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現在の工事進捗状況をご紹介します。
今回は、断熱材の充填、石膏ボードの取り付け、床材、軒天の施工です。
前回の記事はこちら。
なお、最新の工事状況はTwitterで呟いていますので、ご興味がある方はフォローをお願いします。
軒天が出現しました!よい!! pic.twitter.com/DUiY99jIGA
— kikorist@住友林業で建築中 (@kikorist2020) July 17, 2021
断熱材の充填
前回、壁の外側には木づれパネルが貼られ、壁補強などの下地が入りましたが、今回壁の内側に断熱材が充填されました。
断熱材にはウレタンフォームや住友林業が使用しているグラスウールなど様々なものがあります。
グラスウールの特徴
住友林業が断熱材として採用するグラスウールはガラス繊維で出来ており、燃えにくい素材です。そのため火災時にも燃えにくく、発煙や有毒ガスがほとんど発生しない特徴があります。
また、多孔質材料であるグラスウールは、音の入射に伴う空気振動がグラスウール内部の空気室部分に伝わり、粘性摩擦が生じることで、音エネルギーが熱エネルギーに変換されることで吸音性能を発揮します。
また、原料の85% を建築現場、家庭などから回収される資源ごみからなるリサイクルガラスを使用しており、グラスウール自体もリサイクル可能。環境に優しい建材とのことです。
あんまり詳しくないので興味のある方はググってください…。
住友林業の標準仕様
住友林業の断熱材は2020年9月に使用が変更され(ニュースリリース)、高性能グラスウール24Kを利用した「360゜TRIPLE断熱」になっています。24Kというのはグラスウールの1立方メートル(㎥)あたりの重さを示しており、24Kは1㎥あたりが24Kgであるという意味です。
グラスウールには「性能」によって分類されており、通常のグラスウールの繊維太さは約7~8μmに対して、高性能グラスウールの繊維太さは約4~5μmです。繊維径を細くすると繊維本数は約4倍に、そして空気室の大きさが約4分の1になるため、より動きにくい空気室の構成が可能となり、さらに高い断熱性能を発揮することができます。
なお、従来の住友林業は高性能グラスウール16Kを使用していたので、それと比較して1.5倍の重量ということになります。熱伝導率では、高性能グラスウール16Kは0.038W/m・K、高性能グラスウール0.036W/m・Kという値になります。熱伝導率の数値上は5%とわずかな差ですが、断熱性能が上がっています。
実際の施工
断熱材が充填された様子がこちら。
断熱材を充填する前はこのような状態でしたので、窓の上下に隙間なく断熱材が充填されたのが分かります。
こんな感じで充填されています。
配線コードやエアコンの配管で断熱材に穴を開けなければならない部分は、気密テープで隙間が出来ないように塞がれています。
細かい隙間にもこの通り。
石膏ボードの施工
断熱材の充填が終わった場所から、石膏ボードの施工が始まります。
石膏ボードが貼り付けられると、いよいよ壁って感じね。
石膏ボードの施工にあわせて、各場所のニッチも作られていました。
カッコいい!
ニッチについてはこちらの記事にまとめています。
3階の階段
3階の階段が一足先に出来ていました。
3階から見るとこんな感じ。
階段が出来上がると、また一歩家に近付いた実感があります。
い…家だ…!
3階書の書斎はまだ石膏ボードまでは進んでいないため、断熱材の充填まで。この状態だと壁の補強の様子も分かります。
正面の壁にはPCモニターを壁掛け予定です。
石膏ボードが貼られるとこんな感じに。
部屋って感じになりました!
こちらはセカンドリビング。正面の壁にはウッドタイルが貼られる予定です。
何度も登場していますが、セカンドリビングのコーナーサッシ。見晴らしが最高です。
3階の居室。将来2部屋に分ける予定ですが、竣工時は12畳ほどの空間になります。
こちらは玄関のただいま手洗いとトイレです。
ルーフィング
屋根にもスレートが貼られていました。こちらは3階から見たサブ屋根です。
屋根は標準のコロニアルグラッサですが、ここだけは屋根勾配の関係でロアーニIIになっています。
床材
石膏ボードが取り付けられた場所は床材の施工も始まりました。思ったよりも早いタイミングで床材は施工されるのにビックリ。
大工さんが隅の部分などを丁寧にカットしながら作業を進めていただいています。
3階を除くと、朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアムスタンダードのブラックウォルナット(住友林業のカタログではウォルナットクリア)です。
さらに、今まで2階に上がるには脚立を使っていましたが、仮設階段を作って頂いたので、楽々2階に上がれるようになりました(最終的には鉄骨階段になります)。
仮設階段に手摺りが付いてグレードアップしていました笑
仮設の階段なのに気合いが…笑
石膏ボードでみるみる壁が出来上がっていきます。
こちらが7月17日の写真です。着実に工事が進んでいるのが分かりますね。
床暖房も入りました!このシルバーのシートが床暖房。お湯が通る配管が走っているのが確認できますね。
軒天の施工
そしてついに軒天が施工されました!
まずは玄関アプローチの軒天です。
軒天カッコいい!!!!
素敵!!!!
新邸は隣家までギリギリの距離で建っているため、軒の出は最大でも50cmほどなのですが、唯一玄関アプローチはオーバーハングと箱庇により長い軒になっています。
軒天の費用はそこまでではないので、可能ならば是非入れていただきたいオプションです。費用については、こちらの記事をご覧ください。
こちらはバルコニーの箱庇。