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着工合意時点での間取りを紹介する着工合意時のWEB内覧会の第2段です(第1弾の書斎はこちら)。
下がり天井が急に発生するというトラブルもあって、3階の書斎から内覧会がスタートしましたが、今回から順序通り、アプローチ~玄関~エントランスホール部分についてご紹介します。
着工合意時のWEB内覧会の一覧はこちら。
なお、パースについてはマイホームデザイナーで作成しています。マイホームデザイナーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
アプローチ
kikorist新邸のアプローチは、建物の正面ではなく、あえて東側側面に配置しました。
これには2つ理由があります。
1つは玄関ドアというノイズをファサード面から排除すること。やはりファサード面はノイズは極力排除して、綺麗な「面」を見せたいです。
2つ目は、都内の狭い敷地の中でも最大限アプローチを長く取ることで、道路という「公」の空間と、自邸という「私」の空間を分けて、邸宅感を演出するためです。
慈照寺銀閣の参道や、赤坂菊乃井のアプローチと同じ手法です。
「邸宅感」、と言っても絶対的には狭い土地なのですが、それでも2mほどはアプローチが長くなりました。
あくまで「感」ということで…
アプローチのタイルはアゴを付けて、浮遊しているような意匠にしました。
アプローチと玄関ホールのタイルは住友林業標準のリクシルのグレイスランドのGRL-6です。
そしてアプローチ奥には日本庭園風の坪庭を設けています。玄関に出入りする際に必ず目に入る位置に設けました。寝室のFIX窓からも見えるようになっているのがポイント。
イロハモミジを植えているので、秋には紅葉が楽しめます。
こちらは外構の照明計画です。正面の株立ちのアオダモ、アプローチの階段部分、坪庭には照明を入れており、タイマーで決められた時間に自動で点灯するようになっています。
坪庭もスポットライトで照らされます。綺麗にライトアップされるといいのですが…(住友林業緑化の造園技術・照明技術に期待)。
玄関ドア
続いては玄関です。
玄関ドアは住友林業の標準仕様から、リクシルの窓ありの玄関ドアLTADシリーズから選択しました。玄関には窓がなく、玄関ドアに採光用の窓が欲しかったのでLTADシリーズとなりました。
なお、ドアはリクシルの他のシリーズや三協アルミからも選択が可能です。カラーはクリエダークを選択。
標準ではディンプルキーですが、提案仕様で電池錠・電気錠が選択可能です。
電池錠は、その名の通り電池で動作する鍵です。電池で動作するので、電池の入れ替えが定期的に発生する点と、ドアを開ける際にボタンを押すワンアクションが必要になるのがデメリットですが、停電時も使うことが出来るのがメリットです。
電気錠は100Vの電気で動作する鍵です。もちろん電池の入れ替えは不要で、スマートキーを持って近付くだけで開錠されるノーアクションがメリットです。デメリットとしては停電時に使えないことですが、その場合は通常のディンプルキーでの開錠が可能です。
kikorist新邸では電気錠を選択しました。
電池の入れ替えや残量確認がめんどくさいので。
電気錠にするための提案工事費用は、131,200円でした。
けっこうするのね…。
金額はそれなりにしますが、電気錠は先輩施主の付けて良かった設備ランキングで常に上位なので、付けておいた方がいいと思います。
リクシルにはスマホでも解錠できるFamiLockがあります。FamiLockはは対応ドアが限定されるために住友林業設定のドアでは導入できません。ドア自体も標準から変更する必要があり、提案工事費用が約40万円(通常の電気錠との差額は約27万円)と高額だったため、採用を断念しました。
住友林業は提携仕様品以外から選ぶと極端に高くなるのが欠点。
その分提携仕様品は割安ですが…
便利な装備なので、数年後には提案仕様としてラインナップされるかもです。
エントランスホールとエントランスクローク
続いてエントランスホールに移ります。
エントランスホールの天井はスタイルシーリングの木質天井にしています。エントランスクローク部分も含めて約5万円なので、かなりオススメのオプションです。
エントランスホール正面には鉄骨階段とエコカラットの壁面があり、これが新邸のハイライトの一つです。
壁面はタイマーで制御されたダクトレール上のスポットライトで照らされます。
また、ダクトレールと連動して電源が制御されるコンセントを階段下に付けました。雛人形や五月人形、クリスマスツリーなどの点灯に使う予定です。
新邸ではシューズボックスは省略しました。その代わり、エントランスクロークと土間収納を設けています。
靴しか収納できないシューズボックスと比較して、何でも放り込むことができる汎用性を重視。
標準仕様に含まれているコの字型のシューズボックスが92,720円減額になっています。地味に大きい。
新邸には電動シャッター付きのビルトインガレージを設けています。ガレージで車から降りて、外を経由せずにエントランスクロークに入れて、そのままホールに上がれる動線に設計しました。
雨の日も濡れずに済む!
ガレージ側のドアはスマートキーにはしなかったので(勝手口ドアを玄関用に変更するとさすがに費用がうん十万円…)、スマホで解錠できるスマートロックを後付けしようと思っています。
スマートロックは色々あるので、機種は選定中。
導入したらレポートしたいと思います。
家族動線と来客用動線を分けたのがポイントで、玄関に靴が散らかることはないはずです。
たぶん…笑
エントランスクローク内には収納が2つあります。
玄関側にはコートやジャケットをかけるパイプハンガーと仕事で使う鞄などを置ける可動棚を設けています。
もう一ヶ所はホール出入口の正面で、ここには靴を収納予定。
夫婦ともに靴の量は多くないのですが、家族が増えたりして入りきらなくなった靴や、シーズンものの靴は玄関土間収納の可動棚に収納する予定です。
収納は、住友林業のフリーバックシェルフというものを使用しています。
パイプ付きの棚板や、靴用のバックガードがあったりと使い勝手のいい商品です。
玄関ホールには、雑貨を飾るためのニッチを設けています。
造作ニッチの記事はこちら。
なお、ビルトインガレージ内、エントランスクローク、玄関ホールのダウンライトは全て人感センサー式になっています。
ズボラの極み。
ただいま手洗い
住友林業では、玄関近くの手洗いを「ただいま手洗い」と呼ぶらしいのですが(玄関近くの収納は「ただいま収納」)、kikorist妻の希望もあり、1階ホールに洗面台を設けました。使用したのはサンワカンパニーのエリッセコッコとホテル洗面台。
住友林業の洗面台の仕様についてはこちらにまとめています。
タイルはリクシルのグレイミックスをワンポイントで入れました。
新邸で採用したタイルのまとめ記事はこちら。