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今回は私たちの土地探しについて触れたいと思います。
あわせて私たちの契約した土地の形や現時点での延べ床面積も公開。
土地探しをするための予算決め、土地の条件の決め方についてはこちら。
土地探しの方法についてはこちら。
土地探しを始めた時期について
注文住宅で家を建てる決意したのは2020年9月の中旬ごろでした。
家をいつ購入すべきかは人によって意見が異なると思いますが、我々の場合は妊娠中や出産後は家づくりなんてしてる場合ではなくなりそうと判断し(赤ちゃんを連れて1日に住宅メーカー3社とか回るの絶対無理…)、家を購入することにしました。
入籍する前から、結婚後は持ち家にすることは夫婦二人で考えていて、緊急事態宣言中のGWに住宅展示場にも行ったりしました(そして閑古鳥が鳴いていた展示場で今の住友林業の営業氏と運命的出会いを果たす笑)。
二人とも実家は愛知県ですので、東京には土地も家もない状態からのスタートです。
同居を始めたのが7月、正式に入籍したのは8月で、生活が落ち着いた9月中旬頃から土地探しを始めることになりました。
土地探しの方法は3つ!
土地探しの方法は前回の記事でまとめた通り大きく分けて3つ。
- 不動産業者に探してもらう
- 自分で探して不動産会社に問い合わせる
- ハウスメーカーに探してもらう
私たちも①~③全て実行して土地探しをしました。
実際にハウスメーカーから提案があったのは1件のみだったので、実際に見ることになったのは①②が中心でした。
土地仲介にかかる費用は成約時の土地仲介手数料のみで、物件探しを依頼するだけなら無料です。業者によって持っている物件情報が違う場合もありますので、出来るだけ多くの不動産仲介業者に声をかておくのがオススメです。
希望条件に合いそうな物件があればメールで送付するよう不動産業者には依頼をしておき、自分で探した候補物件とあわせて週末回るということをひたすら繰り返しました。
私たちが探した土地の条件が下記の通り。一部非公開の条件もありますが、ご了承ください。
- エリア:東京都23区内(非公開)
- 沿線 :●●駅~●●駅(非公開)
- 駅徒歩:実際に歩いて15分以内(不動産表記だと10分~12分)
- 土地広さ:90平米~100平米
- 建蔽率・容積率:建蔽率60%、容積率150~200%
- 形状:整形地
- 間口:7.5m以上
- 接道幅員:4m以上
- 向き:問わず(北向き歓迎)
- 価格:●●●万円まで(仲介手数料・解体費込み/地盤改良費別途)(非公開)
- ハザード:0.5mまでは許容
- 権利:所有権
- 建築条件有無:建築条件無し
条件の各項目については前回の記事を参照してください。
我ながらなかなか贅沢な条件よね…。
だってマイホームなんて一生に一回だし安易に妥協したくない。
そして始まる土地探しの旅
過去2年の該当エリアの不動産取引実績を見る限り、同じような条件の土地がまったくないわけではありませんが、簡単に見つかるような条件でもなかったので、それこそ必死に探しました。
SUUMOやLIFULL HOME’Sなどのポータルサイトを毎日確認し、不動産業者からの紹介案件も含めて何十件何百件と物件をチェックし、実際に現地を訪れる内覧も20件近く行いました。
毎週末4件程度の内覧はしてたよね…。
条件に完璧に合致するような土地はなかなかないので、ある程度許容できそうな条件を土地を多く見て回ったけど、結局決めきれず…。
二人でよく考えた上での条件だったから、なかなか妥協することは難しかったのです。
さらにハウスメーカー選定をするために住宅展示場めぐりも同時にしてたから、土日は死ぬかと思ったわ…。
そして突然見つかった運命の土地
全ての土日をマイホームのために捧げる、デスマーチのような土地探し・住宅展示場巡りの旅
を始めて一か月が経過した、10月のある日のことです。
日課のようになっていたSUUMOをチェックしていると、私たちの希望条件に完璧に合致した土地を発見!!
早速私たちのメイン仲介業者の住友林業ホームサービスに連絡したところ、仲介可能とのこと!
デスマーチから解放されることを考えただけでもテンション爆上げ。
希望の土地が見つかった喜びはどこへ…。
その日のうちにハザードや近隣環境などを詳細に確認し、これ以上の条件の土地はないと思って、内見の翌日に早速買付の申し込みをしました。
その後隣地との境界画定にやや時間がかかりましたが、12月21日に無事契約が完了。
隣地の方と境界を整理して契約にこぎつけるまで、気が気ではなかった…。
土日を捧げるデスマーチを再開しなければならないと考えたら絶望しかない。
1か月で見つかったのは、土地探しに費やした努力もさることながら、本当に運が良かったと思うわ。
現在住まわれてる方の新居探しのために時間が必要なことから、引き渡しは3か月後の2021年3月21日に決まりました。
その後古家の解体を行い、新居の着工は4月です。
そして竣工は2021年10月19日を予定しています(オリンピックが中止になれば工期が短縮される予定)。
kikorist夫婦が契約した土地と建物の計画
そんな苦労して契約にまでこぎつけたkikorist夫婦の土地はこんな形です。
約96平米(29坪)、間口9mの北向きの土地です。左隅に凹みがありますが、整形地と言って差し支えない形だと思います。
建蔽率は60%、容積率は160%です。準防火地域のため、建物を準防火仕様にすることで建蔽率70%まで使用可能。住友林業であれば標準で準防火仕様です。
準防火地域だと建物の仕様を準防火にすることで建蔽率10%の緩和が受けられるのは覚えておくと良いです。
ただし、建蔽率は増えますが容積率は変わらないのでご注意を。
ほかにも角地の場合は準防火とは別で10%の緩和措置が受けられることがあります。
この土地に延べ床面積約160平米の3階建てを建築する予定です。
「敷地面積が96平米で容積率160%の土地に160平米の延べ床面積建物を建てたら、容積率160%超えちゃうのでは…」と思った方は鋭いです。
確かに96平米の160%は153.6平米で、160平米は一見制限オーバーに思えます。
実は、車庫は延べ床面積(今回で言うと)の1/5を上限に容積率の対象面積から除外していいことになっているのです(延床面積160平米の場合は32平米まで除外可能)。
今回ビルトインガレージの面積が約20平米あるので、容積対象の延床面積は約140平米となって、容積率制限の153.6平米を下回っているのです。
容積対象からは除外されても、ビルトインガレージを作るのにはもちろんお金がかかります。
間取りは目下調整中!
建物は延床面積約160平米と書きましたが、実は間取りはまだ確定していません汗。あくまで現時点の仮プランの段階での面積です。
かなりいい感じにはなってきているのですが、減額したい部分やこうしたいという部分が残っており、目下調整中であります。
ハウスメーカー選定時に、ある程度納得できる間取りはできたのですが、当初の案から一度大幅に変更し、そこに改良を加えながら今に至ります。
現在は最終調整の段階ね。
費用がどんどん増加して恐ろしいことになりそうなので、間取りで削減できる部分は出来るだけ削っています。
今週末の打ち合わせで確定できるかどうかといったところです。
出来るだけ費用をかけないプランニングのコツは今後記事にまとめたいと思います。
kikorist夫婦の土地探しのまとめ
土地探しをしてみて感じたのはやはり、希望の物件に出会うためには情報収集が何より大事ということです。
毎日欠かさず不動産ポータルサイトを見ていたからこそ、タイミングを逃すことなく買えたのだと思います。
物件をたくさん見ておくことで、いざ運命の土地に出会ったときに、その土地で決めていいかどうかの判断もしやすくなる。
公開物件はSUUMOやLIFULL HOME’Sなどの物件で見つけることができますが、未公開物件は地域密着の不動産業者を当たるしかありません。
もし、あまりに希望の物件に出会わないようなら、探している条件が相場と比較して明らかに無理な条件になっていないかも確認してみてください。
不動産業者に依頼すれば、レインズという不動産流通情報が掲載されているウェブサイトから過去の取引状況(面積や価格、立地や形なども)を取得してもらえます。
過去に探している条件の土地がどのくらいの頻度で取引されているか確認すれば、どのくらいの期間土地探しをする必要があるのかの目安にもなります。
過去2年間で同じような条件の土地が全く出ていないようなら条件を見直したほうがいいわね。
無理のない条件であれば、根気よく時間と手間をかければ、希望の土地に出会えるはず
。
私たちと同じように土地探しから始める方の参考になれば幸いです。
既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。