当ブログ「kikorist日誌」は、kikorist夫婦が住友林業で注文住宅を建てる過程や、家づくりのこだわりポイントを発信・紹介するブログです。
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注文住宅を検討する中で、先輩施主ブログやTwitterでの情報収集(#家系ブログを盛り上げる会)と並んで最も役に立ったと言っても過言ではないのが、マイホームデザイナー。
間取りの検討段階から、クロスなどの内装検討に至るまで大活躍!超優秀ソフトです。
基本的な操作は誰でもできて、さらに慣れてくれば高度が使い方もできるという、懐の深いソフトとなっています。
そこで、この記事ではマイホームデザイナーがkikorist夫婦の実際の家づくりにどのように役立っているのかまとめたいと思います。
タイトルはメリット/デメリットと書きましたが、オススメ出来る人や出来ない人についてもまとめています。

バリバリ使い倒している施主目線で解説します。
3Dマイホームデザイナーとは?
3Dマイホームデザイナーとは、メガソフトが出している注文住宅設計用のソフトです。
メガソフトは業務レベルの設計ソフトも販売されていますが、3Dマイホームデザイナー(現在の最新バージョンは13)は業務用ソフトから高層建築などの専門的な機能を削り落として価格を抑えた一般施主向けソフトという位置づけです。
一般の施主向けソフトとしては十分すぎる機能があります。

出典:Amazon
出来ることとしては、おおまかには間取りの設計、内装や外観/外構のデザイン、家具のレイアウト検討/照明などのプランニング、パース閲覧といった内容です。

出典:Amazon

出典:Amazon
マイホームデザイナーPro10とマイホームデザイナー13の違いは?
プロ用のマイホームデザイナーPro10(以下Pro)と施主用のマイホームデザイナー13(無印)の比較は、メガソフトのウェブサイトに機能比較表があるので参考にしてください。

公式サイトのほうが正確で詳しいので丸投げです。
基本的には無印13で事足りますが、Proにしかない機能をどうしても使いたかったので、kikorist夫はヤフオクで中古のPro8を入手して無印13と併用しています。
ちなみにProの最新版である3DマイホームデザイナーPRO10は新品だと6万円以上もするので、一般ユーザーとしてはあまり現実的じゃないですね…。
マイホームデザイナーPro8は2013年発売で2世代前の8年前の型落ちのソフトですが、データはマイホームデザイナー13とも互換性がありますので、相互に読み込み可能です。

中古で1万円以下で入手できました。
個人的に、Proにしかない機能で、欲しいと思った機能は自作3Dデータの読み込みです。
Pro版はSketchUpという無料3D CADソフトで作った家具などのデータを読み込むことが可能です。
マイホームデザイナーにはクラウドに無料で使える5万点以上の家具・テクスチャデータがあり、大半はこれで足りるのですが、カップボードなどが特注サイズとなったり、カップボードのごみ箱スペースを再現するために自作3Dデータを作成してPro8で読み込ませて配置しています。
リシェルのグレーズグレーのペニンシュラもなかったので自作。
フロート型の色違いならデータセンターに存在するので、完璧な再現性を求めないのであれば、フロート型のリシェルを配置すればOKです。後ほど、自作キッチンと無印機能で作成したキッチンと比較してみます。

我ながら凝り性です。
Pro8で配置さえしてしまえば、作ったデータを無印13で読み込んで、家具の移動や表示が可能です。
結論:一般ユーザーは無印版で十分
結論、普通の使い方なら無印でも十分すぎるほど精工なものができます笑
自作データで作ったキッチンと、無印版の標準機能で作ったキッチンの比較をしてみます。
こちらが自作データ。

3D CADで自作したリシェルSI。
こちらが無印の標準機能のみで作成したキッチン。

マイホームデザイナー標準のリシェルSI。
登録されてるフロートのリシェルキッチンを配置し、色だけそれっぽい壁紙で変更しました(壁紙を家具などに適用させることができます)。
なお、カップボードは同じなので、違うのはキッチンのみです。

ぶっちゃけ、標準機能でいいわね…。
3D CADで自作する手間と時間が無駄じゃないの。

……(言い返せない)。
また、Pro8よりも無印13のほうが後発ソフトですので、一部機能は無印13のほうが優れています。例えば、鉄骨階段はPro8にはなく、無印13でないと作成・表示がされません。
そのため、家具やテクスチャの登録だけPro8で作って、編集は13でしているのがkikorist夫の基本スタイルです。

完璧な無駄ね。

バッサリ…。
結論:3Dマイホームデザイナー13で十分です。
マイホームデザイナーはどこで買えるの?
パッケージ版はおそらくヨドバシカメラやビックカメラのPCソフト売り場でも売っている可能性はありますが、確実なのは楽天とAmazon
です。
最近はPCソフトもオンライン販売やサブスクが主流なので、ヨドバシなどのPCソフト売り場はどんどん縮小されています…。ネット通販なら翌日に届きますし、ネット通販はパッケージ版はもちろん、ダウンロード版も選択できます。
パッケージ版なら使い終わったあとに中古で売却できるので、個人的にはパッケージ版のほうが好きですが(ゲームソフトも基本的にはパッケージ版を選ぶ派です)、時間を優先するなら即使えるダウンロード版もありです。
無印13にはガイド本付きのものと、ガイド本なしのものがありますが、マイホームデザイナーはメガソフトの中の人がYoutubeで解説動画を用意してくれていたりするので、私はガイド本なしでも大丈夫でした。

PCに詳しくない方はガイド本があったほうがいいだろうな、とは思います。
マイホームデザイナーの再現度
住友林業が作ったパースとマイホームデザイナーで作ったパースを比較してみました。
外観の再現度
まずは住友林業。
続いてマイホームデザイナー。
ちなみに3階部分バルコニーと、アプローチ周りのタイルは住友林業のパース受領後にマイホームデザイナーのデザインに修正してあります(マイホームデザイナーのデザインのほうが最新の状況を反映しています)。

ほぼ同じにしか見えないわね。
ちなみにPro版の機能は一切使用していので、無印の標準機能だけでこの出来です。屋根も自動で寄棟に作ってくれました(切妻や片流れ、フラットルーフも選択可能)。
内装の再現度
まずは住友林業。

住友林業のパース
続いてマイホームデザイナー。

マイホームデザイナーのパース
内装も住友林業が作ったパースとほぼ同じものが出来上がりました。最新のプランではテレビ背面はウッドタイルから、エコカラットのストーングレースに変更しています。もちろんこのストーングレースのテクスチャも標準で使用できます。
違う方向からの住友林業のパース。

住友林業のパース
続いてマイホームデザイナーのパース。

マイホームデザイナーのパース
ほぼ同じものが出来ました(奥の窓は最新プランではマイホームデザイナーと同じ掃き出し窓に変更)。
トールスピーカーや、フロートタイプの造作テレビボード、天井のスピーカーやダウンライトなどはマイホームデザイナーのほうが再現度が高いくらいです。

これだけのものが再現できるのは凄いわね…。
今写っている範囲では、テレビボードとトールスピーカー、ソファは自作アイテムですが、それ以外(天井スピーカーやダイニングの家具も)は無印の標準機能です。
マイホームデザイナーの再現度はほぼ完璧
以上のように、マイホームデザイナーはほぼ完璧にハウスメーカーの図面と建築パースを再現可能です。
窓や建具のサイズや配置もミリ単位で変更できます。図面に記載されている窓のサイズと高さを入力するだけで同じものができます。窓枠の色も内側と外側で好きなように変更できます。
先週打合せ時にはPCを持ち込んで、マイホームデザイナーで私が作ったパースを設計氏や営業担当氏に見せましたが(クロスのイメージを伝えるため)、ハウスメーカーの社員にも驚かれるほどの再現度でした。

これはすごいですね…。

林業ではパースは専門の3Dチームに依頼して作成しているのですが、遜色ないですね。
実際に完成した注文住宅と比較してみた
実際に計画していた家が完成したので、こちらの記事でマイホームデザイナーのパースと実際の家を比較しています。



結論、パース通りの家が完成しました!

同じ図面から作成したパースと家が同じというのはある意味当たり前ですが、この再現度です。
有料だけど買う価値はある?
マイホームデザイナーをオススメしたい人
オススメしたい人はこんな人です。
- 自分で間取りを修正したり、内装チェックをしたい
- 作成する時間がある
- お金をかけても失敗は可能な限り避けたい
- 凝り性
これは声を大にして言えます。
注文住宅を考えているならとりあえず買ってよし!
理由は以下で説明していきます。
マイホームデザイナーをオススメ出来ない人
逆に、オススメ出来ない人はこんな人です。
- PCが苦手
- 設計士に一任したい
- 時間がない
- めんどくさがり
やはりネックになるのは、PCのスキルでしょうか…。
90%似せるだけなら簡単で誰でもできますが、そこから機能を使い倒して、100%似せるにはある程度PCスキルが必要だと思います。

これはどこまでこだわるかですね。
マイホームデザイナーを使うメリット
メリット1:失敗を回避できる(可能性が高い)
誰しも一生に一度(と言う人が大半)のマイホームで失敗はしたくないものです。
マイホームデザイナーを使うことで、間取りや内装で失敗した…ということを可能な限り回避できます。
あくまで、「失敗を避けられる(可能性が高い)」という点が重要です。

いい間取りになるかは、営業担当氏や設計士次第です。
もちろん、マイホームデザイナーを使わなくてもいい家を作ることは可能ですし、作っている方は大勢います。しかし、ソフトを使ったからと言って、ダメな家になるというわけでもありません。
※自分の間取りが正しいと思ってプロの意見を無視するようになったらヤバいと思いますが…

使うことのメリットはあっても、デメリットはありません。
マイホームデザイナーのいい点は、間取りから立体化して、視点を動かしながら確認ができる点です。立体で視覚化することで、平面では気づかなった点に気づくことができます。
例えば、私たちは1階階段背面をエコカラットにしていますが、エコカラットから壁紙に切り替わる1階と2階の切り替え部分には気づいていませんでした。
マイホームデザイナーを使うことで、その切り替え部分に気づくことが出来ました。
こうした点を事前にシミュレーションできるかどうかは重要です。


また、造り付けの造作家具についても立体的に検討できました。
当初案では、リビングの学習スペースには右端に90cmの収納が来ていましたが、90cmでは収納もデスクも使いにくいとなり、90cmの収納を45cmの収納2つに分割することにしました。

当初の造作カウンター
分割した場合、中央と右端、左端と右端という2案がありましたが、それぞれパースで検討できました。

キャビネットを中央と右に配置した造作カウンター

キャビネットを左右に配置した造作カウンター
比較すると左右に置いたほうがバランスいいことが分かりました。
これが平面図の検討だとどちらがいいのか分かりにくいのです。
脳内で一生懸命2Dを3Dに変換しますが、限界があります。
また、人間は自分にとって都合のいい情報を選択しがち、根拠なく自分だけは大丈夫と思いがち、になる「正常性バイアス」という特徴を持っています。
立体的なパースを見ることで、正常性バイアスの影響で誤った判断をすることを回避できます。
メリット2:間取りを自分たちで検討できる
いい間取りのためにはやはりベースの間取りが優れている必要があり、それには営業担当や設計士の能力や相性が必要です。
マイホームデザイナーがあっても、設計士と同じ仕事ができるわけではありません。構造や法規制、採光など専門知識がなければ実際の家の間取りは作れません。
そもそもマイホームデザイナーがあっても、能力やセンスが向上するわけではありません汗
でも、マイホームデザイナーがあれば、建築士が作った間取りのチェックや改良を自分たちですることができます。
ハウスメーカーと行う打ち合わせの時間はわずかですが、家での時間を最大限使って検証や推敲が可能です。
四六時中考えることができます。

仕事に集中しなさい。
私たちは実際に、マイホームデザイナーで住友林業の間取りをベースに自分たちでいじることで、脱衣所の隣にファミリークローゼットを作ったり、1階のトイレ周りのレイアウト案の検討ができました。

変更前のプラン。2階の中央に洗面台がある。

2階の修正後(洗面台があった場所がファミリークローゼットになっている)
そのアイディアを打合せで設計氏に提示して、実際の間取り図に反映…という形で活用できました。
自分たちでの間取りの検討は方眼紙に手書きしてもできなくはないですが、やはりソフト上で出来たほうがはるかに簡単です。何よりちょっとした変更や修正が簡単。

設計士も十分いい案を考えていただいていますが、施主側でここをちょっとこうしたい、という部分はどうしても出てきます。

それに知恵を出す人が多いほどアイディアは出やすいというのは実際あるな、と感じました。
kikorist妻が出したアイディアも多いです。水廻りはほとんど…。
メリット3:内装の検討
打合せが終盤になると始まる床材やクロス選び。合うと思っていたアクセントクロスとベースクロスが実際に組み合わせるとちぐはぐだったり、失敗を恐れて無難なクロスを選びがちです。
でも、マイホームデザイナーがあればクロスの色の組み合わせを自由にシミュレーションすることが可能です。
私たちは3階セカンドリビングの天井をダークグレーに、壁をベージュにしましたが、ハウスメーカーとの打ち合わせ前にマイホームデザイナーで検討することで実際のイメージを掴むことができました。
照明についてもシミュレーション可能です。
あまり天井を黒にする人はいないとは思いますが、こういった思い切ったこともシミュレーションした上でできます。
もちろん、ハウスメーカーのプロのアドバイスは重要です。

天井はかなり暗く見えるので、黒よりは少し明るめにしたほうがいいですね。
というインテリアコーディネーター氏からのアドバイスをいただいて、実際のクロス選定に反映させています。加えて実例も大事ですので、実際に壁がベージュで天井がダークグレーのスタバを何件もチェックしました。
また、子供部屋になる予定の3階居室の広い面をアクセントとして青にしてみましたが、これもマイホームデザイナーでシミュレーションして問題なさそう、という感覚を事前に掴むことができました。
インテリアコーディネーター氏からも

青は落ち着いている色ですので、広い面に使っても違和感を感じることは少ないです。
と仰っていただき、青系統の壁紙から一緒に選定していきました。
あ、今こうやって記事を書いてて気付きましたが、アクセント面にエアコンがあるのは避けたいですね…。

次回の打ち合わせで確認してみて、もし変更できるのであれば変更を検討してみます。

こういう気付きが得られるのは大事かも。
メリット4:家具のレイアウトに使える
マイホームデザイナーには、ソファやテレビ、観葉植物や収納棚などの様々な家具が登録されています。
実際の間取りに配置することで、家具の大きさやテレビとソファの間隔、通路の幅を確認することができました。

今後の家具選びの際にも使えそうです。
マイホームデザイナーのデメリット
そんな便利なマイホームデザイナーですが、デメリットもあります。
デメリット1:有料ソフト=費用がかかる
マイホームデザイナーは有料ソフトです。1万円という価格は、スマホ用の無料アプリもあるなか、決して安くはありません。1回しか建てない注文住宅のために買うのはもったいない、と思う方もいるかもしれません。
…が、その分再現度は抜群に高いですし、使える家具・設備データも5万点以上と豊富です。有名メーカーの設備や家具はたいてい入っています。
用意されている窓・建具、壁紙やテクスチャの数も無料ソフトとは比較になりません。
マイホームという数千万の買い物において、失敗の回避やより良い改善を、わずか1万円程度のソフトでできるなら、とんでもなくコスパがいいのではないでしょうか。
間取りの検討から内装・外観・外構・家具の検討にまで使えるので、「買って損はなし」と言い切れます。

ちなみにメガソフトの回しものやお金をもらっているわけではないので。
念のため笑
マイホームが建ったあとは、メルカリなどでソフトを売却してしまえば(自分のPCからアンインストールするなどライセンスの扱いにご注意ください)、投資した分もある程度回収が可能です。
個人的には実際に建ったものとマイホームデザイナーのパースでどれくらい再現できているのか、しばらく比較したいと思いますが…笑

そこまでいくと凝り性を通り越して性格悪いわね…。
デメリット2:スキップフロアや折り上げ天井は工夫する必要あり
最近流行りのスキップフロアや、ピットリビング、折り上げ天井は無印だとそのままでは作れません(Pro9だと簡単に作れますが…)。
…が、工夫すれば再現することが可能です。メガソフト自ら対処方法を公開しているのでデメリットとまでは言えませんが、スキップフロアや折り上げ天井は一般的になっている造りなので、無印でも対応してくれたらいいのに、とは思います。
デメリット3:Windows PCが必要
実はこれが最大の欠点と言えるかもしれませんが、マイホームデザイナーは、Windows PCのみの対応です
今やスマホやタブレットで情報を収集する時代で、家庭によってはPCがない場合もあるかもしれません。
また、最近はMacが人気です。Apple製品同士の相性は最高です。
私は両方使った結果、断然WindowsとAndroid派ですが…。
マイホームデザイナーはMacには対応していません。
でも、最近はWindowsの安いノートPCが4万円以下で購入できるので、マイホームデザイナーのために買ってもいいと思います(中古PCという選択もあります)。
それくらい投資しても、マイホームデザイナーはオススメです。
買うのがもったいない、と思う人ほど買った方がいいと思います。家で失敗するほうがもったいない…とkikorist夫婦は思います。

数千万の買い物の前に数万円をケチってる場合ではありません。
どうしても気になるのであれば、建てた後にPCもソフトも売却すれば、投資額の大部分を回収可能です。
デメリット4:徹底するならスキルと時間がある程度必要
ハウスメーカーが作るパースに対して90%くらいの完成度であれば誰でも短時間で作成可能ですが、残りの10%まで似せようと思った場合は、テクスチャを使いこなしたり、自分で壁や棚を作ったりなど、それなりのスキルや見た目を追い込む時間が必要です。

着工合意直前に買っても、なかなか細かい部分のチェック…というのは難しいと思います。
買うのであれば、家づくりの打ち合わせを本格的に始めるタイミングと同時くらいが理想ですが、内装の打ち合わせ中でも遅くはないと思います。
クロスなどは最後まで変更できますので、じっくり家で検討したい人は購入がオススメです。
どうしてもマイホームデザイナーが使いこなせないということであれば、私が代理でデータを作成することも可能です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

私が作成したデータを自分のマイホームデザイナーで読み込めば、好きなようにパースが確認できるようになります。
マイホームデザイナーの効果的な使い方
あくまでプロの間取りや考えをベースにすることが大事だと思います。

施主がイチから考え出したら、かなりヤバい物が出来上がります…。
そういう意味では、既に間取りが完璧だと思えるものならあまり効果はないかもしれません。
あくまでプロが作った間取りの詳細を確認したり、少し変更したいといった使い方がいいと思います。また、施主自身のアイディアの場合は、必ずプロの意見やアドバイスを求めることが必須です。
私たちの場合は、「こういうのを考えたのですが、プロから見てデメリットやおかしい点はありませんか?」と必ず確認していました。

あくまで「家づくりはハウスメーカーとの共同作業」という考え方が大事です。
また、悩んでいる内装や設備の色を自宅で色々確認したい、試したいといった使い方も向いています。
特に夫婦で意見が分かれた場合は、お互いの案を実際にマイホームデザイナーに反映させて確認することで、実際のパースをもとに相談することが可能です。視覚的に確認できることは、お互いの頭の中にあるイメージだけで議論するよりも遥かに効率的だと感じました。
これも実際に建てた場合に変なものが出来上がる可能性があるので、インテリアコーディネーターのチェックは必須です。
マイホームデザイナーのまとめ
ハウスメーカーが資料で作るパースは数点のみですが、マイホームデザイナーがあればハウスメーカーと同じ精度で、自宅でいつでも自分で好きな角度・場所で家の中・家の外を確認することが可能です。

立体的かつ視覚的に確認できる便利さは想像以上です。


マイホームデザイナーは大活躍で、購入して本当に良かったと思っています。
マイホームデザイナーのおかげで多くのおうち時間を間取りの検討や内装の検討にあてることができました。

でも、ここまで検討して気付かない失敗や後悔があったらより凹みそうな気もしますが…笑
この記事を見てちょっとでもいいなと思った人にはマイホームを検討しているなら絶対にオススメしたいソフトです。
こんなものいらない!という人を勿論否定する気はありませんが、迷っているならとりあえず買いましょう。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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