当ブログ「kikorist日誌」は、kikorist夫婦が住友林業で注文住宅を建てる過程や、家づくりのこだわりポイントを発信・紹介するブログです。
住友林業を検討中の方はもちろん、これから家づくりを始める全ての方に分かりやすく情報を伝えていきたいと思っています。
家づくりに関するリアルタイムの情報、ブログに書ききれない住友林業の小ネタはTwitterでも日々発信していますので、よろしければフォローお願いします。リプライなど交流も歓迎です。
こでまで工事の様子はブログでは紹介していませんでしたが(Twitterには頻繁に載せていましたが…)、4月16日に地盤改良を行い、4月28日からは実際の工事が始まっています。
これまで更新していなかったのは、建物の基礎には乾燥など時間がかかるため、小出しにするよりはまとめて記事化しようと思っていたためです。
やっと先日基礎が完成したため、今回から実際の工事の様子もレポートとして紹介します。
本記事では、地縄立ち合い~基礎完成までをまとめています。
住友林業の工事の全工程
住友林業での注文住宅を建てる全工程は下記の通り。

住友林業の全工事工程(クラブフォレスト)
ご覧いただければ分かると思いますが、注文住宅は着工から非常に多くの工程を経て完成します。
住友林業においては、着工合意後は生産担当という方が窓口となります。設計担当などから図面や設備の詳細を引き継ぎ、部材の発注や工程、現場の品質管理などを担当するのが生産担当です。
私たちの生産担当の紹介はこちらで紹介しています。
生産担当氏とのやり取り
私たちの場合、毎週、その週の工事工程と、生産担当氏が現地に行く予定を下記のような形で生産担当氏からメールでいただくようにしています。
お世話になっております。工事予定を連絡致します。
基礎工事は予定通り今週末で完了致します。
その後の木工事ですが、14日 2階迄の簡易足場設置
15日 1階 ビックフレーム建て
16日から17日 土台敷、床合板敷、床下配管等
18日 2階へ組み立て開始
19日 2階から3階への足場設置
21日 3階へ組み立て開始
22日 屋根合板による屋根形状完成(上棟)上記にて予定してます。
11日(金)に現地行く予定しています。
比較的お時間合わせられますので、ご希望あればお知らせください。
宜しくお願いします。
実際にどんな工事をやっているのか解説して欲しいとき、相談事項があるときは生産担当氏と現地で待ち合わせて打ち合わせをしています。

窓を変えたいときとか…

メールの文面だけだと間違いや認識違いが起きやすいので、やっぱりFace to Faceで図面を見ながら話したい。
現場を見に行く頻度は?
基礎工事は乾燥が必要になったりするので、週1~2回の頻度で十分でした(それ以上の頻度で訪問してもそれほど変化がない…)。
建方が終わるので一気に進みが早くなるようなので、最低でも週2回程度は訪問しようと思っています。
ブログの記事では、訪問したレポートをまとめて、週1回~隔週1回くらいでレポートする予定です。
訪問のリアルタイムの状況はTwitterで呟いていますので、よろしければフォローをお願いします。
住友林業で3階建ての戸建てを2021年10月に竣工予定。施主ブログはこちら→https://t.co/eeIWzaxDNn
住友林業で優秀な営業担当と家づくりを楽しみしつつ、紹介値引きを受けたい方はDMくださいませ。適用条件は、展示場未訪問です。#家系ブログを盛り上げる会 会員#住友林業— kikorist@住友林業で建築中 (@kikorist2020) December 28, 2020
Twitterのアイコンは、これまではブログのアイコンと同じデフォルメアイコンでしたが、住宅営業のかきみさん(@kakimin_home)さんに、リアル頭身で書いていただきました。

リアル頭身になったkikorist夫
かきみさんはインテリアの情報を積極的に配信されているので、要チェックです!(あとめっちゃ面白い)
地縄立ち合い
ではいよいよ工事のレポートです。
地縄立ち合いは2021年3月28日に行いました。解体後の敷地で、実際の家の配置に合わせて縄(正確にはビニールテープ)を張り、家の大きさなどを確認します。

地縄が張られた土地(3月28日)
皆さん言われることですが、土地に縄が張ってあるだけだとかなり小さく見えます。

ちっさ!
って思わず言ってしまった…

基礎ができて建方工事が始まるとまた印象が全然違いますよ。
地縄立ち合いには営業氏・設計氏は参加せず、生産担当氏・緑化担当氏の2名と施主の私たちです。
地縄をざっくり確認したあとは、近隣への工事の挨拶回りです。生産担当氏が先導して案内してくれるので、施主は後ろに付いて行って、ご挨拶をします。このときの手土産は住友林業がタオルを用意してくれるので、施主が用意する必要はありません(タオル代も不要)。
外構工事は住友林業緑化が担当しますので、生産担当氏と緑化氏が建物と外構工事の日程や音/交通の不便などについて説明してくれます。工事について何か困ったことがあれば、住友林業の支店に問い合わせるよう案内用紙も渡していただけるので、近隣の方から施主に直接クレームなどが来ることがないように配慮していただけます。

このあたりはさすがの安心感。
基礎工事
掘削~砕石敷設
基礎工事の準備として、建物が建つ部分の掘削を行い、砕石を敷きます。

掘削作業(4月30日)

砕石を敷く(5月8日)
その上に防湿シートをかぶせて、捨てコンを敷きます。

防湿シート(5月11日)
捨てコンは、これから作る基礎の墨出し(基準線)をするためのコンクリートです。
基礎の配筋
そして、基礎の中の鉄筋を配筋していきます。

基礎の配筋作業(5月14日)

日に日に出来ていく配筋(5月16日)

日に日に出来ていく配筋(5月16日)
ガレージ部分もこの通り。

日に日に出来ていく配筋(5月18日)

基礎がだんだん形作られていくと家の形を実感できます。

ガレージも意外に広くて安心。
配筋が終わると、「配筋検査」で、設計図面通りの太さや本数、間隔で配筋が施工されているかのチェックがあります。
型枠~コンクリート
配筋検査に合格すると、底面部分のコンクリートを流し込むための型枠作りが始まります。

型枠を作っているところ(5月21日)

型枠を作っているところ(5月21日)
そして、型枠が出来たらコンクリートを打設します。

コンクリートの流し込み(5月22日)

コンクリートの流し込み(5月22日)
コンクリートを流し込んだら空気を抜いて、鏝(コテ)で表面を均していきます。

コンクリートの流し込み(5月22日)

コンクリートの流し込み(5月22日)
コンクリートを流し込んだら4日ほど乾燥させ、今度は基礎の立ち上げ部分の型枠を作っていきます。

立ち上げ部分の型枠(5月28日)

立ち上げ部分の型枠(5月28日)
ビッグコラムを固定するアンカーボルトもコンクリート打設前に設置されます。

ビッグコラム用のアンカーボルト(6月1日)

ビッグコラム用のアンカーボルト(6月1日)
立ち上げ部分にもコンクリートを打設します。下の写真は既に型枠が外れたところ。
緑のパネルは断熱材です。

立ち上げ部分のコンクリートを打設し、型枠が外れたところ(6月5日)

綺麗な基礎に感動!
最後に玄関土間部分、エントランスクローク部分に再度砕石、土間コンクリートを施工します。

土間部分の砕石(6月9日)

土間部分のコンクリート(6月13日)
あわせて、ガスや給排水工事も実施しています。
つまりやすい配管のコーナー部分は透明のパイプを使うことでメンテンナンスチェックがしやすくなっています。

給排水工事(6月11日)

給排水工事(6月11日)
以上で、6月12日で基礎工事が完了しました!
本記事のまとめ
基礎工事は4月28日に着工して、6月12日に完成。途中ゴールデンウイークを挟んだとはいえ、約1か月半かかりました。
基礎工事はかなり時間がかかったな、というのが正直な印象です。
住友林業では基礎あらかじめ工場で作るプレキャスト基礎もあります。プレキャスト基礎は工場で作るために精度がよく、天候にも影響されないため、工期が短縮できる工法です。
kikorist新邸は現場施工でしたので、その旨生産担当氏に確認したところ、次のような変更でした。

プレキャスト基礎は敷地形状により施工性が悪く、施工出来ない場合もあるため、現状、都内では現場打ち基礎にてほぼ全現場対応をしています。

他エリアではプレキャストを行っていますが、いずれは都内でも行う形にはなるとは思いますが移行途中という状況です。
細かい質問にも答えてくれる生産担当氏に感謝です。工事スケジュールの件も丁寧に答えてくれるので信頼感があります。
現在は建方工事が始まり、1階のビッグコラムが建ったところです。その様子はタイムラプス動画にも撮ってありますので、次回紹介したいと思います。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

コメント