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前回の記事で、2021年1月11日の打ち合わせで、1/100の間取りについてはほぼほぼ完成に近いところまで修正できたことを書きました。
間取りの修正を進めながら、現在の見積金額がどうなっているのか、今回は紹介します。

なかなかの金額になっていたわ…。
高額になるのは承知だったけど…。
- 最新の提案工事総額
- 提案工事の項目別費用
- 防火電動シャッターポルティエ(文化シャッター):1,489,750円
- 外壁タイル:ストーンクレクション(LIXIL):1,184,216円
- スチール階段(横森製作所):930,337円
- リシェルSIキッチンセラミックトップ ミーレ収納タイプ(LIXIL):539,720円
- リシェルカップボード特注仕様(LIXIL):668,900円
- 箱庇 リブ木天仕様:436,670円
- バルコニーガラスパネル:257,210円
- 勝手口(LIXIL):240,730円
- 建築化照明・ナチュラルシーリング(住友林業クレスト):249,369円
- 玄関ホールストーングレースエコカラット(LIXIL):199,926円
- 乾太くん+設置台(RINNAI):198,750円
- ウッドタイル(住友林業クレスト):197,643円
- 玄関手洗い(住友林業クレスト):195,660円
- 書斎造作L字型デスク(住友林業クレスト):212,442円
- 提案工事費のまとめ
最新の提案工事総額
建物本体については、住友林業の営業担当氏との約束で詳しいことは明かせないことになっていますので(でもそのうち暴露バトンを実施予定!)、今回は提案工事(=オプション)の見積を紹介したいと思います。

提案工事はいわゆる標準外の工事で「オプション」と言ったほうが分かりやすいかも。
見積金額については、大きな変更をしたときに出されるものなので、毎回は出ません。そのため、最新の手元にあるものは2020年1月11日の打ち合わせのものになります。
まず総額から。
9,370,783円と出ました。これは税抜ですので、消費税を含めると10,307,861円となります。

まさかの1,000万円超え…。

これはまたいきましたな…。
オプションが1,000万円というと「住友林業の家は大丈夫なのか!?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください、普通は全然そんなことないです。
おそらく標準工事だけで言えば、他のメーカーよりも安い、もしくはリーズナブルです(床が無垢が標準だったり、建具が標準でハイウォール建具=天井までの建具だったり)。
特に私たちは本体価格をかなり値引いていただいており(なんやかんやの理由を付けて値引いていただき、値引きの項目欄が全部埋まっています)、その分提案工事に費用が回っているというか…鉄骨階段やガレージシャッター、タイルなどが前提のデザインや本体価格になっています。
また、特に私たちの提案工事はちょっと特殊でして、あまり一般的ではない装備や仕様が大半を占めています。したがって、通常であれば提案工事が300万円程度となり、そこからさらに減額調整した金額になります。

現時点での見積は提案工事盛り盛りの増し増し仕様ってことね。。

とはいえ、提案工事で高額な部分は私たちのこだわり部分だからなかなか削減が難しい…。残りの塵も積もれば作戦しかない。
住友林業以外のメーカーは提案工事というくくりではなく、本体工事にオプションが含まれているメーカーが多いと思います(少なくともハウスメーカー決定前=契約前の段階はそうでした)。そのため、
坪単価(あまり参考にならないので好きではありませんが…)の算出としては、
他メーカー:本体工事(OP含む)÷延べ床面積
住友林業 :(提案工事+本体工事)÷延べ床面積
となります。
提案工事だけ取り出して高い/安いではなく、本体工事とセットで見る必要があるという点はご承知おきください。

とはいえ、同じ住友林業オーナーであれば提案工事だけの比較も可能ね…。

住友林業オーナーの方は見比べてみると楽しいかもしれません。
提案工事の項目別費用
では、提案工事で高額な順番に紹介していきます。費用が15万円以上の提案工事に絞ってみました。
金額は全て税抜きで、きこりん税(諸費用)も抜きです。
防火電動シャッターポルティエ(文化シャッター):1,489,750円
ガレージの電動シャッターです。家の顔になる部分でもあります。

うん、高いだけあってカッコいいね…。
三和シャッターも含めたモデル変更と値引きは相談してみる予定。
外壁タイル:ストーンクレクション(LIXIL):1,184,216円
ガレージ部分を広くカバーするタイル外壁です。なお、標準外壁のシーサンドコートを減額した差額です。

いやー高いだけあって…。
他の大判タイルも候補を出していただいています。
スチール階段(横森製作所):930,337円
玄関ホールの顔となるスチール階段です。標準の階段との差額になります。

玄関入口からのパース

スチール階段って高いのね…。

うちの顔なのでやめれないけど、デザイン・価格含めて複数メーカーを比較してみようとは思っています。
候補としては、カツデンアーキテックとAIネクストを考えています。
値段がそれほど変わらなければ、デザインでの選択になると思います。
リシェルSIキッチンセラミックトップ ミーレ収納タイプ(LIXIL):539,720円
標準のキッチンを減額(-436,350円)した後の差額です。つまり、差額なしのキッチン本体の価格としては976,070円となります。
これは住友林業の提携仕様よりも10~20万円ほど高い金額となります。
ミーレを入れようとすると、住友林業の提携仕様外になるとのことで、キッチン本体が割高な金額になっています(標準仕様のリンナイの浅型またはPanasonicの深型の場合はキッチン本体がもっと安いです)。
なお、ミーレの食洗器は現在取り扱いが一時停止になっており、正確な見積が出ておりません(本国とミーレジャパンの間で新商品の取り扱いなどで調整が続いているようです)。
したがって、上記にミーレ食洗器の金額が加わる予定です。

高額だけどこれは譲れないわ…。
リシェルカップボード特注仕様(LIXIL):668,900円
住友林業提携のリシェル仕様は奥行45cmのみの取り扱いで、収納力が心もとないので、奥行65cm×330cmの特別仕様で特注となりました。

これはLIXILショールームで実際に比較検討しての内容。
ワークトップはセラミックで上置き付き。カウンター下は1つがゴミ箱スぺースで残りの270cmは引き出し仕様です。

これも削減は難しそうね…。

複数の造作家具メーカーに造作でのカップボードを確認しましたが、メラミンでも軒並み100万円超えていたので、それならキッチンと同じくリシェルにしようと思っています。
箱庇 リブ木天仕様:436,670円
玄関とリビングの窓につけた庇です。

庇ってこんなにするのね…。

あまり一般的ではないオプションだけど、庇の下は自転車置き場にもなるし、機能・外観上も重要なのでカットは難しいかな…
バルコニーガラスパネル:257,210円
3階のバルコニーに使用されているアクセントパネルです。

地味に高い…!

外観的にはあったほうがいいけど、機能的には完全に不要。
金額も大きいし最後は整理対象になりそう…。
勝手口(LIXIL):240,730円
これはビルトインガレージからシューズインクローゼットに入るための扉です。

勝手口って意外にいい値段するのね…。

引き戸で見積もられていたので、開き戸に変更していただきました。
開き戸への変更で約20万円(約4万円の減額)になります。

皆様、勝手口は本当に必要かどうかよく検討してくださいね…。
うちは必要だからしょうがないけど…。
建築化照明・ナチュラルシーリング(住友林業クレスト):249,369円
リビングの下げ天井とナチュラルシーリング、間接照明です(照明器具代別)。

リビングで重要なパートだから削減は難しいかな…。
しいて言えば、ナチュラルシーリング(突板)からスタイルシーリング(シート)に変更するくらいか…。
玄関ホールストーングレースエコカラット(LIXIL):199,926円
玄関ホールの鉄骨階段とあわせて貼るエコカラットです。

これも削減難しい…。
むしろエコカラットからセラミックタイルに変えようとしてるところです。
乾太くん+設置台(RINNAI):198,750円
みんな大好き乾太くん。5kgタイプで専用台付きの価格です。

RINNNAI公式の価格が128,000円(税抜)だから、工事費用と専用台22,900円(税抜)入れてもちょっと高すぎな気がします。
もちろんきこりん税と消費税は別。

乾太くんの5kgモデルは楽天で8万円程度で売っているから、
住友林業には配管だけお願いしようかと。親戚に設備会社がいるから施工も問題ないと思う。
きこりん税・消費税入れて10万円近い減額になりそう。
ウッドタイル(住友林業クレスト):197,643円
テレビ後ろのウッドタイルです。
ウッドタイルではテレビの壁掛けが難しいとのことだったので、セラミックタイルに変更予定。

セラミックタイルとウッドタイルの差額が気になります…。
玄関手洗い(住友林業クレスト):195,660円
1階のただいま手洗いの費用ですが、それだけのためにはさすがに高すぎるので、サンワカンパニーなどの洗面化粧台を検討しています。

サンワカンパニーにはオシャレで比較的安い三面鏡や洗面ボウルなどが揃っているので、施主支給したい人は要チェックです。
書斎造作L字型デスク(住友林業クレスト):212,442円
書斎のデスクを造作で作った場合の金額です。サイズ的にはW180サイズとW120サイズになると思います。
ちなみに上記に含まれる備え付けの本棚は49,550円。別途壁補強で2万円ほど加算される見込みです。

カッコイイけど、諸経費込みで25万円くらいはさすがに…。
既製品での対応を検討します。
提案工事費のまとめ
上で紹介した15万円以上の工事を合計すると、6,751,847円となります。
残りの約250万円が造作カウンターなどの塵つも案件となります。
外壁タイル、鉄骨階段、ガレージシャッター、キッチン&カップボード特別仕様、箱庇などは通常はあまり付けない装備だと思います(リシェル+セラミックトップでもミーレではなく住友林業仕様の食洗器と奥行45cmのカップボードならかなりお安い)。

うちはこの辺の大きな金額の装備がこだわりポイントなので金額が上がっています…。

上で見たところ削減できそうなのは、バルコニーのガラスパネル、乾太くん、書斎デスクくらいか…。
提案工事費用が多くなったとはいえ、その分理想の詰まった家ということですので、それはそれでいいかなと前向きに考えています。
もちろん予算はありますので、その範囲内は死守が前提です。
あとは窓や建具、間取り部分で減額している部分もありますので、その相殺を見たうえで、造作などの提案工事の仕分け作業を進めていく予定です。

かけるところにはかけた分、ガンガン減らすわよ。
現在9,370,783円の提案工事費用が最終いくらになるか、また見積もりが出た時点で記事にしたいと思います。
2021/02/16追記 続編記事を書きました。
2021/04/13追記 着工合意した最終の提案工事金額をまとめました。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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