【2024年1月版】住友林業の最新の標準仕様と設備を徹底解説

設備仕様
オススメ記事設備仕様

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ハウスメーカーを検討する際に気になるのが標準仕様ではないでしょうか。

展示場はオプションを盛りに盛った豪華仕様であることも多く、オプションを付けなかった場合にどのような設備になるのか気になる方も多いと思います。

そこで、本記事では2024年1月時点の最新情報をもとに、住友林業の標準仕様について解説しています。

最新の標準仕様集

最新の標準仕様集

これから住友林業で建てることを検討している方の参考になればと思います。

なお、詳しい各設備の内容や特徴、オプションはこちらで一覧としてまとめています。

また、施主おすすめのオプションについてはこちらの記事でまとめています。

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標準仕様(推奨仕様)とオプション仕様(提案仕様)

標準仕様(推奨仕様)とは

住友林業を含め、多くのハウスメーカーではキッチンやシステムバス、トイレ、洗面台、床材や外壁といったものに「標準仕様」というものを用意しています。

「標準仕様」とは、追加で費用を支払わなくても、「標準で導入できる設備」「本体に含まれる設備」という意味です。

なお、標準仕様=1つとは限りません。例えばキッチンではLIXIL、トクラス、クリナップのように複数のメーカーがラインナップされており、どのメーカーを選んでも差額はありません。

オプション仕様(提案仕様)とは

それに対して、「オプション仕様」とは、施主の好みにより追加したり変更する設備や仕様です。多くの場合、グレードアップとなり上乗せ費用になることが多いですが(たとえば標準では浅型の食洗器を深型に変更するようなケース)、なかには減額になるものもあります(たとえば食洗器をなしにして収納にするようなケースや、トイレを2個→1個にするケース)。

住友林業では、標準仕様のことを「推奨仕様」と言い、オプション仕様のことを「提案仕様」と言います。そして、提案仕様で発生する部材とその取付のことを「提案工事」と言います

きこりん税とは(2022年3月中旬からなくなりました!)

提案工事に対しては、その個別の提案工事代金に加えて、提案工事の総額の12%が「諸費用」として追加で必要になります。この諸費用のことをネットでは「きこりん税」と呼んでいます。

kikorist夫
kikorist夫

個別明細があるのに諸費用って意味が分からない…。

しかもバカにならない金額だし、諸費用にも消費税が乗っかるし…。

営業氏
営業氏

追加部材の保管費用や管理費用などでいただいています。

kikorist妻
kikorist妻

って言われても全然意味わからない。
決まりだから払うけど…。

きこりん税については、住友林業施主間では有名(悪名という意味で…)だったためか、2022年3月中旬からきこりん税(諸費用)の表記なくなったとのことです。

ただし、きこりん税がなくなったと言っても表示の話ですので、提案工事が12%安くなったわけではなく、総額は変わらないとのこと。

kikorist妻
kikorist妻

私たちの打ち合わせ当時はきこりん税がありましたので、私たちの打ち合わせ記録の金額はきこりん税が別途かかっている点にご注意ください。

kikorist夫
kikorist夫

金額は同じでも外税表記がなくなったおかげで、提案工事明細の金額は計算しやすくなりました。

kikorist夫
kikorist夫

今まではこれを追加(減額)したら、「◯◯円プラス(マイナス)きこりん税12%」という計算が必要だったので…。

住友林業の仕様変更(2021年4月)

住友林業は2021年4月に標準仕様の変更を行っています

My Forest BF

My Forest BF

商品としては「My Forest BF」という名称ですが、大まかな変更点は下記の通りです。

  • 従来提案仕様だったものを標準仕様に変更。
  • その代わり本体価格をアップ。
kikorist夫
kikorist夫

あんまり変わった感じがしない…

というのも、今回の仕様変更は新規設備の導入というわけではありません(プレスリリース上は新商品になっていますが…)。

従来の住友林業施主の間では、「人気の設備の多くが提案仕様(=オプション)で、そのため契約後の打ち合わせ段階で設備仕様を詰める際にオプション追加で増額になる」という点が不満になっていました

その点は住友林業も把握しており、今回の仕様改定では、従来提案仕様だった設備が最初から標準として選べるようになっており、契約後の増額が発生しにくくなっています(特に高額だった水回りが軒並みグレードアップ)。

標準設備のグレードアップ

標準設備のグレードアップ

ただし、具体的な金額は公表されていませんが、新しい仕様について説明を受けた施主の方に聞いた話では、その分本体価格もアップしており、従来の仕様でオプション追加した場合と、金額面では結果的に変わらないという話です。

kikorist妻
kikorist妻

あくまで契約後の増額という、顧客の不満を改善するための改良ということね。

kikorist夫
kikorist夫

そう言う意味では仕様変更前の施主もちょっと安心…笑

したがって、新しい設備が導入された…というわけではありませんが、建築費が上がった代わりに最初からいいグレードのものが入っているということになります。

住友林業は、従来から比較的標準仕様のグレードが高かったので、今回の変更でハウスメーカーの中では最高といってもいい標準仕様となりました

キッチンなどは標準からグレードを落としても減額されないと聞いていますので、BF構法がいいと思っただけでそんな豪華な設備はいらない…という方にはあまり向かなくなってしまったのも事実です。

kikorist夫
kikorist夫

ウッドショックで大手ハウスメーカーも6月以降建築費が上昇していますが、ウッドショックが終わっても、建築費が下がることはなさそうです。

kikorist夫
kikorist夫

営利企業として増収増益を確保し続けなければらないので、値下げはあり得ない。
ウッドショックが落ちついて木材価格が下がった際は、他の仕様変更(グレードアップ)などで上昇した価格を維持すると思われます。
※あくまで個人の予想です。

住友林業を含めて年々上昇している建築費や坪単価については、こちらの記事にまとめています。

とはいえ、仕様が上がった分、いい家が建つのは事実なので、住友林業の標準設備を解説していきます。

住友林業標準の床材

住友林業の標準仕様を語る上では一番に挙げたいのが床材です

住友林業の床材

住友林業の床材

住友林業の特色として、標準で床材が無垢(床暖房を入れる場合は、床暖房対応の挽板)であるという点があります。

kikorist妻
kikorist妻

さすが住友「林業」なだけある!

kikorist夫
kikorist夫

標準で無垢フローリングを採用しているハウスメーカーは住友林業くらいです。

標準で無垢・挽板となるのは玄関ホールとメインの居室(=簡単に言うとLDK)で、その他の居室は標準が突板となりますが、それでも無垢が標準というのは大きいと思います(他社ではホールとLDKだけでも数十万は追加になります)。

標準で選択できる床材については、無垢はオークとメイプルになりました(以前は標準だったクリはカタログ落ち)。

挽板は2021年4月の仕様変更でうづくりも標準で選択できるようになりました

標準の無垢フロア

標準の無垢フロア

標準の挽板フロア

標準の挽板フロア

kikorist夫
kikorist夫

私たちが採用する、朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアムも標準で選択が可能に!

また、寝室や子供部屋に採用されるのがシートでなくて突板というのも特徴

標準の突板フロア

標準の突板フロア

kikorist夫
kikorist夫

木にこだわる住友林業の意地って感じ…。

他ハウスメーカーではシートフロアであることも多いので、無垢床を含めてグレードの高い床材を標準で採用しているのが住友林業の大きな特徴になります。

その他、提案仕様も含めた住友林業の床材の詳細についてはこちらの記事にまとめています。

住友林業標準の建具

床材と並んで住友林業の大きな特徴の1つに、標準でハイウォール建具(ハイドア)であることが挙げられます。

ハイウォール建具とは、天井の高さまであるドアのこと。

ハイウォール建具にすることで、垂れ壁のないスッキリしたデザインになるとともに、ドアを開けた際も隣の部屋に繋がるような印象を与えて、部屋を広く見せる効果があります。

住友林業標準の建具

住友林業標準の建具

住友林業クレストのオリジナルの建具で、どんな床材でも合うように豊富なカラーバリエーションとなっていることも特徴です。

また、開き戸、引き戸全てに標準でソフトクローズシステムが採用されているのも住友林業だけではないかと思います。
※違っていたらご指摘ください。

細かい使い勝手含めて考えられているのが住友林業が優れている点だと思います。

標準に含まれる建具の枚数と言うのは決まりはないですが、建具を削減すると本体工事は5万円~10万円ほど安くなります(金額は開き戸が安く引き戸や引き込み戸は高いです)。

住友林業標準のキッチン

2021年4月の商品改定により、住友林業で標準で選択できるのは、LIXIL、トクラス、クリナップのキッチンとなりました

LIXILのキッチン

LIXILのキッチン

トクラスのキッチン

トクラスのキッチン

クリナップのキッチン

クリナップのキッチン

商品改定での大きな変更点は、前述したように各キッチンメーカーの人気かつ高額だったオプションが標準化されたことです。

主な変更点
LIXIL大理石/ステンレス→セラミックトップに変更
トクラス従来のニューグラーナカウンターに加えて
テノールカウンターも標準で選択可能
塗装扉も標準で選択可能
クリナップ洗エールレンジフードが標準に変更
永大産業標準ではなくなり、提案仕様に変更

各社人気の仕様が標準となりました。特にLIXILのセラミックトップは従来は30万円(フルフラット場合)の高額オプションだったので、それが標準化されたのが大きいです。

どのメーカーを選んでも差額はないので、セラミックが標準になったLIXILが一気にオトクになりました

kikorist妻
kikorist妻

トクラスの大理石や塗装扉に惹かれるならテノールカウンターが標準になったトクラスの仕様変更も魅力的かも。

kikorist夫
kikorist夫

クリナップの洗エールレンジフードの標準化は嬉しいけど、他の2社と比較して金額的なインパクトとしてはちょっと弱いかも…。

2021年3月までは選択可能だった永大産業についてはあまりに人気がなさ過ぎたので、標準キッチンから外れた模様…(提案として仕様を大きく変更となりました)。

kikorist妻
kikorist妻

私たちの解説でも特にいいとこなしでしたので当然かしら。
ショールームにも置いてない支店が多いし…。

なお、各メーカーともに標準では壁付けキッチンとなり(対面は可能)、アイランドやペニンシュラは提案仕様となります。

基本的に従来提案仕様だったものが推奨になっただけですので、選べる内容としてはほぼ同等です。提案仕様も含めたキッチンの詳細はこちらの記事をご覧ください。

また、キッチンメーカー別の最新仕様を各記事にまとめています。

その他のキッチン設備はこちら。グースネック水栓や浄水器なども標準です。

キッチンの標準設備

キッチンの標準設備

kikorist妻
kikorist妻

どうせなら深型食洗器やタッチレス水栓も標準にしてほしかった…。

また、提案仕様としてパナソニック、キッチンハウスも選択可能。特にキッチンハウスはオシャレなデザインに加えて、ミーレなどの海外製食洗器が導入できるので非常に人気です。

パナソニックやキッチンハウスの仕様はこちらの記事にまとめています。

住友林業標準の洗面台

2021年4月の商品改定により、住友林業で標準で選択できるのは、LIXIL、住友林業クレスト、TOTOの洗面台となりました。LIXILについては、2021年3月以前はミドルクラスのL.C.でしたが、ハイクラスのルミシスに変更になっています。

LIXILの洗面台

LIXILの洗面台

住友林業クレストの洗面台

住友林業クレストの洗面台

TOTOの洗面台

TOTOの洗面台

主な変更点
LIXIL標準がL.C.からルミシスに変更
住友林業クレスト提案だったHGCDが標準で選択可能
TOTO提案だったHDTDが標準で選択可能
kikorist妻
kikorist妻

個人的には展示場でも導入が多い住友林業クレストが標準になったのが嬉しい!

2021年3月以前はLIXILのL.C.、PanasonicのC Lineが標準で、LIXILのルミシス、PanasonicのLクラス、住友林業クレスト、TOTOが提案仕様でした。

以前提案仕様だったものが標準になった一方で、新たに従来なかった永大産業の洗面化粧台が提案仕様に追加となりました。

提案仕様も含めた洗面台の詳細はこちらの記事をご覧ください。

住友林業標準のシステムバス

2021年4月の商品改定により、住友林業で標準で選択できるのは、LIXILと積水ホームテクノ、トクラス、TOTOの4社となりました。

大きく変わったのはTOTOが標準で選択できるようになったこと。

TOTOのシステムバスが標準で選択可能

TOTOのシステムバスが標準で選択可能

kikorist夫
kikorist夫

20121年3月以前はTOTOは提案仕様でしたが、標準で選べるようになりました。

kikorist妻
kikorist妻

TOTOは10万円程度追加費用が必要だったので、それが標準になったのは嬉しい!提案仕様だっただけに、開き戸が標準など他社よりグレード高めだし。

ただし、以前のTOTOの仕様ではタッチ水栓(他メーカーで約8~10万円のオプション)が標準でしたが、今回はタッチ水栓は標準ではなくなっているとのこと(提案仕様では選択可)。

とはいえ、それまで標準だったTOTO以外の3社を選んでも減額にはならないとのことなので、オトク度という意味ではTOTOがベストです。

その他、細かい点では、LIXILの浴室扉は、以前は折れ戸が標準でしたが、引き戸が標準となりました。

提案仕様も含めたシステムバスの詳細はこちらの記事をご覧ください。

住友林業標準のトイレ

標準はメインフロア(1階)がロータンク型トイレ、サブフロア(2階)が分離型タンク式トイレで、メーカーはTOTOが標準です。

少し追加費用はかかりますが、ほぼ差額なしで同クラスのLIXILも選択可能です。

ロータンク型トイレの1階には住友林業クレストの洗面台、分離型タンク式トイレの2階には住友林業クレストの収納が標準で付きます。

標準のトイレ

標準のトイレ

なお、トイレは2つが標準ですが、1つにした場合は減額となります(減額費用はロータンク型とタンク式分離型のどちらを無くしたかによって異なります)。

トイレは今回の仕様変更では変更されなかった部分です。提案仕様も含めたトイレの詳細はこちらの記事をご覧ください。

住友林業標準の玄関/玄関収納

玄関ドアはLIXILや三協アルミなどから選択が可能です。

また、カタログに記載はありませんが、住友林業に限らず注文住宅で大人気のオプションである電気錠も標準仕様に含まれるようになりました。

ポーチタイルはLIXILのグレイスランドが標準。

住友林業標準の玄関ドア

住友林業標準の玄関ドア

玄関収納は、住友林業クレストのコの字型のシューズボックスが標準で付属します。

住友林業クレストの標準の玄関収納

住友林業クレストの標準の玄関収納

他のクレスト商品と同じく、どんな床材にも対応できるカラーバリエーションが揃っています。

シューズボックスをなくした場合は約9万円が減額となります。

住友林業標準の壁紙(クロス)

住友林業では標準で69色のクロスから選択可能です。

住友林業標準のクロス

住友林業標準のクロス

標準のクロス集

標準のクロス集

標準のクロスは正直物足りないので、サンゲツなどのメーカークロスから選ぶ方がいい気がします

kikorist妻
kikorist妻

差額も1部屋変えても数千円程度ですし。

住友林業標準の外壁

住友林業標準の外壁は吹付塗装の外壁です。吹付塗装とは、モルタル(=コンクリートの下地)をスプレーガンで専用の外壁塗料を吹き付けして塗装する仕上げ方法。

シーサンドコートと呼ばれる貝殻や珊瑚などを含んだキラキラ輝く住友林業定番かつ独自の吹付塗装と、昨年登場したくすみカラー/アースカラーを多くラインナップしたSODO(そうど)の2種類があります。

シーサンドコート

シーサンドコート

SODO

SODO

吹付塗装のメリットとしては、サイディングのような目地が出来ず、高級感のある外装に仕上げることが可能です。特に住友林業の吹付材は住友林業の独自の素材を使っており、他社ではマネができません

刷毛引き仕上げ

シーサンドコートの刷毛引き仕上げ

一方、吹付塗装のデメリットとしては、地震などでひび割れしやすい、雨だれなどが目立ちやすいという点が挙げられますが、シーサンドコートやSODOは追従性のある塗装になっており、震動などでひび割れするようなことはほとんどないと言われています。

雨だれについても個人的には色々な展示場(築5年~10年含む)を見ましたが、雨だれはほとんど目立ちませんでした。これは前面道路の交通量(排気ガスの多さ)、周囲の環境(土埃の多さ)などにもよると思われますので、いくつか展示場を訪問しながら築年数とあわせて確認するのがオススメです。

吹付塗装の保証は30年と長期保証となっています。

仕上げは標準ではラフという吹きっぱなしが標準ですが、提案で刷毛引きやヘアラインなども選択できます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

なお、サイディングも選択可能で、サイディングを選んだ場合は吹付塗装よりも減額になります。サイディングも30年保証を謳っているので、雨だれなどが気になる場合はサイディングも検討してみてもいいと思います。

サイディング

サイディング

サイディング

サイディング

住友林業では外壁タイルは提案仕様となっています。

アクセントとして採用することもできますし、総タイルも可能。住友林業の仕様品で総タイルにした場合は30坪程度の家で80万~100万円前後のアップとなりますが、再塗装などが不要なので、長い目で見れば総タイルもありだと思います。

なお、住友林業の半規格住宅フォレストセレクションの場合は、選択できる外壁はサイディングのみとなります。

住友林業標準の屋根/窓

標準の屋根は30年耐久仕様のコロニアルグラッサとなります。

コロニアルグラッサ

コロニアルグラッサ

提案仕様で瓦も選択可能です。

窓は地域によって標準仕様は異なります。省エネ区分5地域の場合は、アルミ樹脂複合サッシのペアガラス、LIXILのサーモスIIが標準となります。北海道などでは樹脂サッシが標準となります。

5地域であっても、提案仕様でより高断熱なサーモスXや樹脂窓のAPW330を選択可能です。

kikorist新邸の場合は、リビングの大きめの窓のみサーモスX、それ以外はサーモスIIにしています。

住友林業の保証制度

住友林業の保証制度はこちらの記事で詳しくまとめています。

kikorist妻
kikorist妻

他社と比較しても非常に充実した保証、メンテナンス費用となっています。

kikorist夫
kikorist夫

30年目までは10年目、20年目の防蟻処理の10万円×2回のみで、定期点検も無料です。

住友林業で標準仕様には含まれないないもの

標準で含まれると思っていたら、意外に標準ではないというものも実は結構あります

これらは標準には含まれていませんので、追加する場合は追加費用となります。

収納などの棚板、パイプハンガー

収納などの棚板やパイプハンガーは個々の家で広さや数量が違うので、標準仕様では含まれません。本体工事に含まれてしまうことも多いので気付きにくいですが…。

子供部屋などのクローゼットも同様で、追加で費用がかかります。

棚板などが本体工事なのか提案工事なのかは支店や設計によっても違うようです。kikorist夫婦の場合、フリーバックシェルフやチェスターフィットなどのカタログのあるような商品の場合は提案工事でした。

棚板は大きさにもよりますが、1枚4,000円程度、パイプハンガーは枕棚(上段の棚)含めて1マス(=91cm)あたり1万円程度です。

kikorist妻
kikorist妻

パイプハンガーなどを増減させると本体工事が増減します。

このあたりが分かりにくい…。

物干しフック

実は物干しフックもオプション

kikorist妻
kikorist妻

最近はベランダのない家も多いし、物干しラックなどを持っている場合もあるしね…。

ベランダがある場合は提案工事で川口技研のホスクリーンを付けることが一般的です。

また、室内干し用のフックとしては、ホスクリーンやエアフープなどが選択可能。

川口技研のホスクリーン

川口技研のホスクリーン

kikorist夫婦はめんどくさがりなので、Panasonicの電動のホシ姫さまにしました

カップボード/キッチン背面収納

個人的にはかなり意外だったのですが、カップボード(=食器棚)も標準では付属していません。これは住友林業だけでなく多くのメーカーで標準外です(工務店系だと標準のことが多いようです)。

住友林業クレストのカップボード

住友林業クレストのカップボード

営業氏
営業氏

既に家具としての食器棚を持っている方もいますので…。

kikorist夫
kikorist夫

ネットを見てる限りほぼ100%の方がカップボードもキッチンと合わせて購入している気がします…。

カップボードはメーカーや素材/面材などによって価格は様々ですが、180cm~240cm幅で15万円~30万円ほどです。

また、キッチンは壁付けキッチンが標準のため、アイランドやペニンシュラなどの対面にしてダイニング側の背面収納を設ける場合は、オプションとなります

ちなみにオーナーからの紹介割引で住友林業を契約すると、ダイニング側収納のチェスターフィットライトが無料サービスとなります(ウッドタイルと選択式)。

ウッドタイル/スタイルシーリング

住友林業の三種の神器でもあるウッドタイルやスタイルシーリング(ハーモシーリング)ですが、残念ながら標準では含まれません

ウッドタイル

ウッドタイル

ウッドタイルは、2.275m幅(2.5グリッド)でだいたい15万円強です。

ハーモシーリングは3畳ほどのスペースで5万円ほどです。

kikorist妻
kikorist妻

標準ではないものの、入れると一気に住友林業らしさが出るのでオススメ。

kikorist新邸でも3階に取り入れています。

本記事のまとめ

本記事では住友林業の標準仕様についてまとめました。

2021年4月の仕様変更では、価格も上がりましたが仕様も大幅にグレードアップしました

特にLIXILのキッチンのセラミックカウンターや、住友林業クレストの洗面台、TOTOのシステムバスなど、従来であれば総額で50万円以上の追加となっていたオプションが標準化されたのは驚きです

これらは契約時に標準で含まれるので、契約後に打ち合わせしている間に増額している…という事態が抑えられるというメリットがあります。

住友林業ではこれらの設備仕様のグレードが高いことに加えて、標準で無垢板/床暖房対応挽板、ハイウォール建具、吹付塗装など魅力的な仕様を揃えています

そういった仕様に魅力を感じられる方は、住友林業をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

あわせて、構造的な面では住友林業独自のビッグフレーム構法も大きな魅力となっています。本記事では設備面について解説しましたが、次回はBF構法について掘り下げて解説予定です。

参考になれば幸いです。

なお、詳しい各設備の内容や特徴、オプションはこちらでまとめています。

また、施主おすすめのオプションについてはこちらの記事でまとめています。


kikorist妻
kikorist妻
私たちが参考にした住友林業の施主ブログの一覧はこちら
既に完成してwer内覧会している方のブログは特に参考になるはず。

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kikorist夫
kikorist夫
住友林業を検討中の方には、ご紹介が可能です。紹介値引きと優秀な営業担当が付くので、ご興味ある方は下記ページをご覧ください。

コメント

  1. すみりん施主 より:

    これってTHE Forest BFの仕様じゃなく、
    My Forest BFの仕様だと思います。
    私自身がMy Forest BFで契約しており、
    新商品が出ました、と紹介されての契約でした。
    坪単価自体が上がったのもMy Forest BFです。

    • ご指摘ありがとうございます。
      確かにMy Forest BFでしたね。修正しておきました!

      • すみりん施主 より:

        とても詳細に書いてあるので、
        商品名が異なると勿体無いなと思いまして
        指摘させていただきました。

        迅速なご訂正ありがとうございます。
        また、これからも楽しみにしております。

  2. to より:

    キッチンなのですが、住友林業と打ち合わせの際にセラミックトップは推奨ですが、他のメーカーの推奨より20万くらい高いと言われました。
    ユニットバスについても数万程度ですがTOTOは高いと言われました。

    • うーん、おかしいですね…。
      収納やオープンの対面式にしてセラミック面積が大きくなったなどではないでしょうか?
      色々施主さんにも聞いてますが、システムバスも同額のはずです。

  3. Mi より:

    こんにちは。
    本日住友林業で標準仕様の冊子をもらったのですが、こちらの最新の情報よりも古いものでした。冊子が古いだけなのでしょうか?支店によって違うのでしょうか?

  4. TAT より:

    こんにちは
    9月に契約して基本仕様の打ち合わせ中です。

    3階建のPROUDIOですが、見積もりでは吹き付け塗装のシーサンドコートとLDKの挽板が提案工事になっています。その他は今のところこの記事にご記載の通りのようです。

    商品によって異なるのでしょか?

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