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残りの仕様打ち合わせも残りあとわずかとなりましたkikoristです。
来週にはいよいよ地縄立ち合いがあります。地縄立ち合いと前後しますが、着工合意は4月12日頃となる予定です。着工合意直前ですが、色々変更したり追加したりバタバタしています汗
今回はとりあず決まった新邸の外壁・軒天・窓といった外装関係を紹介します。
なお、パースについてはマイホームデザイナーで作成しています。マイホームデザイナーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
外壁
住友林業では、標準で吹付塗装のシーサンドコートとSODOが選択できます。シーサンドコートについては、以前から使わている住友林業独自の吹付塗装ですが、昨年追加された新吹付塗装がSODOです。
シーサンドコート
シーサンドコートは、エスケー化研が住友林業専用に開発した吹付塗装材で、「シーサンド(=海の砂)」の名前の通り、貝殻や珊瑚といった自然素材を含有した吹付塗装材です。
キラキラと輝くとても上品な仕上がりが魅力。
意匠性が高いだけでなく、30年間再塗装不要という高い耐久性を誇ります。
カラーはベースの9色とアクセントの3色の合計12色。
kikorist新邸では、SULS-01を選択しました。アクセントとしてタイルを採用しているので、シーサンドコートのアクセントカラーは採用していません。
ホワイト系ではSULS-01以外にSULS-06もあるのですが、SULS-06はかなり純白に近い印象になるようで、設計氏的にはSULS-01が一押しとのことでした。
ショールームの見本で実際に確かめてみてください。
塗装方法は複数種類がありますが、ラフが標準で、ラフ以外は施工料金が追加で必要です。
施工料金はラフ<刷毛引き<ヘアーライン<トラバーチン<シラスの順番に高くなります。
ラフがシンプルで好きだったのと、正直遠目から見た場合はほとんど分からない(特に白の場合)ので、ラフにしました。
SODO
kikorist夫婦は選択しませんでしたが、SODOも標準(=差額無し)で採用が可能です。2020年から標準に採用されたSODOはアイカ工業の住友林業専用品で、シーサンドコートと同じく30年間塗装不要を謳います。
SODOは土壁のような素朴な印象の吹付材です。シーサンドコートのようなキラキラ感はありませんが、日本家屋や純和風の邸宅にはマッチするのではと思います。
カラーも日本の地名を取り入れた名称になっています。
塗装のパターンは標準のラフを含めて3種類。ラフ以外は施工料金が追加で発生するのはシーサンドコートと同様です。
サイディング
住友林業では標準がシーサンドコートもしくはSODOですが、ニチハとケイミューのサイディングも用意されています。
kikorist夫婦はサイディングの目地が大嫌いだったので検討はしませんでしたが、吹付塗装と同じく30年間無塗装の素材になっています。
サイディングの目地は少し離れた場所でもかなり目立ちます。
目地があることで、パネル=偽物であることがすぐに分かってしまうので、あまり好みではないです…。
積水ハウスのベルバーンもシリコンの目地が出来るけど、目地がほとんど分からないような目地材やデザインになっていたので、目地が目立たないサイディングもあるのかも。
大手ハウスメーカーで吹付塗装を標準にしているのは住友林業と三井ホームくらい
ですので、kikorist夫婦としてはぜひ吹付塗装をオススメしたいです。
何と言っても、目地が出ないのが魅力。
なお、吹付塗装のデメリットとしてひび割れが挙げられますが、住友林業のシーサンドコートやSODOは伸縮性・追従性のある塗料なので、ひび割れの心配はほとんどないそうです。
実際10年程度経過している展示場のモデルハウスを何件か見てみましたが、ひび割れはありませんでした(補修していないことはスタッフに確認済み)。
タイル
住友林業の標準はあくまで吹付塗装・サイディングになりますが、提案工事としてタイルも採用することが可能です。
住友林業で設定されてるリクシルのタイプKやタイプMであれば100万円以内で総タイルも可能なようですが、設定外のタイルになると非常に高額になるので注意が必要。
総タイルを重視する場合は、総タイルを標準もしくは仕様として用意しているようなハウスメーカーのほうがいい気がします(パナソニックホームズや一条工務店など)。
「住友林業の外壁の魅力は吹付塗装で、タイルはあくまでアクセント」と考えたほうがいいと思います。
kikorist夫婦が採用したアクセントタイルは2種類。
ガレージ部分にはLIXILのストーンタイプコレクション(HAL-420/STC-BS2)を採用。
ストーンタイプコレクションのサイズは400×200mmと、標準的な工法で貼れるタイルの中では比較的大判なタイルです(これよりも大きなタイルもありますが、重量が増加するため金具での固定が必要になるなど工法が変わり、施工料金もかなり高額になります)。
玄関周辺部分にはLIXILのセラヴィオR(HAL-25B/CRG-5)を採用しました。
玄関周りを小型のセラヴィオRにし、茶系でややランダムな配色が混ざるCRG-5にすることで、ガレージ周りとメリハリを付けました。
個人的には、シーサンドコートとタイルの組み合わせは最高だと思っているので、とても楽しみです。
タイルは2か所で110万円ほど
の費用がかかっており(消費税・きこりん税別)、全額提案工事として計上されています。大半はガレージ部分のストーンタイプコレクションが占めています。
面積が広いのでやむなし…。
軒天
住友林業の標準仕様には木目調の軒天は含まれず、提案工事となります(標準ではホワイト・ベージュ・ブラウンの軒天)。木目調の軒天は見た目の印象がだいぶ変わるので、可能であれば採用をオススメしたいオプションです。
住友林業の軒天は、ニチハ、神島化学工業の2種類があるようです(下記のカタログはニチハ)。
ニチハの木目調軒天はプリント・シートっぽい感じ。
それに対して、神島化学工業はラフォーレティンバーがベースのようで、木目に凹凸があってよりリアルな表情です。
そして紛らわしいのが、ニチハも神島化学工業もカラーバリエーションの名前が同じです。
ウッドクリア・ウッドナチュラル・ウッドアンティークの3色ですが、最近ウッドミディアムが追加になりました。
こちらがショールームで確認した各カラーの見本です。
ウッドミディアムは、ウッドクリアとウッドナチュラルの中間くらいの色です。
軒天は天井で陰になる部分なので、見本よりも見た感じ暗くなります。ウッドクリアでは明るすぎ、ウッドナチュラルでは暗すぎると思ったため、kikorist新邸はウッドミディアムを選択しました。
木目調になるのは、1階の玄関、3階の屋根、2階バルコニーに付けた箱庇、あとはガレージです。
バルコニーの箱庇部分は、ほとんど室内からは見えませんが、付けても価格は変わらない(サービス?)ということなので付けました。
ガレージはかなり迷いましたが、見た目を考慮して採用(ガレージをなくせば5万円程度は浮いたようです)。
せっかくのシャッター付きビルトインガレージですので、奮発しました。
ガレージの軒天が木目調だとおしゃれな雰囲気に。
シャッター閉めると外からは見えないのが残念。
木目調軒天の費用は全額提案工事
となります。全てあわせて22万円ほどでした。
窓
2階、3階のリビングの大窓は提案仕様のサーモスXで、それ以外は標準のサーモスIIになっています。
窓については内装とは別に、外装のカラーが選択できます。
内観色は、壁紙にあわせて場所ごとに色を決めますが、外観色の場合はベースとアクセントで、外壁色にあわせて色を変更するような形になると思います。
私たちの場合は、アクセント面=タイル面には窓はないので、全てシーサンドコートのSULS-01に付くことになります。
カラーは全体との相性を踏まえてオータムブラウンにしました。ブラックと迷いましたが、ブラックだと窓がかなり強調されるとのことでしたので、ブラックよりは少し柔らかいオータムブラウンにしました。
展示場ではブラックを採用してることも多いので、ブラックでも問題ない気も。
屋根
その他、外観に関する部分として、屋根は住友林業標準のコロニアルグラッサの黒と、一部ロアーニの黒にしています。標準仕様はスレートのコロニアルグラッサですが、一部緩勾配はコロニアルグラッサでは対応できないため、ロアーニを使用しています(提案工事)。
3階建てで前面道路が4mなので、屋根はほとんど見えないと思われます。
外観のまとめ
外観については個人の好みが一番反映される部分です。
住友林業の場合は、シーサンドコートやSODOといった吹付塗装が特徴なので、これらを活かした外観にすると素敵になるのではないかと思います。
参考になりましたら幸いです。
既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。