当ブログ「kikorist日誌」は、kikorist夫婦が住友林業で注文住宅を建てる過程や、家づくりのこだわりポイントを発信・紹介するブログです。
あわせて住友林業の割引が受けられる紹介制度のご案内もしています。
住友林業を検討中の方はもちろん、これから家づくりを始める全ての方に分かりやすく情報を発信しています。
WEBマガジン「イエマガ」でライターとして家づくりの検討過程を月刊連載中。
家づくりに関するリアルタイムの情報、ブログに書ききれない住友林業の小ネタはTwitterで、インテリアなどの写真はInstagramで発信していますので、よろしければフォローお願いします。
【注意事項】当ブログ内の写真、イラスト、文章については、流用・引用を一切認めておりません。
当ブログはアフィリエイト広告/AdSecse広告を利用しています。
の木完を受けて、内装仕上げ工事が始まりました。
内装仕上げ工事とは、クロス=壁紙を貼ったり、サニタリーフロア(私たちはサニタリーフロアは採用せずにフロアタイルですが)を貼っていく作業です。エコカラットや内装タイルもこの段階で貼られます。
あわせて、外壁の塗装も始まりました。本日(2021年9月9日)時点でシーサンドコートの吹付が完了、タイルの施工を待っている段階です。
本記事では、仕上げ工事の一部であるクロスの施工と、シーサンドコートの塗装について紹介します。
階段の巾木・納まりの修正
指摘した階段の巾木/見切材ですがきちんと修正されていました。
やっぱりこっちのほうが断然いい!
電気工事の準備
木工事が終わると、石膏ボードで隠れてしまったコンセントやスイッチ部分の石膏ボードをカットする作業が電気屋さんによって行われます。
ダウンライトの穴も開けられています。
ここでミスを発見してしまいました。
スタディースペースのコンセントの位置です。
スタディースペースのコンセントは、着工合意ではカウンター上にありましたが、その後外観を重視するためにカウンター下に変更していました。
おそらく生産担当氏と電気屋さんの連携ミス…。
生産担当氏から変更点が伝わっていなかったか、電気屋さんが当初の図面で施工してしまったか…。
慌てて生産担当氏に連絡です。
ちなみに生産担当氏の携帯電話番号は知らないので、いつもメールでの連絡です。
申し訳ありません、電気屋さんが勘違いしていたようです。修正は可能で、既に修正は完了しています。
当日の夜返ってきたメールでは既に修正を完了したとのこと。
仕事が早すぎる…!
今回は修正が可能だったのでよかったですが、やはり着工合意後の変更はこういったトラブルが起きやすい気がしますので、可能な限り着工合意後の変更は避けた方がいいと思います。
施主側としても着工合意後の変更である以上、強くは言いづらい部分があります。
こういう時無理言って直してもらうかけっこう悩みます…。
クロスの下地処理
木完工事後はクロスを貼るための準備作業が始まります。それが下地処理です。
石膏ボードには継ぎ目やビスを打った穴が存在するので、それをパテで埋めたあと平滑に削って均す作業が必要です。
出隅のような角部分には、直角を出すために下地コーナーという樹脂製の建材が使われます。
この上からパテを盛ったあとに削り、綺麗な直角を出します。
クロスの施工では、この下地処理が最終的な完成度を左右します。そのため、クロス工事が始まって1週間はひたすら下地処理していました。3回ほどパテを盛って削ってを繰り返すようです。
下地処理を綺麗にしないと、クロスを貼った際に、下の凹凸を拾ってしまったりします。
スタディースペースの間違って空けてしまったコンセント穴も綺麗になっていました。
押してもビクともしないですし、触っても凹凸がないので穴があったことが分かりません。
クロスの施工
長かった下地処理が終わると、クロス貼りに入ります。これがなかなかの感動です。
上棟以来の感動と言ってもいいかも!
自分たちが選んだクロスが実際に新邸に施工されていく様は感動です
。今までは灰色で殺風景だった内装が、一気に自分たちの家へと生まれ変わっていきます。
kikorist新邸のクロスはかなり大胆です。普通の建売住宅や注文住宅ではあまり採用しないようなクロスばかりを採用しています。
例えば、2階のベースクロスは、サンゲツのTH-30186という和紙調のクロスです。
シックでモダンな空間がコンセプトなのに、和紙調…!
和紙調というだけでも冒険ですが、色味もゴールドがかったベージュという、普通は選ばないような色です。
ちなみにサンゲツのカタログ写真はこんな感じ。
和室…というか旅館…?
カタログサンプルとカタログ写真だけ見てたら絶対に採用しなかった
と思います笑
もともと、新邸の床はウォルナットに、キッチンはリシェルSIのグレーズグレーにすることは決めていて、その組み合わせを採用している展示場を訪問した際に見つけたのがこのクロスです。
和紙調のクロスがウォルナットのフローリングとグレーズグレーのキッチンと見事に調和していました。
カッコイイ!!これぞ和モダン!
もともと、kikorist新邸は「落ち着けるシックでモダンな空間」がコンセプトのため、リビングのクロスが白だと落ち着かないのでは、と思っていました。
少し暗めがいいかも?
そう思っていたところに、このクロスはドンピシャ。明るすぎず暗すぎず、絶妙な雰囲気です。
展示場で見かけなかったら絶対に採用しなかったクロスです。
展示場に採用したインテリアコーディネーターのセンスに脱帽。
ほかにも、3階のセカンドリビングは、天井はダークブラウンで、壁はブラウンよりのベージュとこれまた普通の家ではどちらも採用しない組み合わせ。
寝室もベースクロス自体がグレーと、かなり冒険したクロスを選択しました。
これらのある意味挑戦的なクロスの採用にあたっては念入りに検証したものの、不安はゼロではありません。それがこのクロス施工で実物として表現されていくのは感動です。
「失敗したらどうしよう」という不安から、「採用して良かった」に変わる瞬間!
実際に施工されたクロスがこちら。
凄くいい!!シック!!
全然ベージュっぽさはなく、ちょうどいい感じです。クロスは貼ると明るく見えると言われますが、まさにその通りです。というか想像していた以上に明るく見えます。
作業用の投光ライトが昼白色というのもあります。これが電球色だったらまた違って見えるはず。
照明の効果って凄い…。
その他のクロスも簡単にご紹介。
1階のエントランスホールは2階のベースクロスと同じシリーズですがもう少し白よりのTH-30185です。
こちらはパールがかった和紙調でこれまたモダンな感じ。
2階よりも万人受けしそう。
1階トイレは壁も天井もグレーのサンゲツTH-30016です。トイレのWEB内覧会でも紹介しましたが、雰囲気はホテルライクなモダンスタイルを意識しました。
ダークな感じでこれまたいい雰囲気。
寝室はWICも含めて壁・天井はサンゲツFE-6208。トイレより薄めのグレーです。
正面部分はアクセントとして上下で色を分けています(上サンゲツRE-51717、下サンゲツRE-51718)。
2階のユーティリティーは他の部屋と少し雰囲気を変えて、カジュアルで清潔感を意識したスタイル。
クロスはベースは防カビ効果のあるサンゲツFE-6686です。2階のベースとは違ってほぼ純白に近いクロスです。アクセントはサンゲツFE-6196でタイル調。
狙い通りの雰囲気になりました。
3階のセカンドリビングと書斎は上で述べた通り、かなり大胆な配色にしました。
壁はルノンRH-7742、天井はルノンRH-7745です。
昼白色の投光器のせいで雰囲気が全然伝わらないのが惜しいのですが、かなりいい雰囲気です。
引き渡し後のWEB内覧会でたっぷりお届け予定です。
3階のトイレはこんな感じ。正面に木目調クロスを採用し、壁と天井はセカンドリビングとあわせました。