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引き続き、数あるハウスメーカーからどうやって住友林業を選択することに至ったのか、ということについて書いていきたいと思います。
各ハウスメーカーの間取りも一部公開していきます。
前回の記事はこちら。
ご留意いただきたい事項
以下は私たちがハウスメーカーの選定を進めていくなかでのハウスメーカーとのやり取りを可能な限りありのまま記載しております。選定のなかで、どうしても私たちの個人的な好みや主観が含まれることをご了承ください。
また、あくまで専門知識のないユーザー視点での記載です。もし技術的な観点で誤りがございましたらTwitterやコメントなどでご指摘いただけますと幸いです。
前回の振り返り
では、注文住宅を建てるための事前の情報収集として、2020年5月のゴールデンウィーク中に住宅展示場を訪問した話を書きました。
その後私たちは7月に同居を開始し、8月にめでたく入籍。
新居での生活も落ち着いてきた9月になって本格的に家づくりの準備を開始します。
5月の反省を活かし、ネットである程度ハウスメーカーの情報を集めて、候補のハウスメーカーをピックアップしました。
家づくりの方針(コンセプト)について
ハウスメーカーを選定するにあたって、ある程度家に求めるものが決まっていたほうがいいのは確かですが、初心者である私たちは、この段階ではまだ家づくりの方針(コンセプト)が定まっていません。
なんとなく考えていたのは、
- 木質感がありつつモダンでシックな外観にしたい
- 邸宅感(確たるイメージはない…)
- リビングで大半の時間を過ごしているので、リビングの広さと居心地のよさ重視
- 共働きで家事は分担するため、家事導線の効率性を考えた間取りにしたい
- 夫婦ともに物が多いので収納は多めがいい
- クルマ好きなので、出来ればシャッター付きのビルトインガレージにしたい
- 倒産リスクが少ない大手ハウスメーカーがいい
といった程度の内容です。
やはりまだ自分たちの求めるものが明確とは言い難いわね。
上記のコンセプトであれば、どのハウスメーカー・工法でも出来そうな感じで、コンセプトだけでハウスメーカーを絞り込むことはできませんでした。
候補とするハウスメーカーをピックアップ
そこで、大手ハウスメーカーという条件のもと、ネットを中心とした情報収集で、私たちに向いていそなハウスメーカーをピックアップしてみました。
絞り切れないときは、一通りカバーして抜け漏れがないように薄く広く構えてみる。
素人考えで絞ってみるよりも、もしかしたら違う視点が得られるかも。
この時点でピックアップしたハウスメーカーは以下の通り。
- 低価格帯
- オープンハウス(木造軸組工法)
- タマホーム(木造軸組工法)
- 中価格帯
- 住友不動産(木造枠組壁工法)
- ミサワホーム(木造枠組壁工法)
- 高価格帯
- 住友林業(ビッグフレーム構法)
- 積水ハウス(シャーウッド構法/重量鉄骨造)
- ダイワハウス(金物工法/軽量鉄骨造)
- ヘーベルハウス(重量鉄骨造)
以下では選定した理由を解説していきます。
低価格帯メーカーの選定理由
私たちは中価格帯~高価格帯のハウスメーカーでも購入できる予算でしたが(予算の決定方法はこちらの記事を参照ください)、同じ「家」が建つという点で、「低価格メーカーでどのような家が建つのか興味がある」ということで低価格メーカーからオープンハウスとタマホームも選択肢に入れました。
もしかすると、低価格メーカーでも私たちが満足するような家が出来るかもしれないし。
価格が2倍以上高い高価格帯のハウスメーカーにその価値があるのかも見定められる。
もし低価格帯のメーカーでいいとなったら、浮いたお金で旅行や家具家電に使うのもありよね。
オープンハウスを選んだ理由としては「東京に、家を持とう。」をキャッチコピーに、土地とセットにした注文住宅に強いということ、土地で利益をあげて建物はほぼ原価であることを謳うなど、そのビジネスモデルとほぼ原価と謳ういう商品に興味がありました。
タマホームは全国展開の低価格メーカーの代表格ということで選定。
低価格メーカーは候補には入れたものの実際のプラン作成には進まず…。
理由は今後の選定記で書いていきます。
中価格帯の選定理由
住友不動産については、5月の展示場での営業担当の印象は決して良くはなかったものの、企業規模は大きく、またハイグレード設備がリーズナブルに導入できるというメリットはやはり魅力的だったことから候補に入れました。
ミサワホームは、高校時代の友人が建てた注文住宅がミサワホームで、実際に遊びに行ったりしていたこと、紹介割引が期待できたことから選定しました。
住友不動産、ミサワホームともに木造枠組壁工法を主力とするメーカーです。
工法の特徴については、こちらの記事にまとめていますが、枠組壁工法は一般的には大開口や間取りの自由度が低いと言われている工法です。
そのような工法で私たちの希望を満たしてくれるようなプランを提案していただけるのか興味がありました。
高価格帯の選択理由
住友林業営業担当氏の「御三家」は見た方がいいというアドバイスに従い、高価格帯からは住友林業と積水ハウス、ヘーベルハウスを選定。
※「御三家」は営業担当氏の独自用語です。
ヘーベルハウスは妻の兄が旭化成に勤めていたことで、社員割引が期待できたことも選定の理由です。
ただし外観は好みとはだいぶ違うので、どうなるか若干不安…。
加えて、kikorist夫の実家がダイワハウスであったことから、紹介割引が使えるということでダイワハウスを候補として選定しました。建物のテイストが割と好みだったということもあります。
積水ハウスとダイワハウスは、木造・鉄骨造両方をラインナップしているメーカーですが、メーカー選定の段階では特に工法は絞っていません。
素人の私たちが工法を指定するより、私たちの要望を伝えて、メーカー側で最適な工法で提案してもらおうと考えていました。
選択肢に工務店系を追加
大手ハウスメーカーだけでいいのか不安になる
ここまで選定を進めた段階で、大手ハウスメーカーだけでいいのか少し不安になってきました。
注文住宅を建てる方法は、大手ハウスメーカー、工務店、設計事務所の3種類があります。
アフターフォローの安心感では大手ハウスメーカーが一番ですが、自由な設計やデザイン性の高さでは工務店や設計事務所のほうが優れているイメージが当時の私にはありました。
もちろんハウスメーカーでも設計事務所のような設計をされている設計士がいらっしゃいます。
そこで、一度工務店・設計事務所系にもプランを依頼したくなったというわけです。
安心感で大手ハウスメーカーを条件に入れてたくせに優柔不断ね。
やはり一生に一回のつもりなので、色々な可能性を検討しておきたいなと。
SUUMOカウンターの利用
そこで困ったのがどこが、どの工務店にプラン提案を依頼するのか、ということ。
大手ハウスメーカーであれば、ネットで情報がいくらでも得られますし、展示場に出店しているのですぐ分かりますが、工務店系となるとネットで調べるのはなかなか困難です。1社あたりの情報量が少ないというのもありますが、都内だけでも工務店・設計事務所が無数にあるので逆に絞り込めないのです。
そこで利用したのがSUUMOカウンター。
SUUMOカウンターは無料で住まいの予算からハウスメーカーまで色々な相談できるサービス。
私たちもこんな感じで探しているメーカーの要望を伝えました。
- 住宅展示場に出店している大手以外のハウスメーカー
- 経営が安定している
- 設計力に定評がある
- 価格は中価格帯~高価格帯
SUUMOカウンターでは、ハウスメーカーだけでなく、希望する営業担当のタイプも要望ができるという点が魅力。
私たちの営業への要望はこんな感じでしました。
- レスポンスが早い
- 提案力/ヒアリング力が高い
- どちらかといえば若くて明るくて元気なタイプ
結果、その場でSUUMOカウンターで紹介されたのがタツミプランニングというメーカー。
本社は横浜で、首都圏中心で展開されているメーカーですが、失礼ながらSUUMOカウンターに紹介されるまで知りませんでした。
ゼネコンの高松建設のグループ会社ということで経営的には安定している一方で、設計力の高さには定評があるとのこと。さらに私たちの希望する、モダンかつシックなテイストも得意ということで紹介いただきました。
営業担当からの連絡は後日ということになりましたが、良い営業担当の方に付いていただき、(採用とはならなかったものの)素晴らしいプラン提案をいただいたので、結果的にSUUMOカウンターを訪れたのは正解でした。
優秀な営業担当に出会う方法についてはこちらにまとめてあるので、ぜひご覧ください。
プランは非常に面白かったタツミプランニングを最終的に選ばなかった理由については、今後の選定記でまとめます。
ハウスメーカーの選定が完了
9月下旬には候補となるハウスメーカーの選定が終わりました。
価格帯と構造で分けると下記のような形です。
低価格帯は木造軸組工法、中価格帯は木造枠組壁工法、高価格帯は木造次世代工法と鉄骨造に概ね分布する結果となりました(タツミプランニングは中価格帯ですが木造軸組工法を採用)。
ハウスメーカーを選定したら実際にハウスメーカーにアプローチ開始です。
その様子については、次の記事でまとめたいと思います。
既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。