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本記事では、実際の展示場やkikorist邸などの実例を交えながら住友林業で採用できる木質天井を13種類、紹介します。
木質天井は面積も広いので、部屋の印象を大きく決める部分
です。
本記事では住友林業で人気の天井材について、主なものは全てまとめましたので、床材と同じくらいじっくり決めていただければと思います。
なお、住友林業の仕様シリーズについては、こちらから記事一覧としてご覧いただけます。
また、kikorist夫婦と交流のあるTwitterやInstagramの施主が選んだ木質天井と価格はこちらの記事でまとめています。
本記事で実例紹介する住友林業の木質天井
本記事で紹介する住友林業の木質天井は以下の通りです。
- ハーモシーリング(住友林業クレスト)
- スタイルシーリング(住友林業クレスト)
- ナチュラルシーリング(住友林業クレスト)
- ジャパニーズオークリブシーリング(住友林業クレスト)
- 木製リブ天井材(住友林業×テンサン)
- 国産杉木製化粧天井材(住友林業×越井木材)
- 無垢板リブパネリング(マルホン)
- ウェスタンレッドシダー(マルホン)
- 突板パネリング(マルホン)
- ウッドパネリング(サンタ通商)
- リアルパネル(ニッシンイクス)
- ザ・ウォール(朝日ウッドテック)
- あらわし梁(住友林業クレスト)
全て実例写真付きで紹介します。
小さなサンプルと、実際に広い面に貼られたときでは大きく印象が違います。また、特に注意したいのは、実際に天井に施工すると、サンプルで見るよりも暗く感じる点です。
実例で確認して、好みの木質天井を見つけてもらえたらと思います。
天井を木質天井にするメリット/デメリット
通常、天井も壁と同じく壁紙(クロス)張りにすることが多いですが、木質天井にすることで次のようなメリットが得られます。
天井に実際の板(突板・無垢板)や木目調のシートやクロスを施工することで、高級感を演出できます。
また、木にはあたたかみがあるので、天井に採用することで落ち着いた空間にすることができ、リラックス効果を得ることが出来ます。
一方デメリットとしては、
という点が挙げられます。
特に、本物の木を使用した木質天井は50万円以上する場合もあるので、家の中でも特に長くいる場所、毎日見かける場所に採用するのがオススメです。
ハーモシーリング(南海プライウッド)
ハーモシーリングは、南海プライウッドは住友林業向けに製造している木質天井です。
天然木ではなくシート状の素材。スタイルシーリングが2018年に登場してからはほとんど使われることはなくなりましたが、一部の展示場で確認することができます。
見た目はスタイルシーリングに近い感じです。
カラーバリエーションは5色と、スタイルシーリングよりも少なめです。
スタイルシーリング(住友林業クレスト)
スタイルシーリングは、住友林業クレストが製造している木質天井。
素材はハーモシーリングと同じくシートで、実質的な後継製品です。
シートに木目を印刷しているので、施工時に気を付けないと同じ木目柄が並ぶことになります。
これはかなり違和感が…。
スタイルシーリングはkikorist邸のエントランスにも採用しています。
kikorist邸は床材はウォルナットですが、天井もウォルナットにすると暗すぎると思ったため、実際の展示場で見比べてオークピュアブラウンを採用しました。
カラーバリエーションが豊富であることが住友林業クレストの製品の特徴。スタイルシーリングも住友林業の床材にあうよう9色がラインナップされています。
ナチュラルシーリング(住友林業クレスト)
ナチュラルシーリングも住友林業クレストの木質天井です。
スタイルシーリングと違い、オークの突板(天然木をシート状に薄くスライスしたものを合板の上に貼り付けた建材)を採用しているため、天然の木の質感・高級感があるのが特徴です。
ナチュラルシーリングのカラーはオークのみ。
実際の実例がこちら。
木目の質感などは、さすが天然木といった風合いですが、個人的には突板フローリングのようなやや光沢ある感じが気になりました。
幅も軒天とあっていないので、個人的にはジャパニーズオークリブシーリングのほうがオススメです。
ジャパニーズオークリブシーリング(住友林業クレスト)
ジャパニーズオークリブシーリングは、住友林業クレストが製造している天然木を使用した木質天井。2021年4月に登場した比較的新しい木質天井です。
その名の通り、ジャパニーズオーク=国産ナラの突板を使った木質天井です。
ナチュラルシーリングもオークでしたが、ジャパニーズオークリブシーリングは住友林業標準の軒天とリブの幅を合わせているので、綺麗に室内の天井と軒が繋がるというメリットがあります。
カラーバリエーションも4色選べる点もメリット。
質感は、ナチュラルシーリングシーリングよりもマットで、より高級感があります。
軒天と同一のリブ幅がいい感じです。
ジャパニーズオークリブシーリングはこちらの記事で詳しく解説しています。
木製リブ天井材(住友林業×テンサン)
木製リブ天井材は、テンサンというメーカーが住友林業向けに製造している木質天井。
こちらも本物の木を採用しています。
カラーバリエーションはモノトーンのミディアムブラウンとダークブラウン、ツートンで2色存在します。
木製リブ天井材の実例がこちら。
天然木を使用しているので、質感が非常に高いです。
テンサンの木製リブ天井材は和室に使用すると、和モダンな雰囲気を演出できます。
テンサンの木製リブ天井材はこちらの記事で詳しく解説しています。
国産杉木製化粧天井材(住友林業×越井木材)
国産杉木製化粧天井材は、越井木材が住友林業向けに製造する木質天井(プレスはこちら)。
この杉木製化粧天井材は、屋内用・屋外用があり、同一の素材で内と外を揃えることが出来るのがポイント。
こちらは中から見た様子。
外から見るとこのように。同じ天井材を使うことができるので、統一感があるデザインが可能です。
天然木なだけあり、質感は十分。
カラーは写真のようなウォルナット系のカラーと、ナチュラル系のカラーの2種類があります。
駒沢第三展示場でも室内・軒天に採用されています。
無垢板リブパネリング(マルホン)
マルホンの無垢板リブパネリングは、床材メーカーとして有名なマルホンの木質天井です(壁にも施工可)。
マルホンのWEBサイトには掲載がなく、住友林業の展示場向けの特注仕様となります。
オークの無垢材を使用していて、オイル仕上げからオークピュアナチュラルなど、塗装も可能です。
こちらはオイルクリアの天井。無垢板を使用しているため、リブの溝が深く、高級感があり