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以前の記事で紹介した窓の変更に加えて、着工合意後に変更した内容が増えましたので、本記事で紹介します。
前回の記事はこちら。

ちなみに現時点ではさらに内容が増えています…。

追加分はまた別記事で紹介予定です。
換気口の位置を変更
kikorist新邸ではファサード面にこだわったことは以前の記事で紹介しました。
…が、なんと着工合意後にチェック漏れが判明。
それが、換気口(吸気口)の位置です。

あまり換気口の位置まで意識している人は少ないのでは?
従来と比べて気密性が高まった現在の住宅には24時間換気が義務付けられており、各部屋には換気のために吸気口と排気口が設けられています。吸気口は壁、排気口は天井に取り付けられのが一般的。

住友林業の換気システム(出典:住友林業)
吸気口・排気口は色は白しかなく(展示場では塗装している例もありますが)、室内的にもあまり目立たせたくありませんし、室外部分でも外壁の意匠性を損なうデザイン上の異物です。

見た目だけで言えば、出来れば無くしたい…。
とはいえ、法律に加えて、換気は適切な湿度と空気をコントロールして家を長持ちさるためには必要不可欠なものですので、無くすわけにはいきません。
そこで、換気口はせめて目立たない場所に設置したいところです。
換気口の位置については、打合せの途中、担当設計氏から案内がありました。

図面に換気口の位置が記載してあるので、確認をお願いします。

2階の換気口(吸気口)の位置
間取り図のこの記号が吸気口が設置される場所です。

換気口の記号
一通りチェックはしたのですが、1か所考慮漏れの場所が…。
それが3階のこの位置の換気口。

問題の換気口の位置
外観パースで言うと、この位置にあたります。

換気口の位置

こまかっ…!
建物正面ではなく側面ですが、kikorist新邸は東側の側面も一部開けているので、東北部分はファサード面として意識しいてる箇所です。

kikorist新邸のファサード面は北側の正面と東側の一部
3階壁面のかなり上のほうなので、おそらく見上げない限りは分からないと思うのですが、それでも変更できるなら変更したい場所です。
生産担当氏に確認
以前も紹介した通り、私たちは生産担当氏からは週次で工事スケジュールと現場訪問スケジュールをメールでいただいています。
今回も配筋検査のタイミングで現地で合流して換気口が移動可能か確認してみました。

この換気口をもし可能ならばでいいのですが、こちらの面に移動させたいのですが…。
(すごく申し訳なさそうに聞くkikorist夫)
南側の面であれば、正面から換気口は見えません。

換気口の変更先(ピンクの場所)

ここであればビッグコラムも入ってないですし大丈夫そうですね。
対応しておきます。打ち合わせメモは持っておりませんが、確かに承りました。
結果的に変更できて良かったです。

本当にありがたい…。
やはり気付いた段階、早いタイミングで打診してみるのが良さそうです。工事が進んでいると、対応できるものもできない場合も出てくると思います。
換気口の位置の確認は忘れずに
換気口の位置を設計時に気にすることはあまりないと思いますが、室内と外観、両方から見て目立たない位置にあるかどうかはよく確認することをオススメします。

せっかくこだわった内装・外観でも換気口が目立ったらぶち壊しに…。
換気口の位置は、平面図だけでなく、展開図と立面図でも確認しておくといいと思います。
展開図は、室内側から各壁面を水平方向から見た図です。換気口の高さが確認できます。

展開図(黄色が換気口)

私たちの担当設計氏は視界に入りにくい高い場所に設置してくれていました。

場所だけでなく、高さの確認も大事ね。

窓の高さや取り付け位置の確認できますね。
なお、住友林業では、壁を北側から時計周りにA面/B面/C面/D面と呼びます。

展開図の面の呼び方
立面図は、建物を外から水平方向で見た図です。立面図にも換気口の位置が書かれていますので、外観上目立つ位置にないか確認をしておくと良いです。

立面図(黄色が換気口)
本記事のまとめ
本記事では着工合意後の変更点として、換気口の位置変更について紹介しました。
- 換気口(吸気口・排気口)の位置に注意
- 室内・外観ともに問題ないか確認
- 吸気口は設置高さにも注意
- 展開図/立面図で確認がオススメ
設計時にはあまり意識することのない換気口ですが、無頓着だとせっかくこだわった内装・外観を台無しにしてしまうこともありますので、なかなか侮れない部分です。
その他の変更点についても、近日中に紹介予定です。
参考になれば幸いです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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