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今回はWEB内覧会第の第十弾として、新邸の洗面台(ただいま手洗い)をご紹介します。
「ただいま手洗い」とは、住友林業でよく使われる用語で、玄関近くに設置した主に帰宅時に手洗いをするための洗面台を指す言葉です。
新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、ただいた手洗いを設ける家も増えているそうです。
なお、入居後のWEB内覧会についてはこちらにまとめています。
ただいま手洗いのの間取り
ただいま手洗いは新邸のエントランスホールの一角にあります。

1階の動線
ポイントは、玄関入口からは死角になる配置にしたこと。
帰ってすぐ手が洗えるようにということで、玄関の近くに設置することはマストですが、洗面台は部外者には積極的に見せたいものではないので、玄関の入口からは見えないように配慮しました。
ただいま手洗い
新邸のただいま手洗いはこちら。

新邸のただいま手洗い
新邸のエントランスの雰囲気にあわせて、落ち着いた雰囲気になるようにしました。
洗面台は、サンワカンパニーのエリッセコッコとホテルスタイル洗面台の組み合わせ。サイズはW750です。

エリッセコッコフルセット
ミラーボックスもサンワカンパニーのもの。けっこう収納力がありますが、今のところ中身は空っぽです。

ミラーボックスの中身

家族の人数が増えれば色々入れるようになるかも?
ホテル洗面台を選んだ理由としては、何より値段の割に見た目もよく、そして収納も確保できるという点。

ホテル洗面台はコスパ抜群
ミラーボックスとセットでなんと99,800円です。これに送料と給排水工事などの工賃が加わりますが、それでも住友林業クレストの洗面台と比較して3~4万円は安くなります(しかもクレストはミラーなし)。
ボウルの下をオープンにした造作洗面台なども流行っていますが、住友林業は壁水栓はNGなので、床から水栓がどうしても立ち上がってしまいますし、オープン部分を綺麗に維持する自信もなかったので、ボウルの下は扉付きの収納一択です笑

個人的に給排水パイプが見えるのってNGというが大きい。
なんか美しくない。
洗面台の横がトイレなので、トイレに入りきらないトイレットペーパーのストックや掃除用品などを収納しています。
ミラーボックス下のタイルはLIXILのグレイミックスを貼っています。これも新邸のシックな雰囲気にあっていて、とても気に入っています。

タイルはLIXILのグレイミックス

あまり施工例がないのも、人と被らない感じが嬉しい。
入居後に即湯器を導入!とってもオススメ!!
新邸では、入居後にこのただいま手洗いに即湯器を追加しています。

これがめちゃくちゃ便利で感動しました!
「即湯器」とは、あらかじめお湯を沸かして洗面台の下のタンクに貯めておくことで、水栓を回すとすぐにお湯が出るシステム
のことです。

即湯器のメリット(出典:TOTO)
通常、給湯器は屋外に設置され、温水の水栓をひねってから蛇口からお湯が出るまで相当な時間がかかります。特に冬は配管やその中に残っている水も冷たくなっており、余計にお湯が出るまで時間がかかります。
この水栓をひねってから蛇口からお湯が出る時間が、ただいま手洗いの相当なストレスでした(冬だったので余計に…)。

すぐに手を洗いたいのにお湯がなかなか出ないという…。

エネファームは通常の給湯器よりもさらに遅いらしいです(竣工検査で生産氏から説明を受けました)。
即湯器があれば、約1秒で温かいお湯が出るので、帰宅時の手洗いストレスの大幅な軽減になります。
※1秒かかるのは、即湯器から蛇口までに溜まった水があるため。

しかも、捨て水(お湯が出るまで流し続ける水)も減るのでエコ!
そこで、入居後でしたが、生産氏に即湯器の取り付けをお願いしました。
取り付けたのはこちら。TOTOの電気即湯器REQ02Aです。
当初は自分たちで取り付けられるかなと、楽天で購入したのですが、サンワカンパニーの排水パイプの形状が独特だったために自分たちでは無理~…となり、慌てて生産氏に泣きつくという…。

結果的に施主支給で取り付けてもらうことに…汗

こんなお願いでも聞いてくれる生産氏にお詫びと感謝。
工賃は45,500円(税別)
でした。
プロの施工+住友林業の保証付きなので「こんなものかな…」という感じでしょう。

自分たちでは無理だったので文句なし!笑
即湯器の仕組みはこんな感じ。混合水栓の給水パイプと蛇口の中間に即湯器を設置します。

電気即湯器の仕組み(出典:TOTO)
屋外の給湯器からお湯が供給されるまでは、あらかじめ沸かして魔法瓶(タイガー魔法瓶との共同開発)に貯めておいたお湯を使い、屋外の給湯器からお湯が出るようになったら、屋外給湯器に切り替えるという仕組み。
デメリットとしては、常にお湯を沸かしてタンクに貯めておくために電気代がかかることが挙げられますが、タンクはタイガー魔法瓶と共同開発した保温構造になっているので、お湯が冷めにくいようになっていますし、お湯を使った分だけ水が注水され、新たに沸かすので、冷水から沸かすというわけでもなく、常に大量の電気を消費するわけではありません。

イメージ的には1日に数回ポットでお湯を沸かすようなイメージです。
消費電力を計測できるスマートコンセントのSwitcbotプラグを付けたので、1週間ほど計測して電気代はレポートしてみたいと思います。
また、夏場は即湯器の電源を切ってしまえば、電力を消費することはありませんし、その場合は即湯器がない場合と同じ挙動になります(屋外の給湯器からお湯が給水される)。
非常に使い勝手がいいのが特徴です。
こちらが設置された電気即湯器です。

収納内に設置された電気即湯器
電気即湯器を設置するにはコンセントが必要ですが、この部分にはコンセントがなかったために、ちょうど裏側にあったコンセントから分岐させて、収納内にコンセントを増設しました。
即湯器以外にも、センサー式水栓にするのにもコンセントが必要なので、(当初は使わないにしても)今後のことを考えると最初から付けておくのがオススメです。
最初から打ち合わせ時に付けておけば無料ですし、後から追加するとなるとかなり費用がかかったり、そもそも近くにコンセントがない場合は増設できないこともあります。
また、ご覧のように即湯器はそれなりの大きさがありますので、オープンな洗面台だと即湯器を隠すことが出来ません。

うちは実用性重視で扉付き収納にしていて本当に良かった…
即湯器を使った感想は、「感動」の一言です
笑

ただいま手洗いを付ける全ての方にオススメしたいくらい。
蛇口をひねって1秒でお湯が出るのは、本当に感動します
。そしてストレスフリー。
新邸の洗面台(ただいま手洗い)の不満点は?
不満点は正直あまりありません。現状はミラーボックス内が空なので、Instagramなどではやっている、MOEBEのラウンドミラーにしても良かったかなと思いましたが、ミラーボックスは将来家族が使うこともあるかもしれませんし、実用性重視の我が家としてはこれはこれでアリかなと思います。

グレイミックスとミラーボックスの組み合わせは最高ですし。
しいて挙げれば、洗面台上のダウンライトのスイッチが、タオルハンガーの上ではなく、左のコンセントと同じ高さにあったほうが見た目は綺麗だなと思います。

スイッチの位置は左右対称が理想

多分この位置は打ち合わせしてなかった気がするので、現場の判断で決まったと思われます…。
このように打ち合わせ漏れもあるので、上棟直後のコンセントの位置と高さチェックは、面倒でも全箇所やったほうがいいと思います(うちは主にテレビ周りなどその場所でないと困る場所しか確認せず…)。
新邸の洗面台(ただいま手洗い)のまとめ
本記事では新邸の新邸の洗面台(ただいま手洗い)を紹介しました。

新邸のただいま手洗い
新邸のただいま手洗いは、サンワカンパニーを使うことでコストとデザイン性を両立させつつ、実用性も確保した点がポイントです。
本記事では電気即湯器の使い勝手も抜群です。あまりに便利すぎるので、2階のメイン洗面台にも導入を検討中です(コンセント確保がやっぱり課題に…)。
これから打ち合わせする方はぜひ導入を検討してみてください。
参考になれば幸いです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。



















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