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住友林業の保証やメンテナンスの金額は?アフターサービスを徹底解説

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本記事では、住友林業で3階建ての注文住宅を建てたkikorist夫婦が、住友林業の保証制度やアフターサービスの内容、メンテナンスの金額について、自分たちの金額とあわせて解説します。

【要注意】ハウスメーカーの保証制度

新築住宅を供給する住宅事業者(=ハウスメーカーや工務店)は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」と「住宅瑕疵担保履行法」により、住宅の主要構造部分や雨水の浸入を防止する部分の設計ミスや施工ミスによる欠陥(瑕疵)に関して、10年間の保証責任(瑕疵担保責任)を負っています

つまり、どのハウスメーカーや工務店であっても最低10年間は構造躯体と防水を保証しています。(そのために住宅瑕疵担保責任保険に加入)。

住宅瑕疵担保責任の範囲の対象となる建物の構造は下記の通りです。

住宅瑕疵担保責任の範囲(出典:住宅瑕疵担保責任保険協会)

住宅瑕疵担保責任の範囲(出典:住宅瑕疵担保責任保険協会)

kikorist妻
kikorist妻

基礎や柱、壁、屋根、外壁などが含まれますが、内装や住宅設備、電気関係などは含まれていません。

 

法律では10年間の保証が定められていますが、家は10年ではなく、20年30年、あるいはもっと長期に渡って住まうものです。そこで、ハウスメーカーによっては法律で定められた10年目以降も独自に保証制度を設けています

その際、ハウスメーカーの保証は、無料の初期保障と有償の延長保証に分かれる点は注意が必要です。

住友林業では上記の構造躯体と防水について30年間の初期保証と無料点検が付帯しています(ただし、防蟻処理のみ有料で10年ごとに施工が必要)

さらに、30年経過後も無料点検(と点検結果に応じた有料メンテナンス)を10年ごとに実施することで、最長60年まで保証の延長が可能となっています。

この初期保証(無料の保証)での仕組みがポイント。

kikorist夫
kikorist夫

一口に「保証」といってもハウスメーカーで実は違います。

例えば、三井ホームは住友林業と同じく最長60年保証を謳っていますが、10年、20年、30年点検は無料ですが、その際のメンテナンス費用は有料です。

三井ホームの保証制度(出典:三井ホーム(2023年8月時点))

三井ホームの保証制度(出典:三井ホーム(2023年8月時点))

つまり、引き渡し後30年以内の場合でも、メンテナンス費用が発生する可能性があります

10年ごとに所定の有料メンテナンス工事の実施をすることで60年まで延長される仕組みになっているので(防蟻処理は住友林業と同じく10年ごと)、一見「30年目まで点検無料」「最長60年保証」といった点は住友林業と同じに見えますが、無料で受けられる初期保証としては、法律で定められた最低限の10年と同じということになります。

同じく、一条工務店は30年の保証ですが、これは構造躯体に限り、防水に関しては15年となっています。防水については、15年目に必要な有料メンテナンス工事を受けることで30年まで保証延長が可能となっています。

このように、一見同じように見える10年後の延長保証ですが、各ハウスメーカーで異なります。

kikorist妻
kikorist妻

そして非常に大事なのに、違うものをさも同じような見せ方をしている…

保証における無料の保証年数と保証範囲が各ハウスメーカーの保証を確認する上での重要ポイント

です。

住友林業の保証内容

住友林業の初期保証と延長保証

住友林業の初期保証は30年間

です。

後述しますが、30年目までのの定期点検は無料で、仮に点検の際にメンテンナンスが必要と診断された場合でもそのメンテナンス費用は無料です。

保証の範囲は構造躯体と防水保証

で、法律で定められた10年目までの瑕疵担保責任と同様です。

住友林業の保証制度

住友林業の保証制度(出典:住友林業

30年目の点検は無料ですが、保証延長を希望する場合は点検結果に応じた有料メンテナンス工事が必要です。30年目以降は有料メンテナンス工事を実施することで、保証が10年ごとに延長される仕組みになっています。

ただし、防蟻処理のみは10年目・20年目で必要で(以降10年ごと)、その費用は有料となります。

住友林業の住宅設備10年保証制度

2022年7月1日以降の建築工事請負契約では、「住宅設備10年保証制度」が追加されました

kikorist妻
kikorist妻

有料ではなく、標準で付帯するのが凄いところ!!!

住宅設備10年保証制度

住宅設備10年保証制度(出典:住友林業

kikorist妻
kikorist妻

ちなみに私たちは2020年12月の契約なのでもちろん対象外…。

これは、住友林業が指定した設備機器の自然故障(普通に使用していたにも関わらず故障した場合)について、引き渡しから10年間無料で出張修理・部品交換を受けることができるというもの。

住宅設備10年保証制度

住宅設備10年保証制度

ちなみに、住宅設備のメーカー保証は一般的に2年間です。

自然故障時、部品代のほか、出張料・作業料含めて全額無料で修理対応。しかも回数に制限はありません

kikorist夫
kikorist夫

これはかなり嬉しい…!

10年保証制度の対象となる設備は下記の通りです。

住友林業の住宅設備10年保証制度の対象機器

住友林業の住宅設備10年保証制度の対象機器

キッチンではコンロや食器洗浄機といった高額な設備、ガス/電気給湯器、エアコンや床暖房といったも含まれます

備え付けの設備はほぼすべての機器が対象となるのが特徴です。

実際に保証対象となるような事例はこちらにまとめています。

住宅設備10年保証制度の対象例

住宅設備10年保証制度の対象例

火災保険にも「居住用建物電気的・機械的事故特約」というもので住宅設備や電気設備の故障の対応はできるのですが、この特約は電気的・機械的事故(ショート、アーク、スパーク、過電流、機械の内的要因による焼付けなど)により損害が生じた場合に補償する特約。自然の消耗・劣化等による自然故障は対象外となっています(仮に基板などにショートや不具合が発生したのが、電気的事故なのか自然故障なのか判断しにくいですが…)

自然故障においても10年保証してくれるのは、高額な設備機器が多い住宅においては、非常に手厚い保証と言えます。

kikorist妻
kikorist妻

ただし、施主支給の設備は設備保証の対象外になっていますので、注意が必要です。

定期点検

住友林業のアフターサービスは、住友林業子会社の住友林業ホームテックが担当します。

kikorist夫
kikorist夫

ちなみにリフォームも住友林業ホームテックが担当。

定期点検は、引き渡し後から、3か月点検、1年点検、2年点検、5年点検、10年点検、以後5年ごとに無料定期点検が30年目まで続きます

kikorist妻
kikorist妻

10年目・20年目には防蟻処理も同時に行われます。5年点検や15年点検や25年点検は、きちんと使っていれば有償のメンテナンスなどはありません。

定期点検は、施主から何も連絡しなくても、時期が来れば住友林業ホームテックから点検の案内が手紙や電話でありますので、施主が何かする必要はありません
連絡先電話番号などが変わった場合は、クラブフォレストから登録情報を変更してください。

kikorist妻
kikorist妻

任せっきりでいいのは楽!

24時間365日受付のコールセンター

住友林業にはオーナーが利用できる24時間365日受付のコールセンターがあります。

台風や地震などの突発的な被害、また急な住宅設備の故障でも、すぐにハウスメーカーに連絡できるのは安心感があります

コールセンターの受付内容の一例

コールセンターの受付内容の一例(出典:住友林業

kikorist妻
kikorist妻

コールセンターが24時間だからといって、もちろん即日修理というわけではありませんが…。

30年後のメンテナンス費用は?

住友林業は着工合意時に、「維持保全計画書」というものが渡されます。これを見れば、今後どのようなメンテナンスを実施する必要があるのか分かるようになっています。

実際、2021年11月に引き渡しを受けたkikorist邸の維持保全計画書がこちら。

住友林業の維持保全計画書

住友林業の維持保全計画書

目安として、30年目に向けたkikorist邸の場合は月額13,000円、年間156,000円という費用が提示されています。30年目には4,680,000円(156,000円×30年)の修繕費用となる見積です。

kikorist夫
kikorist夫

月13,000円の積立って聞くと、そんな大変でもない感じだけど、それを30年も続ければ凄い金額になる…。約500万円。

kikorist妻
kikorist妻

「実際はこんなに使わなくて良かった!さすが住友林業の家!」となることを密かに期待しています笑

また、設備保全計画書には金額の記載がありませんが、10年ごとに防蟻処理の費用が発生します

防蟻処理は施工面積=1階の基礎面積に応じて変わるそうです。

営業氏
営業氏

例えば、建坪20坪で総2階の延床面積40坪の2階建てと、建坪40坪=延床面積40坪の平屋では、平屋のほうが防蟻処理費用は高くなります。

営業担当に確認したところ、建坪20坪の建物の場合で、約10万円前後とのことでした住友林業のウェブサイトにも記載がありました)

kikorist妻
kikorist妻

10年ごとに10万円ということは、年間1万円、月800円強ということね。

30年目までは10年・20年目の防蟻処理費用計20万円しかかからない、積立金額も月額13,000円で済むのはかなり充実した保証内容

だと思います。

外壁や屋根の仕様次第で60年保証が可能

上記の通り、住友林業の標準仕様で建てた場合は30年の初期保証となりますが、選択する部材によってはさらに長い保証が可能です。

具体的には、標準の吹付塗装(シーサンドコートやSODO)やサイディングは30年経過時に再塗装などのメンテナンスが必要となりますが、タイルを選択した場合は60年保証となります(ただし、40年・50年目に足場を設置する有料の耐久診断が必要)。

屋根についても、標準のコロニアルグラッサ(スレート屋根)の場合は30年保証ですが、瓦を選択すると60年保証になります

ただし、太陽光パネル一体型の瓦にすると30年保証となるので注意。瓦で保証を重視する場合、太陽光は瓦一体型ではないものを選択する必要があります。

外壁を吹付塗装から総タイルに、屋根をスレートから瓦に変更することで、外装部に関しては60年保証となります(バルコニーがある場合は防水メンテナンスが必要)。30年経過後に足場を組んで点検したり、再塗装する必要がないので、長期的にはメンテナンス費用が節約できます

実際、kikorist邸とほぼ同じ時期に引き渡しを受けたみかん&コンタックス邸の総タイル&瓦屋根の平屋は、30年目の外壁・屋根メンテナンスが不要となるため、月額の修繕積立金額の目安額が5,000円となっています

kikorist妻
kikorist妻

kikorist邸が13,000円なので、半額以下…!

kikorist夫
kikorist夫

平屋だと足場も不要だし、バルコニーもいらないからメンテナンス費用面で有利だよね(防蟻処理は少し高いけど)。

kikorist夫
kikorist夫

さらに、平屋の場合は屋根面積も2階建て/3階建てよりも大きい=屋根再塗装費用が高いから、瓦にするメリットが大きいと思います。

【参考】他社の保証制度

某最大手建売業者の場合は、初期保証は最低限の10年のみ。防蟻処理は5年ごとで最初の5年目・10年目ですら有償、外壁・屋根も10年ごとに塗り替えなどが必要です。

某大手建売業者の保証とメンテナンス

某大手建売業者の保証とメンテナンス

外壁のメンテナンス(コーキングの交換や再塗装)や屋根の再塗装は足場が必要となり、(工事内容によりますが)1回あたり100~200万円の出費です。引き渡しから5年ごとの防蟻処理、10年ごとの外壁・防水メンテナンスと考えると、30年間でかなりの金額になります。

長く住むにあたっては、単純に初期費用としての建築費用が高い・安いだけでなく、保証やメンテナンス費用も確認しておく必要があります

本記事のまとめ

本記事では住友林業の保証サービス、アフターサービスを実際のメンテナンス計画とあわせて解説しました。

住友林業では初期保証で30年間、構造躯体と防水保証が付帯します。また、10年間の住宅設備10年保証制度も魅力。

kikorist夫
kikorist夫

もちろん給湯器や調理器具などの住宅設備は劣化しますが、それはマンションでも他のハウスメーカーでも同じです(マンションの修繕積立金も共用部だけだし…)

住宅設備の交換費用は別途準備しておくべきです。

ちなみに、kikorist夫の両親がダイワハウスで建てた築33年の実家では、給湯器、ビルトイン食洗器、トイレ、エアコンを交換しています。ユニットバスやキッチン本体、洗面台などは建築当初のままです。外壁は10年に1階塗り替え(これが1回150万円ほどと結構高い…)。

kikorist夫
kikorist夫

今建てる家も設備の交換としては同じような感じかな、と思っています。

住友林業の家は初期費用は確かに高いですが、30年目までのメンテナンス費用は防蟻処理のみと非常に安いのが魅力です。

ハウスメーカーを検討する際は、イニシャルコストである建築費用だけでなく、ランニングコストのメンテナンス費用や保証制度にも注目してみてください。

参考になれば幸いです。


kikorist妻
kikorist妻
私たちが参考にした住友林業の施主ブログの一覧はこちら
既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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kikorist夫
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