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本日は住友林業の展示場シリーズとして、浜田山第一展示場を紹介します。
オススメの住友林業の展示場の一覧はこちら。
浜田山第一展示場の概要
浜田山第一展示場は浜田山住宅公園にある住友林業の展示場です。
2022年5月に新規オープンした住友林業最新の展示場で、住友林業の精鋭デザイナーズチームがデザインしたハイクラスな展示場となっています。
浜田山第一展示場
外観
住友林業浜田山第一展示場は、外部からのプライバシーを袖壁や格子で遮ったプライバシーの守られた緑豊かな中庭を囲う住宅です。
外壁は、平田タイルのアンティグランとSODOの美濃の組み合わせになっています。
袖壁と格子で外部からの視線を遮るようになっており、プライバシーが保たれているのが印象的です。
外部からは窓がほとんど見えません。
1階
内部もアンティグランを豊富に使っており、中と外で統一感のあるデザインになっています。
ただし、内部は同じアンティグランでも縦貼りになっており、デザイン上もアクセントになっています。
エントランスは塗り壁になっており、アマン東京も手掛けられた挾土秀平氏の左官アートが施されています。
リビングは幅広のオークの床材で、すだれ貼りになっています。
天井のダウンライトはフチレス(クロスを巻き込んでいる)が特徴で、海外製のものだそう。
ちなみにクロスの収縮で穴が目立つ場合もあり、個人宅への施工は要相談とのことです。
2階建てなのですが、踏板が厚いシースルー階段(ガラスパネル)になっており、リビングのアクセントにもなっています。
階段横にはニッチの飾り棚。
キッチンはCUCINAのコの字型。
コの字型やL字型のキッチンは使いずらいイメージがあったのですが、このパターンは調理スペースも広く、ダイニング側のカウンターを配膳スペースとして使えるのでいいと思いました。
ハイチェアを置いて、テーブルのように使えるようになっていました。
人気の海外食洗器(AEG)が入っていました。
天吊りの収納は作らずに、トール型のカップボードを横に作ることで収納量も確保。収納として使いにくい棚の上の部分にエアコンを隠しています。
こういうところは参考になります。
浜田山第一展示場の特徴が、リビングと繋がる中庭です。コの字型の建物に囲まれ、袖壁で囲まれた中庭は究極の癒しプライベート空間になっています。
この庭がめちゃくちゃ素敵なのです…。造作のベンチといい、水盤といい…。
四季が楽しめる植栽が植わっており、1年通じて楽しめそうです。
リビングの奥、中庭の横には和室があります。玄関と同じ白川石を使い、畳部分は小上がりになっています。
壁部分のダウンライトは5cmの小型なタイプ。天井面を綺麗に残しているのが印象的。
建物の形が四角形ではなく、変形になっているので、三角の部分にはクローゼットを配置しています。
また、リビングの奥には洗面・浴室・トイレが配置されています。洗面台はキッチンと同じくCUCINA。
間接照明が洗面スペースから浴室まで続いているので、空間が広く見えます(実際広いですが…)。
洗濯機は収納内に隠すようになっています。
見た目はカッコいいですが、今後洗濯機のデザインや機能がどう進化していくか分からないので、個人的にはあまりジャストサイズで作るのはオススメできないです。
例えば、昔はなかったドラム式の洗剤自動投入は、洗濯の天面を開けて投入する形になっています。洗濯機の上にスペースがないと導入できません…。
展示場ならではということで…。
2階
個人的に浜田山第一展示場の設計が素晴らしいと思うのは、プライバシーの守れた中庭に加えて、階段の吹き抜けの取り方です。
階段部分は吹き抜けになっており、その上には勾配天井と天窓があります。
階段部分が吹き抜けになっていることにより、天窓の光がそのまま1階まで届きます。
これによって、壁に囲まれて暗くなりがちな1階リビング(と2階のセカンドリビング)に明るい光を取り入れています。
しかも間接照明を入れているので、それがまた綺麗。
2階に上がると小上がりになった絨毯フロア。窓際にはヌックがあります。
窓の外は格子で外からの視線を遮っているため、カーテンなどを閉める必要がありません。
カーテンが空けたまま生活できるのは、いい家の必須条件です!
小上がりに奥は主寝室になっています。
絨毯フロアはなんというかほっとするというか安心感があるので、主寝室などにピッタリです。
次に家を建てるならぜひ採用したい…。
主寝室の照明計画も考えられており、メインはベッド上の間接照明で、足元の上にグレアレスダウンライトで眩しさに配慮しています。
ベッドの裏には小さな書斎スペース(1階で和室裏のクローゼットだった部分)。
換気口などをこうした見えない部分に集めているので、主寝室がスッキリ見えます。
換気口のように必要だけど、出来るだけ隠したいものをどう配置するかはかなり重要。参考にしたい部分です。
個人的に好きなのが、主寝室の窓側のベンチ。
ただの窓とせずに、窓枠をベンチとして活用することで居場所にしています。
しかも、テーブルライトを置くことを想定して、コンセントを窓枠の下の見えない位置に設置し、コード用の穴を開けておくという気配り。
こういう気配りが綺麗な空間を見せる上では重要です。
ヌックスペースの隣にはセカンドリビング。勾配天井に使われているのは、サンタ通商のウッドパネリング ヘムロック(栂材)です。
ダウンライトをグレアレスダウンライトにして数を最小限にすることで天井を綺麗に見せています。
グレアレスダウンライトだけでは天井面が暗くなってしまうので、天井面まで繋げない壁の上に間接照明を置き、間接照明で天井を照らすことで補っています。
壁で天井まで仕切らず天井を繋げることで空間を広く見せる効果はありますが、音や匂いなども通してしまうため、採用するかどうかはそのデメリットも踏まえて判断する必要があります。
子供部屋もヘムロックの天井とエンジのアクセントクロスがとってもオシャレでした。
最後に2階のトイレとシャワールムですが、こちらは実用性皆無の展示場仕様でした…。