当ブログ「kikorist日誌」は、kikorist夫婦が住友林業で注文住宅を建てる過程や、家づくりのこだわりポイントを発信・紹介するブログです。
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今回から、数あるハウスメーカーからどうやって住友林業を選択することに至ったのか、ということについて書いていきたいと思います。
各ハウスメーカーの間取りも一部公開していきます。
ご留意いただきたい事項
以下は私たちがハウスメーカーの選定を進めていくなかでのハウスメーカーとのやり取りを可能な限りありのまま記載しております。選定のなかで、どうしても私たちの個人的な好みや主観が含まれることをご了承ください。
また、あくまで専門知識のないユーザー視点での記載です。もし技術的な観点で誤りがございましたらTwitterやコメントなどでご指摘いただけますと幸いです。
住まいに対するkikorist夫婦の考え方
私たち夫婦は今年の8月に入籍したばかりの新婚夫妻ですが、結婚後の住宅については新築注文住宅を建てることに決めていました。
理由は以下の通りです。
- 夫婦ともに実家は愛知だが、現在の生活の基盤は東京であり今後も東京で生活していく意向。
- 自分たちの資産にならないのに比較的高額な家賃/更新料という意味不明の手数料を払い続けるのは無駄。
- 建物はともかく東京23区内の土地であれば将来的な大幅な資産価値の下落は考えにくい(購入価格と同額程度で売買が可能と予測)。万が一、愛知に戻ることになっても売却が可能。
- 夫婦ともに一定の貯金・収入があったため、持ち家リスクも大きくない。
- むしろ低金利で住宅ローン控除のメリット大。住宅ローン控除を低金利で借りて、土地・建物、高い利率の投資信託などで資産形成が可能。
- マンションは修繕積立など連帯責任が恐怖でしかない(他人に生殺与奪の権を与えるなんて御免だ)。
- マンションは管理費や駐車場代も高額。なぜ家を購入したのに駐車場代払わないといけないのか疑問(kikorist夫妻はクルマ好き)。
- 短期的にはマンション価格は安定しているが、30年後、50年後のマンション価格は疑問。特に建替や修繕の住民の合意形成が不安。土地なら資産価値としてある程度安心。自分たちで自由に処分ができる。
- 建売では満足できるような広さ、設備、間取り、価格の家がない。
- 自分たちで自由に設計したい。好きなデザインにしたい。
- よし、新築注文住宅しかない。
上記はあくまで私たち夫婦の考え方ですので、当然違う考え方もいらっしゃると思いますので、それを否定するわけではありません。
老後は愛知に帰るという売却前提であれば、マンションを選択していたかもしれません。
注文住宅を建てることは入籍前に二人で話し合ってほぼ決めていたため、結婚後住む家は仮住まいとして、礼金・更新料不要のURを選択しました。
1~2年で出ていくのに、礼金や更新料はもったいなすぎる。
事前準備なしに住宅展示場を電撃訪問
注文住宅を購入するところまでは割としっかりと考えていたつもりではあったのですが、いざどこのメーカーで建てるかということについては全くの知識ゼロでした。
ハウスメーカーについても、CMでやってる企業の名前ぐらいしか頭になく、どのメーカーがどんな特徴なのかや、価格についても全く分からない状態でした。
そこで私たちが取った方法が、とりあえず住宅展示場に行くこと。
安直!安直すぎるわ…!
私たちが取ったこの方法は、正直全くおススメできません
笑
むしろ何の考えもなく気軽に住宅展示場に足を運ぶなんて絶対に真似しないでいただきたい。
全裸で剣林弾雨の戦場に飛び込むようなものです。
なぜオススメできないかは記事を読み進めてください。
緊急事態宣言中のゴールデンウィークだった当時、ステイホームでどこにも行くとこともなく、それなら家づくりの下調べとして住宅展示場に行ってみるかとなったのです(不要不急の外出と言えばそうですが、住宅ローン控除特例などを考えると早めに検討する必要があった)。
どのメーカーがどういった特徴・工法なのか、どういった価格帯なのかも全く調べることなく事前知識ゼロで住宅展示場を電撃訪問。
緊急事態宣言中ということで、住宅展示場は営業中だったものの閑散としていました。
じっくり見れてラッキー。
住友林業での運命的な出会い
車を停めた場所から近かった
という単純すぎる理由で住友林業のモデルハウスに入ります。もちろん住友林業がどんな企業なのかは知りません(住友グループね、くらい)笑
今思えばアホすぎますが、当時は1つのモデルハウスの見学に1時間半~2時間もかかるとは思っていなかったので、情報収集のために近い順にサクっと見るつもりだったのです。
そして、たまたま入った住友林業のモデルハウスで、現在の営業担当氏との運命的な出会いを果たしたのです笑
控えめに言っても気持ち悪いわ。
に詳しくまとめていますが、どのハウスメーカーでもエントランスで受付をした営業スタッフがそのまま自動的に営業担当となるのが暗黙のルールです。
その営業担当が優秀かどうかは完全に運任せ
です。いえ、運任せどころか、基本的には案件を持っていない=営業力の低い暇なスタッフに当たる可能性のほうが高いのです。
なので、紹介などを受ける前に住宅展示場に足を運ぶのは、かなり期待値の低い宝くじをひくようなものなのです。
私たちに付いてくれた営業担当氏はまだ30歳前後にも関わらず、とても優秀な営業担当でした。さらに、若いだけあってフットワークも軽いので、スピード感を重視する私たちにはピッタリの営業担当です。
当時は緊急事態宣言中で、営業担当氏の業務量も少なく、たまたま当番で住宅展示場に待機していたとのことですが、これは本当に運が良かったと思っています。
なので「運命の出会い」なのです。
ただし、第一印象は「変な人」。
はじめて展示場に来店した右も左も分からない初心者二人組に向かって、ハイレベルなこだわりを熱弁笑
無駄な梁の出っ張りもなく、縦と横のラインが極力少ないほうが断然綺麗です!
ハイウォール建具いいですよね!
引き戸のレールが天井側について吊り下げられていると、床にレールがなくてすっきりするんです。
目地は絶対ないほうがいいです。目地があったら、後から隣に並んで建った時に安っぽく見えちゃいますよ!
当時彼女だった妻は、
正直なところ、建築オタクのただの変な人だと思ったわ…。
家へのこだわりと愛がものすごいのだけは伝わってきた…。
との感想だったそうです笑
今はそのときの出会いに本当に感謝しているけどね。
住友林業の感想
一通り案内と説明を受けての営業担当氏を除く住友林業の感想しては、
木質感を重視した内装がまさに好みにドンピシャ。
住友林業独自のビッグフレーム構法も木造の中では頭一つ抜けてることは理解できた。
ただし価格は高そうだ…。
熱弁する営業担当氏に玄関先まで見送られて次のモデルハウスに向かいます。
住友林業以外のハウスメーカーを訪問
住友林業のモデルハウスで、営業担当氏に各ハウスメーカーの特徴なども教わり、その他のメーカーのモデルハウスも訪問しました。
セキスイハイム
セキスイハイムを訪れたのは、住友林業のモデルハウスの隣にあり、CMでなんとなく聞いたことがあったということと(相変わらず安直)、前述の住友林業の営業担当氏が基礎工事後2~3日でみるみる完成して驚いたということで、訪問しました。
訪問前の印象は、
セキスイハイムと積水ハウスって同じ?どう違うの?
といったまさにド素人の印象しかありませんでした汗
セキスイハイムの営業担当からユニット工法について説明を受けた感想は、
工場生産による均一な品質に魅力を感じるものの、ひとつだけのこだわりの住宅というイメージが薄かったこと、自由な設計が難しそうという点で自分たちに合わない。
というものです。
ユニット工法の詳細はこちら。
提携企業割引があり、愛知県出身ということもあり、トヨタホームも気になっていたのですが、同じユニット工法ということで訪問は取りやめることに。
住友不動産
私たちは事前知識ゼロだった上に、モデルハウスの見学にこんな時間がかかるとは思わなかったため、住友林業の営業担当氏に、どのハウスメーカーを優先的に見るべきか聞いてみました。
住友林業、積水ハウスさん、ヘーベルハウスさんの御三家は見るべきです。
この3社ならどこで建てても素晴らしい家が建ちます。
ただし、ヘーベルハウスさんの外観は好みがものすごく分かれます。
※セキスイハイムは完成までのスピードが速かったというだけで、オススメはされていません。
今調べたところ、ハウスメーカーの「御三家」という表現はどこにも見当たらないので、営業担当氏の独自用語のようです。
価格帯も近くてよく競合するからライバル視してるのね…。
営業担当氏。
今回は事前調査で幅広く知りたいので、住友林業と同じような価格帯ではなく、少し下の価格帯も見たいんだけど。
それなら住友不動産さんはいかがでしょうか。
同じ住友の名前を冠していますが、別会社でライバル関係の会社です。
中価格帯ではバランスのいい家づくりをされています。
と、いうことで住友不動産のモデルハウスを訪問することにしました。
住友不動産で受付してくれた方は、見た感じ50代後半の営業担当で、いまいち話がかみ合わない方でした。
間取りを案内してもらって、ハウスメーカーの特徴を聞きたかったのに、リビングのソファで質問攻めにあったわ…。
こちらはもういい加減にしてって空気を散々出してたのに…。
案内してもらって質問したいのはこっちなんですけど…。
我慢できなくなってこちらから「モデルハウスをまず案内していただいてもいいでしょうか」と言うまで案内してくれる気配が全くなく、「この営業は(色々)大丈夫か?」というのが第一印象でした。特に、住友林業の営業担当氏がこちらの質問に的確に答えてくれていたので、住友林業の営業担当氏と比較すると明らかに「冴えない」という印象しかありませんでした。
やっと案内された間取りとハウスメーカーの特徴としては
ハイグレードマンションの圧倒的販売力を活かして、ハイグレードな設備をリーズナブルに入れられるのは魅力ね。その点は設備重視の私たちに合ってるかも。
ただ、営業担当がどうしようもなく冴えない…。むしろ住友林業の営業担当氏の優秀さが際立ってしまったわ…。
あえて冴えない担当だと分かった上で紹介した住友林業の営業担当氏の策略かと思うくらい冴えなかった…。
※疑いすぎです。
そして再度住友林業へ…
1つのモデルハウスをめぐるのに約2時間もかかり、へとへとになってしまいましたが、他社を見た結果ますます住友林業の魅力が際立っていました。
その住宅展示場には住友林業のモデルハウスが2件あり、見学していないもう1件も見たくなり、1件目のモデルハウスにいた営業担当氏を再度訪れます。
この時点でだいぶ住友林業と営業担当氏を気に入ってるわね…。
もちろん住友林業の営業担当氏は快く快諾(客もあれから来ていないご様子)。
ただ、そのモデルハウスは建物だけで3億円近いという超ラグジュアリー仕様でした。一般庶民の私たちには全く参考にはならず…笑
同じような家はとても無理だけど、てっぺんを見ておくのも大事。
このハウスメーカーなら(お金をかければ)ここまで出来るっていう夢は見せてもらった。
はじめての住宅展示場訪問の感想
モデルハウスでは各メーカーの構造などを直接見れるので、ハウスメーカーの工法や特徴の把握には役立ちました。
断熱材の仕様だったり、耐震のためのダンパーだったり。構造模型などで学べるのは展示場ならではです。
一方で、営業担当の差が大きすぎて愕然としました。
ここまで営業担当によって印象が違うのか…。
また、モデルハウスの見学にはかなりの時間がかかるため、ある程度下調べをしないとキツイ…ということも分かりました。
かたっぱしから行けばいいとか考えてた、自分の浅はかさを反省しなさい。
また、住友林業の営業担当氏からはこんなアドバイスもありました。
展示場はLDKやウォークインクローゼットなどが広いのはもちろんですが、お客様同士がすれ違えるように階段や廊下などが実際の住宅よりも幅広く取ってあり、実際に住む家とはだいぶ印象が異なります。
キッチンも同様で、カウンターとカップボードの感覚は通常よりもだいぶ広めに作っています。
実際に建てた感じを知りたいのであれば実例を見学していただくのが一番です(コロナで今はできないのですが…)。
その後の私たち
私たちが住宅展示場を次に訪れることになるのは、初めての住宅展示場訪問から約4か月が経過していた9月の中旬になります。
入籍を終え、ある程度新居への引っ越しと生活が落ち着いた段階で、本格的に家づくりを始めることになります。
もちろん5月の反省を活かして、事前に下調べもして、会社経由での紹介と事前アポも入れてみた。
初めて訪れた展示場では、唯一強烈な印象を残した住友林業の営業氏の名前だけを憶えており、入籍後に本格的に住宅を検討しようとして9月に再度訪れた展示場でその営業氏を指名して、契約後の今に至ります。
9月以降は本格的にハウスメーカーの選定を進めていきます。住友林業は5月の印象で第一候補ではありましたが、その他のメーカーも改めて&新規に訪問していきました。
9月以降の活動については、kikorist夫婦のハウスメーカー選定記②に続きます。