備電池を購入した上で、早めに交換することをオススメします。

単3電池2本×2セット使用することで電池切れを防止し、電池切れ状態でも非常解錠ができる上位モデルSwitchbotスマートロックProが発表されました。解錠手段や機能に大きな違いはありませんが、これから購入するのであればSwitchbotスマートロックProを購入するのもアリです。

期間限定のパスコードが便利
Switchbot指紋認証パッドでは、一定期間限定のパスコードを設定することができます。

我が家は猫を飼っており、旅行中はペットシッターを頼むことがあります。
これまでペットシッターには事前にスペアキーを郵送で渡しておくなどの手間が必要でしたが、期間限定のパスコードを利用すれば旅行中のみ有効な暗証番号としてペットシッターに伝えることができます。
期間限定のパスコードは鍵の郵送手間がなくなり、防犯上も有効です。
Switchbotスマートロックのメリット/デメリット
- LIXILジエスタ用のアダプターが販売されている。
- Switchbotキーパッド/Switchbot指紋認証パッドの追加で、暗証番号・指紋認証解錠が可能。
- マグネットセンサー/加速度センサー併用のオートロック。
- 汎用的なMIFAREカードで解錠が可能。
- 指紋認証/NFCカードキーは100個まで登録可能。
- 細かい使い勝手まで考えられた設定。
- ツインロック機能が使いやすい。
- Switchbotハブのシェアが高い。
- Switchbotと連携した動作が可能。
- お得な指紋認証ロックセットや指紋認証ダブルロックセットがある。
- ハンズフリー解錠に非対応。
- 定期的な電池交換が必要。
Switchbotスマートロックの導入メリットは多い
実際に導入してみた感想としては、メリットは限りなく多い一方で、デメリットはほとんどないと感じています。

指紋認証、暗証番号、NFCタグやNFCカード、Apple Watchといった解錠方法の多さに加えて、細かい使い勝手、動作のスムーズさなど非常に満足しています。
ハンズフリー解錠は実用的ではない
現在未対応のハンズフリー解錠については、他のスマートロックでも動作が不安定のようですし、セキュリティ上あまり積極的に使いたい機能ではありません。
電池切れはスマートロック共通の問題
電池切れや電池交換の手間はスマートロックであれば、どの機種を選んでも付いて回る問題であって、Switchbotスマートロックの問題ではありません。
どうしても、電池交換を避けたいということであれば、住宅設備メーカーの電気錠にすれば電気で動作するようになり、電池交換の手間からは解放されますが、停電などの問題もありますし、新築ならまだしも玄関ドアを後からリフォームをすることは簡単ではありません。
後付けのスマートロックであれば、電池交換の手間はありますが、故障時や技術の進歩にあわせて簡単に交換できるメリットが上回ると思います。
本記事のまとめ
本記事では、実際に導入したSwitchbotスマートロックについてレビューしました。

とにかく便利&快適ですので、スマートロックを検討している方にはオススメです。


人気のスマートロックの比較についてはこちらの記事でまとめています。
参考になれば幸いです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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