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昨日、本日でキッチンが搬入されたということで、現場確認を行ってきました。
あわせて、いよいよ建物の竣工が近いということで、細かい部分のチェックも(自主的に)行い、気になる点の確認や修正を生産担当氏に確認。
結果、全てご対応いただけることになりました。

私たちの細かいオーダーにも答えてくれる生産担当氏には感謝しかない。

しかも夕方メールして、その数時間後には明快に回答が返ってくる驚異のスピード。
家づくりにおいては、営業担当や設計担当が話題の中心になりがちですが、設計担当が設計した家を正確かつ最も美しい形で実現させるのは生産担当の役割です。
いくら間取りや設計が素晴らしくても、その仕事が雑だと残念な仕上がりになってしまいます。
施工をしっかり管理し、タイルや床材の割り付け、各部の納まりなど細かい部分を調整する生産担当の役割は非常に大きいと今では感じています。
生産担当氏のこだわりが発揮された部分については、今後改めて別の記事でまとめる予定です。
キッチンの搬入
9月10日~11日でキッチンが搬入されました!セラミックの巨大なキッチンです。

搬入されたキッチン
細かいエンドパネル、電気工事が必要なレンジフード、水道工事が必要な水栓/排水管などはまだ未工事ですが、大体のイメージは出来る感じになりました。

レンジフードなどは未完成
感想は…

でかーっ!巨大…!

大きい…!!
キッチン本体の横幅は257cm、カップボードは横315cmありますので、かなり巨大なキッチンです。
マイホームデザイナーで自作したパースと全く同じです。

キッチンのパース

マイホームデザイナーって凄すぎる…。
したデリシアも無事キッチンに納まっていました。

取り付けられたデリシア
カップボードもいい感じです!

搬入されたカップボード
幅315cmのカップボードのカウンターはセラミックですが、1枚物では製作ができず、2枚に分かれています。そのため継ぎ目が出来てしまいますが(事前に聞かされていました)、ほとんど目立たずいい感じでした。
ウォールキャビネット(吊戸棚)の壁ふかしもいい感じ。

ウォールキャビネットの背面のふかし壁
納品が大遅延していると聞かされいるミーレ様は、やはり残念ながら竣工には間に合わないようです…。

下手したら年明けかも…。
細部の修正依頼
今回はキッチンの確認とあわせて細かい部分(細かくない部分もありますが…)の確認も行っています。

この段階で分かっている傷や不具合は竣工検査(あるのか分かりませんが…)の前に修正しておいてほしいので。
冷蔵庫収納のエンドパネルの納まり
冷蔵庫上には吊戸棚を取り付けたのですが、その収納ユニットと壁の隙間を埋めるエンドパネル(フィラーとも言う)が目立ちすぎていました。

冷蔵庫収納のエンドパネル

どうしてこうなった…。納まりってレベルじゃない…。
隙間部分を埋めるのであれば収納部分だけで事足りるはずです。

それがどうして床まで…。
と、いうわけで写真付きで生産担当氏にメール。

冷蔵庫上の収納ですが、フィラーが床まであり、かなり目立つ感じです。
冷蔵庫で隠れるとはいえ、ここだけ一面壁がブラウンで。

上置き部分のみのフィラーにしていただく
ようなことは可能でしょうか?

設計に確認致しました。
確かに下までは必ずしも必要はないのでカットをとのことでした。
吊戸棚までの高さのエンドパネルにさせて頂きます。

ありがとうございます!
書斎のチェスターフィットのビス打ち間違い
書斎にはチェスターフィットを入れているのですが、扉を開けてみるとビスの打ち間違いが…。

ビスの打ち間違い

これはさすがに施工頂いた大工さんも、ビス隠しのキャップで隠れていないことくらい気付いていたレベルですよね…。

竣工検査までに補修の予定だったのかもしれませんが…。

書斎のチェスターフィットにビスの打ち間違いがありました。
修正をお願いできればと思います。

ビス穴申し訳ありません。
本来はない形がベストですが、私たちも竣工時点にてチェックさせて頂き、対処させて頂きます。
対処の内容は不明ですが、しごできの生産担当氏なので大丈夫だと思っています。
書斎のエンドパネルのチリ(出面)
書斎のカウンター、チェスターフィットの吊戸棚、オープンのブックシェルフですが、3つのエンドパネルの出面(でづら)が微妙にあっていません
。

エンドパネルの出面があっていない
正確には、中央のチェスターフィットの吊戸棚のエンドパネルだけが飛び出ています。

エンドパネルの出面があっていない

せっかく面をフラットになるように設計したのに、これだと台無し…。

ここもこだわっただけに、ちょっと残念な状態ね…。

ブックシェルフとカウンターエンドパネルと、チェスターフィットのエンドパネルの奥行が現在あっておらず、揃えるように調整お願いできないでしょうか?

ブックシェルフはエンドパネルと揃えるように致します。カウンター側はエンドパネルとのチリ(段差)は納まりとして問題ないと思いますので、このままと致します。

ただ下部の板脚は目立つのでなくさせて頂き、代わりにカウンターを支える受け材にさせて頂き、カウンターより引っ込めることにより、解消されるかと思います。
対処方針が明快で分かりやすい
です。

私たちの生産担当氏は本当に仕事ができます。
2階の階段の見切り材が目立つ
1階から2階に上がる階段部分の納まりは現状このようになっています。

2階階段天井の見切材

ちょっと樹脂の見切り材が目立ちます。
それに対して、3階階段に上がる天井部分にはもっと細い目立たない見切材が使用されています。

3階階段の見切材

使えるならこっちの方がいいわね…。
ここも生産担当氏に写真付きでメールです。

2階の階段の上の見切材ですが、3階の部分と同じ細いものを使用いただけますでしょうか?

確認の上対処させて頂きます。

心強い!
階段クロスの見切材が切りっぱなし
先日の依頼で樹脂見切りに修正いただいた階段部分の見切材ですが、切りっぱなしとなっており、見た目が悪いほか引っ掛けたり、怪我をしそうな感じです。

見切材の端の処理

引っ掛けたらベリベリっと剥がれそう…。

現時点では出隅カバーを付けていませんので、最終取り付けいたします。

対処予定だったんですね。さすが!
天井埋込スピーカーが入らない件
新邸ではホームシアター用に天井埋込スピーカーを11か所(2階6個+3階5個)に装着予定です。
そのうち、3階のフロント左右だけは音質を重視して少し奥行が長いスピーカーにしています。

3階スピーカーの配置

穴の大きさは同じだけど、奥行だけ違うという…。
ところが、スピーカーボックスは全て同じサイズで作られていたため、3階のフロントスピーカーが取り付けできません。

スピーカーボックス

ここだけ奥行が足りないという…。
事前に各スピーカーの寸法図とスピーカーの配置図も渡しているので、住友林業の確認/施工ミスということになります(こちらの伝え方が不親切だった部分もあるので、こういう書き方はしたくはありませんが…)。

事前に寸法チェックして良かった…。
こうした寸法確認にはBOSCHのレーザー距離計 ZAMO3が超便利です。普通のメジャーのように端と端を固定する必要がなく、レーザーポインターが当たった場所の距離を表示してくれるので、今回のように高い場所でも簡単に長さを図ることが出来ます。

同じような穴開け作業で、2個だけスピーカーの奥行が深いとは思わないよね…。

こういう同じような作業で一部だけ仕様が違うというのはミスが起きやすい部分です。
以前の、CD管の配管部分でも、スピーカーケーブル用のΦ16の配管に混じって1か所だけHDMケーブル用のΦ32としていたのですが、HDMIケーブル用のCD管も他と同じΦ16で施工されていたことがありました。
職人さんも気付きにくい部分なので、施主が十分注意する必要があります。

施主は分かっているので、「ここだけ他と違うので注意してください」とあらかじめ伝えるのが親切ですし、ミス防止に繋がりますね。

私たちの反省をぜひ活かしてください。
と、いうわけでここも生産担当氏に連絡して、対処いただけることになりました。
あわせて、私たちからの提案で、スピーカーの実物も現地に運んで納まりが問題ないか確認してもらうことにしました。

最終的な取り付けは施主が行いますが、実物でサイズ確認できたほうが絶対トラブルが少ないので。
網戸の有無
本日の確認でkikorist妻が窓に網戸が取り付けられていないことに気が付きました。

確か住友林業では開閉可能な窓にはすべて網戸が付くのが標準と打ち合わせで聞いていたような。
ここも生産担当氏に確認です。

網戸は開く窓には設置されます。
設置時期はクリーニング後となります。
網戸が標準という記憶に間違いはありませんでした。竣工までに取り付けられると聞いて一安心です。
本記事のまとめ
本記事ではキッチンの搬入と、細かい修正依頼を紹介しました。
修正を依頼した部分は、ご覧いただければ分かる通り、見た目の美しさだけで、生活をする上で支障がない部分がほとんどです(スピーカーボックスはさすがにサイズ違いで困りますが…)。
それに対しての修正を快く受けてくれるのは、生産担当氏もその見た目がおかしいという共通の感覚を持っていただいているからこそだと思います。
めちゃ同感です。
営業マン→設計士とつないできたバトンを、最後に受けとるのが現場監督。
リレーで行ったら、アンカー(エース)ですね! https://t.co/3dQELR5Qwk— カツオ33歳@三井ホーム施主 (@katsuose) September 11, 2021
カツオさんの言うように、生産担当(=他メーカーで言う現場監督)は家づくりというリレーにおける最後のアンカー走者です。
生産担当氏のこだわりや協力なくして、本当にいい家は出来ないと感じています。
ただ、設計士や営業担当はハウスメーカーを選定する際に実際に会って相性を確かめることはできますが、契約前に生産担当(現場監督)まではさすがに難しいです。

そもそも契約前にお会いしたところで、契約前の施主には生産担当氏がどんな仕事のスタンスなのかとか良し悪しとかほとんど分からないでしょうしね…。
契約前に私たちが事前に会っても判断できなかったと思います。

生産担当が担当した実例を見せてもらうというのはあるかもしれませんが、それよりは設計担当や営業担当の実例を見た方が絶対にいい。
そういう意味では、チームすみりんの要でありディレクターとなる営業担当との相性がやはり大事なのかなと思います。

細部までこだわり強めの営業担当は、こだわり強めの生産担当をアサインしてくれる気がします。
※確証はありませんが…
営業担当が重要である理由と、良い営業担当と出会う方法はこちらの記事にまとめています。
参考になれば幸いです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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