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今回は住友林業契約後の間取りの打ち合わせの2回目です。時期的には2020年1月11日に行われた、新年1回目の打ち合わせとなります。
前回の間取り打ち合わせの記事はこちら。
前回の修正点の確認とあわせて、一部窓の打ち合わせやエアコン設置位置の確認が始まりました。
なんだか進んでる感がすごくする…!
間取りの確認(1階)
前回の間取り(1階)
前回の打ち合わせから修正された点を1階から確認していきます。
まずは前回の間取りです。
前回の修正ポイントは、①玄関前の耐力壁の位置・大きさの検討(目立たない位置に)、②ウォークインクローゼットの上下反転、③階段レイアウトの変更、④トイレ・手洗いスペースのレイアウト変更でした。
今回の間取り(1階)
修正後がこちら。
今回の修正ポイント(1階)
①寝室の壁の下側を90cmほどふかす(前に出す)ことで、ベッドの宮の代わりします。
コンセントや照明スイッチもこの位置に付ける予定です。
②トイレの収納スペースについては奥行が45cmほどあり、天袋の収納を付けることはできるが、収まりがよくありません。既成品も検討しましたが、いいサイズのものがなく、この点は住友林業に商品などを提案していただくことにしました。
困ったときはプロの意見に従うのが吉。
丸投げとも言うわ…。
③ウォークインクローゼットにパイプスペースが2か所に増えています。これはどちらかでいいとのことなので、北側を残して南側を撤去することにしました。
④のシューズインクローゼットからホールへの入口の建具は開き戸から引き戸に変更します。基本開けっ放しで、来客時のみ閉めることを想定しているためです。
⑤の建具はなしにします。玄関から見ても、正面に収納スペースが来ないので建具は不要と判断しました。
建具1か所で5万~8万円は変わりますので、塵も積もれば…です。
ドアの価格は、引き込み戸>(2~3万)>引き戸>(2~3万)>開き戸の順番です。
引き戸を開き戸にするだけでも減額になるので、ドアが必要な部分で開き戸でも使い勝手に問題がない場所は開き戸にしましょう。
⑥の壁には小物を飾るためのニッチを設けます。
きこりんを飾るわ!
あわせてエアコン配置についても検討しています。間取り図で青で示した部分がエアコンです。
エアコンでの注意点は別途記事にまとめる予定ですが、露出配管になるか隠ぺい配管になるかについては意識しておいたほうがいいと思います。
隠ぺい配管だと施主でのエアコン交換などがかなり難しくなったり高額になったりすることがあります。
私たちの場合は、露出配管ではどうしても対応できない場所だけ隠ぺい配管としました。
また、ビッグフレームが入っている壁にはエアコン(及びニッチ)は付けることができません。
間取りとあわせてエアコン装着位置を検討し、エアコン装着位置にビッグフレーム(耐力壁)が入っている場合は、ビッグフレームを移動させることができるか確認する必要があります。
ビッグフレームが移動できない場合は、エアコンやニッチの位置を移動する必要があるわ。
間取りの確認(2階)
前回の間取り(2階)
続いて2階です。
前回の修正ポイントは、①浴室サイズの変更(1618→1616)、②ファミリークローゼットの拡大とレイアウト変更、③猫スペースの変更、④パントリーのサイズ変更、⑤引き込み戸の追加、⑥リビング収納の扉位置変更となっています。
今回の間取り(2階)
修正後がこちら。
テレビのある壁面に建具が追加されましたが、収納扉がリビングに出ないようにしたので、ある程度すっきりしています。
壁面がウッドタイルなので、建具との素材の違和感が少ないのですが、これをタイルにした場合、建具との印象がどうなるかちょっと心配…。
ウッドタイルは厚みがあるからテレビの壁掛けが難しいみたい。
今回の修正ポイント(2階)
①猫スペースを旧パントリースペースに変更していただいたのはいいのですが、猫トイレを収納するための奥行が足りません。
私たちが使っている猫トイレはこちらです。
このトイレを2個並べて使っています。
砂も全然散らなばらないし、匂いも広がらないのでめちゃくちゃオススメ!
おまけに安い!
我が家ではこれを2個並べて使っているのですが、ペット用品は様々なものがあり、設計士は施主がどんなものを使っているのかまず知らないと思います。
猫トイレの情報を設計さんにお伝えすれば、必要な奥行を計算してくれるので、どんな商品を使っているのかはお伝えした方がいいと思いました。
猫スペースの奥行を広げる関係で、②のパントリーのスペースは狭くなります。これは致し方なし。
③の位置にはリモコンニッチを付けようと思ったのですが、壁の中にはビッグコラムがあり、そのままではニッチを付けることができません。
そこで、ビッグコラムを④の位置に変更していただくことになりました冷蔵庫とカップボードの間に壁ができますが、冷蔵庫の目隠しにもなるし一石二鳥です。
⑤前回案から洗濯機と造作棚の位置が入れ替わっています。これは設計氏の配慮で、お風呂の残り湯を洗濯機で使うことを考慮して、とのことでした。
私たちは残り湯の再利用文化がなく、タオル収納棚が浴室の隣にあったほうが使いやすいので戻してもらうことにしました。
その代わり、洗濯機には混合水栓を付けてもらいます。
洗濯機の混合水栓はオプションになってしまうけど、お湯で洗濯すると皮脂汚れの落ち方が全然違うからとってもおススメです。
洗濯機の混合水栓はオプション代もそんなにかからないので(1万円強)、圧倒的にコスパのいいオプションだと思うわ。
エアコンについては、北の壁に設置します。南の壁は高窓が並ぶために設置がしにくく、冷暖房の効率を考えてもここがベストと判断しました。隠ぺい配管になってしまいますが、家の正面に室外機を置くわけにもいかず、致し方ありません。
設計士いわく、隠ぺい配管にした場合でも、住友林業であれば水漏れなどの万が一のトラブルがあっても、対応はスムーズと説明されたけど、若干不安。
でもそこしかない…。
間取りの確認(3階)
前回の間取り(3階)
最後に3階です。
前回の修正ポイントは、①階段位置の変更、②FIX窓の追加、③収納のサイズ変更、④トイレのサイズ変更。⑤東北の壁の形状変更でした。
今回の間取り(3階)
修正後がこちら。
今回の修正ポイント(3階)
まず、①の書斎のレイアウトを変更します。
書斎で懸念していたのは、わずか3畳の書斎スペースのためだけにエアコンを配置する必要があるかどうかという点です。
検討結果として、とりあえずはセカンドリビングのエアコンで賄うこととして、書斎の建具は削減。
夏と冬はエアコンのために開けっ放しにするのであれば、建具はそもそもいらないかなと。
減額にもなるし。
その代わり、エアコンの空気が書斎に流れやすいように書斎の入口を東側に変更します。また、セカンドリビングのエアコンで空調が不足する場合は、書斎にも露出配管でエアコンが後から追加できるよう、エアコンスリーブとコンセントだけ設けておいていただくことにしました。
建てたあとに想定と違った場合にリカバリーできるような対策を織り込んでおくことが重要よ。
後からやろうと思ったら壁の穴開け工事やコンセントの追加など大工事よ…。
それにともなって、L字デスクのレイアウトも壁側に変更しました。
②3階の手洗いは家族用なので、水栓一体型の便器にすることで、独立手洗いはなくします。
※その代わり掃除道具やトイレットペーパー用の収納を追加。
手洗い+工事で10万くらいの提案工事になっていたので大幅減額です。
あとは3階は全体的に窓が多すぎるので減らします。書斎はおこもり部屋にしたいので、窓は最低限の高窓のみとして、子供部屋も西側にある窓はなくします。
窓も大きさによるけど1枚最低でも数万円はするので、これもチリツモ効果が期待できるわ。
窓の削減は断熱性の向上にも繋がるので、なんとなく付けられているその窓が本当に必要な窓がよく考えてみてください。
④の窓は次の外観部分で説明します。
外観パース
前回から変更した外観がこちら。
前回と比較してみます。
正面からアプローチに箱庇が追加され、玄関横の耐力壁が小型化・位置変更したことによりアプローチ周りはかなり理想に近付きました。
また、屋根を片流れから寄棟に戻しています。
圧倒的に寄棟屋根のほうが素敵ね!
ただ、3階のセカンドリビングの東北角を削った影響として、建物の立体感は出ましたが屋根形状が若干おかしくなりました。
これなら削らないほうが良さそうです。そのため、3階角は元に戻すことになりました。
また、パースでは玄関周りのタイルもガレージ部分と同じリクシルのストーンシリーズとなっていますが、玄関周りはもう少し小型のタイルで色もガレージ部分とは変えることで、コントラストと変化を付けていただくよう依頼。
間取りの打ち合わせのまとめ
間取りについてはほぼ完成といっていいレベルまで進みました。
次回より1/50の詳細図面に移り、窓の詳細を確認していく流れとなります。
次回打ち合わせは2021年1月16日に実施しています。打ち合わせリアルタイム更新まであともう少しです!
既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。