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以前、着工合意時のWEB内覧会として、新邸の照明計画を紹介しました。
を除いて基本的には上記の通りのですが、スタンドやテーブルといったインテリアとしての照明も考えていますので、今回は「インテリアとしての照明」という観点で紹介します。
なお、パースについてはマイホームデザイナーで作成しています。マイホームデザイナーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
インテリアとしての照明の考え方
家具は長く使えるいいものをということは意識していましたが、当初はあまり照明に興味がなかったkikorist夫婦…。

照明は最低限で。

ペンダントも楽天の安いやつでいいかなー。
などと考えていましたが、我々の担当インテリアコーディネーター氏(以下IC氏)の言葉で少し考えが変わります。

照明はアートという観点でも取り入れていただくと、生活が豊かになります。

アート…!
私たち夫婦はアートとは無縁の世界で生きてきたのですが、このIC氏の言葉で照明についても少しこだわってみることにしました。
照明のコンセプトはIC氏の言葉通りですが、部屋や手元を明るくするという照明の基本的な機能/役割以外に、点灯時の雰囲気がいいもの、消灯時でもデザインを楽しめるもの、という観点で選ぶようにしました。
電球を取り付けるタイプの照明にはスマート電球を採用
照明の中には、電球を取り付ける/交換できるタイプの照明があります。そういった電球タイプの照明に使えるのがスマートLED電球です。
私たちは電球交換タイプの照明には基本的にスマート電球を採用しました。

スマホで操作できるスマート電球
スマートLED電球は、形状は電球ですが中身はLEDなので低消費電力。普通のLED電球と違ってWi-Fiを内蔵しており、ネットワークに繋げることができる点が特徴です。
スマホアプリを使えば、ON/OFFや調光・調色操作やタイマーでの制御など可能です。
※もちろん、通常の壁付けスイッチでのON/OFFも可能です。

スマホアプリで様々な操作が可能
また、Amazon AlexaやGoogleアシスタントに対応しているモデルも多いので、スマートスピーカーでの操作も可能です。

スマートスピーカー対応
調光はほとんどのモデルが対応していますが、調色は対応モデルが限られますので、調色が必要かどうか確認してから購入する必要があります。

調色対応モデルのほうが高額なので、調色が不要な照明は非対応モデルにすればコストが削減できます。
また、LEDの明るさも60W相当と40W相当など複数ありますので、どの明るさが必要なのか確認が必要です。

明るさに注意するのは普通のLED電球と同じ。60W相当モデルは40W相当と比べて電球サイズが大きい場合があるので、取り付ける照明の電球取り付けスペースのクリアランスに注意したいところです。

調光できるから、明るいほうを買っておけば間違いはないけど、サイズに注意ね。
また、スマート電球に対応するアプリは、電球メーカーごとに専用のアプリが必要ですので、家庭内で使うスマート電球はメーカーを統一すると設定が便利だったり、交換時の混乱が少ないと思います。

また、Amazonの中華モデルの安いスマート電球の中には、アプリの日本語がおかしいものも多いのでご注意を。
私たちは楽天でも購入できる+Styleで統一しました。
調色対応モデルは、2個セットだと少し安くなったりします。
それでは、以下ではインテリア照明を紹介していきます。
キッチンのペンダントライト:ルミナベッラ Drop
キッチンのワークトップの上の照明は、当初は引掛けシーリングとし、ペンダントを施主支給する予定でしたが、駒沢第四展示場で発見したルミナベッラのDropに一目惚れ。

ルミナベッラのDrop
Drop採用について、IC氏に相談したところ前述のアドバイスをいただいて採用を決めました。
マイホームデザイナーで作成したパースはこちら。

Dropを入れた新邸のキッチン
シンプルな中に可愛さもあって、とてもマッチしていると思います。
Dropは引掛けシーリングには対応しておらず、電気工事での取り付けが必要なため、照明工事として計上されることになりました。
主寝室のテーブルライト:FLOS IC LIGHTS T1 LOW
主寝室のテーブルライトには、FLOSのテーブルライトIC LIGHTS T1 LOWを置く予定です。
前述のコンセプト通り、消灯時にもインテリアとして楽しめるデザイン性が気に入りました。
マイホームデザイナーで作成したパースはこちら。

ベッドサイドにはFLOSのテーブルライト IC LIGHTS T1 LOW
FLOSはヤマギワが取り扱っており、住友林業経由でも購入可能ですが、楽天にはポイントが10倍以上付くショップもあるので、お買い物マラソンや楽天カードのポイントと合わせると、楽天経由の方がいいかもしれません。

私たちも楽天で購入します。
フレーム部分のカラーはゴールド以外に、クローム(シルバー)、ブラック、ホワイトがありますが、グレーの壁紙で統一した部屋の雰囲気に合わせてブラックを選択。
ベッドサイドのために、調光機能は使う可能性はありますが、基本的に電球色でしか使わないことから、調色機能なしの電球にします。
エントランスホールのスタンドライト:FLOS CAPTAIN FLINT
エントランスホールのスタンドライトには、FLOSのCAPTAIN FLINT(キャプテンフリント)を採用しました。
なお、駒沢第四展示場にもCAPTAIN FLINTが置かれていましたが、これは偶然。

駒沢第三展示場にもCAPTAIN FLINT

住友林業の展示場ではFLOSの照明は採用例が多いのです。

展示場に採用されるってことは、住友林業としてもオススメしている、相性がいいと考えているってことだと思います。
エントランスホールは鉄骨階段とその背面にエコカラットを貼った、新邸の顔と言える部分
です。階段をスケルトン階段にしたことで、階段下にはオープンなスペースが生まれます。

エントランスのパース
鉄骨階段とエコカラットのインパクトに負けない、新邸のエントランスの主役となる照明を探した結果、シャープでモダンなデザインのFLOSのCAPTAIN FLINT(キャプテンフリント)に行きつきました。
スタンドもブラックカラーにすることで、同じくブラックカラーの鉄骨階段との相性はバッチリのはず。
もちろんスマート電球を取り付け予定。スマート電球はタイマー制御も可能なことから、日中も含めてタイマー点灯させる予定です。

照明というよりはインテリアなので。
基本的に電球色でしか使わないことから、調色機能なしの電球にします。
リビングのスタンドライト:アルテミデ トロメオメガテラ
リビングノスタンドライトには、Artemide(アルテミデ)のTOLOMEO MEGA TERRA(トロメオ メガテラ)を採用。

アルフレックスのショールームで見かけて気に入りました。

アルフレックスのショールームで見たTOLOMEO MEGA TERRA(トロメオ メガテラ)
トロメオシリーズはフレームをワイヤーで引っ張る特殊な構造のため、フレームを好きな位置でフレキシブルに固定できるのが特徴です。
新邸のリビングは、ダークブラウンの木質天井でダウンライトを2つ付けているだけのため、読書をしたりするのには少し暗い可能性がありますが、トロメオメガテラであれば頭上にシェードを持ってくることが出来るので、暗くて困るということがなさそうです。
マイホームデザイナーで作成したパースはこちら。

リビングのパース
ブラックのトロメオメガテラは、シックな新邸のリビングとも相性が良さそうです。
同じくスマート電球を取り付けて、調光・調色制御できるようにする予定です。おそらく使うことはほとんどないと思いますが、読書時に調色したくなる可能性も考えて、リビングは調色対応モデルにしました。
スタディースペースのテーブルライト:AJ テーブル(リプロダクト)
スタディースペースの手元灯には、AJテーブル(リプロダクト)を採用しました。

AJシリーズ(出典:ヤマギワ)
AJテーブルは、オリジナルはアルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)がデザインした照明シリーズのうちの1つ
で、私が導入するのはそのリプロダクト品になります。
リプロダクトというのは、著名なデザイナーがデザインした家具・照明のうち、意匠権が切れたものを第三者のメーカーがオリジナルに似せて生産した商品です。
リプロダクトの大きなメリットは、価格です。オリジナルの数分の1~10分の1程度の価格で販売されているものもあります。
一方でデメリットもあります。リプロダクトのデメリットは、当然オリジナルではないので、オリジナルとはサイズや細部のデザイン、素材などに違いがあるという点と、その違いがリプロダクトを生産するメーカーによって大きくバラツキがあることです。非常にオリジナルに近い忠実なリプロダクトもある一方で、なんとなく雰囲気や形だけ似ている…といったモデルまで様々です。
安かろう悪かろうでは困るので、細部を見比べて出来るだけオリジナルに忠実なリプロダクトを選択しました。

スタディースペースのパス
新邸のリビングはシック&モダンをコンセプトにしているので、AJテーブルが似合うと思います。金属製のシェード/本体と、ダイニングに採用したWILDWOODテーブルやチェアのアイアン脚とで統一感が出るはずです。

インテリアはアイテム同士で同じ色や素材を取り入れると統一感を出しやすいです。

この場合はブラックのアイアンということになります。
電球には調色・調光対応のスマート電球を入れます。調色対応がポイントで、スタディースペースで学習する際、昼白色で手元を照らせるようにします。
書斎のブラケットライト:AJウォール(リプロダクト)
書斎にもアルネ・ヤコブセンがデザインしたAJウォールのリプロダクトを2灯入れています。スタディースペースと共通のデザインですが、壁付け(ブラケット)である点が違います。
このAJウォールの日本国内で販売されているリプロダクトは、私たちが探した限りはオリジナルでは対応している左右の首振り機能が省略されているものしかなく(上下の首振りのみ)、書斎用ライトとしては採用が難しいと思っていました(上の商品リンクも上下の首振りのみ対応)。
もともと書斎の照明はコイズミ照明のブラケットライト(スポットライト)でしたが、ネット上を探し回って海外から首振り対応のリプロダクトを見つけることが出来たため、無事採用となりました。

書斎のパース(左右にAJウォールを1灯ずつ)
スタディースペースと同じく、必要に応じて調光して昼白色で手元を照らせるようにします。

ここでリモートワークもする予定だから、作業のしやすさで調整できる集中できるようにしました。
3階トイレ:シガロ
3階トイレにはペンダントライトのSigaro(シガロ)を導入予定です。
3階のトイレはセカンドリビングと雰囲気をあわせてブラウン系のカフェ風の空間にしています。空間に合うよう、照明も少しシンプルで柔らかい印象のシガロにしてみました。

3階トイレのパース
ここは調色がいるわけではありませんし、裸電球が見えるデザインなので、エジソン電球(いわゆるフィラメント式の電球)のようなデザインのLED電球を採用しました。
本記事のまとめ
本記事ではIC氏のアドバイスを元に選定した、新邸のインテリア照明について紹介しました。
新邸のインテリアとしての照明のポイントは下記の通りです。
- インテリアとしても映えるデザイン
- リプロダクトを採用してデザインとコスト削減を両立
- 必要に応じてスマートLED電球を活用して調光・調色やタイマー制御を利用
参考になれば幸いです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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