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住友林業で注文住宅の検討をする際に必要になるのが「申し込み」というものです。
本記事では、住友林業に5万円の申込金を支払うことで、どんなメリット/デメリットがあるのか、いつ申し込みをするのか、注意点などについて解説します。
住友林業の「申込制度」とは?
住友林業の「申込制度」は、「申込金5万円を支払って、住友林業に見積や間取り作成、敷地調査を申し込む」というものです。
見積や間取りもらうのに5万円もかかるの…
他のハウスメーカーだと間取り作成や見積も無料という場合もあるからね…。
申込金の5万円は、住友林業と契約して家を建てると決まった場合は、建築工事費用に充当される(5万円は支払い済みとして扱われる)ので、住友林業と契約をすることを前提に考えれば、実質無料とも言えます。
契約前の間取り作成や見積も当然ながら営業担当や設計担当が動いているわけで、当然ハウスメーカーとしては費用が発生しています。
そこで、5万円という申込金を支払うかどうかで、住友林業から検討者側の本気度も試されていると言えます。
無料だったら軽い気持ちで、何社も見積や間取りを入手しようとする人も出るもんね…。
とはいえ、この申込金5万円は決して安くはない金額です。
住友林業側は間取りや見積依頼してくる顧客をある程度フィルターできるというメリットがありますが、検討する我々にもメリットがあります。
以下では、申し込むタイミングやメリット/デメリット、注意点について解説していきます。
住友林業に申込金を払うメリット
申込をするメリット①:営業担当が会社を動かせるようになる
申込をする前でも、当然住宅展示場で営業担当から話を聞いたり、おおよその費用感、間取りの提案や土地の提案(土地探しをしている場合)は可能です。
ただし、申込前の見積はあくまで平均的な坪単価の基づいた一般的なお話で、費用は概算になります。
また、申し込み前でも、ファイナンシャルプランナーの紹介、間取り提案(営業による)、土地提案、概算費用やカタログの送付などなど、営業担当個人で出来ることであれば対応させていただきます。
込前は営業担当個人による対応ですが、申込後は、営業担当が住友林業という会社組織を動かすことができるようになるのが大きなメリットです。
具体的には、設計担当を実際に付けて、詳細な間取り提案を受けることができるようになります。
設計士が間取り打ち合わせに同席しない大手ハウスメーカーもありますが(住友不動産など…)、住友林業では、(申し込みをすれば)原則建築士資格をもった設計担当が付き、経験豊富なプロの間取り提案と打ち合わせをすることが可能です。
また、申し込みをすることで、概算ではなく正確な見積金額、値引きの提案を受けることが可能です。
「提案させていただいた建物とこの提案工事(オプション)ならこの金額」という見積書(資金計画表)をご提出することが可能になります。
申込をするメリット②:敷地調査・地盤調査をしてくれる
申込金5万円を支払うことで、住友林業が敷地調査・地盤調査をしてくれます。ただしというか当然ですが、土地が決まっている場合のみです。
住友林業の敷地調査の内容は下記の通り。
- 面積測量
- 高低差測量
- 隣地調査
- 法令調査(地区条例等確認)
間取りを作成する上で、必要な測量を行うのとあわせて、隣地の建物(窓の位置など)の確認、役所に出向いて建物を建てる場所の法令調査(高さ規制や景観規制など…)も確認してくれます。
また、可能な場合は地盤調査を行います。更地の場合は、しっかりとした地盤調査が可能ですが、建物(古家)が存在する場合は、地盤調査が可能であれば実施するそうです(地盤調査の機械が入るか、コンクリートではなく地面むき出しの場所があるか…など)。
地盤調査の結果によっては、地盤補強で数百万円かかる場合もあるので、それが事前に分かるのは重要です(あくまで更地の場合で、古家がある場合は地盤補強が不要とは言い切れないので注意)。
ちなみにkikorist邸は税込200万円ほどの地盤補強費用がかかりました…。
なお、注意しておかなければならないのは、この地盤調査での地盤補強の必要性有無はあくまで住友林業で建てた場合の判定であるということ。
仮に住友林業の地盤調査で地盤補強不要の結果が出ていたとしても、建物の重量が増える鉄骨造のハウスメーカーで建てるとなった場合などは、地盤補強が必要となる可能性はあります。
住友林業に申込金を払うデメリット(注意点)
申込金を払うデメリット…というか注意点ですが、申し込みを行うと、原則キャンセルはできません。
また、前述したように住友林業で建てる場合は、申込金の5万円は建築費の内金に充てられますが、他社で家を建てるとなった場合は、申込金の5万円は返金されないので、その点は注意が必要です。
ただし、敷地調査をしていない場合は返金出来る場合もあるそうです(支店によるとのこと)。申し込まなかった場合は返金されるのか、また返金の条件はどういった内容なのか、事前に確認しておくといいでしょう。
住友林業に申込するタイミングは?
住友林業で注文住宅を検討する場合、申込は必ず必要となるステップです。
私の場合は、具体的な商談を開始して1~2回目で申し込まれる方が多いです。
建築工事請負契約を結ぶためには土地は必ず必要ですが、申込の場合は土地が決まっている必要はありません。
地が見つかっていなくても申し込めるってこと…?
それって何かメリットあるの??土地が決まってなければ、間取りも作れないし、当然敷地調査・地盤調査もできないし…。
土地は市場に出てから早ければ1週間で決まってしまいますし、土地の買い付け(申し込み)を出してからキープできるのは1週間程度です。
土地が決まってから、住友林業に申込をした場合、まずお会いして申込書を書いていただき入金、そこから担当設計士をアサインして敷地調査、間取り作成という形になるので、それだけで1~2週間ロスする場合もあり、最悪の場合土地を逃してしまう場合もございます。
あらかじめ申込をしていただくことで、事前にお客様にあった担当設計士をアサインし、最短でプラン作成に取り掛かることが可能です。
ということで、土地が決まっていない場合でも、真剣に住友林業を検討するのであれば申し込みをしておくほうが望ましいと思われます。
ちなみに、私たちも土地が見つかる前に申込を行っています。
住友林業に申込する際の判断基準は?
申込をするにあたっては、上記の通りある程度は「住友林業で建てることを検討したい」と考えていることが必要です。
住友林業に申込にあたっては、
といった点が重要だと思います。
住友林業の家が気に入っている点は当然として、構造や保証は理解しておいたほうが良いです。
また、何より重要なのが営業担当との相性です。
営業担当が家づくりが好きかどうか、信頼できそうかどうか、レスポンスは早いかどうかなど、何千万円もかけた一生に一度の家づくりのパートナーとして信頼に足る人物なのか、といって点はよく見定めてください。
営業担当は家づくりする上では最重要ポイントです。
また、いくら住友林業や営業担当を気に入っていても、予算オーバーでは意味がありません。
建てられないのであれば、申し込みする意味もないという…。
5万円無駄にするだけ。
事前に住宅にかけられる予算を把握し、営業担当と相談して予算上問題ないかを確認した上で申し込みをするようにしましょう。
住友林業の家がおおよそいくらで建てられるかについては、平均値はこちらの記事でまとめています(ちょっと高めに出ている印象ではあります)。
建築費用は時期や建物の大きさによって大きく変わるので、詳しくは営業担当に聞いてみるのが一番です。
住友林業を建てるために必要な費用は営業担当に聞けば確認できますが、いくらまで住宅に費用をかけていいのかはファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのがオススメ。ライフプラン分析を通していくらまでならOKという計画を立ててくれます。
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ただし、住宅ローンが借りられる金額と返せる金額はイコールではありません(借りられる額を限度額まで借りるのはちょっと借りすぎ…)。FPに相談して、適切な返済金額を計算してもらうのがいいでしょう。
なお、住宅ローンに関する知識や、我が家の住宅ローン戦略はこちらの記事でまとめています。