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本記事では、住友林業の半規格住宅(セミオーダー住宅)であるフォレストセレクションの特徴とメリット/デメリット、どんな人にオススメできるのか、実際の費用について解説します。
フォレストセレクションは、住友林業の家を建築費を抑えつつ建てることができる半規格型の商品です。
建物本体の予算を抑えることで、土地やオプションなど別の部分に予算を割り当てることができるので、予算的に住友林業の家は厳しいかも…という方にぜひ検討して欲しい商品
です。
なお、フォレストセレクションの最新の見積金額はこちらの記事で詳しくまとめています。
住友林業のフォレストセレクションとは?
フォレストセレクション=セミオーダーの注文住宅
「フォレストセレクション(Forest Selection BF)」とは、住友林業が用意している半規格=セミオーダー住宅の商品名です。
「セミオーダー」ってどういうこと?
私たちkikorist夫婦が建てた住友林業の注文住宅(Proudio BF)は、イチから設計士が間取りを作成する「フルオーダー」の注文住宅です。フルオーダーは、設計士が自由に設計するので「自由設計」とも言います。
イチから設計士が間取りを設計したので、当然世の中にただ1つだけの注文住宅です。
フルオーダー(自由設計)に対して、「セミオーダー」であるフォレストセレクションは、ベースの間取りは決まっていて、そこに施主独自の変更を加えていく形で間取りを作成します。
フォレストセレクションのメリット
フォレストセレクションは、ベースがある分、フルオーダーよりも建築費用が安くなる点が最大のメリットです。
フォレストセレクションはベースの間取りからの変更の自由度が非常に高いので、限りなくフルオーダーに近いセミオーダーになっているのが特徴です。
この点はのちほど説明します。
また、「Forest Selection 『BF』」と名前が付く通り、セミオーダー住宅であっても住友林業独自のビッグフレーム構法(BF構法)で建てられているので、ビッグフレーム構法のメリットはフルオーダー同様(もちろんデメリットも同様ですが…)。
セミオーダーであっても、設備仕様や断熱性能はフルオーダーと同様。
床材は無垢板や挽板が標準で洗濯可能ですし、キッチンはLIXILの最上級キッチン リシェルSIのセラミックトップが標準で選べるなど、内装設備は住友林業のフルオーダー同様のハイグレードな標準仕様から選択できるのも魅力。
ウッドタイルや木質天井などオプション(提案工事)も自由に選択可能
です。
また、30年の長期初期保証など、保証面でもフルオーダー同様です。
ただし、フォレストセレクションには、仕様上の制限がデメリットとして存在するので、以下ではその点について解説します。
フォレストセレクションのデメリット=仕様上の制限
フォレストセレクションのデメリット=仕様の制限は以下の通り。
ベースの間取り
フォレストセレクションは、ベースとなる間取りをもとに、自由に間取りの変更やオプションの追加ができる商品です。
ベースとなる間取りの数は、なんと1,500以上(2024年6月時点)。
※左右反転した間取りも含みます。
ベースとなる間取りは、住友林業の実例をもとに、使いやすく人気の間取りを住友林業が選んでブラッシュアップしているとのことで、順次追加されています。
人気の間取りがベースになっているため、外れや失敗が少ないのも地味なメリット。
1,500個も間取りがあると迷うんじゃ?
住友林業の公式サイトから会員登録することで、ベースの間取りを検索できるようになりますが、希望の条件で絞りこめるので、心配はいりません。
左右反転も含まれているので実質的には間取りの数は半分です。
まず、建てたい土地によって、玄関の向き(東西南北)と建物の横幅、平屋か2階建てかがほぼ決まってくるはず。そこまで絞れば、候補のプランをかなり絞り込めるはずですので、そこからは営業担当や設計士と確認しながらベースとなるプランを決めていけば大丈夫。
会員登録すれば誰でも間取りを検索できますが、紹介割引を申請する前に登録してしまうと、紹介割引が適用されないので要注意です。
登録した段階で、紹介顧客ではなく既存顧客扱いになってしまう…。
住友林業を検討する方は、WEB登録や資料請求の前に必ず紹介申請をすることをオススメします。
紹介されることで、オプションがサービスになったり、紹介値引きが得られたりするので、使わないのは損です。
紹介割引申請を先にすれば、WEB登録はしても問題ありません。
上記の検索画面でもお分かりかと思いますが、現在のフォレストセレクションの間取りには平屋と2階建てしかありません。
つまり、3階建て以上はフォレストセレクションでは建てることができないので、その点は注意が必要です。
建物の矩形(建物の外の形)、玄関の位置、階段の位置は変更不可
フォレストセレクションは、ベースの間取りから自由に内部の間取りを変更することが可能です。
自由と言うと…、例えば壁を作って部屋を分けたり、逆に壁をなくして繋げたりも?
もちろん可能。
水回り(トイレや浴室、洗面所など)の位置も自由?
自由に好きな場所に移動させたり、広さを変更することが出来ます。
ただし、下記の制限があります。
まず、矩形(外側の壁の位置や形)は変更が出来ません。
そして、内部の間取りでは、玄関と階段の位置は変えることができません。
ただし、間取りの左右反転や回転は可能です。
例えば、下の間取りの場合、玄関と階段は動かすことが出来ません。逆に赤枠以外は全部自由に変更ができるということです(ただし、ビッグコラムの位置などでどうしてもずらせない壁などは一部あるはず)。
上の間取りだと、例えば玄関の手洗いをなくして減額しつつ、シューズインクロークを増やしたり、パントリーを削ってお風呂を大きくしたりとか…
自分の好きなように家事動線を作ったり、収納を増やしたりとかも出来るってことね。
また、2階の床を無くして吹き抜けを作ったり、勾配天井にしたりなども自由です。
勾配天井も吹き抜けも自由…。凄すぎない!?
もちろんあらわし梁も可能ですし、下がり天井や間接照明も自由。天井の高さや窓の数/位置/サイズなども決められるとのことです。
ちなみに、平屋の場合でも、2階建ての場合でもロフトは可能とのことです。
吹付塗装の外壁を選択できない(サイディングとタイルのみ)
フォレストセレクションの外壁はサイディングとタイルのみで、住友林業の特徴である吹付塗装は選択できません
。
なお、タイルは2022年頃に選択できるようになったとのことです(営業担当にも確認済み)。古い情報では「サイディングのみ」としている場合がありますので、ご注意ください。
ちなみにタイルを選択した場合はオプションになります。
総タイルの場合、100万円~が目安です。
ただし、フォレストセレクションのタイルは、フルオーダーのモルタル下地と異なり、サイディング下地となります。そのため、総タイルの場合も外壁の防水保証は30年のままになるので注意が必要です(フルオーダーは総タイルにすると60年保証になります)。
フルオーダーでもサイディングは選択可能ですが(サイディングを選択した場合吹付塗装よりも減額)、フォレストセレクションは選択できるサイディングの種類がフルオーダーと比べると少ないとのことです。
種類は少なくなるものの、アクセント色も選べますし、30年と高耐久、18mm厚の高級感のあるサイディングが標準なので、デメリットというほどのことはないかもしれません。
先日、住友林業公式のインスタライブでフォレストセレクションで建てられたオーナー宅見学会がありましたが、遠目に見た外観はサイディングっぽさは全然ありませんでした。
※ライブ配信のため、現在は見ることができません。
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内装も、ナチュラルシーリングがリビングの天井全面に貼ってあってとても素敵でこだわりを感じる家でした。
フォレストセレクションのよくある質問
ここからは、フォレストセレクションに関する主な疑問に回答します。
以下は、実際に2021年にフォレストセレクションで建てられた施主のすみこさんにインタビューで協力していただきました。
Q.フォレストセレクションを選んだきっかけは?
2021年12月に住友ĉ