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11月6日(土)に引き渡しを受けるので、今回が最後のヴァーチャルWEB内覧会になりそうです。
今回は、住友林業で建築中の新邸のビルトインガレージと、ビルトインガレージのメリット/デメリットについて紹介します。
着工合意時のWEB内覧会の一覧はこちら。
なお、パースについてはマイホームデザイナーで作成しています。マイホームデザイナーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ビルトインガレージとは
ビルトインガレージとは、車を格納するスペースを建物の一部に組み込んだガレージ(車庫)のことです。インナーガレージとも言います。
シャッターについては必須ではなく、建物の一部であればビルトインガレージとなります。
ビルトインガレージを選んだ理由
ビルトインガレージを選んだ理由についてはこちらの記事で触れていますが、私たちが建てる東京は土地の価格が高すぎるため、青空駐車場のためだけに土地を使うことがもったいなく、ビルトインガレージにせざるを得なかったというのが一番の理由です。
加えて、kikorist夫は車が好きなので、愛車を大切に保管したいというニーズにもマッチしました。
ビルトインガレージは男の夢!
そのほか、ビルトインガレージにはメリットがありますので、紹介します。
ビルトインガレージのメリット
容積率の緩和を受けられる
ビルトインガレージにする場合、居住する建物とは別に車を格納するスペースを用意する必要がないので、土地が狭くても駐車スペースを備えることができます。
また、法規制上でもガレージ(自動車車庫)は「敷地内の建築物の床面積の1/5を上限に、容積率の緩和を受けられる」ため、容積率以上に広い・大きい家を建てられるというメリットがあります。
kikorist新邸では、土地面積が約100平米、容積率が160%ですので、通常は延床面積160平米が最大です。ですが、建築中の建物は177.95平米と、160平米を超えています。
これは、建物の延床面積177.95平米のうち、1/5の最大35.95平米までは車庫分の面積が延床面積から除外されるためです。
実際の車庫は19.72平米のため、177.95平米-19.72平米=158.23平米で、延床面積を160平米に収めることができました。
ビルトインガレージなしにはkikorist新邸は成立しなかったということです。
それにしても本当に土地のポテンシャル全部使った家ね…。
160平米の土地に158.23平米、98.9%を使うという…。
車を風雨から守ることができる
天井や壁で車を囲うことにより、風雨や日光から車を守ることが出来ます。
最近の車は塗装技術が発展しているので、日光でボディーの塗装が退色するということは少ないですが、それでも紫外線に当てないに越したことはありません。
以前中古者買取業者に聞いたところ、インナーガレージ保管の車は保管状態がいいため、買取の査定価格も高くなる傾向があるとのことです。
車を高く売る目的でビルトインガレージにする人はいないと思いますので参考程度ですが…。
雨に濡れずに家に入れる/車に乗れる
ビルトインガレージ内に出入口を設ければ雨の日も濡れずに帰宅できたり外出できたりします
。
雨の日に子供がいたり、買い物帰りで両手がふさがっていると傘を差しにくい(そもそも敷地内駐車場でちょっとの距離で傘を差すのは面倒…)ので、濡れずに家と車を行き来できるのは大きなメリットです。
kikorist邸でもガレージからエントランスクロークに入れるよう勝手口を設けています。
ビルトインガレージのデメリット
一方、ビルトインガレージにもデメリットがあります。
コストがかかる
ビルトインガレージの一番のデメリットは、コストがかかるという点
。
ビルトインガレージのみの正確な費用は出すことは難しいのですが、青空駐車やカーポートよりも高いことは間違いありません。
ビルトインガレージにシャッターは必須ではありませんが、どうせなら付けたくなりますしね…。
そうは言っても、外構でコンクリートで埋めれば当然費用もかかるので、めちゃくちゃ大きな差かというと??
カーポートもスタイリッシュでオシャレなのは結構いい値段するし…。
1階リビングにしにくくなる
ビルトインガレージ=車庫が1階に含まれることによって、広い1階リビングを取ることは難しくなります
。
とはいえ、ビルトインガレージの採用を検討している時点で、都心部などの2階リビングエリアのことが多いと思いますので、決定的な欠点とは言えないと思います。
kikorist新邸のビルトインガレージ
kikorist新邸のビルトインガレージは建物の向かって右手にあります。
右手にしたのは、前面道路や電柱の関係で、ここ以外は駐車が難しいという事情からです。
広さとしては、横に3.5マス、縦に6.5マスですので、壁芯で横318.5cm、縦591.5cmです(実際の内寸は引き渡し後に公開予定)。
シャッターは文化シャッターのポルティエにしました。
ポルティエが優れているのは、標準でセレクルーズⅡという無線リモコンが付属しており、これがシャッターの利便性を一気に快適にしてくれる点です。
セレクルーズⅡを車のUSB端子に装着し、車のエンジンをかけると自動でシャッターが開き、逆に帰宅する際は車がガレージに近づくとセレクルーズⅡの電波をキャッチして自動でシャッターを開けてくれます。
便利すぎる!!わざわざリモコンボタンを使う必要なし!
シャッターのカラーはブランチークFeにしましたが、当初はヘーゼルステンでした。変更に至ってはひと騒動あったのですが、経緯と顛末はこちらの記事にまとめています。
変更に費用はかかりましたが、非常にカッコよく仕上がっているので、大満足です。
ガレージシャッターの選び方については、別記事でまとめる予定です。
ガレージ内はこんな感じになります。
シャッター内にも木目調軒天を貼っていますので、ちょっとディーラーのようなラグジュアリーな雰囲気になります。
実際にTwitterにあげた写真がこちら。
ガレージ、想定以上の出来に感動。 pic.twitter.com/jiyGLUK79R
— kikorist@住友林業の3階建て (@kikorist2020) October 29, 2021
なんと300イイネ以上いただけました!
細かいこだわりとしては、ガレージ内にある天井点検口はあえて指定して黒く塗装いただいています。
また、ガレージ内には可動棚の収納を設けており、工具や洗車道具などを置けるようにしています。
なお、散水栓についてはガレージの勝手口付近にあるので、ホースなどを使ってガレージ内で洗車することも可能です。
換気扇については特に設けていません。そもそも現在販売されている車はガソリン車であっても暖機運転は行わなくなっているので不要ですし、今後ハイブリッドやEVになればますます不要となります。
私たちの車も次はハイブリッドモデルです。
また、今後のEVの普及に備えてEVコンセントやV2Hの準備もしてあります。
ガレージ、想定以上の出来に感動。 pic.twitter.com/jiyGLUK79R
— kikorist@住友林業の3階建て (@kikorist2020) October 29, 2021
奥の壁に見えるEVコンセントの隣のボックスがV2Hのための先行配管です。
車止めは施主支給品を設置予定です。
車止めは実際に車を入れてみて、設置位置を決めさせていただければと思います。
車にあわせたジャストな位置で設置できるので、これは有難い提案!
本記事のまとめ
本記事では、ビルトインガレージのメリット/デメリットとあわせて、新邸のビルトインガレージについて紹介しました。
ビルトインガレージはコストもかかりますが、都内23区のような土地が高い場所で家を建てるにあたっては強い味方となり