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今回はWEB内覧会第の第十一弾として、新邸のユーティリティー(脱衣所兼ランドリースペース)とファミクロをご紹介します。
なお、入居後のWEB内覧会についてはこちらにまとめています。
ちなみに、マイホームデザイナーを使ったヴァーチャル内覧会はこちら。
ユーティリティーとファミクロの間取りとコンセプト
ユーティリティーとは
間取りで言う「ユーティリティー」とは、家事などに利用する空間で、多目的に利用する作業スペースを意味します。
kikorist新邸の場合は、脱衣所とランドリールーム、およびアイロンがけをするスペースを兼ねています。

新邸のユーティリティー
ファミリークローゼット(略してファミクロ)とは
ファミリークローゼットは近年登場した新しい概念で、衣類を従来のように各家族の個室のクローゼットに収納するのではなく、家族共有のクローゼット(=ファミリークローゼット)に収納するものです。

新邸のファミクロ
脱ぐ→洗う→干す→畳む→収納する→着る、という動線を短くすることができる上、個室の衣類収納を一元化できる(スペース効率がいい)ので、最近の多くの家で取り入れられています。
ユーティリティーとファミクロの間取り
kikorist新邸のユーティリティーは2階にあり、広さは2.5帖となっています。また、ユーティリティーの隣にはファミクロを設けており、こちらは広さは1.8帖です。
ファミリークローゼットは動線を工夫しており、階段ホール・洗面所からもアクセスでき、ユーティリティーはキッチン側からもアクセスできる回遊動線にしています。

2階の回遊動線
結果的にキッチンとユーティリティーは繋がっていますが、kikorist夫婦の場合は食事の準備/片付けと洗濯を同時にすることは少ない(ないわけではありませんが…圧倒的に洗濯の回数が少ない笑)ので、必ずしもキッチンとユーティリティーが隣りにある必要はありませんでしたが、結果的にはこのような間取りになっています。

キッチンと脱衣所は繋がっているのが当然というような提案者・施主が多いのですが、実際には別であっても問題ないことが多いです。本当に自分たちに必要な間取りなのか考えてみるといいのでは、と思います。

固定観念ではなく、ライフスタイルにあわせて色々な間取りの可能性を柔軟に考えられるといいですね。もちろん、考えた結果隣がベスト、ということもあります。
実際に住んでみての動線を紹介します。
支度時
- 2階の洗面台で洗顔・歯磨きをし、ファミクロで着替える
基本的に平日はシーズンごとによく着るような服は決まっているので、よく着る服はウォークインクローゼットからファミクロに移しています(そのため、寝室横のウォークインクローゼットは休日出掛けるときくらいしか使わない…)。

新邸のファミクロ

kikorist夫も週1しか出勤していないし、そのときはスーツだし…。

kikorist妻も出勤時はけっこうラフな格好です。どうせ職場で着替えるので…。
帰宅時
- コートがある場合はエントランスクロークのハンガーに掛ける
- 2階のファミクロで部屋着に着替え、洗わないものはハンガーに掛ける
- 洗うものはユーティリティーのランドリーバスケットに投入
基本的にファミクロで完結するような動線になっています
。

お風呂は帰宅直後に入ることもあれば、夕食後に入ることもあります。
洗濯時
- まず乾燥機OKの衣類をドラム式洗濯機で洗濯
- 洗い終わった衣類を乾太くんに移して乾燥
- 乾燥機NGの衣類をドラム式洗濯機で洗濯
- 洗い終わった衣類をホシ姫サマ+除湿器で室内干し
- 乾燥機OKの衣類をドラム式乾燥機で洗濯
- 洗い終わった衣類を乾太くんに移して乾燥orドラム式洗濯機でそのまま乾燥
- 乾燥が終わったものはファミクロに収納orウォークインクローゼットに収納
kikorist夫婦はまとめ洗い派なので、上記のように週1日、3回程度洗濯機を回すのが一般的。

どんだけ溜めるねんっていう…。

ズボラの極み…。
というわけで、ファミクロは普段使いの衣類収納、ウォークインクローゼットはお出掛け着とオフシーズンの衣類収納、という使い分けになっています。
kikorist新邸の場合は3階建てになので、このような使い分けになっていますが、1フロアで済むなら全てファミクロで完結するような動線が理想だなと思います。
そして、住んで半年経過しますが、全て室内干しで、バルコニーでの外干しは1回もしていません。

リビングダイニングの後悔ポイントでもあった、バルコニーのホスクリーンはリフォームで撤去することにしました笑
ユーティリティーとファミクロのコンセプト
kikorist新邸のユーティリティーとファミクロのコンセプトのコンセプトは下記の通り。
- ライフスタイルにあわせた動線設計
- 限られたスペースの有効活用
- 家事楽設備の積極導入
ライフスタイルにあわせた動線設計
動線設計は前述した通り。
夫婦のライフスタイルにあわせた動線設計を心掛けました。
特に、洗濯した衣類をどこで乾燥させるのか、乾燥させた衣類をどこで畳むのか、畳んだ衣類をどこに収納するのかといった点は注意したいポイントです。
限られたスペースの有効活用
ユーティリティーは2.5帖しかありません。そのため、限られたスペースを有効活用できるよう、高さ方向も含めて事前に収納計画をしっかり立てました。

レイアウトを工夫して出来るだけスペースを有効活用

どこに何をしまうのかというのは、収納計画の最重要ポイント。
家事楽設備の積極導入
kikorist夫婦は現在共働きで、子供が生まれた後も共働きを継続予定ですので、出来るだけ時短に繋がる家事楽設備は積極的に導入しました。
具体的にはら乾太くんや室内干し設備である電動ホシ姫サマ、除湿機といったものです。
新邸のユーティリティー(脱衣所兼ランドリースペース)
では、実際のユーティリティー(脱衣所兼ランドリースペース)の紹介です。
床とクロス
床はキッチンと同じくフロアタイルを採用(ロイヤルストーンのPST2057+ダークグレーの目地棒)。
フロアタイルは、水や汚れ、傷に強いので、安心して使うことが出来ます。

床はフロアタイル

キッチン~ユーティリティー~ファミクロと同じフロアタイルを採用することで、床の見切りが不要になり、スッキリ見えます。
クロスはベースは防カビ・吸放湿の機能性クロス(サンゲツFE-6686)を選択し、アクセントはタイル調のクロス(サンゲツFE-6196)を採用しました。
ドラム式洗濯乾燥機+乾太くん

新邸のユーティリティー
左手側にドラム式洗濯乾燥機、その上に乾太くんを設置しています。乾太くんは専用台を使わずに、造作のカウンターの上に設置しています。

専用設置台のデザインがいまいちイケてないので…。
造作のカウンターには6万円ほどかかりましたが、乾太くんを施主支給にすることでトータルの費用はほぼ同等となりました。

住友林業の造作カウンターは(品質は素晴らしいですが)奥行きがあるものはかなり値段が高いので要注意です…。
施主支給するために、最初からガスコンセントや電気コンセント、廃湿管などは住友林業で設置してもらっています。

乾太くんの上部(天井に見えるのはファイバースコープ用の点検口)
洗濯機の水栓は混合水栓(お湯と水が出る水栓)にしました。お湯で洗濯すると汗染みなどが圧倒的に落ちやすいのでオススメの提案工事です(ちなみに費用は11,520円)。

洗濯機の水栓は混合水栓

マンション時代から混合水栓の良さに感動。コスパ抜群です。
フリーカウンター周辺

ユーティリティーのフリーカウンター
洗濯機の隣にはフリーカウンター。提案工事代金は約31,000円と乾太くん用カウンターの半額でした。

この辺の価格設定がいまいち分からない…。
立ったまま服を畳んだり、アイロンをかけることを想定して、高さは85cmに設定しました。もちろんアイロン用にコンセントも設置。

85cmを選んだのはキッチンの高さを参考にしました。キッチンも同じように立って作業するので、キッチンと同じ高さにすれば違和感なく作業が出来ると考えました。

実際に使いやすくて満足。
カウンターを高めにしたことで、カウンターの下のスペースも有効活用できます
。

フリーカウンターの下
左から除湿機、IKEAのRÅSHULT ロースフルト ワゴン、ランドリーバスケット×2、折り畳み式のステップと並んでいます。
除湿機は室内干しする際に利用しています。除湿した水をいちいち手動で捨てるのが面倒だったため、排水ホースを洗濯機の排水ホースに合流させることで自動排水を可能にしています。

除湿機の排水ホースを洗濯機の排水ホースに合流させて自動排水可能に。
購入した除湿器はSHARPの衣類乾燥除湿機 CV-NH140-Wです。
ハイブリッド式のため、夏冬問わずパワフルに除湿でき、排水ホースでの自動排水に対応しているモデル
です(除湿器の選び方はこちらの記事参照)。
IKEAのロースフルトワゴンは主に清掃用品を収納しています。
最下段にはジャバなどお風呂の洗剤関係、中段は洗ったバスマット、最上段に掃除道具です。
掃除道具は山崎産業のお風呂掃除セット山崎産業のお風呂掃除セットがシンデレラフィットでした。

ロースフルトワゴン

フリーカウンターの下
ランドリーバスケットは、BRID ランドリースクエアバスケット 45Lを2つ使用しています。
キャスター付きで大容量、頑丈、オシャレと言うことなし
です。

キャスターがあると、洗濯機の前まで簡単にランドリーバスケットを移動させられるのです。
一番右には、折り畳み式のステップを収納しています。乾太くんが少し高い位置にあるので、kikorist妻(身長149cm)が取り出す際に使っています(身長172cmのkikorist夫は使わなくても問題なし)。

ステップの使い方

ステップはファミクロの枕棚の物を出し入れする際にも使っています。
カウンターの下には、DIYでアイロン台を収納できるようにしました。

カウンター下にはアイロン台を収納
使う際にサッと取り出せますし、省スペースですし、使いやすくて満足しています。

アイロン使用時
アイロン台は山崎実業のアイロン台を使っています。kikorist夫婦はごくたまにしかアイロンを使わないので、コンパクトなこれで十分なのと、長方形なのでカウンターの下にスライドして収納しやすいのが採用理由。
造作のタオルラック
フリーカウンターの上には、造作のタオルラックを設けています。
壁付けの天袋タイプにしたのも、カウンター上のスペースを有効活用するため。

造作のタオルラック

下のカウンターでタオルを畳んだらそのまま手を伸ばして収納できるズボラ動線…!
家具は施主で手配し、住友林業に設置だけお願いしました。
左2列がフェイスタオル、右2列がバスタオルになっています。

左2列がフェイスタオル、右2列がバスタオル

バスタオルは1列に10枚ほど収納できるので、家族4人でも約1週間耐えられます。

耐えるな。
タオル収納部分の底はこのようになっていて、手持ちのタオルが偏りなく使えるようにタオルを下から取れるよう工夫しています。

タオルラックの底面
バスタオル用とフェイスタオル用でバーの間隔が異なります。

芸が細かい…!

段ボールの模型で何回もテストしたので笑
実際にタオルを取る様子を動画にしてInstagramにアップしてみました。
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ちゃんと1枚ずつ取れますね。
タオルラックの右側は、可動棚収納になっていて、洗剤類やアイロンなどを収納しています。

洗剤やアイロンなどを収納
楽天のCRESSの詰め替えボトルで揃えて、ラベルはオジナルで作成。

CRESSのボトルとオリジナルのラベルの組み合わせ
ニトリのケースがシンデレラフィットでした。

ニトリのケースがシンデレラフィット
ホシ姫サマ(電動)
kikorist夫婦は室内干し派のために、ユーティリティーにはホシ姫サマ(電動)を取り付けました。
室内干し用の物干しポールの選択肢は大きく分けて、固定タイプ、取り外しタイプ、収納タイプ(手動または電動)の大きく3つに分かれます。
固定タイプとしては、森田アルミのkacuなどがありますが、kikorist邸ではユーティリティーは通路も兼ねているため採用できず…。
取り外しタイプは川口技研のホスクリーンやナスタのエアフープ
などがありますが、いちいち取り外すのは面倒ですし、とはいえ取り外さないと通るのに邪魔です。
最後に残るのが収納タイプで、ホシ姫サマが代表的。ホシ姫サマには手動と電動があるのですが、ズボラなkikorist夫婦は1ミリも躊躇することなく電動を選択。

手動とか絶対面倒…。
提案工事代も設置費用込みで80,800円と想像以上に安かった
というのも理由の1つです。

楽天で商品だけ買っても7万円以上するし。
壁のスイッチで簡単に上下できるので、干している最中も衣類がそこまで通行の邪魔になりません
。

ホシ姫サマの操作スイッチ
ちなみにホシ姫サマのスイッチは、コスモ風のプレートだったので、入居早々アドバンスに変更しました…笑
干し姫様のスイッチが超ダサい件。 pic.twitter.com/bh8LCRKVu0
— kikorist@住友林業の3階建て (@kikorist2020) October 2, 2021
干し姫さまのスイッチを変えました。
これが→こう。
元の微妙にプレート自体が斜めに曲がってるのが気になりますね😂
時間を見て修正しておきます。 pic.twitter.com/IyIj0bMcPX— kikorist@住友林業の3階建て (@kikorist2020) November 8, 2021
ホシ姫サマを実際に操作しているところを動画にしてInstagramにアップしてみました。
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タオルハンガー
タオルハンガーはユーティリティーの雰囲気にあわせてアイアンタイプを2本施主支給で取り付けしてもらいました。

タオルハンガーはアイアンタイプを施主支給
雰囲気にマッチしていてなかなか気に入っています。

タオルを掛けていると見えませんが…笑
新邸のファミリークローゼット(ファミクロ)
新邸のファミリークローゼット(ファミクロ)は、至ってシンプル。

新邸のファミリークローセット(ファミクロ)
パイプハンガーと枕棚のみです。そこに無印良品の衣装ケースを組み合わせています。

無印良品の衣装ケースは幅・奥行きともにバリエーションが豊富なのでオススメ。
衣装ケース内は部屋着や下着類を収納しています。
シンプルですが、人に見せるわけではないので、これが一番使い勝手もよくコストパフォーマンスにも優れるかなと思います。
新邸のユーティリティー/ファミクロのまとめ
本記事では、新邸のユーティリティー/ファミクロを紹介しました。

新邸のユーティリティー
動線設計の上でも、実際の設備の使い勝手の面でも満足いくスペースになっています。

不満点は特になし!

しいて言えば狭いことだけど、これ以上どうしようもない…笑
戸建てユーザーの間で大人気の乾太くん(もはや乾太「さま」の域…)ですが、ドラム式洗濯乾燥機も使っている私たちが使ってみたメリットとしては、「乾燥時間の速さ」「ふんわりとした仕上がり」の2点がメリットと感じています。
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能だと3時間半かかるものが、乾太くんでは1時間弱で終わってしまいます。特に共働きで洗濯頻度が高い家庭であれば、この時短効果はかなり大きいと思います。
仕上がりについても、洗濯乾燥機の乾燥機能よりもタオルなどがふんわり仕上がります。

早くて仕上がりもいいとは…コイツできる!
ちなみに、乾太くんも乾燥機である以上、ある程度洗濯ものは縮みますので、なんでも乾太くんで乾燥できるというわけではありません。

ニットとかは絶対やめたほうがいいです。
除湿機についても非常に満足です。室内干しでも匂いも一切ないですし、室内干しをしても壁や床が湿気でベタベタなどということもないです。冬でも乾燥が速くて助かります。
細かい使い勝手などはおいおい記事に出来たらと思います。
参考になれば幸いです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。





















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