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住友林業で建築中のkikorist新邸での「ホームシアター導入記」シリーズ。本シリーズではkikorist新邸という実例を通してホームシアターの導入過程を丁寧に紹介していきます。

本記事では、前回のプロジェクター設置位置を受けて、プロジェクター以外のAVアンプ/スピーカー/レコーダーなどの接続について解説します。
なお、前回の記事はこちらですので、あわせてご覧ください。
プロジェクターで映像を視聴するために必要な機器
プロジェクターで映像を再生するために必要なのは最低限下記です。
- レコーダー/プレーヤー/ゲーム機など映像出力機器
- AVアンプ
- スピーカー
基本的にプロジェクターには、テレビチューナーやプレーヤー機能は搭載されていない
ので、プロジェクター単体では映像を見ることができません(真っ暗or真っ青な画面が映るだけ)。

再生機器を用意して、映したい映像をプロジェクター本体に入力してあげる必要があります。

パソコン用の液晶モニターと同じだと思ってもらえれば。
また、スピーカーも別途用意が必要で、スピーカーで音を鳴らすためにはAVアンプが必要です。
最近はプロジェクターにAndroidベースのOSを載せて、単体でYoutubeやNetflixなどの動画配信が見れたり、スピーカーを内蔵したプロジェクターもあります。実際、kikorist新邸で導入予定のViewSonicのX10-4Kも単体での動画配信に対応し、スピーカーも内蔵。
ただし、動画配信以外にディスクメディアを見たい場合は、Blu-rayプレイヤーやBlu-rayレコーダーが必要になりますし、音声をちゃんとサラウンドで聞きたい場合はAVアンプとスピーカーは必須です。
レコーダー/プレーヤー/ゲーム機など映像出力機器
kikorist夫婦でのシアターは、主に映画(Ultra HD Blu-rayを含むBlu-ray)及びアニメを見る予定ですので、Blu-rayレコーダーを用意することにしました。
BDレコーダーならBDプレーヤーと違って、地デジやBS/CSのチューナーも内蔵しているので、テレビを見ることも可能になります。
現在の採用予定はSONYのBDZ-FBW1000です。
SONY ブルーレイ/DVDレコーダー BDZ-FBW1000

SONYのBDZ-FBW1000はリビングで使ってるけど、レスポンスや番組録画などまずまず満足しています。
安くなっていれば2021年モデルのBDZ-FBW1100にする可能性もあります。

2階のリビングがSONYなので、レコーダーもSONYで統一しておけば2階のテレビで3階のレコーダーの録画番組を無線LAN経由で見るといったことも可能。
BDレコーダーならBDプレーヤーと違って、地デジやBS/CSのチューナーも内蔵しているので、テレビを見ることも可能です。

kikorist夫婦はあまりテレビは見ませんが、オリンピックやサッカーワールドカップなどをスクリーンで見ることも可能です。
テレビ放送は見ないということであれば、Blu-rayプレーヤーでもいいです。

HDDがない分レコーダーよりも安くなります。
ゲームがメインということであれば、PlayStation5はUltra HD Blu-rayも再生可能なので、PlayStation5を繋げるというのもアリです。

PS5は動画配信にも対応していますし、nasneと組み合わせれば地デジも見れます。PS5は品薄なので入手できればですけど…。
kikorist夫婦はAmazonPrimeビデオをよく視聴するので、別途4K対応のAmazon Fire Stickも用意しました。
したがって、kikorist新邸の再生機器は、BDレコーダーのBDZ-FBW1000とFire TV Stick 4Kになります。
AVアンプ
AVアンプとは、複数の再生機器を切り替えて選択した映像を出力する機能と、選択した映像機器の音声信号を増幅してスピーカーを鳴らす機能を備えた機器
です。

出力する投影機器を選択/切り替え

プレーヤーの電気信号をアンプでスピーカー駆動に必要な電気信号に増幅
AVアンプの説明や選び方はこちらの記事に詳しくまとめています。
kikorist新邸では、DENONのAVR-X1600H-Kを選択しました(既に購入済み…笑)。
セカンドリビングでは5つしかスピーカーを接続しないので、5.1ch対応モデルのAVR-X550BT-Kでも十分なのですが、AVR-X1600H-K
はハイレゾに対応していたり、Airplayやネットワーク経由での音楽再生に対応など多機能なのでこちらにしました。

AVR-X1600H-Kでも4万ちょっとだからコスパ抜群!
スピーカー
スピーカーは全てYAMAHAの天井埋め込みタイプ
にしました。
2階のメインリビングはフロントはトールスピーカーとセンタースピーカーを採用しましたが、セカンドリビングは7.5畳と狭く、通路にもなっていることから床置きのスピーカーは諦めて、外観を優先。

居室や書斎への通路も兼ねているセカンドリビング
フロントL/R
フロントL/Rはせめて少しいいやつを、ということで、YAMAHAのVXC6にしました。
YAMAHAの天井埋め込みスピーカーはブラックとホワイトの2色がラインナップされており、付属のスピーカーグリルも塗装することが可能なのでオススメです(塗装はYAMAHAがやってくれるわけではありませんが…)。

2本セットで価格もそこまで高くないし。
センター
センターはこのシリーズで唯一1本単位で購入できる同じくVXC2FBを採用。
サラウンドL/R
サラウンドL/RはコスパのいいVXC3Fにしました。
スピーカーのパース
スピーカーはこのように全て天井埋め込みになります。

天井スピーカーの配置
床はこのようにスッキリ。通る際も邪魔になりません。

セカンドリビングのパース
なお、スピーカー用の穴は住友林業で開けてもらい、引き渡し後でDIYでスピーカー配線とスピーカーの設置を行います(プロジェクターとスクリーンもDIY取り付け)。
スピーカーの穴開け加工は1か所6,410円で合計32,050円、CD管の配管は一式で25,720円でした。
スピーカーは天井の梁などと干渉すると設置することができないので、打ち合わせ時に梁などを回避する位置を設計氏と相談済みです。

梁などが絡む場合もあるので、設計との確認は念入りに。

スピーカーの設置指示
スピーカーの天井埋込にしない場合は、ブックシェルフスピーカーをブラケットで吊るしてもいいと思います。

現在は賃貸なので、2×4をラブリコで突っ張って、ブラケットで吊るしています。

スピーカーブラケット

音質的には埋め込みよりもブックシェルフのほうが有利です。
サラウンドスピーカーにどこまで求めるかによりますが…。
各機器の接続
機器の設置場所
AVアンプとBDレコーダーは部屋の隅に設置するラックに収納します。

部屋の隅に設置するラックに各機器を収納

あわせてBlu-rayディスクなどもここに収納。
そして、プロジェクターやスピーカー設置場所にはあらかじめCD管を通す依頼をしてあり、各CD管はラック裏に集約されるようにしています。

部屋の隅に集約されるCD管(オレンジ色の配管がCD管)
CD管がないと、アンプと各スピーカー・プロジェクターを繋げないので、ホームシアターを入れようと思っている方(そして配線を綺麗に処理したい方)は必ず設計時にCD管の配管を指定をしておく必要があります。
CD管には直径の指定も必要です。スピーカーケーブルはΦ16(直径16mm)のCD管で大丈夫ですが、HDMIケーブルが通るプロジェクター部分だけはΦ32(直径32mm)で入れています。

Φ32にしておかないと、HDMケーブルのコネクターが通りません。
なお、HDMIケーブルの長さが5m以上になる場合は、光ケーブルタイプのHDMIのほうが無難だと思います(通常のHDMIケーブルは長距離伝送が出来ないことがある)。
ラック裏にはマルチメディアコンセントも追加しています。

そう、着工合意時に見落としていて、慌てて後から追加で付けていただいたコンセントです。
アンテナケーブルをレコーダーに繋げば、地デジとBS/CSが視聴・録画可能です。
各機器の配線
各機器の配線と電源は以下のようになります。

各機器の接続
このうち、ラックには入らないプロジェクターとスピーカーはCD管で配管。
機器に合わせた数のコンセントも準備が必要です。

プロジェジェクター用は天井に、機器を設置するラック部分には6つ口のコンセントを用意しておきました。
本記事のまとめ
本記事では、天吊りのプロジェクターと天井埋め込みスピーカーを導入したホームシアターでの機器接続にすいて解説しました。
各種コンセントと配管、プロジェクターとスピーカー用の下地補強さえしっかり準備していれば、それほど難しくはありません。

これで3階のプロジェクター設置に向けた解説も終了。
参考になれば幸いです。

既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。





















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