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私たちの新邸の外構は住友林業の子会社であり外構業者である住友林業緑化に依頼をしていますが、2年が経過しようというタイミングで、追加外構工事を行いました。
今回は、門袖と境界壁に取り付けた笠木工事について紹介します。
追加外構工事の内容
今回の外構工事の内容は主に2点です。
①門袖および境界の壁に笠木を取り付け
②坪庭のスナゴケをセダムに植え替え
①門袖および境界の壁に笠木を取り付け
我が家の外構では、ポストと表札を設置している正面の門袖と東の境界壁には、住友林業独自の吹付材であるシーサンドコートを使った壁を設けています。
この門袖が雨だれで汚れてしまっていました。
掃除前の門袖がこちら…。
シーサンドコートには防汚コーティングがされていますが、それはあくまで「汚れにくい」というだけ。軒などでシーサンドコートに雨汚れが付着しないようにすることが望ましいです。
我が家の外構の袖壁や場合は、この点の考慮が漏れていたため、壁の天面に溜まった汚れや雨水に含まれる汚れがそのまま壁の側面を流れて汚してしまっていました。
天面に溜まった汚れが側面に流れて雨だれになってしまうのです。
台所用の中性洗剤(JOYとか)とブラシで擦ればある程度綺麗にはなるものの、そもそも側面に汚れた水が流れないよう、壁の天面に笠木を取り付けることにしました。
ちなみにケルヒャーのような高圧洗浄機の仕様はNG。表面のコーティング剤や吹付塗装を剥がしてしまうとのことです。
②坪庭のスナゴケをセダムに植え替え
玄関アプローチの奥に設けた坪庭には当初はスナゴケを植えていました。
しかし、1年半が経過するとどんどん茶色に変色して枯れてしまいました…。
原因はダンゴムシ(センシティブ画像ですが、画像を見たい方はX(旧Twitter)でポストしているのでどうぞ…)。
ダンゴムシがコケの根を食べてしまうことにより、枯れてしまっていたのです。
そこで、一度ダンゴムシ対策の殺虫剤を撒いた上で、セダムに植え替えてしまうことにしました。
たぶん、一度除去してもまたダンゴムシは発生するだろうし…。
何度も除去するのは手間…。
浜田山第一展示場の外構が大好きなので、浜田山第一展示場でも採用されているセダムゴールデンカーペットを植え替えてもらうことにしました。
全てセダムにするのではなく、浜田山第一展示場のように一部はスナゴケにして組み合わせようかと(浜田山第一展示場はスナゴケではなくハイゴケのようですが)。
通常セダムはポット栽培なのですが、浜田山展示場では特注でマット状に栽培したものを利用しているとのことでした。
ポットの場合は一定間隔で植えてセダムが成長して自然に広がるのを待つ形になりますが、マットの場合は最初からセダムの絨毯を作ることができます。
セダムがマット状に成長するまで時間がかかるとのことで、②の植え替えはセダムマットが植えられるようになってから行う予定です。
セダムの植え替えは、完了次第ご紹介したいと思います。
門袖・境界壁への笠木の取り付け
今回笠木の取り付けは、住友林業緑化の営業担当者の提案で、タカショーのスリムラインという製品を採用することにしました。
スリムライン笠木は厚みが薄くスタイリッシュなデザインのため、kikorist様の外構にピッタリです。
カッコイイ!!
費用は、正面の袖壁と境界の壁の2か所で税込12万1,000円でした。
緑化ならこんなもんかな。
これで今後の掃除が楽になるならアリだと思う。
4度のトラブルで5回の工事やり直し
こうして決まった笠木工事ですが、本来8月末に工事が完了するはずでしたが、5回もやり直すことに…。
まさかこんなことになるとは…。
1回目の工事
1回目の工事では、正面袖壁の笠木の幅が、壁の厚みの幅とほぼ同じとなっていました。
本来、笠木は壁よりも長くないと意味がありません。
雨が伝わっちゃうもんね。
実は境界壁と正面門袖は壁の厚みが違う(境界壁より門袖のほうが厚い)のですが、両方とも同じ幅(165mm幅)の笠木を手配・取り付けてしまいました。
そのため、正面袖壁は壁の厚み幅と笠木の幅がほぼ同じになってしまい、笠木の意味がまったくないことに…。
やり直してくださいね。
大変申し訳ありません。これでは笠木の意味がありませんので、門袖部分には210mm幅で手配してやり直しさせていただきます。
2回目の工事
2回目の工事は、部材自体は問題なかったたものの、端のカット処理がいい加減な上、接着剤の汚れのようなものが付着してしまっていました。
よくよく見ると間違えて付けてしまった傷の補修を失敗したようです。
やり直してくださいね(2回目)。
本当に申し訳ありません。再度やり直しさせていただきます…。
3回目の工事
3回目の工事は笠木を取り付け時に凹ませてしまったとのこと…。
大変申し訳ありません、笠木を凹ませてしまい再度工事をさせていだけないでしょうか(自己申告)。
最終的に綺麗に施工してくれれば問題ないのでお願いしますね…。
次回は施工店を変更した上で対応させていただきます。
いつまで続くのか…。
4回目の工事
4回目で無事施工完了!
4度目の正直だね。
…と思いきや、なんと笠木のエンドキャップの色が笠木本体と異なることに気付きます。
緑化担当に確認すると…
大変申し訳ありません。こちらの注文は正しくブラック色で行っていたのですが、メーカーが出荷時に間違えてしまっていたとのことです。
ええ、そんなことある…?っていうか、業者も取り付け時に気付かないものなのかな…。
というわけで5回目のやり直しに…。
5回目の工事
今度こそ完成しました!!
8月末の1回目の工事から4か月もかかりましたが、何とか12月25日に無事に工事が完了。
これで掃除も少しは楽になることでしょう。
本記事のまとめ
今回の笠木工事で分かるように、住友林業緑化の施工店はハズレを引くととことん外れることもありますが、住友林業緑化が施工品質は保証してくれるので、不具合や不備があれば最後まで責任を持って施工してくれのがメリットです。
1回で綺麗に施工されているのがベストというか当然なわけですが…。
これが安いからと面識のない外構業者に依頼していた場合、やり直しの交渉をするのも一苦労です。
よく「住友林業緑化は高い」と言われ、実際その通りではあるのですが、「施工品質の保証」という意味では、多少高くても住友林業緑化を利用するメリットは十分あるのかなと思っています。
緑化氏の提案の通り、タカショーのスリムラインはスタイリッシュで気に入っています。
これから吹付材の壁を計画する方は、笠木もあわせて設置するのがオススメです。
参考になれば幸いです。
既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。