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kikorist夫婦が家づくりにあたって、こだわったポイントを解説します。
今回は動線編です。
前回の内装編・外観編はこちら。
なお、パースについてはマイホームデザイナーで作成しています。マイホームデザイナーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
基本的なこだわりポイント(動線編)
動線では、普段生活の中でどのような動き方をするのかを想像し、どうしたら便利、あるいは効率がいいかを追求しました。
無駄に行ったり来たりすることがないように配慮しました。
また、来客に見せてもいいスペース(=パブリックスペース)と来客に見せたくないスペース(=プライベートスペース)は徹底的に分けています。例えば、玄関も家族動線と来客動線を分けたり、脱衣所やファミクロは来客がアクセスすることがない配置にしています。
あわせて、片付けが夫婦ともに得意ではないので、「見せない収納」を意識しており、そのスペースで使うものはそのスペースの近くに収納できるよう、リビング収納などを設けています。
見せる収納はズボラにはなかなかハードルが高い…。
ホコリも溜まるのでこまめな掃除も必要だし…。
基本的なこだわりポイントは、上記の通りです。以下、実際にフロアごとに動線のこだわりポイントを具体的に解説していきます。
1階の動線
1階の動線のポイントは、家族動線と来客動線を完全に分けた点です。
玄関から入って来客はそのままエントランスホールに上がる動線ですが(水色の動線)、家族はエントランスクロークを通ってエントランスホールに上がります(ピンクの動線)。加えて、エントランスクロークはビルトインガレージにも繋がっています。
エントランスクロークはよくある「玄関⇔エントランスホール」のウォークスルーではなく、「玄関⇔エントランスホール⇔ビルトインガレージ」のいわば「3Way」と言える動線。
エントランスクローク内には、コートハンガーと可動棚がありますので、コートはここで脱ぎ、カバン類などもここに置くことができます。
新邸ではシューズボックスは設けませんでしたので、よく使う靴は可動棚に入れ、季節物(ブーツやサンダルなど)は土間収納に入れておく予定です。土間収納にはベビーカーなども置くことが出来ます。
エントランスホールに上がるとすぐにただいま手洗いがあり、その横にはトイレがあります。
1階のトイレは、玄関からも近く、また2階から降りた階段正面でもあり、寝室の横でもあり、どの場所からも使い勝手のいい配置にしました。
新邸では2階リビングですが、2階にはトイレを設けていないので、主に1階トイレを使用する予定です。
なお、ビルトインガレージの出入口横には可動棚を設けてあり、ここには洗車グッズや車弄りのための工具を収納する予定です。
2階の動線
2階の間取りのポイントは、前述の通り来客がアクセス可能なスペースとプライベートなスペースを完全に分けた点です。
ユーティリティー(脱衣所兼ランドリールーム)とファミクロに関してはプライベートなゾーンとして、建具で区切って来客に見せないようにしています。
また、洗面台と脱衣所は分けていますので、年頃の女の子がいても安心。
女の子が生まれるかは分かりませんが…。
また、ユーティリティーとファミクロ、リビングとキッチンは回遊動線になっています。
帰宅時には、コートやカバンなど汚れたり花粉が付く可能性があるものは、1階のエントランスクロークで脱ぎ、そのまま2階へ。スーツなど洗わないものはファミクロのパイプハンガーにかけて、下着などはユーティリティー(脱衣所)で脱いで、そのままお風呂へ。
ユーティリティーは、脱衣所・ランドリールームを兼ねた場所で、新邸の家事動線のポイントです。
脱いだ洗濯ものはユーティリティーのハイカウンター下のランドリーラックに入れます。
ユーティリティーには洗濯機と乾太くんが設置されていますので、ランドリーラックに入れた洗濯物はその場で洗濯して乾太くんで乾燥させたり、電動ホシ姫サマで干したりすることが出来ます。
ハイカウンター下にはハンガーラックを取り付け予定です。
洗濯が完了した衣類は、ファミクロへ。ファミクロと主寝室のウォークインクローゼットの使い分けはちょっと難しいろころですが、ファミクロに基本的に下着や部屋着類をメインに収納し、洗濯が終わった衣類で各自必要なものは自室のクローゼットに運ぶセルフサービス制にする予定です。
住んでから徐々に使い方が定まってくると思います。
本当はファミクロで全部管理できるといいのですが、衣替えなども考えると、そこまでのスペースは取れませんでした。
ハイカウンターの上には造作のタオルラック。ラックの底面は開口されており、下から順番にフェイスタオルやバスタオルを取り出せるようになっています。
下から順番に使うことで、持っているタオルをさっと取り出し、均等に使うことが出来ます。
収納面では、2階には複数の収納を設けています。
北側の2階ホールには、掃除機や子供のおもちゃなどを収納予定。ダイニング側の収納は、パントリーとして活用するようなイメージでいます(カップボードがパントリーとして十分使えるようであれば、ここはリビング収納として利用する予定)。
また、キッチンの横には猫収納を設けています。猫のトイレと、フードや砂、キャリーバッグなどを収納する予定です。
ものを使うスペースの近くに収納を設けることで、出し入れがしやすく、出来るだけ片付けやすい環境になるように工夫しました。
上記とは別で、スタディースペースの下にも開き戸の収納が2か所、キッチンのダイニング側も収納になっています。
3階の動線
3階はセカンドリビング、トイレ、書斎、居室(1部屋ですが将来2部屋に分けられるようにしています)があります。
ポイントとしては、トイレは3階の中央に配置し、どの部屋からもアクセスしやすいようにしました。
2階からの動線を考えると収納とトイレは逆の方が良いのですが、2階からは主に1階のトイレを使うことを考えて、3階の各部屋からのアクセスを重視しました。
あとは、階段の手前にトイレがあるのがちょっと恐怖感があるというか…。
そうそう。崖の端のような不安定感があるんだよね。
そのほかのこだわりポイント
通路になるようなスペースや、一時的にしか使用しないスペースの照明はほとんどがセンサー照明にしました
。
具体的には、ビルトインガレージ、エントランスクローク、ウォークインクローゼット、エントランスホール、トイレ、ファミクロ、2階ホールなどです。
また、猫を飼っているために猫が入っていいゾーン、入られたくないゾーン分けなども意識しています。
動線のこだわりポイントまとめ
本記事では、kikorist新邸の動線について紹介しました。
- 生活や家事動線の効率性の追求
- パブリックスペースとプライベートスペースの分離
- 見せない収納、出し入れしやすい収納
- 人感センサーで照明制御
- 猫の立ち入り可能ゾーンの設定
動線は住んでからの使い勝手、住み心地に直結する部分です。
人それぞれの生活スタイルがありますので、これが正解というものはありません。
ある人にはベストでも、別の人にとってはしっくりこなかったり…。
自分たちが生活する際にどう動くか、どの家事とどの家事をセットで行うかなどを突き詰めて感がることが大事かなと思います
。
参考になれば幸いです。
既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。