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前回の記事では、テレビやスクリーンのサイズ・高さをシミュレーションできるツールを紹介しました。
本記事では、kikorist夫婦が個人的にオススメする、壁掛けテレビの納まりを、パースや写真付きでご紹介します。
はじめに:オススメの壁掛けテレビ用金具
まずはオススメの壁掛けテレビ用金具の紹介です。
kikorist夫婦オススメの壁掛けテレビ用金具は、アームでテレビを引き出せるタイプです。
私たちが設置したのは下のようなチルトだけできる固定タイプの金具なのですが、圧倒的にアーム式がオススメです。

私たちの屍を超えていってください。
アーム式はテレビを手前に引き出せるので、配線処理が非常にやりやすいことがメリット。

アーム式の金具の厚みはチルト式とほとんど変わりませんので、単純にアームが伸ばせるメリットが大きいのです。

ただし、物によってはアームの分厚みがあることもあるのでご注意ください。
上で紹介した商品は90インチまで対応でありながら収納時55mmと比較的薄めです。
①シンプルに壁掛け
まずは、最もシンプルに、壁補強以外は壁を加工せず、壁掛けテレビ用金具を取り付けたタイプです。


わが家はあまり深く考えずにこれにしました。
メリット
メリットは壁補強以外のコストがかからないこと。次以降で紹介するニッチを作成する場合、大工工事の費用が発生しますが、このプランでは壁補強以外の追加費用が発生しません。

また、ふかし壁を作ることなく外壁側にも設置が可能なので、「外壁側の壁で壁掛けテレビをしたいけど、ふかし壁は難しい」といった時はこの方法がベストです。
また、多くのテレビで対応可能な汎用性の高さもメリット。テレビを買い替えた際に電源・HDMI端子などの位置が変わっても問題ありません。
デメリット
テレビの厚さに加えて、壁掛け金具の厚さ分だけテレビが飛び出る形になるため、テレビと壁の一体感は低めになります。

②壁掛け金具部分だけニッチにする
壁掛け金具の周囲をニッチにしたタイプ。
壁掛け金具の厚み分のニッチを設けることで、テレビを壁ピッタリに設置することが可能です。

LGのウォールフィットテレビような本体の厚みが薄いテレビと組み合わせることで、壁面と一体化したような設置も可能です。

このタイプにする場合は、アーム式の金具にしないとケーブル配線が不可能なのでご注意ください。
メリット
最大のメリットは、壁との一体感が出ること。
テレビ金具がニッチ内に収まるため、壁とテレビをゼロ距離で設置することが可能です。


こちらは実際にLGのテレビと組み合わせて壁に一体化されたりるさん(@rirubear)の壁掛けテレビ。


コンセントはこのように設置されています。

ニッチ内にゲーム機やWi-Fiアクセスポイント、録画用のHDD/SSDなどを設置することができ、周辺機器も含めた意匠をスッキリさせることができます(HDDやSSDであれば①タイプでも設置可能)。


PS5のような大きなゲーム機は難しいですが、Nintendo Switchのような小型なゲーム機であれば余裕。フックなどを用意すれば、コントローラーなども収納することができます。

ただし、ニッチ内の設置は、テレビからの熱もあり、熱がこもりやすい環境なので、機器の性能や寿命に影響が出る可能性がある点にはご注意ください。
デメリット
デメリットは、ニッチの施工が必要になるので、施工費が発生します。
また、ニッチは外壁側には設置できません(凹ませた部分には断熱材を入れることが出来ないため、断熱欠損ができる)。もし外壁側にニッチを設置したい場合は、ふかし壁にする必要があり、これも費用が発生します。
また、壁内にケーブルを配線するだけのスペースが必要です。もし壁側にケーブルを配線するスペースがなければ、ニッチの底面に設置するとよいでしょう。

注意点として、テレビ本体側の端子位置に注意してください。電源やHDMI入力端子などがニッチ内にないと、ケーブルを接続するためにテレビを壁から離す必要が出てしまい、せっかくのメリットが台無しになってしまいます。

端子位置は各メーカーのウェブサイトに掲載されているマニュアルから確認することができます。
③テレビ全体をニッチに収納する
3番目は、壁掛け金具だけでなく、テレビそのものもニッチに収めてしまうパターンです。

壁とテレビのツラが一致しますので、よりスッキリした見た目になります。
②と同じくアーム式の金具にしないとケーブル配線が不可能なのでご注意ください。
メリット
このタイプのメリットは、テレビを壁面に収納する形になるため、壁からテレビが飛び出さないようにすることも可能です。

テレビ本体の厚みも考慮して壁面に収めることができますので、②のような薄型のモデル以外でも自由にテレビを選択できるのもメリットと言えます。

意匠的にスッキリするのはもちろんですが、壁から一切飛び出さないようにすることができるため、プロジェクター用スクリーンとの併用がしやすいのもポイント。
スクリーンを下げたときにテレビとスクリーンが干渉・接触することを避けることができます。

逆に①②の場合は、テレビが飛び出る幅を計算した上でスクリーンの壁からの距離を決定する必要があります。
デメリット
壁面埋め込みタイプの最大のデメリットは、テレビの画面サイズの変更が困難という点です。

基本的にニッチのサイズより大きいテレビにすることはできず(②のタイプに移行できますが、ニッチの上下左右がテレビのサイズより小さい必要がある、またスクリーン併用の場合は干渉するリスク有り)、テレビを小さくした場合はニッチとテレビの大きさがアンバランスになります。
機器の柔軟な変更が難しいため、長期で住むことになる住宅には個人的にはあまりオススメしません。
サウンドバーの設置について
基本的に有機EL、液晶を問わず薄型テレビのスピーカーは貧弱であるため、個人的にはサウンドバーの併用をオススメします。

もちろんわが家のようにアンプやフロアスピーカーを使った本格的なサウンドシステムを構築してもいいのですが、サウンドバーは手軽に音響を強化できる機器として非常にオススメです。
サウンドバーを使用する場合は、テレビとHDMIケーブルまたは光デジタルケーブルで接続します。テレビのARC(eARC)対応HDMI入力端子と接続すると、テレビの音声をHDMIケーブル経由で出力することができます。

ARC(Audio Return Channel)/eARC(Enhanced Audio Return Channel)に対応しているHDMI入力端子は、映像を入力しつつ、音声を出力できます。
せっかく壁かテレビにしたのに、サウンドバーの配線が見えているとカッコ悪いですよね。
サウンドバーを利用する場合は、サウンドバーの背面とテレビ背面をケーブルで繋げるよう、開口部を設けておくのがオススメです(必要に応じてCD管を埋めてもいい)。

この穴は、HDMIケーブル(または光デジタルケーブル)のほかサウンドバーの電源ケーブルを通します。サウンドバー背面にコンセントを設置し、しかもそれをサウンドバーで隠すことは難しいので、テレビ背面側のコンセントを使うと綺麗に配線できます。開口部の大きさは、ケーブルの太さはもちろん端子・プラグの太さまで計算しておく必要があるのでご注意ください。
また、サウンドバーを使用する場合、サウンドバーはニッチ内に入れることは入れないことをオススメします。
モデルにもよりますが、サウンドバーは上面にもスピーカーが付いており、室内の壁に反射させることでサラウンドを実現しています。もし、サウンドバーをニッチ内に入れてしまうと、音がニッチ内で反射されてしまうため、機器本来のサラウンド性能を発揮できない可能性が高いためです。

本記事のまとめ
本記事では、壁掛けテレビのオススメの納まりについて解説しました。



壁からの距離をまとめると
①シンプルに壁掛け(テレビの厚さ+金具の厚さ)>>>②壁掛け金具部分だけニッチにする(テレビの厚さ)>>>③テレビ全体をニッチに収納する(壁面内)
という順番になります。
このうち③は機器の更新のデメリットが大きいので、個人的には②壁掛け金具部分だけニッチにするのがオススメです。

アーム式の金具とあわせて検討してみてください。
壁掛けテレビでテレビボードを利用しない場合、レコーダーやゲーム機などの収納ができない(Switch程度であればニッチ内に置けばいいですが…)という問題があります。解決方法として、テレビを壁掛けしたテレビの裏側を収納スペースにして、周辺機器はそちらに設置するという方法があります。この方法ではいくつかポイントがあるので、別途記事で解説できたらと思います。
参考になれば幸いです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。



















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