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いよいよ照明に加えて、クロス=壁紙の打ち合わせが始まりました。
打ち合わせは2月7日と11日に行われたものになります。ほかにも照明の細かい部分をの打ち合わせをしていますが、微修正にとどまりますので、今回の記事では2回分の壁紙の打ち合わせをまとめて書きたいと思います
なお、壁紙については、2月18日現在も検討が続いています。
クロスを1回で決めるという人もいるのに、けっこう時間かけるのね…。
1回目では各部屋の大まかな色と取り寄せるサンプルを決めて、2回目は実際の大きなサンプルで床などと色合わせしました。
2回目で決めきれなかった分について、追加のサンプルなどを取り寄せた上で決定するのが3回目という感じになりそうです。
さすがに3回目では決めたいところだけど、下手したらもう1回もありえそうね。
最終的に選んだ壁紙のメーカーや型番などはweb内覧会で紹介するとして、今回は壁紙の選び方のポイントやkikorist夫婦の選んだ色などをまとめてみます。
なお、あくまでkikorist夫婦の好みや考えで記載していますので、これがクロス選びの正解!と思っているわけではありません。究極的には各自がいいと思ったものがベストですので、参考程度にとどめていただくのが良いのではないかと思います。
主要な壁紙メーカーとサンプル
主な壁紙メーカーとしては、下記の4メーカーが有名です。
サンゲツ
リリカラ
ルノン
シンコール
この4メーカーを抑えておけばほぼ問題ないのではないでしょうか。
kikorist夫婦は、メーカー標準以外は全てサンゲツです。
理由は、サンゲツは業界最大手で種類が圧倒的に多い上に、好きなだけサンプル請求ができて、個人の施主にも無料で送ってくれるから(要会員登録)。
リリカラは個人にはサンプルをくれないので、ハウスメーカー経由での請求が必要です。
※公式ウェブサイトのフォームから請求したら「ハウスメーカー経由で」と断られました…
めんどくさいため、その時点で選定候補から外れました。
最大手のサンゲツだけでも数え切れないほどのクロスがありますので、個人的には他のメーカーを見なくてもサンゲツだけでいいかなー、という感じです。
リリカラももう少し施主に優しくていいと思うわ。
商品数はもちろんサービスでも劣ってるんじゃ、いつまでたってもサンゲツに勝てないと思うの(辛口)。
基本的にはサンゲツで済むのは上記の通りですが、リリカラにはムーミンやミッフィーなどのキャラクターものがありますので、キャラクターが好き、という人はハウスメーカー経由でサンプルを請求してみてください。
なお、キャラクターものは版権元との契約を独占することで各社差別化できる商品なのか、各社力を入れています。
サンゲツはスヌーピー、ルノンはディズニー、シンコールは、リラックマやキキララ、ハローキティ、ウォーリーなどがあります。
私たちはキャラクターものには興味がなく、サンゲツだけで十分なクロスがあったので、結果としてルノンやシンコールは検討すらしませんでした…。
圧倒的じゃないか、サンゲツは。
こっそりガンダムネタを仕込むのやめなさい。
ただでさえ付いているか分からない読者が離れるわよ。
サンプル選びには見本帳が便利
各メーカー、自社のウェブサイトでデジタルカタログを公開していますが、正直デジタルカタログでは質感が全く分かりません。ツヤの具合や、シルバーやゴールドなどのメタリック色、ラメといったものはデジタルカタログでは表現できません。
そんなときに役に立つのが、実物のクロスが貼られた見本帳です。
実際の色合いや質感を確認しながら、気になるクロスの大判サンプルを請求します。
なお、個人が壁紙メーカーから直接見本帳を入手することはできないので、私たちはネット通販を利用しました。
有料にはなってしまいますが、建て終わったら売却すればいいので、投資金額の回収は容易です。実物を見ながら家でじっくり検討できるメリットの方が大きいですね。
こちらが私たちが集めた見本帳です。
リリカラのWILLと住友林業の見本帳が混ざっていますが、ほかは全てサンゲツです。
サンゲツすごい…。
ちなみにこれらのメーカーの見本帳は住友林業のショールームにも用意されていますが、数が限られているため貸し出しは不可です(打合せの場で選ぶ分にはOK)。
※貸出対応は支店によって違いがあるかもです。
住友林業の標準仕様の壁紙
住友林業で標準で選べる見本帳をインテリアコーディネーター氏が貸し出してくれました。
住友林業の場合、標準の壁紙から選ぶのであれば、何種類使っても無料です。
極論、全ての部屋の4方向の壁と天井を別の色にしても追加費用はありません。
そんな人はいないと思いますが…。
標準の壁紙は、サンゲツをベースに、リリカラ、ルノンが混ざってるようです(もしかしたらシンコールもあるかも)。
白やベージュといったベーシックなカラーが多く揃っていますが、濃い色の壁紙やアクセントクロスに使うような鮮やかな壁紙は極端に少ないので、それらが欲しい場合は標準外の壁紙から選ぶことになります。
住友林業標準仕様外の壁紙
住友林業標準の見本帳はありますが、標準外の見本帳はありません。標準以外から選ぶ場合は、各メーカーの壁紙から好きに選ぶことになります。
クロスは単価も低いですし、金額も標準壁紙との差額になるので、標準外を選んでもでもそこまで大きな金額になることはありません。
広い面積に使うベースの壁紙は標準から選ぶとコスパはいいですが、気に入るものがないのに無理に標準から選ぶ必要がないかなと思いました。
壁紙の選び方
テクスチャーの種類
壁紙にはテクスチャーがあります。塗りっぽい石目調、布のような織物調、木調、柄物など。
ベースの壁紙は石目調か織物調から選択することが多いと思いますが、同じ系統の色でも石目調はちょっと堅めな印象、織物調は柔らかめな印象になります。
家のテイストにあったほうを選択しましょう。
基本的には隣り合う壁紙のテクスチャーは同じ系統から選ぶと相性がいいです。
石目調と織物調が隣あわせになると、色の組み合わせはいいのに、テクスチャーの違いでちぐはぐな印象になります。
ソリッド(テクスチャーがあまりないもの)はどのテクスチャーにも合うので、同じテクスチャーからアクセントを選びにくい場合はソリッドな壁紙を選ぶのも手です。
壁紙の機能性
一部の壁紙には消臭や防水、防カビなどの機能を持った壁紙があります。
水回りやトイレなどにはこうした機能性壁紙を取り入れることも検討するといいと思います。
色の組み合わせ
クロスを組み合わせる際は、明度や彩度を合わせると綺麗な組み合わせになります。
真っ赤に真っ白の組み合わせなど、コントラストの差がありすぎる組み合わせは、不自然な印象になります。
また、真っ白な壁紙は光が反射して眩しくなり、落ち着かない部屋になると言われています。
少しグレーやベージュがかった白色にすると、落ち着きのある空間になります(貼るとほぼ白に見えます)。
少し濃いめを意識する
一般に、クロスは、小さいサンプルで見るとちょうどいい濃さでも、大きな壁に貼ると少し薄く見えると言われています。
気持ち濃いめの色にしておくと、いい感じになりやすいそうです。
これはネットの受け売りなので、実際の印象は建ててから検証したいと思います。
床材や家具との組み合わせ
クロス同士の組み合わせとあわせて、床材や家具との色合わせも重要です。
クロスだけでなく、床材のサンプルやキッチンの面材と重ねてみて、不自然ではないか確認しておくと、失敗リスクを格段に下げることができます。
自然光や照明との組み合わせ
また、自然光や照明との相性も大切です。
選んだクロスの朝・昼・夕・夜でのそれぞれの印象を確認し、実際に使う照明の色温度で検証してみる必要があります。もしくは、壁紙の印象にあわせて照明を変更するといったことが必要になるかもしれません。
例えば、クールなイメージの壁紙なら電球色よりは昼白色のほうが向いているかもしれません。
kikorist夫婦の選んだ壁紙
ここからは、実際にkikorist夫婦が選んだ壁紙を解説します。
選び方としては、前回解説した3Dマイホームデザイナー13で大まかなイメージを作った上で、設計氏やインテリアコーディネーター氏にアドバイスを仰ぎ、実際のクロスを選定する、という流れで選んでいます。
マイホームデザイナーを使うことで、実際の間取りでシミュレーションができ、思い切った色も選択できたと思います。
現在も選定中ですので、この記事では考え方やおおざっぱな色をお伝えすることとし、最終的に選んだ壁紙はweb内覧会で紹介したいと思います。
ベース
ベースとなる白い壁紙は2色用意しました
。
1つはリビングで使うベースAで、もう1つは1階玄関ホールや3階の居室で使うベースBです。
リビングを落ち着いた空間にするため、ベースAはベースBよりもベージュよりの色にしています。
ベースBはベースAよりも少し明るめの色です。1階玄関ホールが窓もなく(玄関ドアに採光スリットあり)、木質天井やエコカラットのストーングレースで暗めな印象になることから、意識的に少し明るめにしました。
また、ベースBは将来子供部屋になる3階居室にも採用しています。部屋で勉強などをすることを考えると、少し明るめのほうが勉強する環境には向いていると思います。
主寝室
主寝室は寝るための部屋ですので、落ち着いた空間になることを意識しています。壁紙は天井やベースが濃いめのベージュで、それがそのままウォークインクローゼットまで続きます。
ベッドのヘッド部分は壁をふかしてあり、アクセントクロスを2色使っています。壁にはブラケットライトを取り付けて、予算の都合で削除した間接照明代わりにしています。
空間づくりとしては、色合いなどは違いますが、ほしのや竹富島を参考にしました。
脱衣室
脱衣室の壁にはアクセントとして、サブウェイタイル調の壁紙を採用予定です。