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に引き続き、ハウスメーカーの選び方についてまとめていきます。
木造・鉄骨造の違いはこちら。
木造・鉄骨造の各工法の詳細はこちら。
今回は最終編として、各ハウスメーカーの採用している工法とハウスメーカーごとの価格帯について解説していきます。
ご留意いただきたい事項
以下は私たちがハウスメーカーの選定を進めていくなかで学んだこと、調べたことを中心に記載していますが、あくまで専門知識のないユーザー視点での記載です。
もし誤りがございましたらTwitterやコメントなどでご指摘いただけますと幸いです。
また、個人的な好み・主観が含まれていますので、その点もご承知おきください。
前回までの復習
これまでの「初心者でも分かるハウスメーカーの特徴と選び方①」と「初心者でも分かるハウスメーカーの特徴と選び方②」では主な工法の特徴についてまとめました。

主な工法のまとめ
どの工法がベストということはありません。ユーザーの重視する項目や、家を建てる土地の形や地区(防火地区に該当するかどうか)などで、最適な工法は変わってきます。

そして何より優秀な営業担当と設計士であれば、自社の工法の弱点をうまく見せないような素敵なプランを作成してくれるはずです。

したがって、自分たちが「現し梁などを使った木質感あふれる木造が絶対にいい」、「地震と津波が心配なエリアなので堅牢性に優れた重量鉄骨造じゃなきゃダメ」ということでなければ、私たちのように工法で縛らず複数のメーカーに打診してみるのもありです。
工法の弱点さえ超える高い提案力を持った営業と出会う方法
はこちらの記事をご覧ください。
各工法ごとの代表的なハウスメーカー
以下でまとめているのは、私が一瞬でも検討したハウスメーカーです(展示場未訪問メーカーを含む)。

ハウスメーカーは住宅展示場に出店しているメーカーだけでも多数あり、私自身が検討すらしていないメーカーについて述べるのも失礼に当たると思い、私が検討したメーカーのみ紹介します。
どの程度検討したかについては、次回以降の私たちのハウスメーカー選びでご紹介します。
木造
木造ハウスメーカーの多くは軸組工法と枠組壁工法の両方を用意しているメーカーが多いです。したがって、ここでは私の主観に基づいてメインの商品として訴求しているかどうかで分けておきたいと思います。
軸組工法
- タマホーム
- オープンハウス
枠組壁工法
- 住友不動産
- ミサワホーム
次世代工法
- 住友林業
- 積水ハウス(シャーウッド)
鉄骨造
軽量鉄骨造
- ダイワハウス
重量鉄骨造
- ヘーベルハウス
- 積水ハウス
ユニット工法
- セキスイハイム
- トヨタホーム
ハウスメーカーの価格帯
続いて、各ハウスメーカーごとの価格帯について説明したいと思います。
…が、ここでは3つの価格帯にしか分類しません。細かく各メーカーの坪単価をまとめているウェブサイトもありますが、3つの分類以上はあまり意味がないというのが個人的な見解です。
なぜなら、建売はともかく注文住宅は同じ間取りや設備で建つなんてことは基本的にありえません。延床面積が多いほど坪単価は安くなり、逆に少なければ坪単価は高くなります(高額なキッチンや浴室などの設備費の占める割合が変わるため)。延べ床面積の大きいメーカーは坪単価が安く出がちですが、そのメーカーで狭小住宅を建てれば坪単価が想定よりも高かった、といったことが起きます。
さらに同じ延べ床面積でも、平屋なのか2階建てなのか3階建てなのかで全然価格も違いますし、同じ階数でも矩形(建物の外周の形状)や建築面積(建物を真上から見たときの面積)によっても変わります。加えて、建てる地区によって断熱材も変わりますし(当然省エネ地域区分1の北海道であれば相応の断熱が必要)、工事費も変わります(都内だと小さいトラックで運搬するので工事費がかかったり、駐車場代が高い)。
当然、これから家を建てようとする方が一番気になる値引き条件も、異なるメーカーであれば当然ですし、同じメーカーであっても時期によって違うことがあるわけです。

ハウスメーカーはクルマなどと違って、同列・同条件で比較が極めて難しいのです。
なので、高価格帯、中価格帯、低価格帯の3段階に分けておけば十分だと思います。
その価格帯の中では、間取りや設備によって簡単にひっくり返ります。
実際私たちが見積を取った中では、ダイワハウス(軽量鉄骨)>>住友林業(木造ビッグフレーム構法)≧ヘーベルハウス(重量鉄骨造)の順番でした。一般的に最も高いと思われる、ヘーベルハウスが一番安かったのです。

ちなみに水回りの設備グレードはほぼ同じものを指定しています。
ただし、各価格帯を超えて、価格が上下することは基本的にはないです。例えば、低価格帯のオープンハウスが中価格帯の住友不動産より高くなることは(同じような間取りなら)ほぼないと思ってよいです。
以下は実際に私たちが住宅展示場を訪問して、説明を聞いたハウスメーカーの価格帯です。

上でまとめたメーカーよりも少なくなっているのは、住宅展示場訪問前に検討が終了したメーカーがあるためです。
例えば、ユニット工法のセキスイハイムの話を聞いた段階で、工法が私たちの求めるものと乖離があったため、同じユニット工法のトヨタホームは候補から外しています。
低価格帯(坪単価50万円以下)
- オープンハウス
中価格帯(坪単価50万円~80万円)
- 住友不動産
- ミサワホーム
高価格帯(坪単価80万円超)
- 住友林業
- ヘーベルハウス
- 積水ハウス
- ダイワハウス
- セキスイハイム
総予算に応じてハウスメーカーを選択しよう
ハウスメーカーの価格帯は、非常にざっくりした感じですが、3段階で分ければ十分
です。
その中で自分たちが求める広さで、どの価格帯のハウスメーカーまでなら選択できるのかを検討してみてください。もし予算内に収まらない場合は、広さを妥協すればワンランク上のメーカーも選択可能です。
広さや予算の考え方はこちらの記事にまとめてあります。
また、建て方などを工夫することで、予算よりも高いメーカーも候補に入れることが可能な場合もあります。一番効果的なのは、面積を小さくすることですが、それ以外にも工夫のしどころはあります。建築費を抑える工夫については別記事でまとめたいと思います。
次回の記事では、実際に私たちのハウスメーカー選定についてまとめていきます。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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