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今回はWEB内覧会第の第七弾として、新邸のセカンドリビング/ホームシアターをご紹介します。
なお、入居後のWEB内覧会についてはこちらにまとめています。
ちなみに、マイホームデザイナーを使ったヴァーチャル内覧会はこちら。
セカンドリビングの間取りとコンセプト
セカンドリビングの間取り
kikorist邸は3階建てです。3階には書斎と将来の子供部屋、そして本記事で紹介する2つ目のリビングである「セカンドリビング」を設けました。
広さは約8帖(廊下部分を除く)となっています。
セカンドリビングのコンセプト
セカンドリビングのコンセプトは下記の通り。
- スタバのように休日ゆったりくつろげるような空間
- 電動スクリーンとプロジェクターを備えたホームシアター
スタバのように休日ゆったりくつろげるような空間
セカンドリビングはメインの2階リビングとは全く違った空間にしたい
と考えていました。
メインとなる2階リビングはある意味、王道というか保守的にまとめましたが、セカンドリビングは冒険してみようという判断です。
kikorist妻の要望により「スタバのように休日ゆったりくつろげるような空間」ということになりました。

果たしてそうなったのか…?笑
一人掛けでゆったり座ることができるラウンジチェアとサイドテーブルを置いて、ゆったり読書やコーヒーを飲んで過ごせるようなスペースをイメージしました。
大きな特徴となっているのは、ヘリンボーンのフローリング。
永大産業の銘樹ヘリンボーン ブラックウォルナットの挽板を採用しました。
ウォルナットという点は2階メインリビングやエントランスホールなどと同じですが、貼り方をヘリンボーンにして、クロスも大胆に色を変えることで、2階リビングと共通点もありつつ全く違った空間にすることができました。
また、落ち着いたカフェ風の空間にするため、壁のクロスはルノンのRH-7742というブラウンよりのベージュとし、天井は同じくルノンのRH7745というダークブラウンのクロスを採用しました。

クロスの提案はインテリアコーディネーター氏によるものです。
電動スクリーンとプロジェクターを備えたホームシアター
打ち合わせの途中から、セカンドリビングにはプロジェクターと電動スクリーンを入れることが決まり、ホームシアターとしても使えるスペースとなりました。
メインのリビングは75インチの液晶テレビですが、セカンドリビングには120インチのスクリーンを採用。これは、セカンドリビングの投射距離の制限の中では最大のスクリーンサイズです。
大画面のスクリーン+プロジェクターで、シアターとしても2階リビングと差別化することができました。
セカンドリビングの紹介
セカンドリビングがこちら。
フローリングをヘリンボーン貼りにしているため、同じウォルナットでも2階リビングと雰囲気が変わりますが、素材は同じなのでどこか統一感がある感じに。
ヘリンボーンは主張が強いので、広い面に採用するとくどい印象になってしまうことがありますが、新邸の場合は、9帖のセカンドリビングに限定することで、ちょうどいい感じにまとまったと思います。

IC氏提案のクロスもいい感じ!
住友林業の品川展示場では、ピットリビングにヘリンボーンを採用しています。

場所を限定してアクセントにすると効果的。
リビングチェアはSongDreamのVIGORE。本来オットマンはありませんが、スツールの脚を特注でカットしてオットマンとして利用できるようにしました。
2脚置いていますが、張地はあえて違う色を選択。
1脚は座面はブラウン寄りのベージュでクッションはライトベージュ、もう1脚は座面はダークグリーンでクッションは千鳥格子のモザイクにしてみました。

部屋にも馴染んでいると思います。
一部窓にコーナーサッシを採用しました。コーナーサッシは角2面に窓があるので、開放感があります。
また、消防の関係で必要となったバルコニーの壁にはガラスパネルを採用。kikorist邸宅の北側には3階は建てることができないので(用途地域的に)、遠くまで視線が抜けます(写真は天候の関係で後日更新で掲載予定)。

ここまで考えていただいた設計氏には感謝!
セカンドリビングの正面の壁はアクセントとして、住友林業三種の神器であるウッドタイルにし、上部にはコーニス照明を追加。
カラーはウォルナットオイルです。
ウッドタイルの上部は天井を彫り込んでおり、電動スクリーンと間接照明を設置しています。

電動スクリーンを格納してある状態でも、スクリーン本体を隠すことが出来ます。
間接照明とウッドタイルの組み合わせは採用して良かった
と思います。
スクリーンはシアターハウス製の120インチの電動スクリーン。

夫婦2人でもなんとかDIY設置できました。
スクリーン用のコンセントは掘り込み部に設けています。
スクリーンは、スマートリモコンのNature Remo mini 2と組み合わせて、アレクサで操作できるようにしています。

「アレクサ、スクリーンを上げて(下げて)」でスクリーンが操作できます。
また、Nature Remo mini 2ではスクリーン以外に、間接照明とダウンライト、ラックに設置したAVアンプやレコーダーが制御できます。
位置関係はこんな感じですが、Nature Remo mini 2からの信号はスイッチやAVアンプにバッチリ届きます。
間接照明とダウンライトのスイッチにDAIKOのかっこいい調光器リモコンを採用しています。

DAIKOのかっこいい調光器リモコン
天井にはスピーカーを5つ埋め込んでおり、ラックに収納したサブウーファーとあわせて5.1chのサラウンドが再生できるようになっています。
セカンドリビングの正面にトールスピーカーやセンタースピーカーを設置したくなくて、天井にスピーカーを埋め込みましたが、音の違和感は全くありません。

セリフは(上からではなく)ちゃんと正面から聞こえる!
120インチのスクリーンは圧巻
で、75インチ+5.1.4chの2階リビングよりも3階セカンドリビングシアターのほうが遥かに迫力があります。

ホームシアターにおいては、画面の大きさ>>>>>音であることを認識。

音も正直2階と遜色ないように感じます…笑
プロジェクターはViewSonicの単焦点プロジェクターX10-4Kを天吊りしています。
プロジェクターの設置位置はあらかじめ念入りにシミュレーションしていたのでバッチリ。
はズーム機能がないため、プロジェクター設置位置=スクリーンの大きさとなるのですが、事前のシミュレーションと投影しながらの位置決めと、天吊り金具の微調整でスクリーンの大きさジャストサイズで投影できています。
暗いと大きさが分かりにくいので照明をつけてみました。

120インチのスクリーンで見る映画は控えめに言って最高です。

60インチのテレビを縦横2×2並べたサイズと考えると想像しやすいかと思います。面積でいうと4倍!
スクリーンの大きさですが、リビングチェアに座って視界をちょうど覆うくらい。

映画館の最前席に座ったような見にくさはありません。

体感的には、映画館の7列目くらいといった感じ。
ちなみにホームシアターの螻蛄落とし上映は、「グレイテスト・ショーマン」。
120インチで見るグレイテストショーマンは最高すぎます✨歌も良き!
天井スピーカーといい、注文住宅にして良かったー!!
さて4K版エヴァQを見るか…(なにげに未開封)。 pic.twitter.com/kxpLfghyfw— kikorist@住友林業の3階建て (@kikorist2020) December 11, 2021

音楽も映像も最高でした…!
そして毎週映画のようなクオリティで放送されている鬼滅の刃遊郭編。こちらも迫力満点で、作画クオリティを余すことなく堪能しています。
アレクサの定型アクションでホームシアターを一括管理できるようにしています。
具体的には

「アレクサ、ホームシアターの開始」
を合言葉に、下記が自動で行われます。
- 間接照明が消える
- ダウンライトが一番暗い状態まで減光
- スクリーンが下りる
- AVアンプが起動、入力をFireStickに切り替え
- プロジェクターの電源ON
また、ホームシアターの終了時は

「アレクサ、ホームシアターの終了」
を合言葉に、下記が自動で行われます。
- プロジェクターの電源OFF
- AVアンプの電源OFF
- スクリーンが上がる
- ダウンライトが一番明るくなる
- 間接照明ON
アレクサによる音声制御は非常に便利なので、これから注文住宅を作る方にはぜひ取り入れてほしいと思います。
新邸のセカンドリビング/ホームシアターの満足ポイント/後悔ポイント
ベージュとダークブラウンのクロス、そしてヘリンボーンにウッドタイルとかなりデザイン的に遊んでみましたが、完成したセカンドリビングは綺麗にまとまってくれました。

デザイン要素が渋滞する心配もありましたが、杞憂に終わりました。
で打ち合わせ時にシミュレーションできていたのは大きいです。

間取りだけでなく、インテリアの検討にも使えるのでマイホームデザイナーは超オススメです!
プロジェクターと120インチのスクリーンの組み合わせも本当に最高です。
入れたい要素は概ね入れられて満足です。
一方、不満な点としては、こちらの記事でもまとめたのですが、格子スクリーンが入れられなかったこと。
リフォームで入れたいと思っているのですが、まずは予算との相談。それとかなりセカンドリビングのクロスの不陸(ジョイントの凹凸が出てしまうこと)には悩まされたので、一部クロスのやり直しが発生することによる悪影響が気になります。
あとは、コストの関係でダウンライトを100mmにしたのですが、75mmにしておけばよかったと思います。

メインのリビングは75mmにしたのですが、セカンドリビングだからいいやと…。

安易な妥協はよくないですね。
安くなるとはいえそんなに大した節約にもなってないし…。
特に3階は高さ制限の関係で天井が2200mmと少し低い=天井が近いので、75mmのダウンライトを採用すればよかったです
。
新邸のセカンドリビング/ホームシアターのまとめ
本記事では、新邸のセカンドリビング/ホームシアターを紹介しました。
当初のスタバ風という目的が達成できたかは分かりませんが、ヘリンボーンとウッドタイル、ベージュやダークブラウンのクロスで、私たちの理想の空間に出来たと思います。
ウッドタイルと間接照明の組み合わせも大満足。
また、繰り返しですが、120インチのスクリーンは本当に最高なので、大画面で映画やアニメを見たいという方は是非検討してみてください。

75インチのテレビとは全く違う世界がそこにはあります!!

注文住宅だからこそ実現できる内容!
予算的にスクリーンやプロジェクターをすぐに揃えるのが難しい場合でも、将来入れてみたいと思うのであれば、天井補強や電源の確保だけでもしておけば後から追加が可能になります。

あとから補強やコンセントを追加するのは大工事だし、費用も何倍もかかります。
参考になれば幸いです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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