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この記事では、住友林業で建築士中の新邸において、kikorist夫婦が本当は入れたかったけれど、諸事情(というか主に予算面)で泣く泣く諦めた設備・仕様を紹介したいと思います。
ビルトインガレージのタイル床
車好きのkikorist夫としては是非とも入れたかったのが、ビルトインガレージのタイル床。
ガレージの床がタイルだとめちゃくちゃカッコイイ!
諦めた理由は、費用とメンテナンス(割れるリスク)。ガレージはコンクリートのモルタル仕上げ(屋外部分は刷毛引き仕上げ、屋内部分は金コテ仕上げ)になっているのですが、そこにさらにタイルを施工することになるので、まるまるタイルと施工費用が上乗せされる形になります。
駐車場用のタイル価格が14,000円/㎡ですから(ADVANのスタジオズ20の場合。しかもADVANは業者に対しても値引きなし)、屋外も含めた7m×3m=21㎡を施工するとタイルの材料費だけで294,000円(目地材や接着剤は含まず)、そこに施工費用を追加すると最低でも40万円~50万円程度は必要です。
金額的に諦めざるを得ませんでした。
また、金額面以外にも住友林業の設計担当氏、外構を担当する緑化氏にも反対されました。
駐車場のタイルは割れやすいので、出来ればやめたほうが…。
長期の使用や車重によっては割れることがあるので、オススメしません。
と、いうわけでガレージタイルはお蔵入りとなりました…。無念。
屋外の混合水栓
これもkikorist夫の趣味に関連した内容ですが、ガレージ内に混合水栓を設けたいと思っていました。
冬の手洗い洗車が快適に…!
ただ、こちらも費用的に早々に断念。
うろ覚えですが、10万円~13万円程度の見積だったと思います。洗濯機の混合水栓は1万円強なのに高すぎる…。
よくよく考えたらビルトインガレージでそれほど車が汚れることもないですし、冬場はディーラーで手洗洗車もお願いできますし、どうしても家で洗車したい場合は1階洗面台の混合水栓があるのでそんなに問題ない
かなと…(手洗いはバケツにお湯入れれば解決、流すのは冷水でOK)。
家づくりで金銭感覚がちょっと麻痺してないかしら。
便利だとしても、使う頻度を考えなさい。
はい…。
太陽光発電
太陽光発電
は可能ならば入れたかったのですが、早々に断念することになりました。
再エネ賦課金はまだしばらく上昇傾向ですし、10年後は電気自動車はまだしもPHVは一般化してそうです。
断念した理由は、予算ではなく、30坪程度の敷地ではまともな容量の太陽光発電のパネルが載らなかったため。南面の屋根面積を確保するために、屋根の形を寄棟から片流れに変更する必要があり(費用が+約60万円)、それでも3kWほどしか載らないということで断念しました。
見た目がダサイ上に費用も高く、パネルもそんなに乗らないという…。
設計氏も言っていましたが、都内で太陽光発電が載せられるのは広い土地=大きな屋根を付けられる場合や、片流れがマッチする土地・デザインなど、条件がなかなか厳しいとのことです。
太陽光発電を入れられる人が羨ましい…。
家具コンセント
カウンターなどの上のコンセントは、当初は家具コンセントを使用する予定でした。
代表的なのはPanasonicのSプレートシリーズやJIMBOのKAGシリーズです。
断念した理由は、新邸を建てるエリアが準防火地域のためです。準防火地域では、コンセントには耐火ボックスが必要なのですが、これら家具用コンセントには耐火ボックス/プレートが標準で用意されていないのです(下記の③に該当する方法)。
省令準耐火構造の住宅の仕様
壁または天井への設備器具の設置
防火被覆を貫通して設備器具を取付る場合、壁・天井内に火炎が侵入しないよう、以下のように防火被覆を施す。①当該器具の裏面をロックウール断熱材、グラスウール断熱材等で被覆する。
②当該器具の裏面をせっこうボードや鋼製の枠で、被覆する。
③コンセント差込み口以外の部分等について、金属製のプレート等により被覆した器具を使用する。
そのため、耐火ボックスを石膏ボードで造作で用意するなど現実的ではない手段(上記の②)と費用がかかるため、断念となりました。
カウンター上に通常サイズのコンセントが来てしまうのはかなり残念ではありますが、Panasonicのアドバンスシリーズにしたことで最低限の意匠に配慮しました(アドバンスシリーズであればメーカーの耐火プレートが用意されています)。
フレンチヘリンボーンの無垢床
3階のセカンドリビングで検討していたのが、マルホンの無垢のフレンチヘリンボーン。
見積を取ってみたところ、標準の突板からの差額が約50万円ということで、採用を断念。
さすがに仕分けの対象となりました…。
最終的には、永大産業の銘樹ヘリンボーンを採用しています。無垢ではなく挽板にはなりますが、半額程度の費用で導入できました。
kikorist夫的にはフレンチヘリンボーンのほうが好きだったのですが、kikorist妻は、
90度で貼り合わせた普通のヘリンボーンのほうが好きなので、価格も下がってウェルカム!
だそうです笑
格子スクリーン
kikorist妻が気に入っていた、住友林業三種の神器の1つである格子スクリーン(商品名は格子スクリーン2)。
間仕切りなどでよく使われるのですが、kikorist新邸では残念ながら間仕切りするような空間がなく、入れられそうな場所がありませんでした笑
出来れば入れたかったけど…。
入れる場所を無理矢理作っても本末転倒
なので、採用はなしということになりました。
エクラン浴槽
kikorist新邸のシステムバスは、トクラスのLCYBシリーズにしたのですが、その中で採用を諦めたオプションがエクラン浴槽。
通常の浴槽も人造大理石のスタークですが、エクラン浴槽はさらに1つ上の質感です。
実際に見ましたが、惚れ惚れするような美しいツヤの浴槽でした。
写真よりもずっと綺麗なのです。
そのエクラン浴槽の提案工事の費用は90,760円と高額。しかもエクランのヘアライン柄は上の面のみ(浴槽の素材全体はエクランですが)ということでちょっとコスパが悪い。
標準でもトクラス自慢の人造大理石なのにさすがにこれは出せないということで、夫婦一致で断念することになりました。
5万円以内だったら入れてた可能性が高いオプションです。
そのほか、浴室関連では開き戸+タオル掛け(18,740円)、おそうじ浴槽(96,670円)なども削減対象となったオプションです。
開き戸は1616サイズだと開いたときに浴室をかなり圧迫するので、費用も含めて採用しなくて正解だったと思います(1618サイズ以上の方はご検討ください)。
おそうじ浴槽は私たちには贅沢装備、ということで削減しました。現宅でも毎日のお風呂掃除にはバスタブクレンジングをメインで使用し、手洗いはたまにしか洗っていませんが、特に困っていません。
バスタブクレンジングは本当に神アイテムです!
お風呂掃除が断然楽になりました。
タオルウォーマー
タオルの乾燥にも使えて、冬場の脱衣所の暖房替わりにも使えるタオルウォーマーも採用を断念したアイテムの1つです。
もともとは、kikorist夫が家づくりの参考にしていた建築士夫婦さんのブログの記事で発見したのがきっかけで採用を検討していましたが、kikorist妻の、
今なくても困ってないしいらない。高いし(10万円以上…)。
バスタオルは大量に持ってるし、乾太くんもあるし、必要性を感じない。
という意見により断念…。
確かに我が家では楽天のヒオリエで購入したホテルスタイルバスタオルが大量にあります…。それこそ1人7枚くらいは余裕笑
タオルウォーマーはなくてもいいかも…
と、いうことになりました。
ピーエスのタオルウォーマーはカラバリ・サイズともに豊富で、デザインもオシャレなので、興味のある方はぜひ検討してみてください。
寝室の間接照明
当初の住友林業のプランでは、寝室に折り下げ天井と間接照明が入っていました。