当ブログ「kikorist日誌」は、kikorist夫婦が住友林業で注文住宅を建てる過程や、家づくりのこだわりポイントを発信・紹介するブログです。
あわせて住友林業の割引が受けられる紹介制度のご案内もしています。
住友林業を検討中の方はもちろん、これから家づくりを始める全ての方に分かりやすく情報を発信しています。
WEBマガジン「イエマガ」でライターとして家づくりの検討過程を月刊連載中。
家づくりに関するリアルタイムの情報、ブログに書ききれない住友林業の小ネタはTwitterで、インテリアなどの写真はInstagramで発信していますので、よろしければフォローお願いします。
【注意事項】当ブログ内の写真、イラスト、文章については、流用・引用を一切認めておりません。
当ブログはアフィリエイト広告/AdSecse広告を利用しています。
1月29日にZOOMで行った住友林業との打ち合わせの後編となります。
前編はこちら。
リビングの窓
前回記載した通り、kikorist邸は防火規制のため網入りガラスの窓が標準です。しかしながらリビングの大開口の窓は網入りは避けたいので、耐火クリアガラスを考えていました。
一方、大開口となっている窓については性能を重視してサーモスXにしようと思っていましたが、リビングの大窓はサーモスXでの耐火ガラスが難しく、サーモスIIになってしまうとのことでした。
見積を聞いてから考えるとしていましたが、今回確認した結果が判明しました。

リビングの掃き出し窓は、大きい方が
サーモスX(網入り):約21万円
サーモスII(網なし):約20万円
小さい方が
サーモスX(網入り):約16万円
サーモスII(網なし):約13万円
でした。

すごい微妙な差額…。
性能を取るか、見た目を取るか…。

この差額なら長期的なことを考えたら性能かな…。
他の窓も網入りなわけで、性能重視でいい気がする。
と、いうわけで2階のリビングの窓はサーモスXとなりました。
キッチンの浄水器
現在の自宅では、コスモウォーターのウォーターサーバーを利用しています。
いつでも飲みたいときに冷たくて美味しい水を飲めて、インスタントスープや紅茶を入れる際にも便利。ですが月額4,000円程度の費用が発生しています。
新居でのウォーターサーバーは、出来れば置きたいと思っていましたが、必須条件にはしていませんでした。
理由としては、毎月のランニングコストに加えて、リビングでそれなりにスペースも取る上に、新邸では2階リビングがほぼ確実だったために、12キロ×2個届くウォーターサーバーを2階リビングに運ぶのもなかなか大変です。

ウォーターサーバーが置けないならせめて浄水器を…
ということで、キッチンには浄水器を設置することにしました。
リクシルのリシェルで選択できる浄水器はいくつかタイプがあります。まず大きなポイントは、メインの水栓に浄水器機能を搭載するか、別で浄水器専用推薦を用意するか、ということです。

出典:LIXIL
新邸ではメインの水栓をナビッシュ(タッチレスのみでハンズフリ―機能なし)にしようと思っていました。依然住んでいた分譲賃貸がナビッシュで、kikorist妻が気に入っていたためです。

肉や魚を触った手で水栓レバーを操作しなくて済むのがいい!
ハンズフリーも検討しましたが、そこまではいらないかなと。ただ、施主支給するとタッチレス以下の金額でハンズフリーになるので、ハンズフリーメインで検討しようかと思い始めています。

出典:LIXIL
ナビッシュにも浄水機能内蔵モデルがありますが、いちいち浄水機能を切り替えるのがめんどくさいため、メイン水栓と浄水水栓を分けることにしました。

省スペースのためには多機能も大事だけど、頻繁に操作するものは、1アイテム=1機能にしたほうが使いやすかったりします。
別途設ける浄水専用水栓ですが、カートリッジ型とビルトイン型の2種類があります。ビルトイン型もカートリッジを採用しているのですが、カートリッジ型はカウンタ―上の水栓にカートリッジがあるのに対して、ビルトイン型はシンク下にカートリッジがあります。
そのため、見た目上はカートリッジ型はシンク上の水栓が少しずんぐり太くなります。
また、見た目以上に違いが大きいのが、カートリッジの交換タイミングです。カートリッジ型は3~4か月で交換が必要なのに対し、ビルトイン型は交換タイミングは1年ほどと大きな違いがあります。

ものぐさな私たちはビルトイン型一択ね。
なお、ビルトイン型にもナビッシュ(タッチレス水栓)があり、こちらはさらにスリムな外観です。
メインの水栓をナビッシュにするなら操作性を合わせるために浄水器専用水栓もナビッシュにしたいところですが、予算の都合もあるため、採用は保留。

最終仕分け会の結果次第ね…。
食洗器
キッチンの仕様については年末から検討がずっと続いている内容です。当初はミーレの45cmの検討から始まりましたが、ミーレ45cmが出荷停止に。
海外製品のアフターリスクを考慮してリンナイのフロントオープンの施主支給を検討することになった、というのが前回の打ち合わせの内容でした。
リンナイをリシェルに入れられるかどうか、住友林業やLIXILのお客様センターとやり取りながら検討してきた結果が出ました。確認した結果は…
入れられるが収まりがひどく悪い
というものでした。
サイズ的に入るかどうかと言えば入ります。…がこうなります(RoomClipからお借りしています)。
工務店などの大工工事で無理やりカバーとなる面材を作っている例もありますが、このような対応は住友林業ではできないとのこと。

カバー作ったところで、左右のキャビネットと面の高さ合わないし…。
また、LIXILショールームでもリンナイのフロントオープンは会社として推奨しておらず、入れる際にはケコミ(キッチンの最下部の部分)やパネルが合わないことを了承する承諾書を書く必要があるとのことでした。

さすがにこの見た目はないわ…。
と、いうわけでリンナイのフロントオープンは諦めざるをえなくなりました。
では、住友林業の提案仕様(=オプション)のPanasonicの深型にすべきか…?確かに安いですが…

使いにくくて、結局使わなくなったら意味ないじゃない。
というkikorist妻の一言によりあえなく廃案。
結果、リシェル+ミーレの60cmで検討することになりました。万が一のアフターの際はリフォーム含めて対応する腹積もりです。
ただし、リシェルのミーレ仕様は住友林業提携仕様外となりますので、キッチン本体が高額になる上に、高額な60cmモデルの食洗器が必要になります。合計で+80万円程度。内訳はキッチン仕様外が30万円、ミーレ単体で50万円くらいです。

これはキッチンの快適さを追求するためにはやむなしの出費…。
テレビボードの造作
テレビボードの造作は、造作家具に関する記事でまとめた通り、ライムスに依頼することにしました。
住友林業とライムスさんの打ち合わせの結果を確認します。
施工の手順としては、住友林業でテレビボード部分を取り付ける部分を除いて壁面のエコカラットを施工しておき、引き渡し後にライムスがテレビボードを搬入、壁面に固定することになりました。

マイホームデザイナーで作成したパース

ライムスさんはハウスメーカーとの打ち合わせも無料なので有難い。
ハウスメーカーとの打ち合わせは有料という家具メーカーも…。

造作家具なんて、ハウスメーカーとの打ち合わせはほぼ必須なんだから料金込みにしてくれればいいのに…。
見かけ上の見積金額を安く抑えたい家具メーカーの意図を感じるわね…。
今後は私たちとライムスさんとでテレビボードの素材やサイズなどを詰めていくことになります
また、ライムスさんが作った図面を住友林業に渡し、エコカラットの施工範囲を決める必要があります。

エコカラットとテレビボードの間に隙間ができないか確認しましたが、図面通りのサイズで作るのであればコーキングもするので隙間はまず出ないそうです。
今後行うライムスさんとの打ち合わせの様子はまた記事にしたいと思います。
鉄骨階段のデザインと見積
中間報告で紹介した提案工事の中で、高額オプションとなっていた鉄骨階段のデザインと見積です。
中間時点で入っていた鉄骨階段は横森製作所でした。ほかの鉄骨階段メーカーについても相見積を取り、最終的にはデザインも好みのカツデンアーキテックのObjeAとなりました。
ObjeAではささら桁と手すり、段板の組み合わせが自由に選べるのですが、ささら板は、フォルテ、手すりは横桟にしました。
段板はウォルナットです。まさにこんな感じの見た目になる予定。

玄関入口からのパース
気になる価格ですが、中間報告の横森製作所は930,337円(税、きこりん税別)でしたが、大幅減額に成功!!

めちゃくちゃありがたいです!!
よくやってくれました!!

メーカーとの交渉頑張ったかいがありました…。
ぜひ採用していただけると嬉しいです。

もちろん採用させていただきますとも。
住友林業では、基本的に請負契約後に住友林業が負担して値引きするということはありません。

ネットでは打ち合わせ中にサービスしてもらったという人もいましたが、私たちの支店では、請負契約時に提示した値引き以外は明確にNGと言われています。
ここでのポイントは「あくまで住友林業が負担する値引きはしない」ということであって、メーカーが負担するなら値引きはOKということです。
メーカーに値引きしてもらえるかは、メーカーや商品に加え、見積を取る営業担当や設計士の交渉力に依存します。
※いつも贔屓にしているメーカーなら割引がききやすいとかもあるらしい。
私たちの場合、出来るだけ同じメーカーで揃えていることによるサービス値引き、新商品で導入事例のためのモニター販売といった理由での値引きや、今回のように同じ商材を扱っている複数のメーカーとの相見積で値下げする、というような事例がありました。

ただし、メーカーからからの値引きは基本的にはないもの、あったらラッキーと考えるくらいがいいかもしれません。
値引きを強制して、営業担当や設計士を困らせることがないようにしたいものです。

特に住友林業がよく使うような建材(ハピアフロアとか…)は会社と会社でほぼ価格が決まっているようなので、相見積での値引きはほとんど期待できません。
私たちは階段に限らずタイルなども、このメーカーのこの商品の見積を取ってくださいという形で、設計士に依頼させていただき、相見積を取って、ベスト(=価格が一番安いという意味ではなく、費用と満足度のバランスがベストという意味)なメーカーを選定しました。

たぶん相当めんどくさい施主です。
ホームシアター
最後はホームシアターで使用するスピーカーの打ち合わせです。
新邸では、ホームシアターのスピーカーのうち、フロント・センター・ウーファー以外のスピーカーは天井埋め込みにする予定です。
注文住宅でのホームシアター構築についてはこちらのシリーズでまとめていますので、よかったらご覧ください。




住友林業ではONKYOとコラボした天井埋め込みスピーカーとサラウンドシステムが用意されています。
カタログモデルでのスピーカーはICS-20というモデルですが、ONKYOに確認したところICS-30、ISC-15という最新モデルが登場しているとのことです。
スペックを見たところ、ICS-20の後継機種がICS-30で、ハイレゾに対応し、ベゼルレスになった点が違うようです。
ICS-15は小型の新モデルという位置づけですね。
今私たちが使っているオーディオシステムの構成と、必要なスピーカーなどを伝えました。
ONKYOで見積をしていただけるそうです。

ちなみに、現在使っている機器は下記の通りです。
- テレビ:SONY KJ-75X9500H
- レコーダー:SONY BDZ-FBW1000
- アンプ:パイオニア VSX-LX304
- スピーカー
センター:ONKYO D-309C
フロント:ONKYO D-309E
サラウンドバック:ONKYO D-308E
フロントハイ:ONKYO D-308M
リアハイ:ONKYO D-308M
サブウーファー:ONKYO SL-250A - ゲーム:Nintendo Switch
このうち
サラウンドバック:ONKYO D-308E
フロントハイ:ONKYO D-308M
リアハイ:ONKYO D-308M
については、天井埋め込みに変更。余ったスピーカーは3階のセカンドリビングで使います(価格次第ではセカンドリビングも天井埋め込みにして、売却するかもですが…)。
サブウーファーは薄型で横置きできるONKYO SL-T300を購入済みで、テレビボードに収納する予定です。音質は不明ですが、問題なければSL-250Aから置き換え予定です。
プラン確定確認書と次回予告
ほぼほぼ壁・窓については今回で決まったことから、プラン確定確認書の署名依頼がありました。
プラン確定確認書とは、窓や耐力壁・室内の開口部(建具の有無)などを確定して、これ以上変更しないことを確認・約束する書面です。
構造に無関係な範囲での壁・窓の変更、ニッチやふかしは可能ですが、構造に関するプラン変更は変更費用や着工日の変更が必要になってしまいます。
これ以降は間取りの大きな変更が難しくなるため、これまでの減額策がきちんと反映されているかどうかを確認してから署名しようと思っていましました。

減額が十分にできていない場合は延床面積の削減などをしないとね。
そのため、最新の見積をいただいたのですが、そこでトラブルが…。

下がるどころか増えてる…。
30万円も…。
詳しくは次回の記事でまとめます。
住友林業の本体工事の謎が少し分かるはずです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

コメント