当ブログ「kikorist日誌」は、kikorist夫婦が住友林業で注文住宅を建てる過程や、家づくりのこだわりポイントを発信・紹介するブログです。
あわせて住友林業の割引が受けられる紹介制度のご案内もしています。
住友林業を検討中の方はもちろん、これから家づくりを始める全ての方に分かりやすく情報を発信しています。
WEBマガジン「イエマガ」でライターとして家づくりの検討過程を月刊連載中。
家づくりに関するリアルタイムの情報、ブログに書ききれない住友林業の小ネタはTwitterで、インテリアなどの写真はInstagramで発信していますので、よろしければフォローお願いします。
【注意事項】当ブログ内の写真、イラスト、文章については、流用・引用を一切認めておりません。
当ブログはアフィリエイト広告/AdSecse広告を利用しています。
家づくりで大事なことは多岐にわたりますが、最も重要と言っても過言ではないのが「予算」です。
本記事では、家づくりで最も重要かつ最初に決めるべき予算設定から、ハウスメーカー選び、家づくりの打ち合わせといった、家づくり全般で活用できる「イエマナノート」という本について紹介します。
ちなみにkikorist夫婦もイエマナノートのアイディア出しに少し協力させていただきました。
注文住宅で一番重要なこと=予算設定
家づくりにかかるお金は数千万円。一生で最も高い買い物といっても過言ではなく、最重要と言えるのが予算設定です。
とはいえ、ほとんどの方が家(もしくは家に加えて土地も)を購入するのは初めてのはず。
私たちも、自分たちの収入と貯金でいくらまでなら家に掛けていいのか…、というのは正直よく分かりませんでした。
そこで問題となるのが、どうやって家づくりの予算を組んだらいいのか、という点です。
ハウスメーカー紹介のFP相談の問題点
ほとんどのハウスメーカーはFP(ファイナンシャルプランナー)の紹介も行っており、教育資金や老後資金も含めたライフプランから住まいにかけられる予算まで相談できる体制になっていますが、「ハウスメーカー紹介のFPは基本的に住宅メーカーに都合がいい内容を言う傾向にある(=予算を高めに設定する)」という点には気を付けたほうがいいと思います(もちろん全部のFPが相談者よりもハウスメーカーを優先するわけではありませんが…)。
なぜなら、FPから見れば、ハウスメーカーはお客さんを紹介してくれる大事なパートナーです。どうしても、ハウスメーカーに不利なこと(=住まいの予算を少なく伝えること)は言いにくい。
この関係上、ハウスメーカー経由で行うFP面談は、どうしてもハウスメーカー寄り(=相談者にとって過大)の予算設定になりがちです。
あとは(考えたくはないけど)FPからハウスメーカー側に家づくりの予算が筒抜けになる可能性もなくはない…。
打ち合わせを進めるうちに費用は絶対上がることもあり、予算は少し少な目に伝えるのが、値引き交渉のポイントでもあるので、ハウスメーカー側に予算が伝わる可能性が(少しでも)ある、というのはちょっと気になるところ。
本当に適切な予算設定をするには?
では、本当に適切な予算設定、ライフプランの設計をするためにどうすればいいのかというと、「ハウスメーカーの紹介ではない中立的なFP」、それも「家づくりに精通したFP」への依頼です。
ちょっと言い方は悪いけど、ハウスメーカーの息のかかってないFPさんなら、忖度のない意見が聞けるはず。
とは言ったものの、普通の人なら「そんなFPどうやって調べればいいの…」「FPの知り合いとかいないし…」となるところですが、いるんですよ、「ハウスメーカー寄りではない中立的なFP」で「家づくりに精通したFP」、そして何より「相談者に寄り添って真剣に安心・安全なライフプランを考えてくれるFP」が!!
それが、イエマナ(家の学び舎)の代表、「とよくま」さん(@toyo_kuma)です。
とよくま プロフィール
- 人生100年時代のライフプランニングと家づくりの専門家
- ライフプラン&マネープランを重視した家づくりと、長い人生と共に歩む「育てるすまい」の情報を配信中!
- 2級FP・住宅ローンアドバイザー
「人間じゃないのかよ」「くまかよ」、と思われるかもしれませんが、ちゃんとしたプロのFPの方です。
主にインターネットを中心に活動されているので、くまの自画像と「とよくま」の名前で活動されていらっしゃいます。
では有料・無料で、家づくり検討者がライフプランを組み立てることができるツールを提供されていたり、Instagramでは家づくりの情報発信をされています。
この投稿をInstagramで見る
kikorist夫婦としては、正直とよくまさんほど相談者のことを考えてくれるFPを知りません
。
家づくりの一番最初の作業として、「ライフプランを作ってみるといいよ!」 という話をしようと思う🐻
“どんな家を建てるか”はすごく大事なことだし、家づくりのメインと言っても差し支えないです
でもその対価として、35年間待ったなしで支払い続ける住宅ローンが始まります🐻(つづくよ!)
— とよくま@家づくりノート#イエマナノートの作者 (@toyo_kuma) May 16, 2022
だからこそ、とよくまさんの周りには自然と家づくりが好きな人、とよくまさんを応援/賛同する人が集まってきてるのかな、と感じます。
発信内容が全て施主目線!
施主が将来困らないようにを第一に考えて情報を発信してくれています。
とよくまさんが家づくりに役立つ「イエマナノート」を開発&販売!
とよくまさんは個別にライフプランの設計相談も対応してくれますが、ご自身の経験と「予算で失敗する人や家づくりで後悔する人を減らしたい!大変さを軽減したい!」、「予算とローンに失敗しなければ9割成功」という想いから、全ての家づくり検討者に役立つ「イエマナノート」を開発されました。
この投稿をInstagramで見る
製作費のことだけを考えれば、データで配布したほうがコストは安くなります。
でも、とよくまさんは、あえて費用をかけて、自分で書き込めるノート=紙にこだわりました。
そのメリットは後述しますが、本当に尊敬に値する熱意です。
実は、イエマナノートにはこんな内容が欲しい、という点について、kikorist夫婦も少しだけ協力させていただいています。
自分の家づくりの経験や後悔ポイントをもとに、ここは確認しておいたほうがいい、などの内容を伝えさせていただきました。
自分が関わったから言うわけではなく、この「イエマナノート」がとても素晴らしいので紹介させてください。
このブログでは、kikorist夫婦が本気でいいと思ったものしか薦めない、本音で語るがポリシーです。
このサイトからノートが売れることで、kikorist夫婦に金銭が発生するということは一切ありません。ステマなどではないのでご安心いただければと思います。
「イエマナノート」とは
イエマナノートは、「ノート」とありますが、実際は書き込める書籍です。
「これ1冊で家づくりの全てが分かる」をコンセプトに、家づくりに必要な知識を学びながらアイディアを書き込めるワークブックになっています。
家づくりは1年以上かかることもありますが、長期間の使用にも耐えられるよう、また書き込みがしやすいよう厚手の高級紙が使われています(購入者にはありがたい仕様ですが、とよくまさんの費用負担が本気で心配…)。
構成は以下の通り。
- 家づくりの予算
- スケジュール
- 土地探し
- 建築会社の比較
- 間取りづくり
- 外構プラン
- 打ち合わせノート
- 引っ越しやることリスト
イエマナノートの優れているところ(メリット)
では、実際にイエマナノートの一部を紹介しながら、イエマナノートのメリットについて、レビューしていきたいと思います。
適切な予算設定とライフプラン
個人的にイエマナノートの一番優れている点は、やはり「住宅を検討している方にとって適切な予算設定が出来る」という点にあると思います。
収入が違えば、金融機関から借りられる住宅ローンの金額は異なります。また、借りられる金額と毎月無理なく返済できる金額がイコールではない点には注意が必要です。
借りられる最大金額を借りてしまうと、生活ちょっと苦しくなるはず…。
収入に加えて、家族によって預貯金や、両親からの援助(贈与)などは人それぞれ。
イエマナノートでは、人によって違う、収入・預貯金・援助・生活費などを加味した上で、住宅に掛けることが出来る予算設定ができるようになっています。
しかも、枠に金額を書き込んでいけば、予算が自動的に計算できる親切設計…!
さらに、家は建てたら終わりではありません。引っ越し費用や家具家電の購入費用といった一時金、火災保険や固定資産税、修繕積立金といった維持費もかかります。
イエマナノートは、ハウスメーカーの見積では無視されがちな建物以外の費用計算できるようになっており、その上で住宅購入後に毎月いくら貯金が出来るかも計算できるようになっています。
とよくまさんの家づくりとFPとしての経験が最大限活かされています。
土地探しや建築会社選びの指針
予算を設定した後で、イエマナノートでは土地探しやハウスメーカー選びの指針も学べるようになっています。
チェックすべきポイントを学びながら書き込み、比較できるようになっているのはイエマナノートならではです。
この土地探しや建築会社選びのチェックポイントはkikorist夫婦の経験をもとに、アイディアを出させていただきました。
家づくりが初めてでも、注意すべきポイントが網羅されているから比較がしやすい。
間取りのチェックポイント
ここもkikorist夫婦が協力させていただいた部分ですが、後悔ポイントにあげられやすいコンセントや収納計画のチェックポイント、リビングやキッチン、寝室といった部屋別のチェックポイントなど、後悔ポイントをなくすために必要なチェックポイントがほぼ網羅されています。
家づくり経験者の施主+建築会社の社長チェックによりほぼ完ぺきなのではなかろうか…。
私たちも正直打ち合わせ時に欲しかった…。
打ち合わせ議事録
私たちが建てた住友林業では、打ち合わせ時に設計士が打ち合わせメモとして議事録を作成してくれます。
基本的に大手ハウスメーカーではこのような議事録を残すことが多いですが、建築会社によってはメモがなかったり、議事録をハウスメーカーが作成してくれる場合でも抜け漏れが発生することもあります。
私たちの場合も、打ち合わせ内容が多すぎて、長時間の打ち合わせだと後半メモの量が明らかに少なくなっていました…笑
注文住宅に「言った言わない」は頻出のトラブル
ですので、施主側でもメモを取っておくことがトラブル回避の一助になるはずです。
イエマナノートでは書き込める打ち合わせメモページが豊富に用意されているので、しっかり議事録を残せるようになっています。
そして書き込むためにいい紙を使っています…笑