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住友林業で建てた注文住宅を引き渡されて約半年ですが、早速リフォーム工事を入れることを決意し、工事が無事完了しました。
本記事では、住友林業の家のリフォームについて紹介します。
リフォームの内容ときっかけ
今回リフォームをお願いした点は2点です。
② 3階の書斎の壁の一部を格子スクリーンに変更
今回のリフォームでは、過去の記事でも紹介した後悔ポイントを無くすために実施しています。
リフォームという力技で後悔ポイントを解消します。
ちなみに、ただいま手洗いに設置した即湯器が便利すぎて、2階のメイン洗面台にも設置できないか相談しましたが、確認した結果、設置は不可でした…(出来るは出来るけど、カウンター自体交換する必要があるとのことで費用が高額に…)。
① バルコニーに付けたホスクリーン(物干し竿用の金物)の撤去
後悔ポイントのその1は、全く使わないバルコニーのホスクリーンです。
リビングのWEB内覧会の記事でも触れていた後悔ポイントです。
「バルコニーには物干し竿もあるべき」という謎の固定概念と、「念のため」「なんとなく」という理由で付けてしまったホスクリーンですが、kikorist邸は完全室内干し&乾太くん利用のために全く利用しない無用の長物となってしまっていました…。
結果として、せっかくの高い壁で囲まれたプライベートバルコニーの空間が、ホスクリーンのせいで完全にスポイルされてしまいました…。
断っておくとホスクリーンそのものに罪はありません…。
使う見込みもないのになんとなくで付けてしまった私たちが悪いのです…。
もちろん、ホスクリーンを選択したのは自分たちですので、住友林業には何の落ち度もありません(むしろ綺麗に取り付けていただいて感謝)。
そこで、今回、自分たちの費用負担でリフォームという形でホスクリーンを撤去することにしました。
② 3階の書斎の壁の一部を格子スクリーンに変更
後悔ポイントのその2は、格子スクリーンを入れられなかったこと。
以前の記事で紹介済みですが、書斎の壁の一部を格子スクリーンにすることが出来ることに、工事途中で気付いてしまいました。
写真の奥に見えるのが書斎の壁ですが、この壁を格子スクリーンに変更することにしました。
リフォームするまでの流れ
住友林業の家でリフォームをするにあたっては、住友林業子会社の住友林業ホームテック株式会社に依頼することになります。
住友林業ホームテックとは?メリット、デメリットは?
住友林業ホームテックは、住友林業の子会社でアフターメンテナンスやリフォームを担当する企業です。
住友林業の家のリフォームは、出来るだけ住友林業ホームテックを利用するのが安心です。
特に外壁に関する工事は、住友林業ホームテック以外のリフォーム会社を利用すると外壁保証がなくなりますので要注意です。また、シーサンドコートやSODO、格子スクリーンなどは住友林業独自の建材のため、住友林業ホームテック以外のリフォーム会社は扱うことができません。
内装においては、照明の変更など簡単な電気工事くらいであれば他社でも問題ありませんが、柱や壁が関する工事については、住友林業から住友林業ホームテックに図面や施工方法、利用している建材などの記録・情報などが提供されることがメリットです。
また、シーサンドコート同様、今回追加する格子スクリーンのような住友林業オリジナルの内装材も住友林業ホームテックであれば使うことが出来ます。
住友林業オリジナルの標準クロスを使ってる場合も、住友林業ホームテックに依頼するしかありません。
また、住友林業の看板を背負っているだけに、一定以上の施工品質の工務店が担当することもメリットです。数ある業者から信頼できる業者を選定する必要がありません。
一方、住友林業ホームテックのデメリットとしては、一社にお任せする形になるので相見積が取れないこと、また施工店との間に住友林業ホームテックが入ることにより割高になる可能性があることが挙げられます。
また、担当者や工務店が限られているため、場合によっては依頼してから施工までに時間がかかる点には注意が必要です。時期やエリアにもよると思いますが、今回の場合は依頼してから実際の施工まで2か月半かかりました。
住友林業ホームテックのメリット
住友林業ホームテックのデメリット
個人的には、(保証や独自建材の問題がない場合でも)大事な家の工事を任せる以上は、費用よりも安心感を優先させて住友林業ホームテックに任せたほうがいいと思います。
リフォームの発注方法
住友林業ホームテックへのリフォームの依頼・発注は、住友林業オーナー向けの専用サイト「club forest(クラブフォレスト)」から可能です。
ただし、今回はクラブフォレストからの依頼ではなく、2022年3月の3か月点検時に点検担当者にリフォーム希望の旨を伝えて、営業担当者に繋いでいただきました。
リフォームまでの流れ
住友林業ホームテックのリフォームまでの流れは下記の通りです。
- STEP1住友林業ホームテックへの依頼
クラブフォレストなどから住友林業ホームテックにリフォームの相談と見積依頼を行います。 - STEP2営業担当者と施工店担当者の訪問
営業担当者と施工店担当者が施工場所の確認のため訪問します。
その際、概算の見積も提示されます。 - STEP3工事契約の締結
施工場所の確認後、正式な見積金額が届きますので、金額と内容に問題がなければ契約を行います。 - STEP4リフォーム工事
施工日を営業担当者と調整し、リフォーム工事を行います。 - STEP5工事代金支払い
工事が無事完了したことを確認後、工事代金を住友林業ホームテックに支払います。
今回は、3月の3か月点検でリフォーム工事の希望を伝え、4月中旬に担当者訪問、その後正式見積を経て、6月24日~25日で工事というスケジュールでした。
工務店のスケジュールがなかなか取れないということで、3月に依頼してから、3か月以上かかりました…。
実際の工事自体は2日間で終わるのですが、特に私たちの地域では塗装ができる施工店が少なかったようです。
また、今回は概算見積後に、住友林業ホームテックが施工イメージをパースとして作ってくれました。
本来は、格子スクリーンを天井まで入れたいところですが、壁部分の上部には天井を支える梁が入っているので、天井付けは無理とのこと…。
最初から計画してれば入れられたと思うと悔やまれる部分です。
実際の工事の様子
工事は6月24日~25日の2日間で行われました。
ホスクリーンの撤去のほうは、初日にホスクリーンの本体を外し、2日目にホスクリーンの取り付けで凹んでいた外壁部分の吹付塗装を再度行いました。
書斎の格子スクリーン設置は、初日は壁を壊して、2日目に格子スクリーンが設置されました。
しっかり養生してくれていたので、本棚の中身を移動させたりといった作業も不要でした。
それにしても、結構盛大に壊してるね…。
ここから改めて壁を整形して、格子スクリーンを設置していきます。
リフォームの結果
リフォームした結果がこちら。まずは2階のバルコニー。
生活感丸出しで余計なノイズだったホスクリーンがなくなり、落ち着いたプライベートバルコニーになりました。
これがあるべき姿!!
ホスクリーンを設置していた場所の凹みは完全に分からなくなっています。
これは凄い…!
続いて書斎の格子スクリーンです。
こちらもいい感じになりました!!
ちょっと天井の垂れ壁が厚いのは気になりますが、仕方ないですね…。
ただし、格子スクリーンの土台部分の納まりがイマイチです…。
打ち合わせ時には壁(+巾木)の幅に合わせるという話でしたが、実際には土台のほうが幅があり、はみ出してしまっています。
美しくないし、埃溜まりそう…。
っていうか、土台部分の発注ミスでは…。
と、いうわけで住友林業ホームテックの営業担当に連絡して、土台部分を壁の厚さに合わせる形でやり直してもらうことになりました。
打ち合わせと違う工事内容なので、当然といえば当然ですが、ここまで対応してくれるのは安心感があります。
リフォームの費用は?
気になる今回のリフォーム費用ですが、
ホスクリーンの撤去:約14万円
格子スクリーンの設置:約50万円
でした。格子スクリーンの設置費用には、壁を撤去するにあたって、長期優良住宅の変更申請が必要とのことで、その申請費用約6万円も含まれた金額となっています。
決して安い金額ではありませんし、なんなら設計時に入れておけば数万円のプラスで済んだと思うと痛い出費ですが、後悔ポイントを無くすることを重視しました。
「ホスクリーンなければいいのにな~」「格子スクリーン入れたかったな~」と数十年思い続けるよりは、早く入れてしまったほうが精神衛生上いいという判断です。
本記事のまとめ
リフォームという技を使えば、後悔ポイントを無くすことも可能
です。
もちろん、リフォームでは対応できないものもありますし、かけなくてもいいお金をかけないように設計時に念入りに打ち合わせておくのがベストですが、最悪このような方法もあります。
ずっと後悔してるよりは、早めに対処してしまったほうが精神的にもいいですし、よりよい家で長く暮らすことに繋がればQOLは上がります。
参考になれば幸いです。