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【初心者向け】スマートホームとは?出来ることやおすすめのデバイスを解説

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本記事では、住友林業で3階建ての注文住宅を建築したkikorist夫婦が、スマートホームについて、基本である仕組みからできること、おすすめのデバイスまで初心者向けに簡単かつ丁寧に解説します

kikorist夫
kikorist夫
スマートホームのおすすめ機器を解説してあるサイトはたくさんあるけど、そもそもから解説しているサイトがほとんどなかったので…。
kikorist妻
kikorist妻
(注文住宅に限らず)スマートホームをこれから入れてみたいっていう初心者の方が、自分にあわせた理想のスマートホームの構成が考えるられるようにこの記事でサポートします!

スマートホームとは?

スマートホームとは、家電や温湿度計・照度センサーなどのセンサーがインターネットに繋がり、スマホやスマートスピーカーでコントロールできる家のことを指します。

スマートホームの構成

スマートホームの構成

スマートホームでは、「IoT(Internet of things)機器」と呼ばれるネットに繋がる機器を活用し、スマートスピーカーを使うことで、音声コントロールやメーカーが異なる機器同士の連携が可能になります

kikorist妻
kikorist妻
スマートスピーカーの代表例は、Amazon EchoシリーズGoogle Nest Miniです。
kikorist夫
kikorist夫
IoT機器もスマートスピーカーも、それぞれ単体で使うことも出来るから、初心者からすると必要な機器や仕組みが分かりにくいんですよね…。 この点は後程この記事で詳しく解説します。

スマートホーム化することによって下記のようなことが可能になります。

スマートホームで出来ること
  • デバイスを音声でオンオフできる
  • 決められた曜日や時間にデバイスをオンオフできる
  • 温度や湿度計、GPSなどと連動してデバイスをオンオフできる
  • デバイスの操作(エアコンの運転切り替え/温度設定やテレビのチャンネル変更など)
  • スピーカーでの音楽配信サービスの再生
  • カーテン/電動シャッターの開閉
  • スマホで(外出先でも)鍵の開け閉めができる
  • スマホで(外出先でも)監視カメラや見守りカメラを確認できる
  • 忘れ物防止タグを使って鍵や財布を発見できる

操作できる代表的なデバイスは下記のようなものがあります。

スマートホームで操作できるデバイス
  • 照明
  • ロボット掃除機
  • 赤外線リモコンで操作する機器(エアコン/加湿器/サーキュレーター/電動スクリーンなど)
  • テレビ/レコーダー
  • AVアンプ
  • サウンドバー
  • カーテン/電動シャッター
  • 玄関ドアの鍵
  • 監視カメラ/見守りカメラ
  • 忘れ物防止タグ

上記はほんの一例で、今後もますます増えていくと思われます。 もちろんkikorist邸でも導入しています。

kikorist妻
kikorist妻
次回記事で実例を紹介しますが、実際に使ってみるとかなり便利なのです!!
スマートホームに似た言葉に「スマートハウス」というものがあります。スマートハウスはHEMS (home energy management system)というシステムを用いて、消費電力量や売電量などを確認できるようにし、消費エネルギーを最適化する住宅のことを指します。

スマートホームの仕組み

ここからが本題で、スマートホームの仕組みを解説します。

スマートホームでは、IoT(Internet of things)機器と呼ばれるネットに繋がる機器を使用します。

これらのIoT対応機器には無線LANが内蔵されているので、Wi-Fiルーター(またはWi-Fiアクセスポイント)さえ用意すれば、Wi-Fiを通じてスマホのアプリで操作することが可能です。

したがって、最低限、

  • IoT機器(Wi-Fi内蔵機器)
  • Wi-Fi(無線LAN)
  • スマートフォン(スマホ)

の3つがあれば、スマートホームは実現可能です。

IoT機器とWi-Fiとスマホがあればスマートホームは可能

IoT機器とWi-Fiとスマホがあればスマートホームは可能

kikorist夫
kikorist夫
スマホのアプリは、機器メーカーが提供している専用アプリを使用します。 Google Play(Android)やApp Store(iOS)で入手可能。

例えば、+StyleのスマートLED電球は一見普通のLED電球ですが、しっかりWi-Fiが内蔵されています。

白熱電球やLED電球からスマートLED電球に交換すれば、スマホアプリから色々な操作が可能になります

例えば、kikorist邸ではエントランスのスタンドライト(CAPTAIN FLINT)の電球を、+StyleのスマートLED電球に交換しています。

スタンドライトの電球をスマートLED電球に交換

スタンドライトの電球をスマートLED電球に交換

スマートLED電球にすることによって、アプリから調色・調光が可能になったり、タイマーでオン/オフ設定が可能になります

+Styleアプリの調光・調色設定

+Styleアプリの調光・調色設定

kikorist夫
kikorist夫
+Styleの製品の場合は、「+Style」というアプリを使用します。

kikorist邸では、朝7:30に点灯して、夜0:30にオフになるように設定しています。

+Styleアプリのタイマー設定

+Styleアプリのタイマー設定

kikorist妻
kikorist妻
LEDは省電力だし、1階エントランスはkikorist邸の顔ということで日中は常時オンにしています。
kikorist夫
kikorist夫
手動だったら面倒でいちいちオン/オフはしなくなると思う。 そんな場所こそスマート電球のタイマーが活躍します。

また、SwitchBot Hub Miniのようなスマートリモコンを使うと、1つのスマートリモコンで複数の機器を操作可能です。

SwitchBot Hub Miniが赤外線リモコンの代わりになるので、機器を登録すればエアコンやテレビ、照明など赤外線リモコンで操作する機器を1台のSwitchBot Hub Miniで操作することができるようになります。

Switchbotアプリ

Switchbotアプリ

kikorist妻
kikorist妻
2階のSwitchBot Hub Miniからはエアコン、サーキュレーター、照明を操作できるようにしています。
kikorist夫
kikorist夫
SwitchBot Hub MiniがWi-Fi経由でアプリからの操作指示を受信し、それぞれの赤外線リモコンの代わりに、赤外線信号を出して操作しています。 各機器を直接Wi-Fiで操作しているわけではないので注意。

また、同じ機器メーカーのアプリ内であれば、機器同士の連携=同時操作をすることが可能です。

例えば、SwitchBotシリーズであれば、SwitchBot温湿度計で一定以上の温度になったら、自動でSwitchBot Hub Miniでエアコンの冷房をオンにし、サーキュレーターもオンにするといったようなことが可能です。

同じように、Switchbotの人感センサーを組み合わせて、人感センサーが反応したら照明を付けるといったことも可能です。

スマートスピーカーを併用するとスマートホームはより便利に

このように、各機器をWi-Fiに繋いで、アプリを使うことでスマートホームは実現可能です。

そのため、各機器をアプリで操作するだけであれば、スマートスピーカーは不要

ただし、各機器のメーカーごとに対応アプリが違うので、機器を増やしていくと、アプリの数がどんどん増えていき、操作が煩雑になるという問題があります。

IoT機器が増えると機器操作アプリも増える

IoT機器が増えると機器操作アプリも増える

そこで活用したいのが、Amazon EchoシリーズGoogle Nest Miniといったスマートスピーカーです。

スマートスピーカーを使うメリット

Amazon EchoシリーズにはAlexa(アレクサ)が、Google Nest MiniにはGoogleアシスタントというアシスタント機能が搭載されており、このアシスタント機能と各アプリを連携させることで、スマートスピーカーのみで各スマートホーム機器をコントロールすることが可能になります

kikorist妻
kikorist妻

連携方法は、各アプリからAmazonアカウントやGoogleアカウントを設定すると紐づけることができます。

アレクサアプリでスマートホーム機器を一括管理

アレクサアプリでスマートホーム機器を一括管理

Alexaであれば、「アレクサ、玄関の照明をつけて」で、エントランスのスタンドライトに取り付けた+Styleのスマート電球をオンにすることができますし、「アレクサ、リビングのエアコンを26度にして」でリビングのエアコンの温度を変更することができるようになります。

各アプリを使い分けることなく操作できるようになるので、「この機器はこのアプリで操作が必要」といちいち覚えておく必要がなくなります

kikorist妻
kikorist妻
アプリや操作を覚えられない子供が使うにも便利ね。

音声操作が恥ずかしいという場合でも、各アプリとアシスタント機能を連携させてしまえば、アシスタントアプリだけで各機器の操作が可能になります。

kikorist夫
kikorist夫
アレクサアプリだけで、+Styleの機器もSwitchBotの機器も使えるようになるということです。

さらに、ホームアシスタントに連携させることで、異なるメーカーの機器でも「定型アクション」という一括操作機能が使えるようになります

kikorist妻
kikorist妻
各機器メーカーの連携であれば、各機器メーカーのアプリで出来るけど、異なるメーカーの機器間の連携はアシスタント機能を使う必要があります。

例えば、kikorist邸では、3階のホームシアターで下記のような「定型アクション」を使用しています。 「アレクサ、ホームシアターの開始」という一言で、全てが順番に実行されるようにしています

定型アクションの設定例

定型アクションの設定例

kikorist妻
kikorist妻

ほかにも、「アレクサ、おはよう」で寝室の照明をONにして天気予報とニュースを流すなんてこともできます。

スマートスピーカーは単体でも利用可能

スマートスピーカーは、スマートホーム機器と繋げなくても、単体でも利用可能です。