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kikorist新邸では、テレビボードと脱衣所のタオルラックに家具工事の造作家具を導入予定です。また、大工工事で猫収納と乾太くんラックも設置予定。
造作家具や家具工事について知りたい方は、まずはこちらの記事をご覧ください。
さらに、一般的な造作家具とは少し違うかもしれませんが、リビングのスタディスペースと書斎にも住友林業クレストのチェスターフィットでデスク&収納を設ける予定です。どちらも専用のサイズで、造り付け(=壁面固定)という意味では造作家具と言えます。
今回は導入予定の造作家具のうち、テレビボードの検討状況についてお伝えします。
造作テレビボードの導入の方法
kikorist新邸のテレビボードは以前の記事でお伝えした通り、神奈川県のライムスさんで製作予定。
ライムスさんにテレビボードを依頼する流れは以下の通りです。
②詳細サイズ・費用の打ち合わせ
③ライムスさんとハウスメーカーで施工方法相談
④コンセント/配管/壁掛け金具などの位置を決定
—現在ここまで完了—
⑤素材を決定
⑥製作
⑦引き渡し後の新邸へテレビボードを搬入・取付
⑧代金支払
ハウスメーカーとの着工合意までに必要なのは、テレビボードのサイズと、テレビボードを固定するために必要な補強の範囲と、必要なコンセント/配管などの配置を確定させることです。
それ以降の素材決定などは、ある程度着工が進んで床材などが貼られたタイミングでライムスさんと現場を訪れて、床材にマッチする素材を選定できるとのことです。
設計時に重要なのはサイズと配置
設計時点でサイズと施工場所だけは確定させる必要があります。
家具サイズの決定
サイズについては、以前紹介したように、あらかじめ収納する機器やモノのサイズから、ジャストなサイズで設計します(もちろん配線や放熱のためのスペースも計算)。
私たちの場合、テレビボードの向かって左側にレコーダーやゲーム、中央にセンタースピーカー、右側にアンプと決めています。各機器のサイズはメーカーウェブサイトの仕様欄を見れば確認可能です。
その際、本体だけでなく、電源や各種ケーブルを接続する必要があるのであればそのスペースも見積もっておく必要があります。

ケーブルまで計算に入れておかないと、完成していざケーブルを差したら扉が閉まらないということが起きるわ…。
収納したい機器のサイズが分かれば、そこから必要な棚の内寸が求まりますので、内寸を指定します。
私たちの場合は、テレビボードの大きさもある程度指定したかったので、外寸も指定し、サイズにあまり関係のない両サイドの収納部でサイズを調整するようにしました。

余りと書いてある箇所がサイズ調整の部分
施工方法・配置
新邸ではテレビ背面にエコカラットを施工する予定ですが、今回のように背面にタイルなどを施工する場合は、設計時点で綿密にテレビボードや壁掛け金具の配置を検討しておくことが必要です。
特に今回のようにテレビボードをフロート(=床ではなく壁に固定して浮かせる)で設置する場合や、テレビを壁掛けする場合は、テレビボードや壁掛け金具を避けてタイルを施工する必要があります。
テレビボードの配置
住友林業とライムスさんでやり取りしていただき、エコカラットはテレビボード設置予定の箇所を避けて住友林業が施工。建物引き渡し後に、避けた部分にライムスさんがテレビボードを取り付ける手順となりました。
あらかじめサイズが分かっていれば綺麗に避けて施工できて、精度も問題ないとのことでした。

テレビの壁かけ金具も避けてタイルを施工します。
ライムスさんから、テレビボードの配置とコンセントなどの設置範囲の指示書をいただいて、配管やコンセントの数・位置などを決めました。
なお、当初ライムスさんに見積を依頼したサイズから、ライムスさんのアドバイスでサイズを変更しています。
テレビの壁掛け金具の配置
テレビを壁掛けする場合は、テレビの高さ=壁掛け金具の設置位置や配管の位置もあらかじめ決めておく必要があります。新邸のテレビは、現在も使っているソニーの75インチ液晶テレビ BRAVIA 75X9500Gです。
使用する金具についても設計時点で確定させておく必要がありますが、できれば設計時点で実際に使うテレビ金具を購入しておくことをオススメします。
テレビメーカーの販売する純正品も社外品も、時間がたてば販売終了になる可能性があります。引き渡し時に買えばいいと思っていた商品が販売終了になっていると、設計時とは別の金具を使うことになります。そうなると、設計時と高さが変わったり、最悪金具がタイルと干渉して取り付けられないといったことが起きる可能性があります。

そうしたことを防止するためには、タイルを施工しない面積に余裕を持たせるか、金具を先に確保するか。
私たちはリスクをできるだけ減らすために、金具を事前に確保する方法を採りました。
リビングのテレビ用に購入したのはこちら。100インチまで対応なので、もし買い替えても大丈夫です。

搬入が大丈夫じゃないと思うけど…。
ソニーの場合は、仕様ページに寸法図が掲載されています(例:75X9500G)。テレビ壁掛けで固定するビス穴の寸法ついても書かれているので、テレビのビス穴と購入予定のテレビ金具の図面から、最適なテレビ金具の位置を決めました。
テレビ金具の施工位置を決めたら、住友林業の設計氏に指示書をメールして完了。
今回指示書はkikorist夫が書きましたが、分からなければ各種寸法を伝えて設計士に丸投げでも大丈夫だと思います。
素材選びは着工が進んでから
ここまでやっておけば、あとの素材選びは着工が進んでからとなります。
今のところ、天板と扉はウォルナットの突板にしようと思っています。

せっかくの造作なので、シートではなく天然木を使いたい。
また着工が進んで、素材が決まりましたら記事にしたいと思います。
タオルラックのほうも現在寸法を決めているところなので、こちらも近日中に記事にしたいと思います。
おまけ:寝室のテレビ
寝室のテレビも壁かけですが、こちらはタイルを施工するわけではないので、そこま神経質にならなくても大丈夫な場所ですが、念のため指定しました。

万が一テレビからメルチメディアコンセントがはみ出ているとカッコ悪いので…。
任せた結果はみ出た場合、設計氏の責任とも言えず、誰も得をしないので、自分で指定しました。

1階寝室のテレビ位置
ベッドの上からでも見やすい位置に設定しました。

ところで…テレビそんな好きなの?

そういうわけじゃないんだけど、結婚前から使ってたそれぞれのテレビが余ってるからね…。

今は余ったテレビをパソコンモニター代わりに使ってるけど、43インチのモニターはさすがにでかすぎた…汗
リビングのテレビは主に映画用。たまにゲーム。
最近は放送はあまり見ないので(面白い番組が少ない…)、好きな番組だけ録画して見るか、AmazonPrimeVideoばかりとなっています。
SONYのテレビはAndroid搭載で動画配信が見れるし、レコーダーで録画して、Wi-Fi経由で離れた場所のテレビでも見れるのが便利です。
また、注文住宅でホームシアターを導入したい方にはこちらの記事がオススメです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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