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今回はWEB内覧会第の第四弾として、新邸のリビング/ダイニングをご紹介します。
なお、入居後のWEB内覧会についてはこちらにまとめています。
ちなみに、マイホームデザイナーを使ったヴァーチャル内覧会はこちら。
マイホームデザイナーで作ったパースと実際に完成した新邸を比べてみると面白いと思います。
リビング/ダイニングの間取りとコンセプト
リビング/ダイニングの間取り
kikorist新邸は都内23区に建てた3階建て
です。敷地を有効活用するため、2階リビングを採用しました。
その2階の間取りがこちら。

2階リビングの間取り
広さはリビング・ダイニング・キッチンを合わせて約24帖です。

新邸のリビング
間取り上のポイントとしては、同じ空間でありながらリビングとダイニング・キッチンの空間を緩く分けた点。

リビングから見たダイニング
これは、単純なkikorist夫の好みなのですが、
リビング=くつろぐ空間
ダイニング=食事する空間
という役割に応じて空間を分けたかったというのがあります。
一方で完全に分けてしまうのも好きではないので、L字のような形にして、つながった同一の空間でありながら少し空間を分けたのがポイントです。
その上で、バルコニーを角に設けることで空間を広く見せる効果を狙いました。

オレンジ部分がバルコニー。空間を繋げる効果があります。
窓をできるだけ角に寄せて、空間が繋がっているように見えるようにしました。

リビングのコーナー

着工合意後に気づいて、出来るだけ窓の位置を角側に変更してもらいました。
2階リビングのメリット/デメリットはこちらの記事でまとめていますが、私たちの敷地状況からは2階リビングがベストだと判断。
実際に2階リビングに住んでみての感想ですが、ほとんど不便を感じません。そんなに毎日買い物をして重いものを2階に運ぶわけでもないですし、家にいる時間はほぼ2階のリビングで過ごしています。

2階にトイレがないので、1階または3階のトイレを使うことになりますが、これも全く苦ではないです。
もちろん、将来的なことを考えれば1フロアで完結するほうが望ましい(究極的には平屋がベスト)とは思うのですが、それを気にして敷地状況に逆らうよりは、敷地状況にあわせて素直に建てたほうがよっぽどいいと思います。

1階リビングで建てたいなら、それに向く土地を最初から探すべきだと思います。
リビング/ダイニングのコンセプト
kikorist新邸のリビング/ダイニングのコンセプトは下記の通り。
- シックで落ち着ける空間
- 可能な限り本物素材を使う
- 家具は長く使えるいいもの
シックで落ち着ける空間
kikorist新邸のコンセプトは”シックで落ち着ける空間”
。リビング/ダイニングもそのコンセプトに準じています。
落ち着ける空間にするため、クロスは白ではなく、かなりベージュよりのサンゲツTH30186を選択しています。

リビングのクロスはベージュ系のサンゲツTH30186を採用。
ベージュ系にゴールドを足したような和紙調のクロスです。

サンゲツTH-30186
ちなみに同じシリーズのTH30185は1階エントランスのメインクロスです。こちらはより白に近く、パールがかった和紙調です。

玄関はあまり日が入らず暗いことが分かっていたので、リビングよりも明るいクロスを選択しました。
リシェルを見るために訪問した馬込展示場がこのクロスを採用していて、新邸への導入を決めました。

馬込展示場と同じクロス

馬込展示場の1F=TH30185、2F=TH30186の組み合わせをそのまま採用しました。

白いクロスだと眩しい&落ち着かない可能性があったので、少し暗めのクロスを探していたのですが、馬込展示場のクロスがまさに理想のクロスでした。
クロスの色に合わせるために、スイッチやコンセントはアドバンスシリーズのマットベージュを選択。

馬込展示場でクロスの色とスイッチの色を念入りに確認

展示場に自前で用意したプレートを持ち込んで、テストして万全を期しました笑

展示場と同じクロスだとこんなことも出来るという…。
ベージュ系のクロスを選んだことで、部屋全体がシックな雰囲気になりました
。

ベージュのクロスの効果で落ち着いた雰囲気に。
床はエントランスホールと同じく、朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアムスタンダードのブラックウォルナット。床暖房対応のために、挽板を選択しました。

ウォルナットのような濃い色はシックな雰囲気にピッタリ。

ウォルナットは家具でも一般的なので、インテリアとも統一感のあるコーディネートにしやすい床材だと思います。

ウォルナットで有名なマスターウォールはもちろん、冨士ファニチアや柏木工でもウォルナットはラインナップされています。

オーク(ナラ)とウォルナットが家具では定番。
また、落ち着ける空間といえばプライバシーの確保も重要。
kikorist新邸は3方向が隣家に囲まれているため、リビングの窓は高窓にして隣家から室内が見えないように配慮し、またバルコニーも壁の高さを2mにすることで、隣家からの視線を遮りました。

リビングの高窓にし、バルコニーの壁は2mに。
このおかげでカーテンなしでも生活が可能です。

昼間に映画を見るために掃き出し窓にはウッドブラインドを付けていますが、基本は上げっぱなしです。
可能な限り本物素材を使う
リビングは家の中でも長時間いることになる空間であるため、出来るだけ本物の素材を使うようにしました
。
具体的には、「木目調(シート)」ではなく「本物の木」、「タイル風クロス」ではなく「本物のタイル」といった点です。
下がり天井には、木目調シートのスタイルシーリングではなく、マルホンの無垢材を使用したリブ天井を採用。

マルホンの無垢リブ天井
無垢材を使っていますので、リブが深く、本物の木目と相まって高級感があります。

マルホンの無垢リブ天井
細かいですが、造作のテレビボードも突板を採用していますので、木目調シートのような安っぽさは一切ありません。

造作のテレビボードは突板
タイルも同様です。テレビ背面にはエコカラット、キッチン横の壁も本物のタイルにしました。

テレビ背面のエコカラット(ストーングレース)
家具は長く使えるいいもの
リビングとダイニングで使う家具は長く使う&頻度が高いものですから、「多少高くても作りがしっかりしていて、長く使えるいいものを」というコンセプトで選びました。
選んだソファは座り心地(…というかもはや寝心地)もよく、ダイニングテーブル/チェアも使いやすくて気に入っています。

新邸のリビング
リビングの紹介
まずは入口から見たリビングです。

新邸のリビング
ソファはアルフレックスのEra。座面が低くかつ深いのでとてもゆったり座れます。
また、ロースタイルではありますが、座面の下には12cm程度の空間がありますので、ロボット掃除機がソファの下を通って掃除することができます。

このロボット掃除機が通れる空間も、家具選びの際に重視したポイント。

新邸のリビング
同じくアルフレックスのPIを組み合わせています。Eraはファブリックですが、PIはレザーにすることでアクセントとしています。

PIはダークブラウンのレザーにすることでアクセントに。
ソファ選びの詳細はこちらの記事をご覧ください。
スタンドライトはArtemideのTOLOMEO MEGA FLOOR。シャープなデザインと自由に位置を変更・固定できるアームが特徴です。
Eraのコーヒーテーブルは通常はバルコニー側に置いていますが、ソファで食事や飲んだりしたい場合は、ソファの間にコーヒーテーブルを挟んだレイアウトにもできます。

Eraのコーヒーテーブル
ドウダンツツジはフェイクグリーン。

フェイクのドウダンツツジ
少し値は張りますが、かなりリアルです(遠目には本物にしか見えない)。また、手入れの必要がなく、樹形も保てるのがメリット。

楽天のPRIMAで購入したのですが、ここのフェイクグリーンやアーティシャルフラワーはどれもリアルです!!
下からアッパーライトを当ててあげると、夜間とても綺麗です。

フェイクのドウダンツツジ

天井に映るドウダンツツジの影
アッパーライトにはPanasonicのHH-XSF0003Lを使用しています。

アッパーライトにはHH-XSF0003Lを使用
電球をスマートLED電球に変更して、スマホアプリでタイマー制御しています。

平日は17時30分にONになり24時にOFF、休日は16時30分にONになり24時にOFFです(夏になったら点灯時間はもう少し遅くする予定)。
ダイニング側から見たリビングはこのような感じです。

新邸のリビング
テレビボードはフロートタイプ。造作家具でオーダーしました。

造作のテレビボード

テレビボードも床から15cm浮いているので、ロボット掃除機が通れるようになっています。
この造作テレビボードについては別途詳しく記事にしたいと思いますが、テレビボードにはセンタースピーカーやサブウーファー、アンプ、レコーダーなどを置いています。

テレビボードの中身

入れる機器を最初から決めていたのでシンデレラフィット!
テレビは75インチの液晶テレビを壁掛けしています。

75インチの液晶テレビを壁掛け
天井には6つのスピーカーを埋め込んで、DolbyAtmosを7.1.2chまたは5.1.4chで再生できるようにしています。

天井に埋め込んだスピーカー

先日来た営業担当氏も臨場感に感動していました。
天井に埋め込んだことで見た目もスッキリ。
テレビの上にはユニバーサルグレアレスダウンライトを採用。エコカラットをスポットライトのように照らしています。

テレビの上はユニバーサルグレアレスダウンライト
ユニバーサルライトですので、照明の角度をある程度自由に動かせます。また、グレアレスですので、ソファで寝転んでいてもダウンライトの光が眩しいと感じることがないのがメリット。

もちろん調光対応。リビングライコンで制御しています。
バルコニーは3帖ほどですが、ウッドタイルをフローリングと同じ向きで敷いて、統一感を出しています。

ウッドタイルを敷いたバルコニー
バルコニーに採用したウッドタイルはこちら。3帖なので、2セット購入しています。
ガーデンチェアは山善のもの。3帖のバルコニーにちょうどいい感じでした。
暖かくなったら、朝食や食べたりバーベキューしたりしたいと思います。
ふるさと納税の返礼品で届く観葉植物を置く予定です。

ふるさと納税の返礼品で観葉植物を用意している自治体は意外と多いので要チェックです!
バルコニーの壁は2mあるので隣家からは見えず、完全なプライベート空間になります
。

バルコニー

視線が遮れるのは大事!
それだけに、バルコニーの壁にホスクリーンを付けたのは後悔ポイントです…。

バルコニーに付けたホスクリーンは後悔ポイント。

なかったらもっとカッコよかったのに…。
血迷った案件…。

室内干し派なのに「念のため」 で付けるんじゃなかった…。
これだって2~3万円かかってるのに…。
リビングの掃き出し窓はウッドブラインドを採用しています。上げ下げするのに時間がかかるというデメリットはありますが、降ろした際の木質感は圧倒的。

ウッドブラインド
この木質感はカーテンやロールスクリーンでは味わえない木製ブラインドならではなので、雰囲気を重視するのであれば、ブラインドもアリだと思います。

とはいえ、kikorist新邸は高いバルコニーと高窓によりプライバシーは確保されているので、あまりブラインドを閉めることはありません。

明るい昼間に映画を見たいときくらいでしょうか。
多分ブラインドがなくても暮らせます笑
ダイニングの紹介
続いてダイニングです。

新邸のダイニング
ダイニングテーブルは、W1800×D900のマスターウォールのWILDWOODダイニングテーブル。
ウレタン仕上げではなくオイル仕上げを選びましたが、結果的には大正解。

オイル仕上げのテーブルは風合いが◎
椅子は冨士ファニチアのkotiのベンチとチェアを2脚採用しています。
ダイニングテーブルの脚の間隔をベンチにあわせているので、ベンチはダイニングテーブルに収納が可能です。

ベンチはテーブルに収納可能
素材はウォルナットで、張地は革調っぽいファブリックのGA83にしました。

冨士ファニチアのkotii

今のところ猫に引っ掛かれるということも一切ありません。

ちなみにEraは少し引っ掛かれはしますが、目が細かいのでほつれたりなどは今のところありません。

猫にボロボロにされない張地選びは家具選びのポイントだったので、今のところ成功していると言えそうです。
ベンチは使い勝手も上々
です。いざとなったら3人掛けも可能ですので、kikorist夫の両親と妹が着た際もベンチに座ることができました。
テーブルにはフリッツ ハンセンのIKEBANA VASE。

ダイニグテーブル
先日チームすみりんが引き渡し後初めて新邸にいらっしゃったので、近くの花屋でアレンジメントをお願いしました。

フリッツ ハンセンのIKEBANA VASE

とても素敵に…!

ブラスのTURN+との相性もよきです。
ダイニングの奥はスタディースペースにしています。カウンター上段にはインテリアシェルフ。

スタディースペース
収納内には妻のパソコンや本などを入れています。
スタディースペースのチェアはSongDreamのVIOLA回転式チェア。座面が回転するので座りやすいです。
新邸のリビング/ダイニングの満足ポイント/後悔ポイント
満足ポイント
満足ポイントですが、ほぼ全部です笑

新邸のリビング

概ね期待通りのリビング/ダイニングにすることが出来ました。

居心地は控えめに言って最高です。
特にマルホンの無垢リブ天井は採用して良かったです。

マルホンの無垢リブ天井

圧倒的な木質感…!
しかも長時間いるソファの上…!
設備的には、床暖房と多数の照明を一度に切り替えができるリビングライコンは本当に採用して良かったと思います。
床暖房は、エアコンと違って足元から暖かくなり、またエアコンほど乾燥することがない(エアコンよりも乾燥しないという意味で、住友林業の家は乾燥するので、加湿器は必須!)のが魅力です。
猫も床暖房を付けると、溶けています笑

床暖房の上でくつろぐコタロー
リビング・ダイニングはPanasonicのリビングライコンを使って、ワンタッチで照明シーンの切り替えができるようになっています。

Panasonicのリビングライコン
リビングライコンでは、①下がり天井のバンクライト、②下がり天井の間接照明、③テレビ前のダウンライト、④ダイニングテーブル上のダウンライト、⑤カップボードの間接照明の5つを制御しています。

全て調光対応です。
これだけの照明をボタン1つで制御できるのは本当に便利です。

リビングライコンじゃなかったら、調光スイッチが5つも付くことに…。

毎回押すのが面倒すぎる…。
リビングでくつろぐ際は、照明を出来るだけ落としたモードに設定して、間接照明とスタンドライトのみの点灯としていますが、かなりお気に入りです。

夜のリビング(照明を落とした状態)

夜のダイニング
この状態で深夜3時ぐらいまでリビングで寝ていることもしばしば…。

特に君ね。

はい…。床暖房があまりに居心地よくて…。

おかげでせっかくの主寝室の稼働率がだだ下がりです笑
後悔ポイント
後悔ポイントとしては、やはりバルコニーのホスクリーンの存在。

バルコニーに付けたホスクリーンは後悔ポイント。
なかったら(多少とはいえ)節約にもなったし、何より空間の居心地もよくなっただろうしで、かなり後悔ポイントです。

今後使うことが果たしてあるのでしょうか…。

ウッドタイルを敷いたバルコニー
半年経過しても一度も使わないので、ホスクリーンはリフォームでお金を払って撤去することにしました。
新邸のリビング/ダイニングのまとめ
本記事ではリビング/ダイニングをご紹介しました。

新邸のリビング
こだわっただけあって、とても居心地のいい空間になりました。

夜のリビング(照明を落とした状態)
毎日いい家だな~と夫婦で言いながらくつろいでいます笑
参考になれば幸いです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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