当ブログ「kikorist日誌」は、kikorist夫婦が住友林業で注文住宅を建てる過程や、家づくりのこだわりポイントを発信・紹介するブログです。
あわせて住友林業の割引が受けられる紹介制度のご案内もしています。
住友林業を検討中の方はもちろん、これから家づくりを始める全ての方に分かりやすく情報を発信しています。
WEBマガジン「イエマガ」でライターとして家づくりの検討過程を月刊連載中。
家づくりに関するリアルタイムの情報、ブログに書ききれない住友林業の小ネタはTwitterで、インテリアなどの写真はInstagramで発信していますので、よろしければフォローお願いします。
【注意事項】当ブログ内の写真、イラスト、文章については、流用・引用を一切認めておりません。
当ブログはアフィリエイト広告/AdSecse広告を利用しています。
現在の工事進捗状況をご紹介します。
今回は、断熱材の充填、石膏ボードの取り付け、床材、軒天の施工です。
前回の記事はこちら。
なお、最新の工事状況はTwitterで呟いていますので、ご興味がある方はフォローをお願いします。
軒天が出現しました!よい!! pic.twitter.com/DUiY99jIGA
— kikorist@住友林業で建築中 (@kikorist2020) July 17, 2021
断熱材の充填
前回、壁の外側には木づれパネルが貼られ、壁補強などの下地が入りましたが、今回壁の内側に断熱材が充填されました。
断熱材にはウレタンフォームや住友林業が使用しているグラスウールなど様々なものがあります。
グラスウールの特徴
住友林業が断熱材として採用するグラスウールはガラス繊維で出来ており、燃えにくい素材です。そのため火災時にも燃えにくく、発煙や有毒ガスがほとんど発生しない特徴があります。
また、多孔質材料であるグラスウールは、音の入射に伴う空気振動がグラスウール内部の空気室部分に伝わり、粘性摩擦が生じることで、音エネルギーが熱エネルギーに変換されることで吸音性能を発揮します。
また、原料の85% を建築現場、家庭などから回収される資源ごみからなるリサイクルガラスを使用しており、グラスウール自体もリサイクル可能。環境に優しい建材とのことです。

あんまり詳しくないので興味のある方はググってください…。
住友林業の標準仕様
住友林業の断熱材は2020年9月に使用が変更され(ニュースリリース)、高性能グラスウール24Kを利用した「360゜TRIPLE断熱」になっています。24Kというのはグラスウールの1立方メートル(㎥)あたりの重さを示しており、24Kは1㎥あたりが24Kgであるという意味です。

住友林業の断熱材(高性能グラスウール24K)
グラスウールには「性能」によって分類されており、通常のグラスウールの繊維太さは約7~8μmに対して、高性能グラスウールの繊維太さは約4~5μmです。繊維径を細くすると繊維本数は約4倍に、そして空気室の大きさが約4分の1になるため、より動きにくい空気室の構成が可能となり、さらに高い断熱性能を発揮することができます。

高性能グラスウールと通常グラスウールの断熱性能比較(出典:MAG)
なお、従来の住友林業は高性能グラスウール16Kを使用していたので、それと比較して1.5倍の重量ということになります。熱伝導率では、高性能グラスウール16Kは0.038W/m・K、高性能グラスウール0.036W/m・Kという値になります。熱伝導率の数値上は5%とわずかな差ですが、断熱性能が上がっています。
実際の施工
断熱材が充填された様子がこちら。

断熱材の充填(7月6日)
断熱材を充填する前はこのような状態でしたので、窓の上下に隙間なく断熱材が充填されたのが分かります。

断熱材充填前
こんな感じで充填されています。

断熱材の充填(7月6日)
配線コードやエアコンの配管で断熱材に穴を開けなければならない部分は、気密テープで隙間が出来ないように塞がれています。

断熱材の充填(7月6日)
細かい隙間にもこの通り。

断熱材の充填(7月6日)
石膏ボードの施工
断熱材の充填が終わった場所から、石膏ボードの施工が始まります。

運び込まれた石膏ボード(7月10日)

運び込まれた石膏ボード(7月10日)

石膏ボードが貼り付けられると、いよいよ壁って感じね。

運び込まれた石膏ボード(7月10日)

運び込まれた石膏ボード(7月10日)
石膏ボードの施工にあわせて、各場所のニッチも作られていました。

玄関のニッチ(7月10日)

ダイニングのニッチ(7月10日)

カッコいい!
ニッチについてはこちらの記事にまとめています。
3階の階段
3階の階段が一足先に出来ていました。

2階から3階に上がる階段(7月10日)
3階から見るとこんな感じ。

2階から3階に上がる階段(7月10日)
階段が出来上がると、また一歩家に近付いた実感があります。

い…家だ…!
3階書の書斎はまだ石膏ボードまでは進んでいないため、断熱材の充填まで。この状態だと壁の補強の様子も分かります。

3階書斎(7月10日)

正面の壁にはPCモニターを壁掛け予定です。
石膏ボードが貼られるとこんな感じに。

石膏ボードが貼られた書斎(7月17日)

部屋って感じになりました!
こちらはセカンドリビング。正面の壁にはウッドタイルが貼られる予定です。

3階のセカンドリビング(7月17日)
何度も登場していますが、セカンドリビングのコーナーサッシ。見晴らしが最高です。

3階のセカンドリビングのコーナーサッシ(7月17日)
3階の居室。将来2部屋に分ける予定ですが、竣工時は12畳ほどの空間になります。

3階居室の北側(7月17日)

3階居室の南側(7月17日)
こちらは玄関のただいま手洗いとトイレです。

左がただいま手洗い、右がトイレ(7月17日)
ルーフィング
屋根にもスレートが貼られていました。こちらは3階から見たサブ屋根です。

ロアーニII(7月17日)
屋根は標準のコロニアルグラッサですが、ここだけは屋根勾配の関係でロアーニIIになっています。
床材
石膏ボードが取り付けられた場所は床材の施工も始まりました。思ったよりも早いタイミングで床材は施工されるのにビックリ。

床材の施工(7月13日)
大工さんが隅の部分などを丁寧にカットしながら作業を進めていただいています。
3階を除くと、朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアムスタンダードのブラックウォルナット(住友林業のカタログではウォルナットクリア)です。
さらに、今まで2階に上がるには脚立を使っていましたが、仮設階段を作って頂いたので、楽々2階に上がれるようになりました(最終的には鉄骨階段になります)。

仮設階段(7月13日)
仮設階段に手摺りが付いてグレードアップしていました笑

手摺りまで付いた仮設階段

仮設の階段なのに気合いが…笑

玄関入口から見たホール(7月17日)
石膏ボードでみるみる壁が出来上がっていきます。

石膏ボードの施工(7月13日)

石膏ボードの施工(7月13日)
こちらが7月17日の写真です。着実に工事が進んでいるのが分かりますね。

2階リビング(7月17日)
床暖房も入りました!このシルバーのシートが床暖房。お湯が通る配管が走っているのが確認できますね。

床暖房のシート(7月17日)

床暖房のシート(7月17日)
軒天の施工
そしてついに軒天が施工されました!
まずは玄関アプローチの軒天です。

玄関アプローチの軒天(7月17日)

玄関アプローチの軒天(7月17日)

軒天カッコいい!!!!

素敵!!!!
新邸は隣家までギリギリの距離で建っているため、軒の出は最大でも50cmほどなのですが、唯一玄関アプローチはオーバーハングと箱庇により長い軒になっています。

玄関アプローチの軒天
軒天の費用はそこまでではないので、可能ならば是非入れていただきたいオプションです。費用については、こちらの記事をご覧ください。
こちらはバルコニーの箱庇。

バルコニーの箱庇(7月17日)
採光の関係であまり出せませんでしたが、室内の木製リブ天井と繋がるという意味でも大事な部分です。

箱庇は提案工事だったけど、入れて本当に良かったと思います。
ちょっと隙間が大きいですが、今後調整されるはずです。
ビルトインガレージにも軒天を採用しており、施工されていました。

ガレージの軒天

こちらもカッコいい!
ガレージシャッターもこの段階で取り付け予定だったのですが、急遽色を変更したため、本体部分の取り付けのみになっています。

ガレージシャッターも一部取り付け(7月17日)
ガレージシャッターの変更については次回の記事で紹介します。
今後の工事予定
壁が終わると天井にも石膏ボードが入るようです。同時並行でフローリングも進んでいきます。

壁が出来て天井も出来て床材も出来て、となると本当に家のよう。

週に1~2回は現場を訪問していますが、どんどん工事が進んでいきます。こまめに観察したいのであればやはり週に1~2回は足を運んだほうが良さそうです。
ある程度工事が進んだ段階でまたレポート予定です。
参考になれば幸いです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

コメント