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着工合意時点の間取りや仕様で行うヴァーチャルWEB内覧会、今回はリビング・ダイニング・キッチンをお送りします。
リビング・ダイニング・キッチンはkikorist夫婦の一番重要視する場所となっていますので、提案工事(=オプション)も盛りに盛った仕様となっております。
着工合意時のWEB内覧会の一覧はこちら。
なお、パースについてはマイホームデザイナーで作成しています。マイホームデザイナーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
LDKの間取りと広さ
kikorist新邸は3階建てで、LDKは2階にあります
。広さは24.2畳となっています。

2階のLDKの間取り
本来は1フロアで生活できるのが理想なのでしょうが、都内23区の狭い土地で、ビルトインガレージを作って1階に広いリビングは絶望的…。出来たとしても、隣家が近いので暗いリビングor道路から丸見えみたいになります。都内で広くて居心地のいいリビングを1階に…は相当広い土地といい立地を持つ方の特権に思えます。
間取り作成にあたっては、当初から「リビングとキッチン/ダイニングスペースは一続きでも空間構成(ゾーニング)としては分けたい」ということを伝えていました。
これはkikorist夫の育った環境にもあると思うのですが、「食事をする場所は食事する場所」「くつろぐ場所はくつろぐ場所」というように分かれていたほうが、過ごしやすいと感じるのです(これはあくまで個人の好みで、一体感のあるLDKが好きという考えも当然あると思います)。そのためL字リビングやキッチンとダイニングが横並びのようなレイアウトを希望していました。
さらに、「ゾーニングしても広さ/視線の抜けは感じられるようにしてほしい」という相反する要望も出していました。

めんどくさい施主ね…。

自分でもそう思います…笑
結果として、バルコニーを活用しつつL字形状のLDKとすることで、ゾーニングと視線の抜けを満たした間取りになりました。

リビングからダイニングに視線が抜ける上、バルコニーも部屋の一部に見えるようにすることで視覚的に広く見える
LDKのこだわりポイント
リビング
テレビは現在も使用している75インチの液晶テレビ(SONY BRAVIA KJ-75X9500G)をそのまま使用しますが、壁掛けに変更します。そしてテレビ背面はエコカラットのストーングレース(チャコール)を使用。
テレビボードはフロート型の造作としています。
造作テレビボードについてはセンタースピーカーとウーファー内蔵、内引き出しなどこだわりが詰まっているのですが、こちらの記事に詳細を書いてあるのでよろしければご覧ください。


そして、リビングの天井には折り下げ天井とし、間接照明を入れています。

折り下げ天井と間接照明
折り下げ天井には、展示場で一目惚れしたマルホンの特注木製リブ天井を入れました。

久喜展示場の特注リブ天井
写真と全く同じ仕様で依頼しています。
住友林業のリブ天や木質天井についてはこちらの記事をご覧ください。
天井にはスピーカーを6つ埋め込んで、5.1.4chのDolby Atomos環境を構築
しています。埋め込み型より、天吊りや床に置くほうが音質的には有利なモデルが選べますし、音響的にもいいのですが、スッキリした外観を優先させました。音質的に重要なフロント左右のスピーカーはトールスピーカーとし、センタースピーカーはテレビボード内に設置します。
ダイニング
ダイニングには180or200cmのテーブルを設置予定です。現宅でも2人暮らしですが180cmのテーブルを使っているので、それ以下の選択肢はありませんでした。

家具はこれから住友林業のインテリアコーディネーター氏と一緒に探す予定。

ダイニングとスタディースペース
ダイニングの横にはスターディースペースを設けています。住友林業クレストの造作カウンターとチェスターフィットの収納、インテリアシェルフを設けています。
チェスターフィットについては、こちらの記事をご覧ください。
スタディースペースを設けたものの、ここで子供を勉強させるかは未定。kikorist夫婦はともに自室での勉強でしたが問題なく学習できているので、最近流行りのリビング学習がいいのか判断が出来ません。
したがって、このスタディースペースは、どちらかといえばkikorist妻の勉強・作業スペースとして設けました。
スタディースペース用のダウンライトを別途用意してあり、ここだけは昼白色としています。

スタディースペース用の昼白色のダウンライトを設置

勉強に集中するのであれば、電球色ではなく昼白色や昼光色がオススメ。
キッチン
キッチンは新邸の中で最も費用をかけてこだわったと言っても過言ではありません。kikorist夫婦は夫婦で料理が好きなので、設備と収納力を重視しました。

キッチンはリクシルのリシェルSIを選択
キッチンの仕様はこちらにまとめています。


こだわりとしては、まずはセラミックワークトップ。セラミックワークトップを導入するためにリシェルSIにしたと言っても過言ではありません。

リシェルSIのセラミックトップ
カップボードのカウンターもセラミックトップにしています。
次に大容量の食洗器として60cm幅のミーレ。

リシェルSIとミーレの食洗器の組み合わせ
当初はリンナイのフロントオープンで考えていましたが、収まりが非常に悪くなることが判明したため(詳しくはこちらの記事を参照)、最終的に60cmのミーレとなりました。

ミーレを入れるために住友林業の仕様を外れたため、提案工事の費用が跳ね上がることに…。
最後が大容量のカップボードです。

大容量カップボード。幅は345cm、フロアキャビネットは65cmの奥行があります。
幅はカップボード部分で335cm(90cm×3+75cm×1)とかなり幅広くとっています。フロアキャビネットは基本的に引き出しですが、一部はゴミ箱スペースにしています(パースではゴミ箱スペースがオープンになっていますが、実際には最上段には引き出しが付きます)。
さらにフロアキャビネットの奥行は住友林業の提携仕様にない65cmを選択しています。住友林業仕様だと45cmしかなく、20cmの差が使い勝手に大きく影響するので、65cmにすることを優先してオープン仕様としました。

65cmの収納力。赤いラインが45cm。
一方、天吊り収納のウォールキャビネットは45cmしかラインナップされておらず、そのまま設置すると。カウンター位置から20cm奥まることになり、収納したものを取りにくくなりますし、面が揃わないので見た目が美しくありません。
そこで、ウォールキャビネット部分の壁を20cmふかしています。

ウォールキャビネット部分だけ壁を20cmふかしている
20cm壁を前に出すことで、45cmのウォールキャビネットと65cmのフロアキャビネットの面が揃い、見た目が美しくなる上にウォールキャビネット収納の出し入れがしやすくなります。

ウォールキャビネットとフロアキャビネットの出面が揃う
なお、冷蔵庫上にも75cmのウォールキャビネットを追加しています。こちらは65cmの奥行があったので壁はふかしていません。一方で、奥にしまったものは取りにくくなるので、ホットプレートやタコ焼きプレート、鍋用IHなどの季節用品を収納しようと思っています。
ふかした部分には間接照明を設けています。こちらは展示場の写真ですが、同様のイメージです。

ふかした壁には間接照明を追加
私たちが入れたリシェルSIのグレーズグレーを展示している展示場があったので、実際に確認してきました。

展示場のリシェルSI
一部がトール家電収納だったりと違いはありますが、ふかし壁の造りなど含めてかなり近い感じになると思います。
カップボードの背面には、リクシルのリネンフェイスを貼っています。

リクシルのリネンフェイス
また、キッチン横には標準の不燃キッチンパネル(アイカ工業のセラール)ではなく、名古屋モザイクのひだSを採用しています。

キッチンパネルではなく名古屋モザイクのひだSを使用
名古屋タイルが作ってくれた目地入りサンプルがこちら。

名古屋モザイクのひだSの目地入りサンプル。実際に採用したタイルは色は同じですが、横長の1414S。
実際に使用するのは二丁掛という横長のサイズになります。

実際に使用するタイル
こちらの記事で、新邸で採用しているタイルについてまとめていますのでよろしければご覧ください。
キッチン横には造作ニッチを設けており、上段はインターホンや床暖関係、照明スイッチを集めています。

キッチン横のニッチ
下段はレシピ本などをディスプレイするスペースとなっています。
LDKの床材
リビング・ダイニング・キッチンにはそれぞれ床暖房を入れています。無垢では床暖房対応のものはない、もしくはあっても幅が狭いタイプになってしまうことに加えて、私たちは猫を飼っている(毛が抜ける&たまに毛玉を吐くことがある)ので、挽板にしています。
採用したのは朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアムスタンダードのブラックウォルナット。

朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアムスタンダードのブラックウォルナット

どうでもいいけど、「プレミアムスタンダード」ってすごく分かりにくいわね…。
プレミアム(高級)なのかスタンダード(標準)なのか…。

ライブナチュラルプレミアムシリーズには、節ありの「ラスティック」と節なしの「スタンダード」があるってことなんだけど…。
とっても分かりにくい笑
キッチンの床はフロアタイルにしています。採用したのは東リのロイヤルストーンと目地棒の組み合わせ。

キッチンの床はフロアタイル
こちらは展示場で見た挽板ですが、水シミが出来てしまってます。

水シミが出来てしまった挽板
ズボラなkikorist夫婦がキッチンを挽板にするとこうなることは目に見えているため、フロアタイルにしました。

東リのロイヤルストーンを採用
フロアタイルのメリットデメリットはこちらの記事にまとめています。
窓
実はリビングの窓にもこだわりが詰まっています。
kikorist新邸はリビングの一部を折り下げ天井にしているので、一部が低くなっています。そこで、その下がった高さを基準に、リビングの全ての窓の高さを合わせています。

リビングの窓の高さを下がり天井に合わせている
窓の高さのラインを合わせることで、統一感を出しています。
また、高さだけでなく、8枚ある高窓も縦横のサイズと間隔を全て揃えています。

リビングダイニングにある8枚の高窓のサイズ・間隔を全て揃えている
一定の間隔で同じサイズの高窓が並ぶことで、統一感とリズムを作ることを意識しています。

同じサイズの窓が同じ間隔で並ぶことで統一感とリズムが生まれる
もちろん、同じサイズ・同じ間隔で窓を並ぶことで、外から見ても美しい外観になります。

窓のサイズと間隔が同じだと外観も美しくなる
収納
リビング周りにはいくつか収納を設けています。
まずは階段ホール正面のリビング収納。

階段ホールに設けたリビング収納
リビングからは収納の扉を極力見せないことを意識したので、リビングからはアクセスできませんが、用途はリビング収納です。稼働棚が6枚ほど入っています。現在使用しているダイソンのスティック掃除機もこちらに収納予定です。
続いて、キッチン横のパントリー収納。

キッチン横のパントリー

パントリー
食料品や掃除用品のストックなどを収納する予定です。場合によってはリビング収納として使うかもしれません。
最後が猫収納です。kikorist夫婦は猫を飼っているので、猫用品やトイレを設置する場所です。

猫収納
ちなみに最下段はルンバ基地となっており、ルンバ基地の上に猫トイレ用の棚板があります。

猫収納。最下段はルンバ基地
なお、猫トイレは消臭機能の壁紙を使い(あまり効果には期待していない)、内には換気扇を設置しているので、トイレの匂いは換気扇に吸い込まれて、直接外に排出されるようになっています。

住友林業の仕様では扉が付けれなかったので、DIYでスライド蝶番を使ってメラミン化粧板の扉を付ける予定。

DIYで取り付ける扉のイメージ
入居後初めてのDIYになりそうなので、こちらもゆくゆくはレポートしたいと思います。
照明
LDKに限らず照明はインテリアコーディネーター氏のアドバイスの元選定しています。
LDKの照明は一部(スタディースペース・キッチン上のペンダント)を除いてPanasonicのリビングライコンで制御できるようにしています。

Panasonicのリビングライコン
リビングライコンは照明をシーン別に6個記憶させられて、ワンタッチで切り替えることができる優れモノです。
リビングでは食後に寛いだり映画を見ることも多いと思いますので、ワンタッチで切り替えできるのは便利です。リビングライコンは赤外線でも操作できるので、SwiftcBotと組み合わせる予定です。
新邸のリビング/ダイニング/キッチンのまとめ
新邸のリビング・ダイニング・キッチンについて紹介しました。

新邸のリビング
いずれもかなりこだわりが詰まった新邸の最重要ゾーンとなっています。
特にキッチンは現宅よりも広くなって、収納力も段違いなので好きな食器を沢山買っても大丈夫なのが嬉しいところ。
特注のリブ天井といい、どんな仕上がりになるのか今からも楽しみです。
参考になれば幸いです。
なお、着工合意時のWEB内覧会の記事はこちらにまとめていますので、あわせてご覧ください。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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