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今回は着工後に判明したトラブルです。
着工後にミーレ食洗器と三菱製エアコンの納品遅延、採用予定のタイルの廃番が判明しましたので、その内容と対応について紹介します。
ミーレ食洗器の納品遅延
昨年末からミーレは需要逼迫
kikorist新邸のキッチンにはミーレ社製の食洗器を入れる予定です。
ただ、昨年末頃からミーレ社製の食洗器の品薄・欠品が家系界隈では話題になっていました。
コロナによる巣ごもり需要の拡大により、食洗器の需要が急増する一方で、製造ラインはコロナ影響で減産。結果として食洗器の需給バランスが崩れて、品薄になってしまったというのがその原因です。
2021年秋に予定していたモデルチェンジの影響もあるみたいです。
旧モデルの生産が早々中止に。
12月の段階で45cmモデルは生産停止と聞いてはいましたが…
我々がキッチンの仕様(つまりミーレの採用)を決めたのは2月末、着工合意したのは4月10日段階で、その段階では特に何も住友林業からは言われていませんでした。
4月時点ではキッチンハウスでもミーレの受注が停止しており(3月頃から停止)、代替品のBOSCH(ボッシュ)も4月の段階では受注停止になりそうとは聞いておりましたが、着工合意したこともあり、ギリギリ間に合った認識でいましたが…。
実は間に合っていなかったという…。
残念なお知らせがあって、ミーレ確保できてませんでした。だいぶ前に決めてたから大丈夫かと思ったけど、そうではなかったみたい。
一応11月~1月くらいに入るらしい。間に合えばOKだけど、最悪食洗機は後からの取り付けになるかも、とのこと。
選択肢としては、ミーレを待つか、国産に変えるか。— kikorist@住友林業で建築中 (@kikorist2020) June 11, 2021
生産担当氏からの連絡
6月現場で生産担当氏と待ち合わせた場で、生産担当氏から切り出しが…
5月からミーレの食洗器が国内に全く入ってこなくなっており、少なくとも秋まで入荷ができそうにありません…。
まじですか…
ミーレ社からは次期モデルが秋ごろに発売になり、それ以降の入荷になりそうだと…。
現時点ではそれ以上の情報がなく、最悪竣工に間に合わない可能性があります。
5月以降、ミーレの食洗器が国内に入ってきていないとのことで、今後の入荷めども立たなくなっているようです。それがLIXILだけなのか、他のキッチンメーカーでも同様なのか、いつの時期までの発注分は確保できているのかなど詳細は分かりませんが、4月10日着工合意の私たちは在庫確保ができませんでした。
で、どうする?
国産の食洗器に変えていただくか、食洗器部分はなしで引き渡しさせていただいて、納品後に改めて取り付けさせていただくかになります。
わざわざミーレを入れるために住友林業じゃないオープン仕様のリシェルにしたんですよねー…。
深型食洗器で了承いただける場合は、キッチン本体の変更も対応します。
さすがは住友林業。柔軟な対応ではありますが…
せっかくなので食洗器は最悪引き渡し後でも構わないので、そのままミーレでお願いします。
食洗器はキッチンでも優先度の高い設備なので、遅れても構いません。
食洗器なくても生活できないわけじゃないしね。
今後ワクチン接種が進んで製造ラインが回復すれば増産されて間に合うかもだし。
と、いうわけで、新邸のキッチンは食洗器部分は穴が開いた状態で引き渡される可能性があります。
こんな時期だからやむなし。
2月末でキッチン決めた段階で確保してって強く言えば何とかなったかもしれませんが、後の祭り。
エアコンの納品遅延
今度はエアコン
ミーレの話があった3週間後、現場でコンセントなどの確認をするために生産担当氏と合流した場所でまた生産遅延の話が…
ちょうど昨日連絡があったのですが、三菱電機のエアコンの下位モデルが生産中止となり、納期未定になってしまっています。
今日住友林業の生産担当からも、三菱の上位のFLは納品確約できるけど、下位のGは納期未定と連絡がありました。
Panasonicとダイキンは現時点は大丈夫だそうです。
そのうちなくなりそうですが💦 https://t.co/uD7wqi68bP— kikorist@住友林業の3階建て (@kikorist2020) July 2, 2021
これは、世界的な半導体不足が原因のようです。
コロナ禍による巣ごもり需要、リモートワークやリモート授業への移行は家電、パソコンやタブレット端末などの電化製品の活用を一気に加速させました。元々半導体の需要は、家庭用ゲーム機の新機種生産の本格化や、5Gの普及に向けた通信機器の増産によって高まっており、充分供給が不足していたところに、大手半導体メーカーのルネサスの工場火災などが重なり、世界的に業種を超えて半導体が不足しているとのことです。
今年中ごろからエアコンなど家電で使う半導体も不足が深刻になっており、私たちが採用する予定だった三菱電機は下位機種の生産を停止し、価格が高い上位機種に生産をシフトすることになったとのことです。
私たちは新邸では、主にリビングの意匠性を重視すること、東京ゼロエミの省エネ基準を満たすために三菱電機のFLシリーズを導入する予定でした。
住友林業ではエアコンのメーカーを統一しなければならないルールがあるため、FLシリーズ以外を導入する部屋も三菱電機製のエアコン(下位グレードのGVシリーズ)で揃えていました。
リビング以外はデザインより価格重視…!
で、どうする?
今回、FLシリーズは納品確約できるが、GVシリーズは納期未定(…というか納品不可)とのことです。
ぶっちゃけFLシリーズが入れれるなら後は何でもいい笑
本来は施工管理やメンテナンスのためにメーカーを揃えていただくようお願いしていますが、今回はやむを得ない事情ですので、バラバラでも構いません。
今のところ同等機種はダイキンとPanasonicであれば手配可能です。
では、GVシリーズを信頼のダイキンの同等機種(Eシリーズ)に振替をお願いします。
と、いうわけで、三菱電機のGVシリーズで予定していた2台がダイキンのEシリーズに変更になりました。
全然こだわってないので全く問題なし。
Eシリーズのほうが1万円ほど高いのですが、今回は差額無しで対応させていただきます。
さすが住友林業!
タイルのモデルチェンジ
kikorist新邸のアクセントタイルにはLIXILのストーンコレクション(HAL-420/STC-BS2)を採用予定でした。
しかしながら、採用する予定だったストーンコレクションがモデルチェンジし、HAL-420/STC-BS2が廃番に…。
ただ、HAL-420/STC-BS2は廃番になりましたが、後継品としてHAL-420/STC-BS2Nが登場しています。
型番にNが付いただけ…?
後継品のHAL-420/STC-BS2Nに変更させていただければと思っています。
リニューアルしたHAL-420/STC-BS2Nの商品画像がこちら。
全然違いが分からないわね…。
「マットな質感やキラキラとした粒状の光沢など、さらに天然石に近づく要素を盛り込みました」とあるので、より良い方向のリニューアルだと思われるので歓迎したいところです。
あわせて、玄関周りに採用だったセラヴィオRも今回廃番になっています。
セラヴィオRにも後継品が出てるけど、正直セラヴィオグランよりもセラヴィオRのほうが好み…。
なんていうか太くなってスタイリッシュさがなくなった…。
セラヴィオRは住友林業の設定品になっていることもあり、LIXILとの間で向こう1年は提供を続ける契約になっているのでご安心ください。
良かった~!
本記事のまとめ
着工合意してすぐに部材の発注がされるようではなく、場合によっては今回のように商品が欠品になったり廃番になったりもするようです。
注文住宅は着工合意してもなかなか気が抜けません。
とはいえ、住友林業ような大手ハウスメーカーであれば極力施主の負担にならないような代替提案もしていただけるので、極端に困るということはないように思えます。
このあたりはさすが大手の安心感。
ミーレの件は竣工に間に合うかは分かりませんが、最終的に入るのであればいいかなと思っています。
トラブル第2弾がないことを祈っています…。
参考になれば幸いです。
既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。